【第四話】華狐学園のマクリちゃんの苦悩
Added 2020-06-06 14:19:09 +0000 UTC「あれ?おーい、カギがかかって入れないんですけど、大丈夫ですかー?」 楽屋前の扉の前に男性。私は助けを求めるべく、必死にその男性を頼りにしようとした。 「すみません!ちょっと来てください!マクリちゃんの様子がおかしくて・・・!」 私はそう早口で話しながら鍵を開けて、ドアの前にいたスーツの男性を迎え入れた。30歳くらいの、今風の若い細マッチョな男って感じかな。何やらスマホ端末をチラチラ見ながら入ってきた。 「あ・・・おっと!お着換え中のところ失礼しました・・!っと。マクリはどうやら放心状態でしょうかね?あぁ、新崎 舞さんでしたでしょうか?私はMT社の秋津と申します。マクリが大変ご迷惑をおかけしたようで、申し訳ございません。」 突然の謝罪に驚く私。 「え、あ、、いや、マクリちゃんは特に何も迷惑だなんて、何もなかったですから!それよりも、マクリちゃんがとても暑そうで苦しそうで・・・」 「舞さん、ここで起こった出来事は、他言無用にてよろしくお願いしますね。それでは、っと」 ・・・え?何?どういうこと。 ここで具体的に何が行われたのか、まるで知っているかのような口ぶり・・・。いやでもまさかね。 秋津は仰向けに倒れていたマクリちゃんをグイっと手繰り寄せて、いとも簡単に肩に担ぎ上げた。 「それでは、失礼しました舞さん。お風邪を引かぬよう、ご自愛くださいませ。」 そう秋津が言うと、スタスタと楽屋を出ていった。 「・・・秋津って人、誰なの・・?マクリちゃんが言ってたマネージャーって人かな・・。」 え、ってか私、そういえば下着姿のまま・・ 「・・・ってか私下着姿をモロに見られてたじゃん!!いやぁ・・・恥ずかしい!!」 っと誰も居なくなった楽屋で独り言をつぶやきつつ、今日のショーイベントはこれにて終了した。 ・・・んぅぅ 家に帰ってからも今日あった出来事のせいで悶々としながら、今日の場面が何度も思い起こされた。 そんな場面を思い起こしながら、自分で刺激して果ててしまったのは誰にも言えない秘密なんだけどね! それにしても・・・。 ・・・マクリちゃん、MT社・・・わたし、着ぐるみアクターとして仕事している・・でいいんだよね・・?なんだか、、、とんでもない領域に足を突っ込んでいるような違和感があるよーな・・・・・。 そんな風にベッドに入りつつ思いながら、スグに深く眠ってしまった。 ********************************* あんな出来事があったのは2週間前、もう2週間経っちゃったのか…。時が進むのが最近早い気がする、っとおばさんっぽいこと言ってたってなにも始まらないわよねw 珍しくポッカリと2週間丸々イベントなかったのよね。 実はこんなことってかなり珍しい。5月からスタートした華狐シスターズは大人気で土日だけじゃなくて平日も対応するほどの忙しさだったんだけどなー。 もう人気に陰りでも出てきたのかしら笑。多分そんな理由じゃないんだと思うけどね。 ということで、今日は1週間後に控えるイベントに向けて、某スタジオでダンスレッスン! 振付の動画をタブレットに映し出して、松野さんと一緒に練習。 なんだけども・・・ そうそう、そうなのよね・・・。 先々週あんなことがあったでしょ?あれから初めてマクリちゃん(もちろん松野さんもだけども)に会うんだけども、 私どういう顔して会えばいいのかなーって。マクリちゃんを普通に見れないって言うか・・・。 松野さんの演じるミコトちゃんを見るのとは、ちょっと違う感じで見ちゃうのよね。 いや、なんて表現したらいいのか分かんないんだけども。 あの一件から、何度もあの場面を思い出しては自分で興奮して、自分で果ててしまうってのを繰り返すようになっちゃった。マクリちゃんのような着ぐるみの中に詰め込まれて、何故か分からないけど、強制的に刺激を与えられて、周りに気付かれないように演技する・・・。そして簡単には脱げない着ぐるみ。。。 ・・・うぅ・・・。また思い起こすと興奮してきちゃうわよ・・・💦 そうそう!!そんなことより、来週の振付を覚えないと! エンディング曲その2の振付けなんだけども、明らかに1作目に比べてハードっていうか、単純に激しめのダンスなのよね。 まぁそれでも私たちはダンススキル認められてここにいるんだけどね…! それにしても、やっぱりこの曲激しいわね。。 レンカ着たまま踊るってなると、相当大変だわ・・。 力抜くポイント見つけないと・・・! 「フフっ・・・。新崎さんも事前にしっかり振付を覚えてきてるじゃない♪さっすが~!」 っと、軽い感じで話しかけてきた松野さん、やっぱりダンスは本当に上手だわ・・・。着ぐるみ身に付けてもあの鋭いダンスするんだもんね、負けてられないわ・・・! 一通りのダンスの振付をざっと練習ところで、ちょっと休憩。自分の振付にするために、頭の中で振付を整理し、ステップの甘い部分を体に覚えさせていく・・・。 と、その時だった。 「ぉっとー!やっと来た来たー♪んもーう、遅いぞ~」 松野さんがそんな声で咎めた先に居たのは、、、なんとなんと、マクリちゃんだった。 『ごめんごめん~道に迷っちゃってさ♪あ、舞ちゃん!お久しぶり~♪』 えぇ!?マクリちゃん・・・?今日来る予定だったっけ? ってか、私たちは着ぐるみ身に付けてないけども、やっぱりマクリちゃんフル装備・・・! モフモフとした着ぐるみの上からスポーツブラにハーフパンツな姿。モフモフのファーに衣類が食い込んでいて、何ともセクシーに見える。 ・・・6月も下旬に差し掛かった頃で、蒸し暑さはピークを迎えていた。そんな中で、モフモフの着ぐるみとくれば、どれだけ中が暑くて過酷なのか容易に想像がつくもの。 しかも、前回の一件では、マクリちゃんの中にはローターが仕込まれていて、30分か40分くらいの間隔で中の人を刺激するんだっけか・・・。なんでそんな仕様なのかまったく分かんないけど、もしそれが本当だとしたら、今回も・・・。 ボケっと立ち尽くす私を見て、すかさず松野さんは声をかけてきた。 「驚いた新崎さん?元々私たち2人だけの練習だったけど、昨日にマクリちゃんのマネージャーから急遽連絡が入ってさ。私たちと練習したいみたいって♪そんで今日呼んだってわけ。呼んでも大丈夫だったわよね?」 「えぇ、まぁ・・・」 『彩ちゃん、舞ちゃん、急にゴメンね!来週ぶっつけ本番でみんなと合わせる自信が無くてさ💦そこで彩ちゃんにちょっと声かけしてみたの♪相談してよかった~!』 相変わらずのマクリちゃんの声。・・・なんか若干だけど、この前と比べると音声と動きに少し差がある・・?まぁ気のせいかな。それにしても、マクリちゃんのマネージャーは何故私たちのダンスレッスンの予定を知ってたのかな・・。 「もぉ~マクリちゃんは頑張り屋さんなんだからぁ~~♪」 そう松野さんは言うと、マクリちゃんの後ろから覆いかぶさるようにガバっと抱き着いた。さらに、スポーツブラの上からムニュっとモフモフの胸を揉み始めた。 『ちょ、ちょっと!彩ちゃんやめてよぉー!くすぐったいし恥ずかしいわよ・・・!』 「いいじゃないの~女同士なんだし~♪それにしても、マクリちゃん、やっぱりモフモフしていてホントに気持ちいい~癒されるー!ん~首筋もイイニオイ・・・」 松野さんは執拗にマクリちゃんの胸をモミモミしながら、首周りも撫でまわしだした。 『も~!彩ちゃん!恥ずかしいわよ~~!』 ・・・なんだろ?マクリちゃん、不思議と前みたいに本気で嫌がる感じがしないんだけど・・・。前だと、少しでも胸を揉まれたり撫でられたりしただけで、ピクピクって反応して、本気で止めてと言わんばかりに拒否してたんだけども。。。コレも私の気のせいかな・・・? 「マクリちゃん、乳首ちゃんとあるんだね~♪ココちょっと弾力が違ってて可愛いー♪」 「もう!松野さん!見てる私が恥ずかしくなっちゃうからもうやめてよ~!!」 私の方がモヤモヤした感情で気がおかしくなっちゃいそうだった。とにかく目の前で繰り広げられているレズっぽい絡みになんだか興奮しちゃっていた。 マクリちゃんもなんだか息は上がって大変そうな感じには見えたけども、なんだろ、なんとなく違和感があるよーな・・・。 「ごめんゴメン♪久々のマクリちゃんだったからついイタズラしたくなっちゃってさ♪」 『も~!彩ちゃんったら!私も久々にみんなに会えてうれしいけど、ヘンなことしないでよね!舞ちゃんちょっと引いてるよ(笑)』 ・・・松野さんとマクリちゃんのやり取りをボーっと見ていた私。 そうそう、この前の感じからすると・・・松野さんは着ぐるみフェチ・・・。内心、マクリちゃんの置かれている過酷な環境に嫉妬しているに違いないのよね・・・。 いやいや、そんなこと思ってたら練習にならないわ!!今はダンスに集中しないと! 「ホラほら!マクリちゃん、松野さん、折角の練習なんだから、早速頑張らないと!!」 そんなこんなで、ようやく三人でダンス練習が始まった。 マクリちゃんは軽くストレッチした後、早速タイミング合わせるために踊りたいと申し出てきた。やっぱ流石だなぁ。 「それじゃあ、1番を一通り流してみるわね。それぞれの立ち位置と立ち回りを意識しながら踊ってみましょ。」 そう私は言うと、タブレットを操作して曲を流した。 ********************************* 3曲連続でダンスをし終えたわけなのだけども、ダンスの内容は、ほぼ3人とも完璧に仕上がってきた。 ただ、かなり激しい曲なせいで、私も松野さんも汗だくで息も結構上がっていた。 マクリちゃんはというと・・・。顔は可愛らしい笑顔のまま、肩と大きな胸は激しく揺れて、うつむきながら必死に呼吸をしていた。いつもはどれだけ激しい動きをしても、苦しそうな呼吸はするけど、うつむいたりは決してしなかったんだけどな・・・。 それに・・・やっぱり少しダンスの時もおかしかった。 何て言うんだろう・・・。ぎこちない動きってかんじかな? 振り付けは一通り踊れているし、普通の人から見たら、シャープな動きで違和感なんて全く感じない高いレベルのモノだったと思う。 けど、いつも身近にいる私から見たら・・・やっぱり明らかに先週のマクリちゃんと別人というか、キレが全然違うんだよね。 ・・・ひょっとして、いつもの中の人が違っていたり・・・? ちょっと試してみようかな・・・? 「ふぃ~、松野さん、マクリちゃん、お疲れ様でした~!このダンスすっごく激しいわよね・・・。この前の2ステ目の握手会なんてあったら、絶対持たないわよね!」 「ふぅ~。。おつかれー!へぇー!天才ダンサー新崎さんでもそう感じちゃうくらいやっぱり大変なんだ!そうだよねー、なんかこのダンス、すっごく大変でまるで筋トレしてるみたいにズシって重みがくるっていうか・・・。尻尾があると更に大変かも。」 『えぇ・・・!皆さんお上手でびっくりしちゃったし、本当に大変だったわね。先週の握手会も相当ヘトヘトだったけども、今度のダンスの後はちょっと厳しくなりそうだわ!』 きた!そう思い、私はマクリちゃんに話しかけた。 「でもでも、マクリちゃん!ショーが終わって松野さんも帰って、私たち2人きりになったときに、反省会って言って沢山練習してたじゃない♪あの時のマクリちゃん、やっぱり体力すごくあるなーって思っちゃったよー!」 『舞ちゃん、ほめてくれてありがと~♪ショー後の練習って、本当に苦しかったけど、もうちょっと上手になりたいって思って頑張っちゃったんだよねー♪あの時は舞ちゃん、居残り練習ありがとね~♪』 「えぇーー!??何なに?!!私がバイトで帰った後、マクリちゃんと新崎さん、そんなことやってたの~!??ズルイぃ、ズル過ぎるよーー!マクリちゃんと二人きりになるなんてズルイよー!」 そういうと、松野さんはすぐさまマクリちゃんの後ろに回り込んで羽交い絞めし出した。 ・・・・・やっぱりそうだ・・・! 居残り練習なんてもちろんやってない。マクリちゃんが私に“イかせてほしい”と言って、最後にはマクリちゃんの中に入っているローターで果ててしまった、あの日のことを覚えてない・・・というより、知らないんだ・・・! マクリちゃんは前のマクリちゃんじゃないのかも・・・!? と、私は自分の中でアレコレと考えを巡らせているときに、松野さんはイタズラにマクリちゃんの体を撫でまわし始めた。それもマクリちゃんの体中のモフモフをかなりいやらしい手つきで執拗に。 『わわ~!松野さん!ちょ、ちょっとくすぐったいし恥ずかしいよ~!きゃぁ!胸揉むのもうやめてよー💦』 「えぇーい!この前モフ足らなかった分よー♪」 真っ白な狐の着ぐるみさんがお姉さんと絡み合う光景は、見ていてとてもえっちな光景だったと思う、、、と思ってしまうのは私だけかな? 松野さんは先ほどと同じように、マクリちゃんの胸をスポーツブラの上からいやらしい手つきで揉み上げて、人差し指で胸の先端分をチロチロと攻撃していた。 と、次の瞬間、 『・・・んぃぃっ・・・!!!』 っとマクリちゃんの声が発せられたかと思うと、松野さんも驚くくらいに、何かビクんと反応した。 松野さんも私も、え?何?というような反応をして、濃厚接触していたマクリちゃんから咄嗟に距離を取った。 その反応を見たマクリちゃんは、どこかバツが悪そうに頭をポリポリかいて、ビクっとしたことを誤魔化そうとしていた。 なんだろ・・・立っているマクリちゃんは少し内股気味になって、呼吸も早くなったような気がする。 もしや・・・そうよ。おそらく。。。 30分~40分おきに来るローターの振動・・・なのかな。 なぜそんなギミックがあるのか分からないんだけども、2週間前のマクリちゃんはこのローターの責めから逃げたくて、着ぐるみから出してほしいって懇願してきた。その時にも、振動の開始と同時にとても激しいビクつきがあった。。 今回もやっぱりそれなんじゃ・・・。 「あーーーっ!」 2週間前の記憶を思い起こしても興奮していた私の隣で、いきなり松野さんは声を上げたかと思うと、床に散らかしていたタオルやら着替えやらを即座にまとめて身支度をし始めた。 「あぶな~い!アルバイトに遅刻するところだったわよー!今日もバイトがこれからあるから、振付練習はこの辺にしとくわ♪マクリちゃんもきっと沢山練習して疲れちゃったのよね。最後にイタズラしてゴメンねー♪それじゃあ、またねー!あ、このスタジオ、17時過ぎると延長料金取られるらしいから、時間気を付けて!」 そういうと、颯爽と松野さんは駆け足気味で出て行ってしまった。マクリちゃんを夢中でモフっていたから、今の時間に気付けなかったのか。ってかアルバイトの掛け持ち一体いくつやってんだろ。。 『彩ちゃん帰っちゃったわね・・・。舞ちゃん、私たちはどうしよっか?』 可愛いキャラ顔のマクリちゃんだけども、相変わらず呼吸は激しくて苦しそう。時折、腰がヒクっと反応しているのを見ると、やっぱりローター責めを受けてる最中なんじゃないかなって思っちゃう。。。 そんな中、私の中でちょっとしたイタズラ心が湧いてきた。 目の前のマクリちゃんにちょっと嫉妬しちゃってるのかな・・・? 「そうね・・・。あ!そうそう!マクリちゃん、サビ部分のダンスとっても上手だったと思ったの♪もう一度そこ踊ってほしいんだけど・・・ダメかな~?」 『えへへ♪ありがと~!でも・・・ちょっと私疲れすぎちゃって・・・もう少し休憩させてほし・・・』 と、マクリちゃんが疲れ切っているような声で話しかけてきた最中に、私はタブレットを操作し、、、 「わわ!曲ながしちゃったわよー。。ねぇ、一曲だけだから、さぁ始まるからお願いっ!さぁさぁ、もうすぐサビだよ~♪張り切って行ってみよ~」 てな感じで、強制的に担ぎ上げてマクリちゃんを踊らせようとした。 『わあぁー・・。もう仕方ないわね!1サビだけよー!』 そう乗ってきてくれて、マクリちゃんはダンスの位置についた。 サビは1分半と長くて、しかもかなり踊りの激しい部分。それでもさっきまでは一通りしっかり踊れていたマクリちゃん。 ・・・けども、そんなキレは今回は全く無かった。松野さんが居たときとは打って変わって、キレも無ければ、ほとんどの振付をトチってしまう始末・・・。 それどころか、立っているのもままならないくらい、腰が引けて、足は常に内股気味・・・。最後の片足を上げて目の横でブイサインするときなんて、よろめいてまともにポーズできていなかった。 ・・・やっぱり刺激を受けてる最中なのかな・・・。 そのまま1サビ部分が終了した。 マクリちゃんの息がとんでもなく上がっている。しかもずーっと内股で太ももをすり合わせたり、軽く足踏みしたり、なんだかとっても切なそうだった。 『あれれ・・・?ちょっとおかしいな・・・。ん~!やっぱりもう少し時間を置いてから・・・』 そうマクリちゃんは私に話しかけてきたと同時に、間髪入れずに次の作戦に移ってみた。 「えぇ!?さっきのリハかと思ったよ~!いつものキレとか抑えてたみたいだったしさ♪ぁあ!ホラほら!もう一回サビの部分スタートさせちゃったわよ! お願い!マクリちゃんの本気のやつ見たいから、これで最後でOKだから、さ♪」 と、そんな風に声をかけたときだった。 『・・・んぁぅ・・』 マクリちゃんから喘ぎ声のような声が聞こえたような気がした。 本当に刺激を受けているんだとしたら、、、本当に切なそう・・・。 そんな中で、曲に合わせてもう一度踊ろうと頑張って立ち位置までやってきたマクリちゃんは今度こそ必死に、そして全力で踊ろうとしていた。 ~♪ サビが始まって10秒くらいたった時だった。 『んんぁ・・・』 再び喘ぎ声っぽいような、そんな声をマクリちゃんは発したかと思うと、その場にペタンと座り込んでしまった。 満面の笑みのマクリちゃん。そんなマクリちゃんが肩を大きく揺らしながら必死に息をしている様子に、ギャップでどうにかなりそうなほど私は興奮していた。 けども、今はちゃんと心配してあげないとだよね・・! 「わわ!!マクリちゃん大丈夫ですか??」 そう言って私はマクリちゃんに近づいた。足を延ばした状態でペタンと座り込んでいるマクリちゃん。必死に呼吸をしているけども、顔は可愛らしい満面の笑顔のまま。。 ・・・ん?マクリちゃん、何かしようとしてる? マクリちゃんは何か下腹部当たりにある“何か”を外そうと、モフモフした手で、モフモフした下腹部から何かをつかみたそうに、手を当てがっていた。 ただ、はっきりとした手つきじゃなくて、私に隠れてやってるような感じに見えた。それを見逃さなかった私は、 「マクリちゃんどうしたの?お腹のこの下に何かあるの・・・?」 そう思い、私はおもむろに下腹部当たりのモフモフに触れた。 ・・・!! なんでここの部分が・・・? 強烈なバイブのような振動が手に伝わってきた。 ハっとしたマクリちゃんは、下腹部にあてがっていた私の手を払いのけた。 そのあとマクリちゃんは私に話しかけてきた。っと言うか、なんだか様子がおかしい。 『さてさて~。今日も元気いっぱい踊るわよ♪初めまして、私の名前はマクリって言います。チャームポイントはピンク色と青色のオッドアイ・・・』 ・・・??? なんで今マクリちゃんはいつも披露してる自己紹介が・・・? と思った瞬間、マクリちゃんはイヤイヤっと激しく首を振ったかと思うと、その場でのけ反りなが、足をバタバタさせて、下腹部に手を当てながら ビクっ・・ビクン・・・ビクン・・・ っと3回大きくビクついた。 ・・・私はあることに相当な衝撃を受けていた。。 我慢して声を漏らさないように必死にしていたんだろうか、ビク付いた瞬間に切なそうで声を押し殺したような喘ぎ声が聞こえてきたんだけども・・・。 その喘ぎ声は、、、明らかに男性のものだったのよね。