SamSuka
緒又しゆう
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あるネカフェでの風景

 オフィスの窓は暗く、中の様子が鏡のように跳ね返っている。段々昼の時間が伸びてきたとはいえ、流石にこの時間にもなると空は暗く、足元の明かりが目立つようになっていた。 「ねぇー、長田さぁーん。長田さんってばぁー」  会議の資料を作成していると、ふと私の隣から声がかけられる。見れば、白いシャツにピンクのブラを透けさせた、茶髪の女性社員が話しかけてきていた。 「ねっねっ、明日は休みですし、この後飲みに行きませんか? 一緒にお酒飲んでパコパコしてきもちよーくなりましょうよ~♡」 「悪いけれど、遠慮しておくわ」 「えぇ、またそれぇ? 長田さん、付き合い悪いですよ~。昨日もおとといも、その前もダメだったじゃないですか~」  デスクに腰を当てながら不満げに彼女は声を漏らす。私は少し笑みを浮かべて、彼女の前で手を合わせた。 「ごめんね、ちょっと他にやりたいことあるから。今はお酒も制限してるの」 「意識高いなぁー、長田さん。この間はジムでしたっけ? 今日も体鍛えに行くんですか?」 「今日はちょっとしたご褒美」 「ご褒美? それってスイーツとか? あ、映画見に行くとか?」 「ハズレ、また今度教えてあげるわ。断っちゃってごめんね?」 「はーい。それじゃ、また」  私は同僚に軽く手を振りながら、男二人に挟まれて、お尻を撫でられる彼女を見送った。仕事終わりに同僚と酒をたしなむ。塩気の強い料理に、安くて薄い酒。それはそれで楽しいものだし、私も学生の時や入社してすぐの時はよくやったものだ。 「よしっ、仕事終わり……いこっかしらね~♪」  私はまとめ終えた資料を保存し、会社の席を立った。  プライベートの楽しみ方というのは人によって色々あると思う。運動したり、旅行したり、映画見たり、アニメ見たり、それこそお酒を飲んで話したり。まあ結局どこに行ってもエロいことはついて回るんだけど。私の場合はここだった。  会社から少し離れた駅の雑居ビル。その三階フロアに入っている施設だった。黄色っぽい白の壁に、ブラウンのカウンター。白シャツにベストを着けた女性店員は私を見るとニッコリと微笑んで軽く会釈をした。私も会釈を返しながら、財布から出したカードをカウンターに置く。 「大人一人で、ボックスシート、ドリンクバーでお願いします」 「かしこまりました。ご希望の相手はいかがいたしますか?」 「チン長11cm以上で、太さは3cm以上。生中出しとチンカス、スカトロはNG。ハゲ、デブ、痴漢、セクハラナンパはオッケーにしといてください」 「かしこまりました。貴重品はお預かりしますか?」 「はい、お願いします」 「承知いたしました。最後にご注意です。潮吹き、放尿、脱糞、ぶっかけ等により、書籍や電子機器類に損害が認められた場合は弁償いただく他罰則金を頂きます。ご了承くださいませ」  店員さんはつらつらと流暢な言葉で説明を続けながら、私の会員カードを取って、レジに通した。よくやるよなぁと感心する。こうしている間、彼女の下の方からはぴちゃぴちゃと音がしていた。少し覗き込むと、彼女の足の間では黒い髪を揺らしながら誰かが顔を擦り付けている。 「35番をお使いください。長田美奈様」 「どうもー」  返却されたカードを手に、店の中へと足を踏み入れる。ブラウンの壁が立ち並ぶ廊下は、等間隔で壁に番号がはられている。店内はゆったりとしたジャズミュージックが流れている、よく耳を澄ませると「ァっ♡ ァっ♡」と甘い声が聞こえていた。 「ええと、35……35……ここか」  指定された部屋の扉を開くと、番号すぐ下の小型ディスプレイが点灯し、私の顔写真が写っている。黒いショートカットに真面目そうにキュッと引き締まった口元。首がすらりとしているから、少しは綺麗に見えるだろう。その隣にはスリーサイズや身長、さっき店員に伝えた条件その他諸々が提示されていた。私は荷物を部屋の中に置くと、衣服はハンガーに掛けて部屋の中へ。ブラとパンティに靴下とパンプスだけを身に着け、最後に、腰のあたりに部屋番号を示したシールを貼れば準備は万全だ。 「さーってと……今日は、いい竿来てるかなー……♪」  小さくひとり呟いて、私は店内を歩いて行った。  ネットカフェの営業形態が変わってからもう結構な時間が経つ。数年前こそ店内でスカトロプレイかましたり、所構わずオホ声漏らしたり漫画にぶっかけたりと散々なマナーだったけれど、最近はずいぶんと落ち着いて楽しめる空間になってきた。少年誌、成人誌のコミックが並んで置かれている棚では、私と同じような下着姿や、全裸で徘徊する男女がポツポツと見られていた。  基本的には、ネットカフェとハプニングバーが重なったようなものだとも言える。流れとしては、好みの相手を見つけたら、まずは腰の番号に書いてある部屋のディスプレイをチェックして、NGやOKを確認。その後、お互い声を掛け合ったり、あるいは体に触れ合ったりして、どちらかの部屋でセックスに及ぶ。  こうして全裸や下着姿で歩き回っているっていうことは、特別な理由がない限りセックスを求めているってこと。皆チンポ勃起させてマン穴を求めていたり、雌穴濡らして肉ディルド求めていたりって、そういうことだ。  それはもちろん、私も例外じゃない……♡ 「ん……♡」  店内をうろつく男性が、私を見るなりじっといやらしい視線を注いでくる……♡ 別に自分のことを勘違いしている痛い女じゃない。だってちらりと見たら、男性は皆、垂れ下がったおちんぽを徐々に大きくして、やがてはそそり立たせてくれるんだもの……♡ 腰回りに浮き出た骨と、丸い尻肉の形……♡ 鎖骨からなだらかに、そして大きく前に膨らんで、たわわに実った丸いおっぱい……♡ そしてその先端はぷっくりと肉厚の乳首が膨らんでいる……♡ これらを男性はみんな、ああ、あれを揉みしだきたい、掴みたい、吸いたい、つねりたい、はさみたいと……欲情にまみれた視線を私に向けてくれている♡  あぁ……毎日食事制限してよかったぁー、週3のジムも通い続けて良かったぁー……最っ高……♡♡♡♡  「ぁ、ン♡」  きたきた、早速……♡  周囲の男性からの視姦を楽しみつつ、漫画の棚で人気シリーズの最新刊を立ち読みしていると、不意にお尻が撫でられた。ちらりと振り返ると、いかにも性欲強そうな、ハゲで、デブの中年オヤジが、ニヤつきながら私のお尻を触っていた……♡ 「ふふ、どーも……♡」 「こんばんは、美奈ちゃん……♡ ハゲデブオッケーなんて珍しいねぇ? おじさん、部屋のディスプレイでお顔見ただけでちんぽビンッビンだよ♡」  おじさんはそう言うと、私の腰に両手を回して、横から抱きついてきた。お腹を押し上げるほどの強い勃起を見せつけるチンポ♡ きちんとコンドームをしたそれが、私の腰骨にあたっている……♡ おちんぽを軽くこすり、私はニヤリとおじさんを見やる♡ 「私、性欲強い人が好きなんですよ♡ ハゲもデブも、チンポでかかったり、ヤりてーって気持ち強い人が多いですし……♡」 「へぇ……♡ ここにはよく来るの?」 「たまに。普段はダイエットしたり、トレーニングしたり、鍛えた体をみてもらうためにって感じですね♡」 「見てもらうために? 抜いてもらうの間違いじゃないの? こんな風に……♡」 「ァっ♡」  おじさんはそう言うと、私の後ろに回って太い腕で腰を抱いてきた……♡ そのままぶっといおちんぽをお尻の谷間に挟ませて、腰を軽く、タンタンと打ち合わせてくる……♡ チンポは太く、熱い……♡ 一見すると強引なだけのおじさんに見えるけど、私を自分のそばに寄せて腰を振った後は、片手でお腹やおっぱいを撫で、乳首の周りをなぞるように愛撫してくる♡ これ、あたりだぁ……♡  少し遅れて、私の部屋の方からやってきた男性客がイたものの、私とおじさんを見て諦めたように店内をウロウロし始める。私はニヤリと笑って、おじさんのチンポをお尻で扱きながら、後ろ手に首を撫でた。 「じゃ、しましょっか……♡」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  部屋の中に入った後は、もうそこは二人の時間だ。二人といっても、完全な個室ではなくパーテーションだから、あまり激しい声を出せば周囲に迷惑がかかってしまう。 「はむ、ンッ、んっ、ふぅ……♡」 「ぢゅ、ぢゅっる……ん、ふぅ……♡」  だからこの場では、お互い抱き合って、声を潜めて楽しむのだ♡ おじさんは私の腰回りを撫でつつ、唇を奪いながら腰を擦り付けてきた♡ 私も自分のおっぱいを押し付けながらねっとりと舌を絡め、片手でおチンポを扱いたり、金玉を撫でまわしたりとご奉仕する♡ 「んふぁ♡ 上手じゃないか♡ 生でしたくなっちゃうよ♡」 「んちゅぷぁ♡ 生よりもーっと楽しいですよ、ゴムセックスは♡ ほら、もう入れて?♡」 「はい、はい♡」  もう正直こっちも我慢の限界だ。一発チンポ入れてイかないと気分がすまない♡ フラット席で寝転がされて、さっそく足を開いて迎え入れる♡ おじさんのゴムチンポが、ぐっちょり濡れたおマンコにあたり、そのまま、奥へ……覆いかぶさられ、体重と共に、ねじ込まれる♡ 「ん゛ッ……ぉ゛ぅ……んむ゛♡♡♡♡♡」  声が外にと漏れないようにか、おじさんは私の唇を覆うようにキスをしてきた♡ ああもうこれ、絶対逃げられないぃ~♡♡ おじさんの両腕は、私の頭の左右に置かれ、両足はお腹と腰で浮き上がるようにひっくり返され、おマンコの穴は天井に向く……♡ そのまま体重をかけて、ど、ぢゅ、どっぢゅ、どっぢゅぅ……♡ 「ぉ゛っ♡ ん゛っ、んっむ゛、んん゛、ぅ、っむ゛♡♡♡」  口で押さえつけられてまともに喘ぎは出せないが、それだけに強い快感が私を襲う♡ 重さも加わって、上から何度も潰される快感……♡ ごぢゅっ、ごぢゅっとおマンコがいじめられて……お、やば、やばっ♡ やべっ、ぃっぐ、こんなはやくに、ぃっぐ、いぐ♡ 「ぉ゛っん゛ッッ…………♡」    口の中に伸ばされた舌で気が付いたのか、あるいは締ったおマンコで気が付いたのか。いずれにしてもおじさんも一度射精を迎えたらしい♡ 奥まで押し付けたおチンポが、じょうげにびくっびくっと波打った♡ ゆっくりと引き抜かれたおチンポの先には、ピンポン玉よりも二回りほど大きなザーメンがたまっていた♡ なのに、おじさんのおチンポはまだビンビンに勃起したままで萎えないんだもん。コレはかなりのアタリ♡ 「きもち、よかった……♡ ですか?♡」 「美奈ちゃんもイってたねぇ♡ おマンコ締め付けられてイっちゃったよ♡ これで終わりじゃないだろ?」 「もちろん♡ じゃ、これはこうして……♡」  亀頭の先端とゴムがくっついているところを指で押さえて、ザーメンが逃げ出さないようにしつつ、ゴムを抜き取る。まずは一回結んでザーメンが出ないようにしてから、もう一度、今度は乳首に括りつけた♡ 私の乳首に結ばれたゴムを見ると、おじさんは一言♡ 「おほっ♡」  と笑って、またおチンポの先っぽから我慢汁をこぼす♡ 「いいでしょう?♡ 今日はこれを付けて帰りたいので、もう片方も、お願いしますね♡」 「も、もちろ、ぉ……?♡」  自分でつけようとするおじさんの手からゴムを奪い取って、私は笑う♡ 「どこのチンポとも知らないやつなら別ですけど……有能なおちんぽさんに自分でやらせるほど、野暮な雌じゃないですよ……♡♡♡♡♡」  にやつくおじさんのおチンポを手にし、先っぽからするするとゴムを付けていく♡♡♡ やっぱり、おおきさもすっごい♡♡♡ ゴムが余ることなく、根元まで薄いのが続いている♡♡ おじさんは私を軽く抱きあげると、今度は下から腰を落とし、立ったままヤろうとしてきた♡♡♡ 「美奈ちゃんは、すっごいスケベだねぇ♡♡♡ おじさんの方こそあたりだよ……♡♡ このままヤっちゃっていいかい?♡♡♡」 「……♡♡♡ 私もこれ、つけていいですか?♡♡♡」 「もちろん♡」  おじさんの許可をもらい、壁にかかっている黒いマスクを口に被せた♡♡ 四角い、防塵マスクみたいな形のそれを口周りにつけ、取れないようにベルトをしっかりと占める。おじさんは私の付けたマスクから伸びた備え付けのイヤホンを耳にはめると、お互いにぐっと親指を立てる。準備完了。立ったまんま、おじさんのデカチンポが、私のおマンコにズん゛ッ♡♡♡♡♡ 「~~~~♡♡♡ ~~~♡♡ ~~~~♡♡」  周りにはくぐもった声しか聞こえないだろう。せいぜい聞こえたとしてイヤホンの音漏れ程度。店舗内の音楽にはかき消されてしまう。けど、おじさんの耳には……♡♡♡♡ 『お゛っ、ぉお゛ッっほぉお゛♡♡♡♡ お゛っぉおお゛ぉお♡ お゛っぉお゛♡ お゛っっほぉお~~♡ チンポっ、ちんぽでっけっ、あ゛ッ、きもぢぃ~~~♡♡♡♡ チンポっ、チンポきもっぢぃ♡♡♡♡ あ゛ッ、あ゛っ~~そこっ、そこぉ~~゛♡♡♡♡』 「すっごい声だね……♡ おじさんのちんぽ、そんなに気持ちいいのかい?♡♡」 『ぎもぢぃいっ、あ゛っぉぉ゛っほぉお゛♡♡♡ そこッ、そっこ♡♡♡ お゛っ、声、声出すの、ぎもぢぃ♡ あ゛~、おまんこ、おマンコくるぅ♡♡♡』 「本当はこんな声出す子なのに我慢してたんだねぇ♡ ほら、思う存分イきな?♡♡ ふん゛ッッ♡♡♡」 『お゛ッ♡♡♡♡♡』  上から覆いかぶされて、さらに激しいピストンが襲う♡♡ おマンコ、相当感じちゃってる♡♡ おじさんのチンポがデカいっていうのもあるけれど、思い切りチンポにぴったりくっついて、おマンコからひっくり返りそうなほど抜かれ、そのまま子宮ごと床にべちゃりと押し付けられる♡♡♡ そんなゆっくりに感じられる動きが、何度も、何度も、高速で、残像ができるほどに激しく犯される♡♡♡ 『ふぅ゛ぅう、う゛んっ♡♡♡♡ ぅう~~~、マンコっ、おまんこぢゅぶれるっ、お゛っ、お゛ッ~~~~~♡ お゛んっ、んぉおん゛♡♡♡ っほっ、ぉおっほ♡ んぉお゛ぉお゛お゛お゛お゛お゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡』 「ぉ、ぉ、いい穴だ……出るッ、でる♡」 『出る?♡♡♡♡ 出ますか!?♡♡♡♡ だしてぇ♡♡♡ いっぱいびゅっびゅぅって、どっびゅぅーって、おじさんの濃い精子♡♡♡ どっびゅどびゅって、私の中でイってくださぃ♡♡♡♡ お゛♡♡♡ っほぉおお~~~♡♡♡♡』  びゅっ、どっびゅ、ぶっびゅぅー♡♡ びゅるっ、どっびゅぅー♡♡♡♡  おなかに出された感覚……♡♡♡ ゴム越しでもはっきりわかる、こゆ~い精液♡♡♡ おじさんは何度か腰を震わせてびゅっびゅとザーメンを吐き出した……♡♡♡ 再びおマンコから、ピンポン玉より二回り大きなザーメン溜まりを作ったゴムが顔を出す♡♡♡ 私はイったばかりでふらふらになりながらも、それをまた取り外して、逆の空いている方の乳首に取り付けた♡♡ 『んっふふ……二発目なのにこの量……♡♡ おっぱいおもぉい♡♡♡ んっふふふ……♡♡♡♡』 「いやぁ、スケベだねぇ……美奈ちゃん……♡♡♡」  おじさんは汗だくになりながら片手を自分のチンポに当てていた……うっそ、こんだけ出したのに、まだ勃起してるし……♡♡♡ 私はにやりと微笑んで、口から遮音マスクを外す……♡♡ 「おじさん……まだまだ、シたりないですか?♡♡♡」 「そりゃあね、もちろん♡」 「生で、シたいですか?♡♡」 「……美奈ちゃんが、したいんじゃないのかい?♡♡ こんなにさせてさ……♡♡♡」 「ン♡♡♡♡」  私のおマンコは、二回も、それも二回目は激しくイったにもかかわらず、指で触れられるとぐちょりと音がした♡♡ もう完全にばれちゃってる♡♡ ああ、これ、この感覚♡♡ このおじさんの、「チンポはめるのにちょうどいい変態女みっけたー♡♡」って感じの視線、性欲を向けられるこの感じ、たまらない……♡♡♡ 「……私、相当変態ですよ?♡♡♡」 「構わないよ♡♡♡」 「本当に?」 「本当だとも♡♡♡」 「……じゃあ、続きはお外で、楽しみましょうね♡♡♡」  私はそういうと、おじさんの頬に軽くキスをして、35番のスペースを後にした……♡♡♡ ------------------------------------------------------------  マウスをスクロールして、ひとまず資料の最初から最後まで確認。誤字脱字は全て直し終えたから大丈夫なはずだ。CtrlキーとPを押して、オフィス端にあるプリンターに印刷させる。待っている間に窓の外を見ようとしたところ、ふと視界の端に近づいてくる影が見えた。茶髪で白いシャツに、透けてるピンクのブラ。同僚の女子社員だった。 「ね、ね、長田さん。今日こそ暇ですか!?」 「ん、今のところ予定は入ってないけど……でも私、お酒は」 「違う違う、飲みじゃないですよ。ほら、あそこに見えますか?」 「あそこ……?」  同僚がオフィスの外を指さす。廊下にはでっぷりと太った、禿げ頭のスーツのおじさんが立っていた。同僚は口元を抑えて、にまにまとしながら話を進める。 「さっき、会議で私が接待していた方、なんでも会社の偉い人らしいんですよ。専務っていうんですかね? それがチンポもデカくって、ザーメンいっぱい出せるみたいでぇ……ほら、これ♡♡♡」 「……♡♡♡♡」  取り出されたのは、一枚の写真。それはどこかのラブホの一室で撮られたものらしかった。女性の目元はぶっといおチンポで隠されており、さらにはその服装たるや……♡ 彼女の体は全身がほとんど、使用済みゴムに覆われていた。乱雑に散らばっているわけではなく、身に着けた衣服に括りつけられている。パンティの紐や、靴下の裾。左右の耳につけたイヤリングや、ゴムを結び合わせてネックレスにしたり……両方の乳首にもコンドームが括りつけられている……♡ 「この間の金曜日に、ゲットした女の子らしくってぇ、こんだけしてもまだまだ出せるらしかったですよぉ♡ それで、会社の女の子連れてこれから乱パやろーって♡♡♡ ね、ね、長田さんも行きましょ、こんなチンポ逃す手ないですよ♪♡♡ 私ぜったいザーメンジョッキで――」  興奮冷めやらない同僚は、自分がされたいことをあれやこれやと熱烈に語っていた。彼女には悪いけれど、私の視線はその専務とやらに注がれっぱなしだった。部長や課長と話していたその後ろ姿は、私の視線に感づいたのか、ちらりと後ろを振り返る。そして確かに……私の姿を見ると、にやりと笑って親指を立ててきた。  ああ、やば……♡♡♡♡ 「そ、そうね……ぜひご一緒するわ♡ この資料、まとめ終わったらね」 「わ、ほんとー!? じゃあ、他にも何人か誘ってきますね♡ 楽しみー♪」 「ふふ……♡♡♡」  同僚は足取り軽くスキップしながら離れていくと、他の女子社員にもあの写真を見せながら誘っている。いったいどういうつもりだろう。私のことを知っていたのだろうか。それとも、知らず知らずのうちにあの写真を自慢でもしていたのだろうか。どっちにしても、私の雌穴は、たまらなく疼き……♡♡♡ 「……♡♡♡」  廊下の向こうの専務に、親指を立てて合図を返していた♡♡♡

あるネカフェでの風景

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