虐殺OL05「ビーチ荒らし」
Added 2024-04-14 15:00:00 +0000 UTC「えー、うそー」
「いや、ホントだよぉ」
夏のビーチ。賑わいを避けるような、人気(ひとけ)の少ない端の方。
そこでレジャーシートを広げ、女の子ペアが和気藹々と駄弁りタイムを繰り広げていた。
一人は、フリル付きの可愛らしいピンク色のワンピース水着に身を包み。
黒髪をポニーテールに纏めた、童顔だが顔立ちの整った美人。
もう一人は、金髪をツインテールに結えた、褐色肌に真っ赤なビキニ水着の美少女。
「ねー、モモちゃん。ひょっとして、“お肉”付いた?」
「えー」
“モモ”と呼ばれた女は、幼い顔立ちの割に肉付きの良い体型をしていた。
「そっかなぁ?」
むしろ、ストレートに“豊満”と言っても過言ではなかった。
「最近、ご飯が美味しくて・・・。一杯、食べちゃうんだよね」
モモは自ら、その撓(たわ)わな胸元をムニュッと揉んだ。
メロンを思わせる大きなバストに、指がズブブッと食い込んで行く。
「・・・す、っご。その水着に、“その身体”は反則だよ」
下手をすれば、年端の行かない女子が着ていてもおかしくない、装飾付きワンピース。
そんな可愛い系の水着にある意味、似つかわしくない巨乳。
「ムチムチッとしてて、モモちゃんの身体って“パッと見”だと柔らかそう」
「“身体を動かす機会が増えた”、からかなぁ」
普通に座っているだけで股下に隙間が出来ないぐらい、こちらも豊満な太腿。
「そういうアカリちゃんは、スレンダーで羨ましい」
「えー、そっかなぁ」
“アカリ”と呼ばれた美少女は、自身の引き締まった肢体を見遣った。
アカリは、年の頃は十代の後半ぐらいだろうか。
肉付きの良いモモとは対照的な、余分な脂肪の無い身体付きをしている。
――と、その時。
「ねぇねぇ。君たち」
「こんな所で、何してるの」
「女の子二人は危ないよー?」
突然、女子二人に数人の男たちが声を掛けた。
「えー、何ですか」
「ひょっとして、ナンパですか?」
モモもアカリも、怪訝な表情で恐る恐る返す。
「あー、ね。そう思っちゃうのも仕方ないけど、俺らは違うよ」
「むしろ、俺たちが“そういう輩”を注意して回っている感じかな」
男たちが言うには、ナンパ目当ての“ビーチ荒らし”が出没するらしく。
自警団として、地元の有志で見回りをしているらしい。
「そうだな。“これ”見せれば、納得してくれるかな」
そう言って、一人の男がスマホの待ち受け画面を二人に見せてくれた。
「これ、“彼女さん”ですか?」
「そうだよー。俺ら皆、“彼女持ち”だからね」
だから、ナンパ目的ではない、という事を言いたいらしい。
「えー、じゃあ。地元民って言うなら、良い場所あったら教えて下さいよ」
「お、良いよー。案内してあげるから、付いて来なよ」
自称、自警団の男たちは女子二人を引き連れ、スタスタと歩き始めた。
「地元通なら、“これ”一択だな」
「これ、って・・・」
歩いて数分の所にあったのは、停泊している大型のクルーザーだった。
船内に居住空間と設備のある、かなり大きなタイプ。
「芋洗い状態のビーチで遊ぶより、船で沖合に出た方が早い」
「大丈夫。泳いで帰られる所までしか行かないから」
この辺りの海は穏やかで、サメなどの肉食魚類に出くわすことも無いらしい。
「えー、どうする?」
「ま、良いんじゃない」
心配そうなモモを他所(よそ)に、アカリは“渡りに船”と言わんばかりだった。
「・・・じゃあ、行きます」
「お、良いね。そう来なくちゃ」
二人は誘われるがまま、クルーザーに乗り込んだ。
ブォーッと、小気味良いエンジン音と共に、凄まじい速度でクルーザーが進んで行く。
見る見る内にビーチから離れ、あっという間に沖合に到着。
「ねぇ、ちょっとビーチから離れ過ぎじゃないですか?」
「百メートルじゃ効かないですよね」
クルーザーの周りは、完全な海だった。ビーチは遥か遠くの、向こう側。
「えー、そうかい?」
明らかに“行き過ぎ”にも関わらず、男たちはワザとらしく惚けた表情。
「だから、さ。俺たち、確かに“言った”よね」
「“女の子二人は危ない”って、さ」
男たちは明白(あからさま)に、それとわかる下品な笑みを浮かべていた。
「お前ら、ちょっと警戒心無さ過ぎじゃね?」
「アダルトビデオの導入でも、もうちょい引っ張るぜ」
もう隠す気がないからか、男たちから丁寧口調が消えた。
「えー、だってぇ。・・・ねぇ?」
「うん」
アカリの言葉に、モモも相槌を返す。
「わかり易過ぎて、却ってこっちがどうしようか困っちゃったもん」
「“そうとわかった”ら、ウズウズしちゃって我慢出来なくなちゃった」
モモとアカリは二人、顔を見合わせ『ねー』と可愛らしく微笑み合った。
「んー、あれか。お前ら、そういう“クチ”か?」
「何だよ。“楽しみ”たいんなら、最初からそう言えよな」
演技してる時間が無駄だったぜ、と男は独り言ちた。
「だって、オニーサンたち。女の子を沖合に連れ出して、宜しくヤッてるんでしょ?」
クルーザーの船内は広く、恐らくは十数人規模で入っても余裕がある。
「あー、そうだぜ」
悪びれもせず、男は言い放った。
「で、だ。お前さんたちは、“それ”に乗って来た訳だ」
「同意の上、と捉えても問題ないよな?」
グヘヘ、と相変わらず下卑だ笑いを浮かべている。
「“愉しむ”って事に対しての同意、って意味なら。そう、ね・・・」
「ちょっと、モモちゃん。興奮するの、早くない?」
モモは、いつの間にか可愛らしい童顔を紅潮させている。
「何だ、話がわかるじゃねーか」
男たちの内の一人がモモに近付き、手を伸ばす。
「先ずは、オニーサンね・・・」
上背で劣る男の腕を掻い潜るように、モモは男の脇から両腕を通した。
「・・・おっ? 何だ、積極的じゃねぇか」
童顔の水着美女に素肌で抱き付かれて嫌な男など、この世には存在しない。
「・・・あぁ、ん」
モモの両腕が男の背中に回り切った辺りで、甘い吐息が漏れる。
・・・ミシ。
「ん、んぅ・・・」
「・・・っ!?」
・・・ミシ、ミシシッ。
「ちょ、おま・・・っ。強く締め、過ぎ・・・ぃっ!?」
「・・・あぁ、んっ♪」
メキッ、メキメキメキ・・・ッ!
「う、っぎゃあぁぁぁっ!?」
モモの腕がモリッと一回り太くなると、一気に男の胴体に食い込んで行く。
「お、おい・・・っ」
「お前。何、やって・・・」
突然の事態に呆気に取られ、観衆と化す男たちを尻目に。
「あぁ、ん。良いわぁ・・・。“素肌で味わう”って、こんなにキモチイイのね・・・」
男を締め上げながら、モモは恍惚とした表情を浮かべている。
「おいっ! は、放せっ!」
締め上げる力が一瞬、緩んだ隙に。男は引き剥がそうと必死に抵抗する。
ゴッ、ドガッ!
「くそっ! 何て、力だ・・・っ」
しかし、男が殴ろうが掴もうが。モモの両腕はガッチリと固定されたまま、微動だにしない。
「・・・ダメ。ゆっくり味わいたいのに、もう・・・我慢・・・出来ない」
“ダメ出し”をしたのは何も、男の抵抗に対して、ではなく。
「うぅ、ん。んぅ、あああぁんっ!」
メギメギ、ボギッ! ボキボキボキッ!!
「うがあぁぁぁっ・・・っ!!」
モモの両腕が、男の背中を完全に回り切ってしまった。
勿論、男の胴体はモモの巨乳と太くなった剛腕の間に挟まれ、潰れていた。
「モモちゃん、ヤッちゃうの早いよー」
「あはは、ごめーん」
ご馳走をゆっくり味わって食べたいのに、つい一口で行ってしまう。
そんな自分に対して、モモはダメ出しをしていたのだ。
「おい、お前っ。何しやがったんだ!?」
「あ、これ? はい」
もう用済み、と言わんばかりにガクンッと垂れ下がる男を開放した。
「お、おい・・・」
「こいつ、息してねぇ・・・」
一人目の男は、胸元を板一枚ほどの厚さにまで圧縮され、事切れていた。
「お前ら、一体・・・」
体格も人数も、明らかに上回っていて。
一方的に嬲って、犯す。その筈、だった。
「オニーサンたちは、連れ込んだ女の子を楽しむ・・・んだっけ」
「私らは、“そういう輩”なオニーサンたちを相手に、愉しむ」
『同じ事だよねー』と、再び二人は笑い合った。
「てめぇっ。こんな事して、只で済むと思ってんのかっ!」
何処からかナイフを取り出した男が、油断しているモモに襲い掛かる。
グサッ。
「・・・なっ!?」
ナイフは、確かにワンピース水着のピンク色の生地を貫いていた。
しかし、その下の素肌は数ミリ刺し込んだだけで、止まってしまう。
「あたし、刃物とか通らないのよねー」
モモは、男の手から強引にナイフを奪い取り。
「だって・・・」
人差し指と親指で刃を挟むと、グニニッと折り曲げて行く。
「「「・・・っ!!?」」」
グニャッ、グニャニャ。
「こんな脆いモノが、効く訳ないしぃ」
まるで、粘土細工のようにナイフが丸められて行く。
グギギギ・・・グギャリッ。
「はい」
カランッと、刃が渦巻状に丸まった“ナイフだったモノ”を放り捨てた。
「モモちゃんの筋肉、ホンッとに凄いよね」
「伊達にぃ、“お肉”付いてないよん♪」
モモは、肩の高さで両腕を折り曲げる。
グググ・・・ッ。モリ、モリリィッ!
「何だよ、それ・・・っ」
女性らしい肉付きだった筈の二の腕は、あっという間にハンドボール大にまで膨れ上がり。
何処に埋まっていたのか、脂肪を押し退けるように血管が浮き上がっている。
モモ自身、『組織』の仕事を請け負う事で“身体を動かす機会が増えた”。
男の身体を破壊する悦びは、モモの身体に更なる成長を促し。
「“お気に”のスーツ、もう入らなくなっちゃったんだよね」
優に『60cm』を超える特大の力瘤に、店売りのスーツが通る筈も無く。
「今日は、水着だから破かずに済むと思ってたのに・・・」
「ひぃっ!?」
先刻までと明らかに別人と思える程に、モモの身体は大きく隆起していた。
ピリッ、ピリリッ。
「お前、自分でも破いてるんじゃ・・・」
男は、水着の生地が裂ける音を聞いていた。
僧帽筋が盛り上がり、ワンピース水着の肩口が裂け始めているのだ。
「それと、オニーサンがあたしの水着に穴を空けたのと、何の関係が?」
「ひ、ひぃっ」
自分より背が低い豊満なだけだった筈の女が、今や。
首筋や肩、二の腕。腹筋に、太腿。
全身の筋肉を盛り上げ、自分より遥かに逞しくなり、迫って来る。
「モモちゃん。何なら、私にやらせてよ」
「えー。もう、しょーがないなぁ」
選手交代とばかりに、モモが後ろに下がる。
「・・・な、何だ。今度はお前か?」
男は内心、安堵していた。
ベアハッグで男を抱き潰し、ナイフを折り曲げる怪力。
そんな筋肉女に相対するぐらいなら、まだ華奢な少女の方が組みし易い。
「大丈夫。キッチリ、“穴を開けて”あげるから♪」
「何だ、武器でも仕込んでんのか?」
男たちは、万が一の抵抗を懸念して、船に連れ込む際は荷物は持ち込ませない。
今回も、この二人は水着以外は手ブラだった事は確認済。
「武器、ね。そういう意味なら、“私自身”がそうかな」
「へっ。そこの筋肉女なら兎も角、華奢なお前に何が出来る」
相手が弱くなったと思い、急にいきり立つ男。
「ふふっ。せいぜい、良い声で鳴いてね♪」
「何を言っ・・・」
ズブッ。
「・・・え」
男は急に、身体が熱くなっているのを感じた。
「・・・っ!?」
正確には、男はお腹が熱を帯びているのに気付き、視線を落とす。
「うぎゃあぁぁっ・・・痛ぇ! 痛い、痛い痛い痛い・・・っ!」
「きゃははっ」
男の土手っ腹に、アカリの“貫手”が突き刺さっていた。
「ほーれ、こちょこちょ♪」
「うぎぃぃぃ! や、やめ、やめっ、て・・・」
親指以外の四指が、第一関節部分まで埋まっていて。
「あははっ。もっと、鳴いてよ。こちょこちょー」
アカリは、突き刺したままの指を上へ下へと、男の体内で動かし続けた。
ドサッ。
「あ、あれ?」
男は余りの激痛に失神してしまい、糸が切れた人形のように崩れ落ちた。
「アカリの“それ”、あたしは出来ないんだよねー」
モモは、純粋な筋力を以てして、男の身体を破壊することに感触に悦びを感じる。
肉を圧し潰し、骨を砕く感触を味わう事を信条とする、悦楽者。
「自分より小さいからって、私を舐める男はみんな良い声で鳴かして来たんだよね」
一方でアカリは、筋力でモモより少し劣るものの、空手をベースとした技術に秀でていた。
その技を以てして、男の身体を破壊して反応を愉しむ、生粋の嗜虐者(サディスト)だった。
「お前ら、何者だよ!?」
「何で、俺らに・・・っ」
男たちは、遊んでそうな女に声を掛け、クルージングの次いでに楽しんでいただけ、だ。
何も悪いことはしていない、と本気でそう思っていた。
「ん-、やり過ぎたんじゃない?」
クルーザーで沖合に連れ出して、逃げ場を無くし。
且つ、強姦紛いの事をしつつも無理矢理に同意を取らせ。
「どうせ、この部屋もカメラを仕込んであるんでしょ」
「なっ!? どうして、それを・・・」
強姦動画は裏サイトにしか流していない筈、男はそう思っていた。
しかし、今の時代。一度でもネットに流出したものは、何処までも広がって行く。
会員制サイトだろうが、鍵を掛けていようが。人の目に触れたモノは、広まる。
「オニーサンたち相手に“スナッフムービー”を撮ってくれって、お願いされたの」
「何だよ、それ・・・」
何処の誰が、そんな依頼を。
「まー、でも。そんなこと、どうでも良いの」
「っ! じゃあ、それなら・・・」
残った男たちの表情が一瞬、明るくなる。助かる光明が見えた、そんな予感。
「だって、そんな“目的”なんかより・・・」
「・・・え。何、を・・・むぎぃっ!?」
モモは、近くに居た男の頭をムンズと掴み、股下の間に強引に押し込める。
「ふぅ、ん・・・」
グ、グモモッ・・・。
「う、ぎ、ぃ・・・」
童顔美女の太腿の感触、では無かった。
男の頭の両側には、大腿四頭筋と思われる分厚く硬い筋肉の塊。
メギ、ギギギッ。
「あ、っはぁん・・・」
「や、やめ・・・」
男の頭蓋の内圧が上がり、耐え切れずに目玉が徐々に飛び出て行く。
グギャ、メギ・・・メギャッ。
「うぅん。良い、わぁ・・・」
男の頭部が拉げ、ラグビーボールのように歪な形状を取って行く。
「や・・・、め・・・」
余りの圧力に、男が言葉を発する事で出来なくなった、瞬間。
「あぁあんっぅっ!!」
モモの嬌声が室内に響き渡ると同時に。
ドグチャッ!!
と、男の頭はスイカ割りのスイカの如く、赤い中身を弾け出して潰れてしまった。
「「「ひいぃっっ!!!」」」
今まで女に跨るだけだった船室内で、横たわっているのは仲間だった亡骸。
一人は、胴体を抱き潰され。
一人は、腹を突き刺され。
一人は、頭を潰され。
たった二人の、水着姿の美女たちに葬られてしまった。
「おい、誰か運転して直ぐにでも・・・」
誰かが足止めをしつつ、何としてでもビーチに戻ろうという算段。
「ダーメ♪」
だが、船室から運転席に行こうとした男を、モモが後ろから抱き締める。
「ひぃっ!?」
「あは、はっぁん・・・」
熱く、甘い吐息が男の背後から首筋に掛かる。
性的な意味で興奮した美女に、“あすなろ抱き”されているのだ。
本来であれば、男なら誰もが羨むシチュエーション、である。
「や、やめ・・・」
男女が触れ合う閨(ねや)での情事に似て。身体の相性を、感触で探すような。
しかし、それでいて全くの別物なのは、当の男本人にもわかっていた。
「この辺、かな・・・」
モモが指を這わせる度に、男の胸元からミシッ、ミシッとアバラ骨が軋む音が鳴る。
「モモちゃん、“それ”って噂の・・・」
「うん、行くよー。せーの・・・」
モモは、男の胸部で手を広げ、“固定”する。
「お、おい。や、やめ・・・」
「・・・必殺、『アバラ開き』」
男の胸筋越しに左右のアバラ骨を数本、強引に掴むと。
一気に掴んだまま、その両手を無理矢理、“外側”へ広げた。
「うぎゃあっ・・・(’&≫#&*$’%&」
後半は、悲鳴とも断末魔と判断が付かないような、絶叫。
ブッシュウゥゥゥッ!
と、男の開かれた胸部から、鮮血が飛び散っている。
その“中”ではドクン、ドクンと心臓が脈打っていた。
必ず殺す技、と書いて必殺技。
「モモちゃんがそう来るなら、私も・・・」
アカリの瞳が、妖しく光る。
逃げ場のない絶海のクルーザーで、狂乱の宴は続くのだった。