VR拘束運動会 幕間 三種のペナルティ
Added 2022-06-13 14:47:38 +0000 UTC■ あらすじ:VR世界で『エッチな運動会』というシチュエーションを楽しんでいた主人公・在間明音。現実世界の息苦しさから逃れる形で、『現実世界では決して出来ないシチュエーション』を楽しんでいたつもりの彼女。しかし一旦ログアウトし、再度そのVR世界にログインすると、なんだか周りの様子が一変していて……?
■ 次の競技に行く前に、三種のペナルティの内容を確かめる箸休めのシーンです(なお、箸休めと言いつつ内容は……ーw-;)
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私の目の前に用意された三つのスイッチ。
指輪ケースくらいのサイズの、小さなレバー式で、全てのレバーがいまは手前側に倒されている。
多分レバーを向こうに倒せばペナルティがオンになるんだろう。
「どれを選ぶのが正解なのかな……」
一番影響が少なさそうなものを選ぶべきか。
それとも、次の競技がどんなものかを予想して、それで少しでも有利になりそうなものを選ぶべきか。
私は三つのスイッチをひとまず机の上に並べて、考えていた。
(とはいえ……次の競技がどんなものか、全然情報がないから……競技を予想して選ぶのは無理かなぁ)
一応、さっきの主催者っぽい男の人が言うには、どのペナルティを選んでも、それが原因で敗北が決定することはないという話だったけど。
かといって完全にフェアな状態になるかといえば、きっとそう言うわけでもないんだと思う。
あくまでペナルティなんだし、多少不利になるくらいに考えておいた方がよさそう。
(選んだペナルティによって、違う競技に参加させられることもあるだろうし……)
ペナルティから推測するのは難しい。
両腕没収の『ビーナスペナルティ』の時に、玉を拾って投げ入れなければならない『玉入れ』はないだろうというくらいのことしかわからないからだ。
(本当に不利にならないようになっているかどうか自体、わからないけれど……)
なんとなく私は、その言葉に嘘はないんじゃないかと思っていた。
ヒトイヌレースの時の処理といい、向こうも向こうで何らかの制約を抱えているのがなんとなくわかるからだ。
それでなければ、そもそも私がヒトイヌレースで勝利扱いになることも、あの状態から解放されることもなかったはず。
(……妙に処理が機械的というか……融通が利かないというか……ん……?)
少し引っかかるものを感じたけれど、それが形になることはなかった。
運営の事は考えても仕方ない。
私は改めて、私に用意された三つのペナルティのスイッチを眺める。
(……一番無難なのは……やっぱり、これ、かしら?)
三つのスイッチの内、一つを私は選んでレバーを倒してみた。
かちりと音が響き、私の身体に変化が齎される。
尾てい骨の辺りから尻尾が生えて、ぴんとまっすぐ伸びた。
一番影響が少なさそうなのがこのペナルティだ。元の体はほとんど変わらず、尻尾という器官が増えただけで、元の体に一番影響が現れない。
「……これ、何度でも試せるのかしら?」
本格的に確かめる前に、私はオンにしたばかりのスイッチを再びオフにする。
カチリと音がして、私に生えた尻尾は煙のように消えてしまった。思わず尻尾が生えていた辺りを指で摩ってしまう。
「……何度でも試せそうね」
そう呟いた私は、もう一度尻尾ペナルティを発動させる。
またも忽然と現れた尻尾に、私は恐る恐る触れてみた。
シルエットとしては、猫の細くて長い尻尾のようだ。先端が丸くなっていて、シルエットはとても可愛らしい。
しかしその尻尾はふかふかした毛に覆われているのではなく、ヌメヌメとした粘液に覆われていた。
尻尾というよりは、イソギンチャクか何かの触手といった方が近いのかもしれない。
私の手が尻尾に触れると、尻尾からビリビリとした快感が走る。
「んぅ……っ」
思わず唸ってしまいながら、私はその尻尾から生じる快感になんとか耐えた。
少し触れただけなのに、結構強烈な快感だ。
クリトリスに触れているような――とはさすがに言わないけれど、おっぱいを優しく揉んでいる時くらいの快感がじわじわと走る。
ただ、いまはまだそれくらいの快感で収まっているけれど、徐々にその快感が強くなっていきそうな予感もなんとなくしていた。
(もっと強く触ってみたらどうなるのかしら……?)
ごくり、と緊張で生唾を飲み込みながら、私はゆっくりとその尻尾に触れてみる。
さっきは掌で触れただけだったけれど、今度は尻尾を掴んでみた。
触れただけよりずっと強い快感が、私の背筋を駆け巡る。
「ハゥ……っ! あっ……!」
尻尾を握った瞬間から強い快感が全身を駆け巡り、私は力が抜けてその場にへたり込んでしまった。
冷たい床の感触をお尻で感じ、ぞわぞわと体を震わせる。
なんとか立ち上がろうとしたけれど、腰が抜けてしまったかのように力が入らなかった。
(なに、これ……っ、軽く、掴んだ、だけなのに……っ)
尻尾を握り締められることで、力が入らなくなるような漫画のキャラクターがいたような気がする。
私のいまの状態はまさにそんな感じだ。いくら頑張って立ち上がろうとしても、足に力が入らない。
「ふぐ……っ! ん、ひぃっ!」
力が入らないのはなぜか下半身だけで、上半身にはなぜか力が入った。
結果、立ち上がろうと力を込めようとした私の位置は、上半身には反映され、さらに強く尻尾を握り締めてしまう。
快感がさらに尻尾から駆け巡り、余計に力が入らなくなる。
(……! これ、まずい……! んぁぅっ♡)
もしも誰かに尻尾を掴まれるようなことになれば、一気に勝てる可能性がなくなってしまう。
尻尾を選ぶと、元の体のバランスは崩れずに済むけれど、そのリスクを背負わなければならないというわけだ。
もちろん、握られるだけではなく、激しい動きで尻尾をどこかにぶつけてしまった場合も似たような状態になることは想像に難くない。
私は必死になってようやく自分の尻尾から手を放すことが出来た。
強烈な快感に力尽きた私は、床の上に上半身まで投げ出し、息を整える。
(これは……っ、このペナルティは、危険すぎる……っ)
そう私が思っている間にも、尻尾は勝手に動いて、ぺちりと床を叩いた。
「ふぎっ……!♡」
クリトリスを爪で弾かれたような衝撃が全身を襲う。
ガクガクと体を震わせつつ、私は手を伸ばして机の上のスイッチをオフにした。
尻尾が消え、快感は余韻だけが残る。
暫く呼吸を整えた後、私は立ちあがった。
まだ膝が笑っていて、気を抜いたらへたり込んでしまいそうだ。
(い、一端落ち着きましょう……尻尾ペナルティは、ハイリスクハイリターン、と……)
リターンが本当にハイリターンなのかはわからないけれど、私はとりあえずそう評価することにした。
十分気持ちと体を落ち着けてから、私は次のペナルティを試してみることにした。
次に私がスイッチを入れたのは、『乳牛ペナルティ』だ。
そのペナルティをオンにした途端、私のおっぱいが風船のように膨らんで、視界の下半分を完全に遮るような大きさになる。
(これは……純粋に、邪魔ね……)
巨乳の人は足元が見えにくいとはいうけれど、この状態だと見えないとかそんなレベルじゃない。
なにせ組んだ腕すら見えない――というか、普通に腕組みをすることが出来ない。
普通に腕組みをしようとすると、大きすぎるおっぱいが邪魔をして、全く腕が届かなかった。
下から掬い上げるようにしてようやく、私は腕を組むことができた。
デカすぎて自分の胸だという感覚がなかったけれど、そうして腕で乳房を持ち上げてみると、その重量感に驚く。
(足元は見えないし、腕の動きの邪魔になるし、単純な重りとしても重いし……)
三重苦もいいところだ。
私は何気なく体を九十度横に回転させて――その動きに合わせて、乳房に振り回されるのを感じた。
「う、わっ……!?」
考えてみれば、頭以上の大きさの脂肪の塊なのだから、重量も相当なものになっているはずだった。
そんな乳房を振り回せば、当然働く慣性の力もその分大きなものになる。
私はおっぱいが揺れるのに上半身が持っていかれそうになり、慌てて足を前に踏み出して、その場に踏ん張った。
その動きが、かえって上半身の動きを大きくしてしまい――振り回される乳房が大きく動く。
「んひぃっ!?」
その動きに伴って、おっぱいからすごい快感が発生した。
乳房は大きいだけじゃなく、その張りも十分すぎるくらい強いものになっていた。垂れとは無縁の状態なのだ。
結果、まるでゴムまりが跳ねるかのように、私の体の上で乳房が跳ね回る。
その動いは強い快感を生みだしながら、私に襲い掛かって来た。
「んひゃああっ!? ふひぁっ!」
ぶるんぶるんと震える乳房が、激しい快感を生みだしてくる。
それを止めようと、腕で乳房を掴もうとしたけれど、私の手ではとても掴み切れない。
私が掴もうとした手は、乳房の肉の中に埋もれ、より激しい快感を生みだすだけに終わった。
「あふっ♡ んあああっ!♡」
さらに私は、ペナルティの名前が『巨乳ペナルティ』ではなく『乳牛ペナルティ』になっている理由を実感する羽目になった。
私の手が乳房に埋もれ、食い込むと同時に、それによって押し出されたのか、乳首から白い液体が噴き出した。
乳首からシャワーのように白い液体が噴き出し、床に飛び散っていく。
そしてその放出に伴って、強い快感が私を襲った。
頭の中が真っ白になるような快感が、絶えず私の頭の中を駆け巡っていく。
「ふぎいぃっ!?♡」
気持ちいい。乳首を液体が通過していく感触が心地いい。
母乳を放出するのがこんなに気持ちいいなんておかしい、と頭ではわかっていたのだけど、体は止まらなかった。
強く乳房を掴み、指を広げて出来る限り大きな面積に食い込ませ、乳房を押し潰していく。
私の乳首からはさらに勢いよく母乳が放出され、床を白く汚していった。
飛び散った母乳からは非常に甘い匂いがして、それを嗅いだ私の頭をさらに痺れさせる。
(なに、これぇ……っ!♡ 絶対、普通の、母乳じゃない……っ♡)
媚薬のような効果まであるのだろうか。
私は母乳をまき散らしながらも、必死に意識を保とうと頑張った。
けれど手は勝手に乳房を絞り上げることを止めず、強い快感を伴いながら母乳を噴出し続けてしまう。
「はふぅ……!♡ あ、ぁっ……!♡」
足から力が抜けて、私はその場に膝を突いてしまう。固い床に打ち付けるような形になり、相当痛かったけれど、そんなことは快感の前に何の意味もなさなかった。
膝を突いてしまったことで、私の体は前のめりになり、巨大な乳房の重量に引きずられるようにして――私はうつ伏せに床に倒れ込んだ。
乳房がクッションになってくれたので、顔面を打つということはなかったけれど、その代わりに自分の身体で乳房を押し潰してしまう。
「ふぎゃあああっ!!♡♡」
いまだかつてない快感が走って、悲鳴をあげる私。
圧し潰された乳房から母乳がさらに押し出され、母乳が水たまりのようになるほどに噴き出された。
ドロドロした母乳で全身濡らしつつ、私は噎せ返るような母乳の匂いの中、ぴくぴくと体を痙攣させることしか出来なかった。
「はぅ……っ♡ うっ……っ♡」
震えながらも、なんとか体を起こす私。起き上がるまでにも何度も乳房に体重がかかってしまい、その度に母乳を噴き出してしまった。
ぴちゃ、ぱしゃ、と足の裏で飛び散った母乳を踏みながら、私はなんとかペナルティのスイッチをオフにする。
途端に乳房が萎み、飛び散った母乳も消えてくれた。
快感の余韻でクラクラしながら、私は目が覚めるまで寝かされていた保健室のベッドに仰向けに寝転ぶ。
「はーっ……はーっ……はーっ……ちょっと……きゅう、けい……」
尻尾ペナルティも乳牛ペナルティも恐ろしい。
どちらも行動不能になるほどの快感を与えられてしまう。
(そう考えると……『ビーナスペナルティ』しかないのかしら……)
両腕を奪われるという条件は厳しいが、それだけならなんとか耐えることはできそうだった。
ヒトイヌレースの際に、根本から奪われた時には、すでに他が酷い状態であったため、あまり意識はしていなかった。
逆にいえば、他の凄い快感に押し流されて良く意識しなかった程度であったということだ。
(奪われた先の腕が変なことに使われる可能性はあるけれど……それくらいなら、まあ……)
自分の意志ではないところで、勝手に両腕が使われるというのも、考えてみれば酷い話だけど。
私はすっかり感覚が麻痺していた。それがまだマシだと思える程度には。
(……両腕を失った場合、他に何か不利な点はあるのかしら)
念のため、確かめておくべきだろう。
私はベッドから起き上がって『ビーナスペナルティ』を試しに行く。
一応両腕が無くなってもレバーが倒せることを確認するため、両腕はまだあったけれど、ないつもりで顎を使ってレバーを倒してみた。
両腕の感覚が即座に消え、根本から両腕がなくなってしまう。
身体が少し軽くなったような感覚は慣れないけれど、まあ一応耐えられなくはなかった。軽く部屋の中を歩いてみる。
「とっ、ととっ……転んだら大変だから、気を付けないと……」
私は両腕でバランスが取れなくなった分、動く度に体が大きく傾ぐのを感じた。
けれど、慣れれば普通に歩く程度のことは出来そうだ。
私は自分の肩を見下ろす。腕は根本から綺麗になくなっていて、肩もほぼなくなっていた。
つるんとした状態の肩は、ちょっと前後左右に動かすことは出来るけれど、そこを使ってどうこうということは出来そうにない。
(この部分の感覚ってどうなってるんだろ?)
まさかその部分が強い性感帯になっているのではなかろうか。
そう疑った私は、ベッドに擦り付けるようにして、その肩のような部分に刺激を与えてみた。
擦り付けてみたけれど、特に強い快感が生じるということもなく、ただ普通に肩で触れた程度の感覚だった。
「うぅん……なるほど……」
私はベッドの上で体を起こして、唸った。
ペナルティの中では、『ビーナスペナルティ』が一番マシだということがわかった。
少なくともいまの段階では、感じ過ぎて大変なことになることはないし、出来なくなることは増えたけど、大きな邪魔にもならない。
(……でもなぁ。単純にこれで選ぶと、なんだか後悔するような気もするのよね……)
確かに快楽に翻弄はされない。されはしないのだけど、腕を失うということで出来なくなることが多すぎる。
それで詰むことはなくても、他の二つより不利が大きくならないというわけではないはずだ。
次の競技がわからないということが、不安の種だった。
私はどのペナルティを選べばいいのか、真剣に悩んだ。
(……ひとつ、一か八かの賭けはあるけれど、さすがに人生賭ける気にはなれないわね)
ペナルティが加えられることで、競技で詰むことはない、という条件と、部屋を出るにはスイッチを入れさえすればいいという条件。
すべてのスイッチをオンにして次の競技に挑む、という選択肢もあるわけだ。
そうして『ペナルティがあることで詰むことはない』という条件さえ正しく機能すれば。
『両腕がなく』、『巨大な乳房を抱え』、さらに『感じやすい尻尾も生えている』、そんな状態でも私が勝ち得る競技になるかもしれない。
極端な話、ヒトイヌレースの馬鹿げた結果のように、条件を無理矢理叶えようとして、私しか参加しない競技になるかもしれない。
一か八かの賭けとはそういうことだ。
(……でも、さすがに対策されてるわよねぇ)
一か八かで賭けるには、少々分が悪い。
ここは素直に、一番次の競技で勝てそうなペナルティを選んで、それにするべきか。
私は三つのスイッチを前に、再度頭を悩ませるのだった。
つづく
Comments
ペナルティは一長一短にしたいな、という思いからそれぞれ考えてみました!^w^ メリットデメリットをどう受け止めるかで、どのペナルティを選ぶかは変わると思います。 何なら制限時間もないですからね~。 運営も、参加者をただ苦しめたり、痛めつけたりするのが目的なわけではないようです(ΦωΦ)フフフ… 次回、明音の選択にご期待ください!0w0クワッ!
夜空さくら
2022-06-14 09:48:16 +0000 UTCそれぞれのペナルティの特性がよくわかる幕間でした。 快感は生じないけど純粋に腕が無いというデメリット持ちのビーナス状態。 体が重くなり、さらには乳首が敏感かつ射乳した時の快感は絶頂と同義の乳牛状態。 身体能力は何も問題は無いけど、超敏感な尻尾が生える状態。 どれも一筋縄ではいかないペナルティですけど、こうして試すことが許されているというのは結構有情な対応ですよね~ 果たして明音さんはどのペナルティを選ぶのか? その選択に期待しています♪
ミズチェチェ
2022-06-13 20:11:54 +0000 UTCありがとうございます。励みにさせていただきます!
夜空さくら
2022-06-13 17:46:27 +0000 UTC재미있게 보고 있습니다. 언제나 좋은 이야기 써 주셔서 좋습니다
goremz
2022-06-13 16:32:17 +0000 UTC