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ねっきぃ (Necky)
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【第一話】メスケモ着ぐるみの中の人は小学六年生の男の子でした

【第一話】メスケモ着ぐるみの中の人は小学六年生の男の子でした 今日は夏休みの町のイベントがあるということで、僕は手伝いに駆り出された。 イベントといっても実際はお祭りに近いもので、神社の周りにはずらりと屋台が並び、境内の広いステージでは大道芸人やお笑い芸人が賑やかしを披露している。 このお祭りは毎年夏休みに必ず行われる、町でも指折りの賑わい行事だ。 僕は毎年、準備の係に選ばれている。・・・いや、正しくは両親が実行委員に関わっているせいで、必然的に選ばれている、というわけだ。子どもの手伝いは僕ともう一人くらいしかいなくて、大人に混ざって作業をするのは正直つまらない。本当は友達と遊んでいたいんだけどなぁ、と心の中でため息をつく。 あ、自己紹介が遅れた。 僕の名前は松野翔太、小学六年生。みんなからは「マツショウ」と呼ばれている。 そしてもう一人のお祭り担当――同じクラスの青木と、毎年一緒に準備や当日の運営をやっているんだ。 小学二年生のころから続けているから、さすがに慣れたものだ。とはいえ、もう少し他の小学生も手伝ってくれたらな、と思う。両親いわく「少子化のあおり」らしいけど、そういう大人の事情なんて僕にとってはサッパリよく分からないものだった。 あ、そうそう! 今年のお祭りには、特別な企画がある。 今、女の子たちの間で大人気のアニメキャラクター「ミラクルキャット☆リノちゃん」が登場する、というもの。 もちろん着ぐるみでの出演。ピンク色のモフモフした可愛らしい猫の女の子で、アニメでは普通の猫がミラクルな力で二足歩行の美少女戦士に変身し、悪の組織と戦う・・・そんな内容だ。 ……実は僕もかなりのファンだ。 いや、もちろん秘密だ。女の子向けのアニメを男の僕が見てるなんて、知られたら恥ずかしくて穴に入りたくなる。 そんなリノちゃんの着ぐるみに入るのは・・・なんと青木なのだ。 祭りの始まる1か月前、青木がリノちゃんの中の人だと聞いたとき、僕は耳を疑った。 「え、マジで?青木が?」 「そうだよ。お前だって聞いただろ?実行委員の人に頼まれたんだよ」 青木は肩をすくめ、あっさりと言ってのけた。 その表情には「どうせ断れないんだから仕方ない」という諦めが滲んでいたけれど、内心ちょっと得意げにも見えた。 僕はそんな青木の様子と相まって、正直かなり複雑な気持ちだった。複雑というよりも、物凄く嫉妬してしまっていた。 青木がリノちゃんになる――。 正直、羨ましい。羨ましすぎる。。。 この決定には心当たりがあった。リノちゃんのTVアニメを知っているかどうか、実行委員の人から質問があったのだ。一体何を意図した質問なのか、祭りの三か月前の僕らには全く見当もつかなかった。 「いや、名前は知ってるけど・・・内容は全然知らないね!」と僕はかなりそっけなく、そして恰好を付けるように言い返した。 一方の青木は、 「ずっと前からTVは見ていて、原作のコミックもお姉ちゃんからもらって見てる!」って回答していた。 その回答に僕は青木をイジり倒した。女の子向けアニメなのに何見てるんだよー!と。 ・・・僕も実際に見ているし・・・いや実際は青木なんかよりもずっとずっとファンなんだけどなぁと。 そして僕は少しぽっちゃりした体型で大柄。相撲か柔道の選手だな将来はと親戚からからかわれるほどだが、青木はシュッとしていてかなり小柄。ミニバスもクラブでやっていて体力にはかなり自信がある。そんなわけで、青木がリノちゃんの着ぐるみの中に入ることが決まったそうだけども、内心こればかりは仕方ないかと、青木に決まったことは少し納得でもあった。 着ぐるみの中の人・・・かなり暑くて大変で・・・普通は大人がやるもんじゃないのかな?と思った。実際にこのリノちゃんはかなり小柄で小学5年生の女の子の猫ちゃん。小柄だからこそ中身が小学生の僕たちの方が望ましいってなったんだろうなぁと。 当日、青木は着ぐるみの中の人として、このTVアニメやグッズを展開しているMT社と呼ばれる施設で1か月間着ぐるみのレッスンをみっちりと受けていた。 話だと、着ぐるみを身に付けずに、ダンスのレッスンが殆どだったそうだ。あとは着ぐるみの中に1~2回入って調整したとのこと。 調整?と言われてよくわからなかった。着ぐるみの中はかなり暑くて過酷の様で、着ぐるみ着た日の夕方に青木にあったけども、かなり疲れてげっそりとしていた。着ぐるみを身に付けた状態で演技をするということはかなり大変なことのようで…実際に僕もリノちゃんに変身して演じてみたいと思ってなおのこと青木のことが羨ましく思った。 青木は着ぐるみに入ったことについては、内容は完全に秘密だという。しつこく絡んで聞いても、絶対に言えない決まりだからの一点張り。コソっと教えてくれることも無理とのこと。ただ一言。着ぐるみの中は本当にきつくて苦しいとのこと。。そんなリノちゃんの秘密を持っているからこそ、僕は更に青木に嫉妬してしまう・・・。 ただ青木から一言 「マツショウ、当日はアテンドよろしくな!」 そして迎えた当日。 僕は青木の着付けを手伝うために、着ぐるみの控え室に向かった。 正直なところ・・・。リノちゃんというよりも、着ぐるみそのものが一体どんなつくりをしているのか、中はどうなった構造をしているのか、中はやっぱり暑いのか等を確認したくてうずうずしていた。 遊園地やキャラショーでしか見たことのない着ぐるみ。そんな着ぐるみが目の前の控室の中にあると思うと・・・なんだか不思議な感情が湧いてきてしまっていた。 コンコン 私はドアをノックした。 が、反応が無い。 出番の1時間前。この時間に室内に集合と青木から連絡を受けていた。既に控え室には青木が入っているはずなのだが・・・。 もう一度ノックして声をかけた。 「おーい、青木ぃー!?いるのかー?」 ・・・それでも返事が何もない。 何だよ・・・と僕は思いつつもう一度ノックしようとしたその時だった。 ガチャリ・・・ 控え室のドアが開いた。 と、その目の前に飛び込んできた光景がかなり衝撃的だった。 目の前には・・・ピンク色の猫の着ぐるみ、リノちゃんがいたのだ。 短毛のピンク色のモフモフとしたファーに覆われて、尻尾もスラっとしている。目はオッドアイで可愛らしい猫の表情をした、まさに美少女な着ぐるみという感じだった。 衣装は身に付けていなくて、全身がモフモフとした裸の状態。いや厳密には青木をくまなくすっぽりと覆っているのだけども・・・・。 胸もそれなりにふくらみがあって目のやり場に困ってしまった。 そんなリノちゃんが目の前にいたのだ。 僕は思わず息を呑んだ。 まるで・・・本当に生きているみたいだった。 「よ・・・よぉ・・・青木だよな?」 僕は冷静さを保ったふりをしてリノちゃんに問いかけた。あまりにも可愛らしい着ぐるみに僕は完全に心を奪われていたし、平静ではいられなかった。 リノちゃんは首を横に振った。 「え?青木じゃないの・・・?」 中に入っているのが青木ではないということか?少しだけホッとしたように感じた。こんな可愛らしいモフモフとした着ぐるみに青木が入っているなんて・・・正直認めたくなかった。 リノちゃんは控室のテーブルに置いてあるマグネットで字が書けるボードを手に取って、すらすらと何かを書いている。 “私はリノだよ!青木じゃないよ” そう書かれたボードを僕に見せてきた。 あくまで中に入っている人間ではなく、そのキャラクターとして接してほしいってことか? 「でも、中の人は青木だろ?」 再びリノちゃんはボードに書き込みだした。 “中の人なんていないよ?リノはリノだよ?” そうボードを見せてきて、リノちゃんは後ろを振り向いて背中を見せてきた。 背中にはファスナーらしき継ぎ目が一切なかった・・・。そればかりか、手や足、おまけに首にも着ぐるみ特有の継ぎ目らしきものが見当たらない。 え・・・?どうやってこの着ぐるみの中に入るんだ・・・?そう思って僕は困惑しっぱなしだった。 目が泳いでたじろいでいる最中、リノちゃんの手招きで僕は控室の中に入った。 控え室に入ると、リノちゃんは入り口にカギを閉めた。他の人が入らないようにする防犯的なものなのだろう。 控え室の中は非常にシンプル。机とソファがあるだけだった。 ソファーには・・・見覚えのある服と靴とそしてカバンが置いてあった。カバンにはしっかり青木の名前も入っていた。服はもちろん見覚えがあるし、靴は毎日青木が履いているものだった。 僕は愕然とした・・・。やっぱりこの着ぐるみリノちゃんの中には・・・青木が入っているんだ・・・。こんなにも可愛らしくて女の子っぽい体でリノちゃんなのに…。 僕は控室の入り口でぼーっと立ったまま目の前の光景と現実に打ちひしがれていた。 僕の心は青木への嫉妬心でいっぱいだった。 「お、おまえ・・・1時間も前から着ぐるみ着てて大丈夫か?暑くて倒れてもしらないぞ・・・!」 僕はこの嫉妬の感情を紛らわせるために少し強めな口調で、いわゆる八つ当たりを言っていた。 するとリノちゃんはボードにすらすらと書いて見せてきた。どうやら結構長文のようだ。 “正直言うと、すっごく暑くて苦しい。今すぐ脱ぎたい。でもこの着ぐるみは簡単に脱げないし着るのに物凄く時間がかかる。” 僕はその文章を読んで、ついにアソコを硬くしてしまっていた。なぜだか分からないけども、セクシーで可愛らしいリノちゃんそのものに興奮したのか、中に入って過酷な状況に置かれている青木に興奮してしまったのか・・・そんな硬くなったアソコを悟られないように若干腰を引いた状態で移動しつつ、控え室の床に座ることにした。 「ま、まぁ・・・それは仕方ないか。」 そういいながらリノちゃんをまじまじと見た。リノちゃんは次のメッセージを僕に見せるために何かをボードに書いていた。 それにしても・・・本当にリノちゃんは可愛すぎてしかたがなかった・・・。 シワ一つなくピッタリと青木の体に吸い付いているかのようにモフモフしたファーが美しい。お腹にはおへそがあって、胸の膨らみが幼い女の子っぽさを感じる。・・・こんなにピッタリとした衣装なのに、青木のアソコの膨らみが全く見えないのは不思議だった。 そして不思議なのがファスナーだ。全く見当たらない。どうやって中に入っているんだろうか・・・、気になって仕方がなかった。 そして先ほどからリノちゃんは腰をククっと引いたり、太ももをすり合わせたりするような動きをしきりにしていた。おまけに、胸の動きがそれなりに早く上下していて、呼吸が辛そうなのがすぐに分かった。 第二話に続く


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