改変された世界の片隅で ~メイド・犬山チトセ編~ 第二章
Added 2018-11-12 13:05:24 +0000 UTC私たちメイドは、ご主人様に絶対服従でなければなりません。
それは例えどんな性癖や趣味を持つ方がご主人様になっても変わりません。そういう意味では、この家に仕える私たちは幸運な方だと言えるでしょう。
世の中には猟奇的な趣味趣向を好む方もいらっしゃいますし、ラバーメイド服などとは比較も出来ないほど変態的な性質を好む方もいます。
雇われる前段階で選別は行われており、性癖の極端なミスマッチはないとされていますが、本当にそうなのかはわかりません。
ですが少なくとも私に関しては、ご主人様自体やその趣味趣向に関して、強い嫌悪感や拒否感はありません。
むしろラバーフェチに関しては私自身もその気があるので、毎日身に付けるラバーメイド服も含めて非常に好ましいと感じているくらいです。
メイド長のように親愛、とまではいきませんが、敬愛の感情は持てる主に仕えることが出来て、ありがたいことです。
そんなご主人様は、近くに立った私に対して命令をくだしました。
「スカートを持ち上げて、股間を見せて」
「承知、しました」
ラバーメイド服の分厚いロングスカートを持ち上げます。
材質がラバーですのでかなり重く、両手を使わなければなりませんでした。手もラバーに覆われていますので、滑ってスカートを下ろしてしまわないように、結構強く握る必要があります。
インナースーツでもある薄いラバースーツに覆われた股間が、ご主人様の視線に晒されます。下着も貞操帯も身に付けていませんので、さぞかしくっきりと股間の形が浮き上がっているのが見られていることでしょう。
強い視線を感じて、思わず腰が引けてしまいそうになりますが、なんとか堪え、むしろ突き出すようにして立ち続けます。
先ほどから胸の大きい同僚の乳房を触っていたご主人様は、その同僚の耳元になにやら囁き、同僚から離れてこちらに近づいてきます。
ご主人様の手から離れた同僚は、なんとその場で自分で自分の胸を揉み始めました。勝手に自慰を始めたわけではなく、恐らくご主人様にそうするように言われたのでしょう。
自分で触る分、どこをどう触れば気持ちよくなれるのかわかっているのでしょう。迷い無い動きで、彼女は自身の胸を弄っています。
「ん……んぁ……はぁ……ふっ……くぅ……ぁ……っ」
そんな同僚の喘ぎ声がBGMとして流れる中、ご主人様は私の目の前にしゃがみ込みました。スカートをめくっている私の前にしゃがみ込むのですから、当然のように股間にご主人様の視線が至近距離から向けられます。
「……っ」
視線の強さにむずむずするような感覚がして、私は身を捩りました。その動きだけでも、私の身体を包むラバースーツは正確に私の身体を締め付け、擦れて、全身に快感を生み出します。
「ふぅん……まだ触れてもいないのに、かなり気持ちよくなってるみたいだね」
わずかな変化を見られたのでしょうか。その場所が濡れに濡れていることを、ご主人様は見抜いているようです。
そのご主人様の言葉に羞恥を覚えるも刹那。
ご主人様の指が、私のそこに触れてきました。
目の前のメイドは顔をリンゴのように赤くするほどの恥ずかしさを堪えながらも、スカートをたくし上げて、薄いラバースーツに包まれた秘部を僕の前に晒している。
薄いラバーに覆われていて、隠されているはずなのに、あるいは直接見えているよりも恥ずかしい思いをしているに違いない。少なくとも形はハッキリと見て取れる。
僕はその絶妙に『隠されつつ晒されている』という調整に満足していた。メイド長と時間をかけて調整した甲斐があると言うものだ。
「そのまま動かないでね」
前にいるメイドに呼びかけながら、その真正面にしゃがみこむ。七番のメイドは一瞬腰をひきかけたけど、すぐに、さっきより突き出すように腰を前に突き出した。
こちらがそこを見ていると言うことはわかっているだろうに、自分の恥ずかしさよりも僕の命令を優先しているわけだ。彼女に限らずメイドたちはみんな忠実に僕の命令を守ろうとするところがいじらしい。
背後でもさっきまで成長したおっぱいをいじってあげていたメイドの一人が、「いいと言うまでおっぱいだけでオナニーしろ」という命令を忠実に守り続けている。
大きくなると感度が鈍くなる、なんていう俗説もあるけど、少なくともうちのメイドにはいない。普段から使わせている、ラバースーツを着る際の潤滑油に、そのための薬が仕込んであるからだ。
(もしかすると、大きくなったのもその薬の影響かな……? そんな効果があるとは聞いてないけど)
もしそうだとすると、薬の研究者にそのことを報告する必要がある。薬の効果を把握していないわけもないけど、実際に使ってみるまでわからないこともあるだろう。個人差もあるだろうし。
(もし個性によるものだとしたら……後ろのメイドはサンプルとして、研究所に送ることも考えないといけないな……)
うちからメイドがひとり失われることになるけど、世の中が発展するように協力するのは国民の義務だから仕方ない。
そんなことを考えつつ、僕は目の前のメイドに意識を集中させる。睦言を目撃したからとはいえ、仕事中に興奮するなんて、相当な好きものであることは間違いない。
厳しい罰を与える必要はないけど、ちょっとしたおしおきくらいはしてもいいだろう。
まずはどんな状態かと、その場所に軽く指を触れさせてみる。薄いラバー越しに、柔らかい恥肉の感触がした。そして、その感触をかき消すほどの濡れて、熱く蒸れた感じがする。潤滑油の影響だけではない、明らかに彼女自身の分泌した液の影響が出ている。
「うーん、こりゃすごく濡れてるね」
わざとらしく口に出して煽る。
「うぅ……ッ!」
七番のメイドは恥ずかしさのあまり唸った。哀れで弱々しいそれが、こちらの嗜虐性をより刺激するのだということをわかっていないのだろうか。
僕が摩るように指先を動かすと、彼女のそこはますます熱くなり、指から湿った感触が伝わってくる。
この場所に僕のものを突き入れたらさぞかし気持ちがいいのだろう。その誘惑に負けてしまいそうになる。
その誘惑を振り払って、興奮しすぎないように注意しながら、僕はさらにその場所を弄り続ける。彼女は体を震わせ、時に肩を跳ねさせ、与えられる快感に耐えていた。
別にイっちゃだめとは言っていないのだけど、勝手に絶頂に達したらそれはそれで罰を与えようと思っていたので、判断は間違っていない。
(けど、どこまで耐えられるかな……?)
意地悪な気分になって、さらに執拗に彼女のそこを責め立てる。
メイドたちに着せているインナー代わりのラバースーツは、着るために開く背中以外、一切開くところがない。人によっては弄りやすいように股間や胸のところに別でジッパーをつけていることもあるけど、僕的にはラバースーツは極力開いていない方がいいと思っているからだ。その分、かなり隙間や弛みには気をつけて作っている。
そのお陰で胸や股間やお尻に触った時の感覚はかなり気持ちいいのだけど、直接触ったり弄ったりするのが好きな人にとっては面倒な構造になっている。
「んあっ、はっ、あぁっ」
無心に弄っていたら、感度が高まるところまで高まったようだ。声が抑えられなくなっているし、膝も震え始めている。
あと一息で絶頂を迎えることだろう。
「い、イクッ……いっちゃい、ますっ……!」
それでも、無断で行くことはなく、ちゃんと宣言することは出来た。
ちゃんと教育が行き届いていることに満足して、僕は――彼女のそこから指を離す。
弄られ続けて、高まり続ける快感。
「い、イクッ、いっちゃい、ますっ」
真っ白になりそうになる快感を堪えながら、私はなんとか絶頂する前に宣言することができました。
絶頂を禁じられている時に絶頂してしまうのは論外だとしても、基本的に許可を得られるまでは絶頂しないようにするのがこの館でのルールです。しかし、ご主人様に弄られた結果絶頂しそうになってしまった場合は、ちゃんとイくことを宣言してから絶頂するように躾けられていました。
ルールさえ守っていれば、理不尽な罰則や躾を行われる心配はありません。
だから私は絶頂に達する前に宣言し、そのまま気持ちよく絶頂してしまおうとしました。
ご主人様の指が離れなければ。
刺激によって絶頂しかけていた私の身体は、急に刺激がやんだことで達することが出来ず、くすぶる火種だけを残して快感が引いていきます。
「……え?」
あんまりな仕打ちに、思わず変な声が出てしまいました。
それを聞かれていたのか、ご主人様は楽しげに笑っています。
「ふふ……ダメだよ。これは仕事中気持ちよくなってた君に対する『おしおき』なんだから……気持ちよく絶頂させてあげないよ」
ご主人様はそう言いながら、胸ポケットから端末を取り出します。
「そのまま動いちゃダメだからね」
そして、いまだ身体の疼く私をその場に残し、背を向けて端末を使いながら部屋から出て行ってしまいました。
あとには、胸を弄って気持ちよくなり続けている同僚と、スカートを捲り上げたまま、じわじわ燻る快感を抱えて立ち尽くす私だけが残されます。
せめてスカートをおろしたいのですが、動かないように言われたため、そうすることも出来ません。勝手に下ろしてしまったら、おしおきでは済まなくなるかもしれません。
それは自慰を命じられた彼女も同じなのでしょう。ご主人様がいなくなったあとも、執拗に自分の胸を弄り続けています。彼女は私と違って絶頂を禁じられていないのか、時折背筋をぴんと伸ばして、仰け反って絶頂しているのがわかりました。
それは羨ましいことではありましたが、過ぎた絶頂は相当に辛いものです。
あまりに短時間のうちに絶頂しすぎた彼女の膝が笑い始めていました。いまにも倒れそうになりながらも、命令に従って胸を弄る手は止まりません。
「はぁ……はぁ……はぁ……あぅ……あぁ……うぁ……っ」
もはや声を堪える余裕もないのか、だらしなく口から息を吐き出し、よだれを垂らしながら彼女は自慰を続けています。
そうなってもなお命令を貫こうとする姿勢は、素直に賞賛に値する忠誠心でした。
彼女の痴態に見入っている間に、この部屋に他のメイドたちが通りかかってきました。そのメイドたちは一心不乱に自慰を続ける彼女や、スカートをまくり上げたまま動かない私を見て、一瞬ぎょっとした様子で動きを止めます。
(うぅ……見ないでください……)
そう思うものの、はしたなく興奮しているであろうそこを晒したまま動けません。
メイドたちはすぐに私や彼女の奇行が、ご主人様の命令によって行っていることだと察し、申し訳なさそうにしながら、顔を赤くしてそそくさと去って行きます。
晒し者にされているようで、惨めでした。スカートを持ち上げている手も、限界が近いのかぷるぷると震えて来てしまいます。
ご主人様はまだ戻ってこられないのでしょうか。
もしや、私たちのことを忘れてしまったのでは、と不安になるくらいの時間が経つ頃にようやく戻ってきてくださいました。
「ごめんごめん。お待たせ。ちょっと準備に手間取った」
軽く謝罪をしながら部屋に戻ってきたご主人様は、メイド長を伴っていらっしゃいました。メイド長はあまり表情を変えずに、影のようにご主人様の後ろについています。
まず、ご主人様はふらふらになりながらもまだ自慰を続けている同僚の方を見ます。
「おっと、君はもうやめていいよ」
ようやく中断の許可がもらえた彼女は、ほっとしたように手を胸から離し、そのまま膝から崩れ落ちるように地面に突っ伏しました。頭を打ちはしないかと不安でしたが、それよりも床に突っ伏した表紙に、胸が床に擦れてしまった方が打撃だったらしく、びくんっ、と身体を跳ねさせて悶えていました。
そんな彼女を、ご主人様は頭を搔きながら見下ろしています。
「あちゃあ……ちょっとやらせすぎたか。仕方ない。どうせ送ることに決まったんだし……藍子。そいつを連れてって」
指示を出されたメイド長は、ご主人様に持っていた袋を渡します。
「……承知しました。立ちなさい」
メイド長が同僚の側に近づいて、足腰が立たなくなっている彼女に肩を貸して連れて行ってしまいました。
送る、という言葉が聞こえましたが、彼女はいったいどうなるのでしょう。
そんな風に不安に思って彼女を見送りましたが、彼女に同情している場合ではありませんでした。
「待たせて悪かったね。これを取りに行っていたから……」
そういってご主人様がメイド長から受け取っていた袋に手を入れ、中から『それ』を取り出します。
取り出されたものは、かつて学生時代に着用していたものに似た、貞操帯でした。
「あれだけ焦らしたから、さぞかし触りたくなってるでしょ? だから、今日一日これで封じちゃうね」
ご主人様の手が、私の股間を覆うように触れて――封じることを宣言されました。
第三章につづく
Comments
さくらさんに貞操帯をつけられ、悶々としている姿を見られながらいじわるされたいです💕
ken
2018-11-14 09:35:18 +0000 UTCコメントありがとうございます! 悶々とさせてしまってすみません^w^フフフ…… 貞操帯をつけられたらもっと悶々としちゃいますよー0w0
夜空さくら
2018-11-13 11:41:30 +0000 UTC今回も楽しませて頂きました💕 それにまた、朝からさくらさんの作品を読んで悶々としています。。。チトセさんのように貞操帯を着けて欲しくなってきています。。。うぅ…
ken
2018-11-12 22:26:16 +0000 UTC