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半沢直樹のはなし

こんにちは、祐馬です。

超遅ればせながら…半沢直樹シリーズ見ました!

「やられたらやりかえす、倍返しだ!」の決め台詞以外のことは知らず、最近の伊集院さんのラジオの「俺たちの半沢直樹」で知った情報くらいしか知りませんでしたが、噂通り面白かったです。

てっきり「倍返しだ!」でスカッとするお話かと思ってましたが、そういう印象はなかったです。ちゃんと悪い奴はすごい腹立つ演技してくれるんですが、土下座に至る段階ではもうかわいそうになっちゃうんですよね。多分半沢がめっちゃキレて恫喝する所が性に合わないのかもしれません。面白い場面ではあるのですが。

私が好きなシーンは1期の最初の5億円の終盤、支店長を追い詰めるところで急に支店長の奥さんが銀行の部屋にやってきたシーンです。

夫の様子からただ事で無いことが起きてるのを察して銀行にきて、半沢に「夫をよろしくお願いします」と言った時に半沢が思わず目をそらしたのを見て、夫がもう崖っぷちどころか崖から落ちてる事を悟り「どうか!」って半沢の手を握るシーンでホロリと泣いてしまいました。

この支店長だけは救いがあるというか、半沢も救ってると思うんです。

家族愛だけは本物で、そこを壊してたら半沢は大切なものを失ってたと思います。

半沢の憎しみが籠もった右手の拳を支店長の奥さんが握ったことと、支店長室から出た半沢がその拳を結婚指輪をはめた左手で包むっていうのも最高です。

父親を失った半沢が、家族愛によって救われるというテーマなのかなって思ってまして。

なので、最大の敵である大和田はその家族愛が得られなかったという所をわずか数秒 東京物語っぽい映画を見てる所に奥さんがお金の催促をしてきたというシーンで済ませてしまったのが個人的には残念に思います。もう少し大和田を掘り下げてほしかったです。

ただ、大和田を土下座させた時に握ってたネジで血がにじんでしまったシーンで、多分土下座させた事で半沢は救われてないという事だと思うので、大和田との因縁に関しては今後に預けてそこで掘り下げが進むのだと思います。

父のネジを握りしめて血が出る、というのも憎しみでは自分を傷つけるだけだよって父親の教えに反していることを現してる感じで、怒りと憎しみがこもった右手の拳を効果的に使ってる番組だなと思います。

全体的にあんまり敵の掘り下げをしてくれないんですよね。

もうちょっと教えてよって思うんですけど、最低限の情報と後はヒントとなるシーンを挟むだけで後は視聴者のご想像にお任せしてる気がします。個人的な好みで言えばもっと相手の事情が分かれば半沢にやられた時にぐっとくるものがあったと思うのですが…。

最初の5億円の支店長は分かりやすくて良かったんですけど。

家族に焦点を当てると、半沢の子供の扱いが薄いのが気になって。

半沢が全然我が子とふれ合うシーンがなくて、意図的だからこれはなにか親子間で問題が発生したりするんじゃないかと思ってましたが、2期になると子供の存在自体が消えてたことを考えると子供は妻の「花が金沢に行く理由」だけに必要だっただけで扱いに困ってたのかなって思います。

オカマの黒崎も良いキャラなんですが、女性と結婚する話で「え?」ってなりました。

そこはノーマルなんだなって。そうなると半沢に対して愛憎籠もったアブノーマルな感じを期待してただけに残念。ファッションオカマっていう目で見てしまいます。

あとは半沢の親友の近藤が裏切ったことでタミヤ電機がどうなったのか気になります。

あそこ近藤がタミヤ電機の社長にあれだけのこと言っておいて「おい!近藤ー!!」ってなりました。

というのが半沢直樹一気見した直後の感想なんですが、もう一度ちゃんと見たらそんなことはなかったって事がありそう。

2期はテーマをバブル期のクソ野郎どもと戦う若手社員にしたことが印象的です。

空気感がドラマ「相棒」みたいな感じになってきたなっていう気もします。

女性大臣の一文字ずつ言うムカつかせるしぐさには笑いました。撮影現場でも「たしかにムカつく」って爆笑だったんじゃないかなって思います。

あとはもう、最終回見終わってから思い返してみたいです。

最終回楽しみです!


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