皆さん、こんばんは。無限堕落の葵です。
今回は、『シシテナオ』に登場する人物たちについて、少しだけお話してみたいと思います。
まず、主人公以外の登場人物を描くうえで、私が意識していたことがあります。
それは、「登場人物に出会うことでプレイヤーが安心感を得ないようにすること」です。
たとえば、一番最初に出会う人物である織野 優紀さんは、陥人と遭遇した後に現れる、最初の“人間らしい存在”です。
ですが、プレイヤーに安心感を与えたくなかったため、血まみれの死体の前にじっと佇む、どこか危険な雰囲気を持ったキャラクターとして描きました。
「彼女は一体何をしていたのか?」「危険な存在なのでは?」と、プレイヤーが不穏な想像を抱くような状況を意図的に作っています。
また、登場人物たちには共通して、「顔が見えない」という演出を取り入れています。
・織野さんは、背中姿のみ
・小川さんは、声だけでの登場
・長嶺さんは、かすかに見えるシルエットのみ
・久野は、手記という形でのみ登場し、最後に陥人として素顔を見せます
こうすることで、プレイヤーは登場人物たちに対して最後まで安心感を抱くことができず、常に不安を抱えながらゲームを進めていくことになるのではないかと思い、この演出を取り入れました。
さらに、登場人物を描くうえで最も大切にしていたのは、
「主人公の絶望や苦しみを、他の登場人物が上回らないようにすること」です。
物語の中で、主人公の過去は時間をかけて少しずつ明かされていきます。
だからこそ、最後に「なんだ、案外たいしたことなかったんだな」と思われてしまうような展開にはしたくありませんでした。
そのため、主人公の背景設定を含め、登場人物一人ひとりのシナリオにも、かなりの時間をかけて構築しています。
もちろん、人によっては「他の登場人物のほうがつらそう」と感じることもあるかもしれません。これは比べる事ではない内容ではありますが
それでも私は、この物語の中で最も大きな苦しみを抱えているのは、主人公だと考えて書きました。
今回は、そんなちょっとした開発秘話でした。
また次回の更新も楽しみにしていただけると嬉しいです。
それでは、失礼します。
にわか 三級
2025-04-08 11:40:57 +0000 UTC無限堕落@ゲーム開発
2025-04-08 06:39:17 +0000 UTC松本円佳
2025-04-08 01:07:09 +0000 UTC無限堕落@ゲーム開発
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2025-04-07 16:51:19 +0000 UTC無限堕落@ゲーム開発
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2025-04-07 16:06:36 +0000 UTC