ぷっくらと膨れている陰核は、ほんのりと赤らんでいるけれど、膣内と同じで綺麗な桃色をしていた。
ぐちっ♥ ぐちゅっ♥ と指で秘所の中を掻き混ぜて、七草にちかは姉の七草はづきが、まだ“経験”がないことを無表情に確認してみせる。
その鼻がすん……と小さく鳴らされ、酸っぱい匂いが鼻腔に満ちた。
「この匂い、プロデューサーさんは知らないんだよね……お姉ちゃんの、いちばん恥ずかしい匂い……♥ 舐めちゃおうかな……♥」
「あっ……やっ♥ あぁっ……やめ、て……♥ にちか、ぁっ……♥ こんなこと、やめっ……あうぅぅぅっ♥」
「お姉ちゃんの言うことなんて、もう聞かないよ? アイドルになるなっていうのも、聞かなかったでしょ? じゅるっ……ちゅずずずっ……♥ 甘くて、美味しい……でも、ちょっと臭いかも……ふふふっ♥」
「あぁぁっ♥ にちかぁぁっ……♥」
にちかの舌が少しだけ姉の秘所の中に沈み込み、はづきは両手を縛られた状態で、椅子の上でのけぞってみせる。
人が絶頂するところなど見たことはなかったが、姉が自分の手でイッたことが分かった。
自然と口角が笑みの形に上がり、にちかは唇で姉の勃起した陰核を何度か噛んでみせる。
その度に「おっ♥ おっ♥ おっ♥」と体を揺らしていたのだが、はづきは急に「駄目ぇぇぇっ……♥」と声を大きくして、口内に“ぷしゃぁぁぁっ♥”と愛液とは味の異なる液体が流れ込んでくる。
それを口の中でくちゅくちゅとしばらく吟味した後、にちかは「はあぁぁ……♥」と潮の匂いが僅かに混ざった吐息を吹きかけた。
「お漏らし、しちゃったね……♥ あんなに私に口うるさくいってたのに、お姉ちゃんのほうがずっと子供みたい……♥ 大丈夫、お姉ちゃんがこれまで世話してくれたみたいに、私はお姉ちゃんを見捨てたりしないから……♥ 私の“妹”にして最初から躾け直してあげる……♥」
はづきが、怯えたような眼で妹を見つめる。
そんな視線の色が、にちかの心をたまらなく刺激すると、姉妹なのに気付いていない様子で……。
※
にちかがひっそりと病んでいた理由の一つは緋田美琴と斑鳩ルカという少女の因縁にあるのだが、彼女たちはこの話では特に大きな役割は果たさない。
ただ“伝説のアイドル・八雲なみの亡霊”から解き放たれた後で、にちかサイドからすれば訳の分からない理由でルカに事務所ごと敵視され、下手に他人をトレースし続けて来た日々の反動もあり「そんなことを私に言われても」という不満が、爆発寸前まで溜まっていたのは確かである。
自分自身を見てほしい、自分の才能を輝かせて行きたい……それは批判の方面でも同様であり、ルカからの「美琴を奪った奴で、母さんの敵」という主張は、にちか自身を見ずに影を蜂の巣にするような不快な攻撃だった。
しかし、にちかには無制限に自分を甘やかしてくれるプロデューサーと、厳しくもきちんと見守ってくれる……W.I.N.G.を巡る一件で、その信頼は更に増した……姉のはづきが居た。
だから、表向きのにちかは、その二人が気付かないほどに傷は浅く、成長した精神でプレッシャーを撥ね退けているように“見えてしまった”のだ。
そうでなければ──なんだかんだと幼い頃から、にちかをお姫様のように可愛がってきた、はづきがこんな“目に見える地雷”を踏むわけがない。
「実はね、お姉ちゃんは、プロデューサーとお付き合いしてるの」
何ならプロデューサーが身内になることで、にちかが喜んでくれるだろうくらいのことを思っての、告白。
にちかがプロデューサーに求めているのは“父性”であり、恋愛感情ではないことを看破していたのもあって、はづきはこれがにちかの逆鱗に触れる可能性など、頭から考えていなかった。
「(──それって、つまり……プロデューサーさんのこれまでの態度って、お姉ちゃんの妹だから? だから、才能の無い普通の女の子にも付き合ってくれたの? だから、無茶なワガママも聞いてくれたの? 私個人じゃなくて、お姉ちゃんの“アクセサリー”だから、優しくしてくれたの……?)」
ルカに散々撃ち抜かれて、黒い血を流していた影が覆いかぶさってくるような感覚。
成長目覚ましいとは言え、子供の頃からなみのコピーになることを目指してきた彼女の自我は、謂わば生まれたてのようなもの。
十六歳という年齢の割にこまっしゃくれて見えるのは、単に彼女が頑固であったからで、まったく“しっかりした自分”を持っていたからではない。
家族の贔屓目から、はづきはそのことに気付くことができず……これまでの支えも合わせて崩壊し、ぶちりとにちかの中で大切な何かが潰れた音がした。
※
──事務員である七草はづきが失踪して、三日目。
アイドルたちの動揺は大きく、特に恋人であるプロデューサーと、身内のにちかの憔悴は見て居られないほどだった。
警察に既に相談はしてあるが、成人した大人の失踪というのは「自発的に消えた」と処理される場合がほとんどで、警察は捜査どころか手続きもしたがらない。
失踪期間が一週間になれば、流石に捜索届も受けてもらえるだろうとの話だが、彼女が事件に巻き込まれているのだとしたら、あまりにも遅すぎる対応である。
そんな中でも、にちかはふとした拍子にぼーっとしていることはあれど、懸命にレッスンなどをこなしてみせていた。あるいは、その方がストレスの発散になるのかも知れない。
「にちかちゃん、大丈夫? 無理そうだったら、事務所で休んでてもいいから」
「美琴さん。大丈夫です……お姉ちゃんと喧嘩までして、アイドルになったんですから。項垂れて何もしてなかったら、きっとお姉ちゃんに怒られます」
にちかは弱弱しい笑みを浮かべてみせ、ほとんど眠れていないのが美琴にも分かった。
SHHisとしてコンビを組んでいる美琴は、何とかフォローしたいと願うが……身内の失踪というヘビー過ぎる事情を前にしては、にちかより年上とは言え、二十四歳ではまだ若すぎる。
また練習に戻っていく相棒の姿を苦々しく見送ることしかできない美琴だが……本来の観察眼に優れる彼女ならば気づいていたかもしれない。
姉が失踪して姿を消したという状況にも関わらず……にちかが、少しだけ浮足立っているのが。
※
「……ただいま。なんて言っても、返事はできないよね……♥」
にちかが七草家に戻ると、そこには椅子に縛り付けられた状態でおむつを履かされ、口におしゃぶりを無理やりねじ込まれた姉・はづきの姿があった。
身内の失踪で傷ついている被害者の表情だった少女が、みるみる内に情念に塗れた笑みを浮かべる。
「事務所のみんな、心配してるよ。お姉ちゃんって、本当に頼りにされてたんだね。それもそうか……うちの事務所、プロデューサーさんのこと狙ってる人が多いのに、誰もお姉ちゃんが恋人なの否定してないくらいだからね……でも、お姉ちゃんには恋愛なんてまだまだ早いよ? だって、赤ちゃんだもん……♥」
「んんっ♥ んふぅぅぅぅーっ♥」
おしゃぶりのせいで上手に喋れない姉の秘所を、にちかがくちゅり……と軽く撫でるだけで、勢いよく潮が吹きだした。
一日中ローターを乳首と陰核を挟むようにして、稼働させっぱなしにしていたのだ。はづきの体は限界まで性感を高められており、なんなら背中を撫でられただけでも絶頂するだろう。
「警察って、本当に無能なんだね。お父さんも苦労したんだろうなあ……有名芸能事務所の敏腕事務員が姿を消したのに、全然動かないの。助かってるんだけれど、お姉ちゃんの命をなんだと思ってるんだって、腹立たしくも感じるよね……」
「んんーっ♥ んおっ……んふぅぅぅっ……♥」
「……まあ、警察とかそんな難しいことはもう、お姉ちゃんは考えなくていいの。だって、お姉ちゃんはもう、お姉ちゃんじゃないんだから。これまで、私の人生を隅々までお世話してくれてありがとう……やっと自立できたから、次は私がお姉ちゃんの人生を全部掌握して、守ってあげるね……♥」
にちかは自分自身の人生の支えを失い、何もかもが姉の敷いたレールを歩いただけと重い込んでしまっている。
それを脱却する為に、今度は姉を成すがままの言いなりにして、可愛い妹として育て直すことで果たそうとしているのだ。
狂気の思考ではあるが……にちかの愛情は本物であり、蕩かした姉を自分のモノにするべく、今夜も愛撫が行われる。
「はむっ……♥ ちゅく、ちゅくっ……♥ じゅるるるっ……じゅぽっ、じゅぽっ……♥ 男の人って、こうやってフェラチオ? してもらうのが好きなんだって♥ お姉ちゃんも、プロデューサーさんにしてあげたかったのかな? でも、プロデューサーさんが多分、ここまでしてくれないと思うよ? よかったね、男の人の快楽が知れて♥ んちゅぅぅ……♥」
「ふほぉぉぉぉっ……♥ んおぉっ♥ ほぉぉぉぉぉっ♥」
こうして自宅に監禁してから、少しだけ大きくなったように見える陰核を口に咥えて、音を立ててすすり上げ、何度何度も口内で弄ぶ。
潮吹き、絶頂、仰け反りイキ……にちかが見たことのない、はづきの痴態はもう存在しないだろう。
特に姉は陰核を舐められるのが好きで、じゅっ……と強くすすり上げると、すぐに甘い愛液を噴き出して果てる。
「全部、難しいことはエッチなおつゆと一緒に吐き出しちゃおうねェ……♥ 赤ちゃんに戻るの、完璧に……♥ そうしたら、私が育てあげてあげる♥ 今度は283プロでは働かせないからね♥ 大丈夫、お姉ちゃんだったらきっと、何処でも幸せになれるよ……♥」
「んぐっ……んおぉぉっ……♥」
「プロデューサーさんが恋しい? 私も、プロデューサーさんが悲しそうなのは、見てて辛いんだ……でも、仕方ないよね? お姉ちゃんは……はづきちゃんは私のモノになるんだから♥ お姉ちゃんだって、そうやって私を監視して、操ってきたんでしょ? プロデューサーさんまで使って……いいよ、許すよ♥ むしろ参考にするからね……お姉ちゃんが従順になるように♥」
くちゅくちゅとクリフェラでイカせた秘所に手マンしながら、キスをする様におしゃぶりの先端を咥え、はづきの口から取り外す。
はづきが「あっ……」と何かを言いかけた瞬間、両手でにちかがその顔をホールドした。
「もう、はづきちゃんは自分で物を考えたりしなくていいの、何も見なくていいの、私が全部教えてあげる……私の視界も、お姉ちゃんがおぜん立てしてくれたものばっかりだよ♥ だからなんにも心配いらないよね……これも、いらない」
ぐにっ……と目の下へと、にちかの親指はめり込む。
はづきは何をされるのか気付き、ガタガタと震えながら懸命に妹へと無様に媚び始めた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁっ! やめて、やめて、にちかっ! ひっ、ひぃぃぃぃぃっ! お願いだから、離してぇぇぇぇぇぇっ! 助けて、助けてプロデューサーさぁぁぁんっ!」
「にちかじゃなくて、にちかお姉ちゃんって言いなさい……潰すよ?」
「ひあぁぁぁぁぁぁぁっ!? にちか、落ち着いて……あっ!」
「言え」
ぐりゅっ……と下瞼超しに指が眼球に触れる。
はづきはじょろろろろろ……と大量失禁しながら、涙を流して絶叫した。
「にちかお姉ちゃん、やめてぇぇぇぇぇぇぇっ! はづきがおバカでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「……ん、よくできましたぁ♥ 赤ちゃんでこんなに賢いなんて、将来がとっても楽しみだね♥」
深い口づけは、恐怖と堕落をもたらす。
はづきの股間から垂れ流しになっている液体は、粘っこい愛液も混ざっており、少しずつ……にちかによって支配され、犯されることを喜びだと感じ始めている。
「ほら、ご飯だよ? たくさん飲んでね、はづきちゃん♥」
にちかの秘所が、眼前に押し付けられる。
一日のレッスンを終えて、ほんのりと汗の香るそこへ鼻先を埋めて…はづきは、じゅるるっ♥ ちゅずずっ♥ じゅぞぞぞっ♥ と、夢中になって妹の……“姉”のほどこしを啜り、視界をにちかだけに埋めていくのだった。
屋根が高い
2023-12-14 00:27:25 +0000 UTCkgm
2023-12-13 00:51:15 +0000 UTC