感覚共有魔法 サキュバス side ④
Added 2021-09-20 14:51:18 +0000 UTC■ 感覚共有魔法という、本来は味方同士の連携を高めるための魔法を悪用し、冒険者を狩るサキュバスのお話しです^w^ この説明から大体予想される内容であってますーw-ウム
■ 某シリーズの番外編的な位置づけです。全体公開分は特にそのシリーズを知らなくても楽しめますので、ご安心ください。
■ 『サキュバス side』は全体公開、『例の冒険者パーティ side』は支援者様限定公開となります。ご了承ください。
■ この作品には強制絶頂・状態変化・オナホ化描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。なお、ハッピーエンドの予定ですーw-ウム
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サキュバスは、快感への耐性を持っている。
それはある意味当たり前で、快楽を操るサキュバスが、自ら発生させた快楽に溺れるなんていうことはあってはならないからだ。
だから、通常人間が耐えられない快感を受けても、平静でいることが出来る――はずだった。
しかしその時私に襲い掛かって来た感覚は、私の受け流せる範囲を遥かに超えていた。
「ふ、くぅっ!?」
全身を痺れさせる衝撃に、先ほどまで膣に入れていたオナホ化した女冒険者を取り落としてしまう。私の愛液に濡れていたオナホの冒険者は、地面に落ちてべちゃりと音を立てた。
それを取り落としてしまっただけではなく、空中に浮かんでいた私も地面に落下してしまう。サキュバスの基本能力である浮遊にさえ影響が出ていることから、動揺しきっているのは明らかだった。
一メートル前後とはいえ、高い位置から落ちて硬い地面にお尻を打つというのは、結構な衝撃だ。
人間より体が丈夫な私でも、十分痛かった。
「「「ッッッ……!?」」」
尻もちをついた時の痛みが、三人組の冒険者たちにも伝わったのか、それぞれの反応を見せる。
「んひゃっ!? い、いまのは……!?」
お尻を抑え、ぴょんと飛び跳ねる軽戦士。
「……ッ、んぅ……っ、な、なんだったんでしょう……?」
飛び跳ねることはなかったけど、体を固くして耐える聖職者。
「あんっ♡ これは……ふーん。なるほどね、ヴィオラ、わかっちゃったかも」
相当な衝撃が走ったにも関わらず、まるで平気な顔で受け流したエルフの弓兵。
意味深な呟きをしたエルフの弓兵に対し、軽戦士が尋ねる。
「どういうことだ? ヴィオラ」
「たぶんね。これ、感覚共有魔法ってやつ。相手と感覚を共有する魔法、じゃないかな?」
あっさりと言い当てられてしまった。
若いエルフだと自分で言っていたけれど、この三人の中では知識や経験が一番豊富なようだ。
そのエルフの言葉を受け、他の二人は納得していた。
「それで、あのサキュバスが尻もちを突いた痛みが共有されたということか」
「なるほど……あれ? でも共有ってことは、向こうも一緒ですよね? なら、攻撃できなくなっちゃうんじゃ……?」
聖職者の指摘に対し、エルフの弓兵はこくりと頷く。
「そうだけど、感覚って痛みだけじゃないっしょ?」
そこまで説明されれば、軽戦士と聖職者も理解したようだ。
「なるほどな……快感で動きを封じるわけか」
「ああ、それで……感覚を共有した途端、あのサキュバスがああなっちゃったわけですね……」
同情めいた視線を向けられる。羞恥と怒りで顔が真っ赤になるのがわかった。
けれど、実際三人から送られてくる感覚に驚いて尻もちを突いてしまっているのだから、反論など出来ない。
エルフの弓兵が実に軽い調子でそれを肯定する。
「そういうこと~。まあ、運が悪かったね。ヴィオラたち相手にそれは悪手でしかないし」
「普通なら厄介な制圧方法ではあるが……我々に限って言えば、藪蛇もいいところだな」
悔しいが軽戦士の言う通りなのだろう。
まさかこんな連中がダンジョンに潜ってくるとは思っていなかった。
「くぅ……っ!」
私は思うように動かない体をどうにか動かして、立ち上がる。立ち上がるだけでも一苦労だった。
そんな私の動きを見ながら、エルフが隣に立っている聖職者の腕の肉を指先で摘まむ。
「「痛っ!」」
抓られた聖職者と共に、私も思わず叫んでしまっていた。
「い、いきなりなにするんですかっ」
聖職者が当然の抗議をするのに対して、エルフの弓兵は軽い調子で謝る。
「めんごめんご。ちょっと確かめたくってさ。でもいまのでわかったよ。ヴィオラたちの間では感覚の共有は行われていないってことがね」
「っ……!」
気づかれた。
サキュバスの快感耐性と感覚共有魔法の合わせ技。
魔法抵抗力をすり抜けて敵に魔法をかけ、確実に行動不能にすることが出来るという意味で、最強のように思えるこの技にも弱点がある。
その一つが相手が複数の場合、全員分の感覚を私は受け止めなければならないという点だった。
向こうは私との一対一で感覚を共有するのに対し、こちらは複数人分の感覚が収束されてしまう。
私の得る快感を押し付けて行動不能にする分には支障はないけれど、相手は最悪一人を切り捨てることで私を行動不能に出来るのだ。
私は人間よりも遥かに頑丈な体を持っているけれど、重傷の痛みに耐えられるほど痛みへの耐性は強くない。
(……っ、しくじったわ……!)
特殊な装備を身に着けていることがわかった時点で、何が何でも逃走するべきだった。
合わせ技に絶対の自信を持っていたことが、かえって判断を鈍らせる結果になってしまった。
(でも、魔法を解除してしまえば……!)
「無駄だよ」
私が何をしようとしたのか魔力の流れから察したのか、エルフの弓兵がそう呟く。
その言葉通り、解除しようとした感覚共有魔法は、解除できなかった。
「残念だけど、感覚共有魔法は術者が切ろうとしても、こっち側から魔力を注ぐことで繋がったままになっちゃう欠点があるんだよねぇ。……そしてその性質は、ヴィオラたちととても相性が悪いってわけ」
その言葉の意味はすぐわかった。
魔力を操ることに長ける魔法使いや聖職者はわかる。また種族の特性的に――私が、サキュバスが快感に耐性を持つように――魔力の扱いに長けるエルフもわかる。
しかし明らかに魔力を操ることに長けているとは思えない、軽戦士にかけた魔法も解除できなかったからだ。
「ぐ……っ!? な、なんで……!」
「ヴィオラたちの着てる特殊な服、気になってるっしょ? これらはね、全部加護がついてるのさ」
「な……っ!?」
加護を宿した装備自体は聴いたことがある。
極まれに異常な強さを持つ武器防具にはその加護というものが宿っていて、その攻撃力や防御力を飛躍的に高めていることがあると。
そういった加護の武具の中には特殊な能力を宿したものがあることも。
だけどその加護付きの武具は珍しいもので、滅多にみられるものではないことも同時に知っていた。
事実いままで私がみかけてきた冒険者の中で、そんな特殊な装備を身に着けている冒険者は一人もいなかった。
それが、目の前の冒険者たちは全員がその加護付きの装備を身に着けているという。
「あ、あんたたちは、一体……なんなの……!?」
「そういえばまだ名乗りを上げていなかったか」
「名乗りをあげる必要はないと思うんだけどなぁ」
「いいや。例え不倶戴天の敵であれ、魔物であれ、名乗るべきだ」
そういうビキニアーマーを着た軽戦士は、咳ばらいをして名乗りを上げる。
「我々は――冒険者パーティ『カゴノヒト』のメンバーだ」
そのパーティ名を聞いて、私はひそかに魔族の間で囁かれていた噂のことを思い出す。
(女性ばかりの、変わったパーティが最近出来たって……!)
女冒険者をターゲットにしていた私は、そういう情報を集めていた。
『そのパーティのメンバーは奇妙な服装をしている』という話も、そういえばあった。
冒険者パーティの中には兵士のように、制服のような統一した服装をしている者もいたから、てっきりそういう制服が変わっているパーティなのかと思っていた。
まさかそのものずばり、装備自体が変わっているのだとは思っていなかった。
(く……っ! とにかく、にげ、なきゃ……!)
感覚共有魔法には距離限界がある。
自分の意思で解除できなくとも、十分距離を離してしまえば、自動的に解除されるのだ。
そう思った私は、全速力で逃げようと背中の翼に魔力を集中する。
「おっと、そうはさせないってね」
魔力の流れを完璧に掴んでいるんだろう。
エルフの弓兵はそういうと聖職者の股間に手を当てた。エルフの手がぼんやりと光る。
「「ひゃぁっ!?」」
股間から凄まじい快感が走って来て、私の集中が途切れる。
内股になって悶える私と聖職者。どうやら聖職者の股間に何かが仕込まれていて、それを発動させたようだ。
「ちょ、ちょっと……! なに、するんですかヴィオラさん……!」
「逃げられたら困るっしょ? つーわけで……ほいっとな」
再度エルフの弓兵が聖職者の股間に当てた手から、魔力を放出させる。
それと同時に、私の股間にも聖職者が感じている感覚が――快感が襲い掛かって来た。
「んきゅ、ぅ……っ!」
まるで舌であそこを舐め上げられているような感覚。
穴の中までは入ってこなかったけれど、その分その舌は執拗に割れ目を上下し、クリトリスを的確に刺激してくる。
(こ、こんな子供だましの愛撫で……っ!)
サキュバスにしてみれば、挿入を伴わない股間への愛撫など、子供の戯れ程度の扱いだ。
実際自分の股間が同じ刺激を受ければ快感を覚えることもない程度の刺激だったのだけど、いま感じているのは聖職者の感じている快感そのものだ。
彼女の体が一体どうなっているのかはわからないけど、私が思わず内股になって股間を抑えてしまう程度には、強烈な快感だった。
(ぐ、ぅ……っ! こんな……私が動けなくなるレベルの快感を受けて、いるのに……! なんで、人間が……!?)
聖職者も同じ刺激を受け、これほどの快感を覚えているはずなのに、聖職者は普通に喘ぐだけで済んでいる。
これは彼女の性感帯の開発が尋常じゃなく進んでいることを示しているのと同時に、快感への耐性がサキュバスの私並み――あるいは、それを上回っている――という証拠だった。
「……ん、ぅう……っ! じ、自分のを動かして、くださいよぉ……っ!」
「ヴィオラとレイちゃんのは強力過ぎるから……まずはクリスちゃんのからかなーって」
さらりとエルフはとんでもないことを言った。
ぞくりと悪寒が走る。
(ま、まさかこの三人……三人ともが……!?)
それぞれ聖職者と同等か、それ以上の責め具を身に着けているということだろうか。
その上で、普通に冒険者として活動できるくらいの、快感への耐性を持っているとでもいうのか。
サキュバスとしてのプライドがずたずたに傷つけられていくのを、私は感じていた。
そんな私に近づいてきた軽戦士は、私を攻撃するでもなく、地面に落ちていたオナホ化した冒険者を拾い上げた。
愛液塗れのそれを検分した後、布を取り出して大事に荷物の中に仕舞う。
「とりあえず、救助依頼の出されていたミュルランは保護できたし、早く戻って治療した方がよくないか?」
「そうだね。クリスちゃん、いつものように無力化お願い」
軽戦士と話しながらも、時折聖職者の責め具を発動させ、私の動きを止め続けるエルフの弓兵。
聖職者も一緒になって喘ぎつつも、弓兵の言葉に応答するだけの余裕があった。
「んんぅっ。もうっ、あとでカゴメさんに言いつけますから、ねっ……」
そういいながらも、聖職者は腰が抜けてしまって動けない私の方に近づいてくる。
(やばい……っ! 何をされるかわからないけれど、何かをされる……!)
痛みを共有してしまうとしても仕方ない。
私はとっさに伸ばした爪で聖職者の胸を切りつけた。これで怯ませてその隙に逃げようとしたのだけど、聖職者の乳房は私の爪を弾いてしまう。
「は?」
「……この服も、加護付きの装備ですから……サキュバスの攻撃力じゃ、傷もつけられませんよ」
「そんなの、あ、りぃいいい――!?」
いきなり体が吸い寄せられた。
両手を広げた聖職者にしがみつくように、私の体が吸い付く。
「な、なに、これっ!」
「カゴメさん……パーティリーダーから分け与えていただいた装備の一つ……ラバーシスター服に宿る加護を発動させました」
「だ、だからなによ、それ!」
「その加護の効果は……『対象と抱き合った状態で、全てを覆い、拘束する』とのことです」
そう聖職者が告げると同時に、その聖職者の着ていたラバーシスター服という、不思議な材質で出来た装備が溶けた。
まるで泥のように流動的に広がって、抱き合っている私の体まで覆ってくる。
「ひゃっ……むぐぅ!?」
思わず離れようとしたけれど、それは叶わず、むしろ自ら聖職者の口に自分の口を合わせに行ってしまう。
聖職者はハーフマスクのようなもので顔の下半分を覆っていたから、直接唇が触れ合うことはなかったけれど、そのハーフマスクも溶けだして私の顔を覆い始めた。
呼吸が出来なくなったら、いかにサキュバスとはいえ死んでしまう。
(いやぁ……! こんな、こんなわけのわからない死に方は嫌よぉ!)
いつか人間に倒される可能性は考えていたけれど、こんな訳のわからない末路はごめんだ。
必死に暴れる私に何を思ったのか、聖職者の女は――口が塞がっているはずなのに――私に声をかけてきた。
「死にはしないので、安心してください。……まあ、死ぬほど苦しいですけれど」
さらりと告げられた聖職者の言葉を最後に、私の視界は黒い泥によって完全に塞がれ、そしてそれはすぐに全身を覆いつくした。
私は聖職者と抱き合った姿勢のまま、全身を不思議な材質の物で覆われてしまった。
そしてすぐに――全身を覆った謎の物質によって、全身を強く締め付けられた。
つづく
Comments
本来ほとんどいない加護付き装備持ちが三人ですからねぇ。普通に戦っても多分サキュバスさんは負けます。最初から詰んでいたのだ……ーw-ウム カゴメと感覚共有なんかしたらサキュバスさんでさえ発狂不可避だったので、ある意味普通のパーティメンバーが来たのはラッキーでした^w^ サキュバスさんがカゴノヒト入りするかどうかは今後の展開をお楽しみに! 一応敵対種族なんで、普通ならメンバー入りは出来ないのですが果たして……ーw-フフフ……
夜空さくら
2021-09-21 04:31:13 +0000 UTCあーやっぱりw 相当強い強制力付きの加護持ちだった。 たしか拘束の度合い次第で加護が強力になって、さらにカゴメが感じている苦痛や快楽を共有したりもできたんでしたっけ? うん、ただのサキュバスでは耐えられないですねw あれ?でもこれワンチャン、サキュバスさんカゴノヒトのメンバーになれてしまうのでは? ボンテージ+快楽拘束具を身に着けたサキュバスさん。 めっちゃ絵になるだろうな~
ミズチェチェ
2021-09-21 01:15:38 +0000 UTC