治療という名目の調教が始まってから半年、 雪音は貞操帯による劣情の蓄積によって思考能力に 枷を嵌められ、周囲から孤立させられていく。 男との性交や施設の運営する裏動画サイトへの 出演は男に対する歪んだ仲間意識を植えつけ、 罪悪感や背徳感、羞恥心を巧みに利用した調教に よって精神的にも肉体的にも、男に依存させられて いく。 骨の髄まで奴隷精神を植え付けられた雪音は、男に 奉仕し悦ばせることが自らの使命と錯覚させられた 恋奴隷と化し、生来の真面目さや責任感は、男への 妄信的な忠誠心と変質する。 まれに理性が働き現在の状況に疑問を覚えるが、 そのたびに男に手懐けられた子宮から焼け付く ような恋慕の情を想起する電気信号が送られ、 わずかに芽生えた反抗心を上書きしていく。 あらゆる鎖によって雁字搦めにされ、洗脳されて いることに気付く機会すら奪われた雪音は、もはや 卑劣で悪辣な意図を隠さなくなった男から 「35号奴隷」と名付けられ、忠実な奴隷として 男に尽くし愛奴への道を進み始めるのだった。