姉好き妹はセクサロイド 5
Added 2019-12-13 14:45:06 +0000 UTC妹の乳房に吸い付いて、乳児のように母乳を吸う。
生暖かく、そして甘い母乳が口の中を満たしていく。
(なに……これ……っ)
もっと欲しいという気持ちが沸き上がる。さらに強く花楓の乳房を吸った。そうすると、生暖かい母乳が噴き出すようにして口の中を母乳で埋め尽くす。
実際の母乳がどんな風に分泌されるのか、子育ての経験がない私にはわからない。
ただ、少なくとも今の花楓の乳房から分泌されている母乳が、普通のものと違うのはわかった。
少しどろりとした、とろみのある液体。良くかき混ぜたヨーグルト、というのが一番近いのかもしれない。そして分泌される量もとても多かった。
「ん……っ、んぐ……!」
赤ん坊の口にはとても収まりそうもないほど大量に分泌されている。
大人の私でさえ、いつまでも口の中に留めておくのは出来ないほどに。
「んんっ……んっ……ん、くっ……!」
口の中一杯に満ちた母乳を飲み込んだ。
喉を滑り落ちていく母乳。粘り気があるから、滑り落ちていく感覚が非常によくわかる。
その液体の感触が喉に絡みついて来て、まるで母乳が膜となって残っているようにさえ思える。呼吸器全体が性感帯になってしまったようだった。
呼吸をする度に、それを意識してしまう。
「うぁ……う、くぅ……!」
呼吸をするだけでも気持ちよくなってしまう。
そしてついに、飲み干した母乳が胃に到達した。
その瞬間、お腹の中から全身が熱くなり、汗が噴き出し始めた。唾液の時とは比べ物にならないほどの、凄まじい快楽が全身から沸き上がる。
あまりに大きい快楽に震える私を、花楓は優しく抱き締めてくれていた。
「ふふ……お姉ちゃん、カワイイ……もっと飲んで良いんだよ」
セクサロイドとしてではなく、花楓として呼び掛けて来たのは、あえて、なのだろうか。
妹なのに母親のように。
姉なのに乳児のように。
新しい関係が築かれていく。
いままではずっと私の方が姉として、母親のように病弱な妹を支えてきたのに。
立場が逆転してしまっていることに目眩がする。信じられないような、信じたくないような、その流れに身を任せてしまいたいような。
そんな私のぐちゃぐちゃな気持ちに関わらず、口は勝手に花楓の乳房を吸い、喉は花楓の母乳を嚥下する。
「うぅ……!」
すでに大量に飲んでしまっているから、いまさらかもしれないけど、これ以上飲むと大変なことになってしまう。
理性は逃れようとしたけれど、花楓の腕は私の頭を優しく包み込んでいて、乳首から口を離すことも許してはくれなかった。
そして、乳首を口に含んでいると、本能的に私の身体はそれを吸ってしまう。快楽に痺れてまともに思考出来なくなった私に、それを意識して止めるのは不可能だった。
ごくり、ごくりと花楓の母乳を喉の奥へと流し込んでいく。
いまでさえ興奮し、性的感覚が研ぎ澄まされているのに、さらに身体の感覚が鋭くなっていくのがわかる。
熱を出したときのように全身がかっと熱くなって、力が全く入らない。たとえ力が入ったとしても、機械化した花楓の力には勝てなかっただろうけど。
私は花楓に抱き締められたまま、暫く母乳を飲み続けた。
(わ、た……し……なに……して……?)
吸い過ぎて意識が朦朧としてきた。自分がどこで何をしているのかも曖昧になってくる。目には涙が浮かび、視界が滲んでハッキリと見えなくなってくる。
身体に力が入らない。本当に乳児にでもなってしまったような気分だった。
そんな私の様子を見てか、花楓が私を乳首から引き離そうとする。
(あ……まって……)
身体が条件反射的に、吸い付いていた乳首を離すまいと強く吸い付いてしまう。
ぐい、と花楓の乳房が引っ張られた。
「ん……ッ、ダメだよ、お姉ちゃん。これ以上は飲み過ぎちゃうから」
「ぷぁっ、んっ、あぅ……」
無理矢理引き離され、口寂しくなったのを察してか、花楓がその指を私の口に突っ込んで来た。一瞬驚いたけど、吸い付くものが口に入って来たので、反射的に吸ってしまう。
まるでおしゃぶりを渡された幼児みたいな反応をしてしまった。
「んふっ……お姉ちゃん、カワイイ……よい、しょっと」
非力な妹はもういない。
機械としての強い力で私は抱き上げられ、脚を前に投げ出して座った花楓の腰の上に座らされた。後ろから抱き締められ、固定される。
私の股間の下から、花楓の股間に生えている巨大なものがひょっこりと顔を出した。
花楓は後ろから私の乳房を掴みつつ、その疑似男性器の側面に私の股間を触れさせた。
「そろそろ、入れて欲しい気分になったんじゃない?」
そういう花楓の言葉を肯定するように、私の割れ目からは花楓によって塗布された液体以上に、愛液が溢れて出していた。
割れ目に触れた男性器が細かく振動し、私に快感を与えてくる。普通の男性器には絶対にありえないその動きに、かえって忌避感が薄らいでいった。
もしこれがよく知りもしない男性のものであったなら、たとえ薬で理性をなくしかけていたとしても、拒否しただろう。
けれど、いま私に快感を与えているそれは、生身のものではなく、私が一番よく知る花楓のものだ。
それなら挿入を許してもいいのではないかと。
妹との関係は決定的に違うものに変わってしまうだろうけど、悪いものになるわけじゃない。今までと同じ、特別大事な存在であることに変わりは無いのだから。
だから、私は。
「ひれ……ふぇ……」
花楓の指が口に突っ込まれているから、言葉がちゃんとした形にならなかった。
再度、繰り返す。
「入れて、ぇ……おね、がい……」
そう、挿入を許可してしまった。
胸を掴みながら、私の身体を抱き締めている花楓の手が、力を増す。
ぎゅっと抱き締められ、私の身体が少し浮いた。
「ありがとう、お姉ちゃん」
どうして花楓の方がお礼を言うのか。
私に花楓の真意はわからなかった。
「それじゃあ……ゆっくり、入れるね」
いつのまにか花楓の疑似男性器の先端が私の秘部の入り口にぴたりと合わさっている。
ゆっくりと、その先端が私の割れ目を開いていった。
頭の片隅で、警告音が鳴り響いていた。
それは、わたしの脈拍が速くなりすぎていることに対する警告だった。
あまりに興奮しすぎた結果、計器が驚いているのだ。だから鳴り響く理由はわかるのだけど、別に異常というわけじゃないのだから、警告音を鳴らさないで欲しい。
(うるさいなぁ、もう)
仕方なく感情のまま高まっていた心臓の鼓動を少し落ち着かせる。そうすると警告音はすぐ止んだ。興奮に水をさされたような感じは若干したけど、気を取り直してお姉ちゃんに集中する。
お姉ちゃんの身体は、すっかり出来上がっていた。
私が塗布した液体なんて洗い流してしまおうというかのような勢いで、割れ目から愛液が滴っている。それはわたしの疑似男性器にまで流れ、それをドロドロに汚していた。
(うん。これならほとんど痛くないはず)
結局処女を失う前に、その生身の性器ごと失ってしまったわたしにはもうわからない感覚だけど、処女喪失の際はすごく痛かったり苦しかったりするらしい。
個人差もあるみたいだけど、ここまで十分な下準備をしたなら、きっとお姉ちゃんが処女喪失で痛がることはないはずだ。
(……そういえばわたしの性器はどうなったのかな)
身体の至る所が病気でボロボロだったとはいえ、全部が全部ダメだったわけじゃない。特に性器なんかは大きな問題はなかったはずだ。
(確か、臓器売買はまだ一応あるんだっけ)
全身を機械化するほどの技術が発達している今時、わざわざ人の臓器を移植する必要はほとんどない。わたしの場合、全身を機械化する必要があったから目を見張るほどの高額になっただけで、全体的に健康な人が一部の臓器だけを機械化するのは、そんなに無茶なことじゃない。
かえって普通の臓器を移植する方が高くつく。
だから、わざわざ生身の臓器を入手する場合は、生身の臓器自体に価値を見いだしているか、あるいはその臓器に全く別の価値を見いだしているかのどちらか。
(違法だけど、食用にするって場合もあるみたいだしね……)
いずれにせよ、元のわたしの身体はもうない。保管されているにせよ、消費されているにせよ、わたしの身体がわたしの元に返ってくることは二度と無いのだ。
もしお姉ちゃんにわたしが受け入れられなかったら、この精神さえも手放すことになっていた。わたしは花楓という名前も、お姉ちゃんに支えられて生きてきた記憶も失って、ただのセクサロイドの一体として、壊れるまで使い回されることになっていただろう。
ひとまずそれは回避出来たので、ほっと一安心。
受け入れてくれたお姉ちゃんに感謝だ。
「……いくよ」
わたしはおねえちゃんの耳元で囁いて、ゆっくりとお姉ちゃんの身体を疑似男性器の上へと降ろしていく。
ぴったり閉じた割れ目を押し広げ、わたしの疑似男性器がお姉ちゃんの中に入っていく。
「ん、んんっ、あっ」
少しの抵抗を乗り越えて、そして。
お姉ちゃんの奥まで、疑似男性器の先端が到達した。
「うあ……ん……う……あぁ……」
お姉ちゃんが頭を仰け反らせて呻く。気持ちいいのか、しきりに膣内の筋肉が痙攣しているのが疑似男性器を通じて、伝わってきた。
痛みは感じさせずに済んだみたいだ。ただ、初めての感覚にお姉ちゃんも混乱しているのか、快感よりも困惑の方が大きいようだった。
(なら、もっと気持ちよくしてあげるだけ……)
わたしは疑似男性器に指令を送った。
セクサロイドとして備わった機能を思う存分発揮させる。
初めての挿入の瞬間はわたしがやりたかったから、モードをオフにしていたけど、ここからはセクサロイドの機能に任せるべきだ。
その指令に従って、疑似男性器は普通の男性には決して出来ない動きをし始めた。
根元から回転しつつ、お姉ちゃんが一番性的に弱い場所を探して刺激を与え始める。
突然身体の中にあるものが回転し始めて、お姉ちゃんは驚いているようだった。
「はふっ、あぁっ! んぁっ、だめっ、ふぁあああ!!」
ぐいんぐいんと、疑似男性器が唸る。
身体の中を抉られて、お姉ちゃんの身体が跳ねた。逃れようと腰が浮かび上がりかけるのを、わたしの手が抑える。
『膣内の情報を収集中です。暫く動かないようにお願いします』
セクサロイドとしてのわたしがそう機械的にお姉ちゃんに告げる。
お姉ちゃんはそれでも疑似男性器を抜こうとしていたけど、機械化したわたしの力には勝てず、根元まで挿し込まれたまま、身体の中を抉られ続けた。
ようやく疑似男性器の動きが止まった時、お姉ちゃんは白目をむきかけ、口の端から涎を流していた。悲惨な状態のようだけど、お姉ちゃんが愛しいわたしにとっては非常に興奮する姿だ。
わたしはお姉ちゃんの口から垂れた涎を舐め取りつつ、次の段階へと移行する。
『計測完了――これより疑似男性器の形状を変更します』
一番お姉ちゃんが気持ちよくなれるように。
疑似男性器の形が変化する。
突かれた時にお姉ちゃんが一番気持ちよくんあれるような、そんな形状へと。
「う……――あ……――っ」
お姉ちゃんの中で形状が変化しきるのと同時に、お姉ちゃんは何度か痙攣した。
形状が変化する際にお姉ちゃんの一番弱いところを突きまくったのだろう。接合部からお姉ちゃんの愛液が大量に零れ出す。
いまわたしは特に液体を分泌していないから、これらはお姉ちゃんが分泌したものに他ならない。
(ふふ……こんなに気持ちよくなってくれてるんだ……)
これでピストン運動したら、お姉ちゃんはどれほど気持ちよくなれるのだろう。
わたしはお姉ちゃんを四つん這いの体勢にして、膝立ち状態でお姉ちゃんの後ろから貫く姿勢になった。
獣の交尾のような、そんな姿勢だ。
(さあ……思いっきり気持ちよくなってね、お姉ちゃん!)
わたしはそう思いつつ、セクサロイドモードに身体の動きを委ねた。
腰を引いて、疑似男性器が抜けてしまわないギリギリのストロークまで引く。
抜けて行こうとする際に、抑えられていたのか、それまで異常の愛液がお姉ちゃんの股間から迸った。
その反応に満足しつつ、抜けかけた疑似男性器を再度勢いよく押しこむ。
「んぐっ! ふあ、ああああッ!!」
お姉ちゃんの一番感じる形に変化した疑似男性器を叩き込まれ、お姉ちゃんが悲鳴をあげた。
先端はお姉ちゃんの子宮口まで到達しているというのが、疑似男性器からの情報でわかった。身体の奥を突かれる感触というのは、私にはよくわからない。
けれど、お姉ちゃんの反応を見る限り、気持ちよいものであるのは間違いないようだ。
もっとも、あれだけ大量の母乳――媚薬も飲ませたし、気持ちいいでは済まないかもしれない。
お姉ちゃんは感じすぎて手で上半身を支えることも出来ず、ベッドに突っ伏すようにして倒れ込んでしまった。
そんなお姉ちゃんを休ませてあげるべきか。
わたし自身は悩んだけど、セクサロイドモードのわたしの身体は、容赦なくピストン運動を開始した。
ベッドの上に投げ出されたお姉ちゃんの両腕が、突きあげられ、押しこまれるのに合わせて揺れる。
性交している、というよりは、犯しているという表現の方が似合ってしまう状況だった。
けれどセクサロイドモードが止めないのなら、問題はないのだろう。
わたしはそのまま、お姉ちゃんを犯し続けることにした。心地よい征服感だった。
(ほらほら……もっと気持ちよくなってよ、お姉ちゃん)
あくまでお姉ちゃんを気持ちよくするために。
そうわたしは考えていた。
いきすぎた快楽は――拷問と変わらないのだけど。
その時のわたしは、自分がお姉ちゃんを気持ちよく出来るという悦びと、いままでは全て任せてしまわざるを得なかったお姉ちゃんを自分がリード出来るという優越感。
そしてなにより、最愛のお姉ちゃんと繋がれ、お姉ちゃんに受け入れたという至上の幸福感に、興奮しっぱなしだった。
体力無限で動き続けられる機械となったわたしと違って、お姉ちゃんは限界のある生身だということも忘れていた。
それは、お姉ちゃんにとって『イキ地獄』に他ならなかったのに。
つづく
Comments
次も引き続きバッドエンド濃厚な流れですが、果たしてどうオチがつくのか。楽しみにしていただければ幸いです。
夜空さくら
2019-12-17 14:12:54 +0000 UTC小説を読み終えた後に、なぜツイートにバッドエンドの流れだと話したのか分かる気がしますね。 次の話では、快楽によって姉が廃人になり、弟を拒否してしまい、結局弟が自我を失うという進行に向かっても、全く違和感のない進行ですね。 果たしてこの物語がどのようにハッピーエンドに進むのか、楽しみにしております。
festo
2019-12-14 15:09:47 +0000 UTC