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ぬ!@一次創作限定
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超能力対決

~登場人物紹介~

機関のトップエスパー

コードネーム:ピンク

縛られたいと思っているMだが、超能力で縄抜けできてしまうのが悩み

機関のNO.2エスパー

コードネーム:パープル

最高レベルの念動力を使えるがピンクに勝てたことはない

プライドが高い性格のため、負ける度に悔しい思いをしている




 私はコードネーム:パープル。機関でもナンバーツーの実力者よ。

 今日はとっても素晴らしい1日だったので、普段はサボりがちな日記に詳細を書き留めておくことにする。

 私たちエスパーは超能力という特別な力を使うことができる。この力で犯罪を防いだり、世界のどこかに潜む逃亡犯を捕まえたりするのが主な仕事。

 機関に在籍するエスパーはみんな警察組織の訓練を受けている。そのため大人同様に働くことが義務付けられているけど、私たちにとって名誉なことでもあるの。

 訓練では超能力者同士で競い合う機会も多い。超能力犯罪に備えた絶対に必要な訓練で、エスパーの中でも私はいつも最高レベルの成績を収めているわ。


 だけどただ一人、私ですらどうしても勝てない相手がいる。


 奴はコードネーム:ピンク。私より1個年下のくせに、持って生まれた能力が強くて全く歯が立たない。

 特にムカつくのが捕縛訓練。最初は必要も無いのにわざと縛られて、制限時間が迫ると瞬間移動で私と位置を入れ替える。

 するといつの間にか私だけ縄の中。解こうとするとピンクの念動力に縄の制御権を奪われて、身動きできない芋虫状態にされてしまうの。

 超能力は自分より念波の強い相手には通用しない。それはピンク目線だとこの私ですら一般人相手と全く変わらないということ。

 無様にもがく私のそばに座り、退屈そうにあくびをしながら訓練が終わるのを待っている態度は私のプライドを深く傷つけた。


 いつか一泡吹かせたい……!

 そんなことを日々思い続けて、今日はようやくそれが叶ったの!!


 以前から機関は超能力を制御する装置を開発していたわ。研究を重ねるに連れてどんどん小型化していき、ついにはポケットに入れられるサイズのものを完成させつつあった。

 今はようやく試作品ができた段階で、これから山ほどの試験運用を必要とするらしい。

 最も強い念波を持つピンクは制御装置のサンプラーに選ばれた。

 超能力をどれほど制限できるか、その試験を効率的に行うには超能力者同士で戦うのが最適だろうという話になり、対戦相手には私が抜擢された。


 ここまで言えば分かるわよね?

 これは私の野望を果たす千載一遇の大チャンスなの!


 対戦項目は私の強い希望で捕縛訓練にしてもらったわ。念波の強弱を試すには緊縛して追い詰めるのが一番なのは事実だし、思惑通りすんなり決定された。

 訓練室に集合した私と向かい側に立つピンク。彼女の首には輪っかのような機械が取り付けられていて、それがピンクの念波を制御しているらしい。

 対戦が始まってすぐ私は念動力で縄を取り、ピンクに向けて飛ばした!



 念動力で無理矢理後ろ手にさせ、上半身から足首まで縄を巻きつけていく。

 口にも猿轡のように縄を噛ませ、降参宣言する術をも封じてやった。

 芋虫状態になったピンクを床に寝かせ、しばらく様子を見る。縄の制御権を奪われる気配なし。私の念波が邪魔で瞬間移動もできないようだ。

 身体をよじらせ、這うように暴れるもピンクは縄から逃れることができないでいる。



 これだ。私が見たかったのはこの光景。無様に転がされ、瞳を潤ませながら息を荒くするその姿……!


「んうぅ……っ! フーッ、フーッ……!」


 おまけに縄の念波を強め、もっと身体に食い込ませてやる。


「んうううぅぅっ!」


 緩急をつけて集中力を乱させながら、リズム良く雑巾絞りをするかのようにピンクの全身を締め上げてやった。

 これだけのことをされて機関のトップエスパーが私に反抗できないでいる。

 嬉しい!! 最高!! どうだ、ざまーみろっ!!

 もし私に思考を読む超能力があったならピンクの心を覗いてどれだけ悔しがってるか見てやりたい所だったわ。

 最後まで私は持てる限りの念動力で、試験時間いっぱいまでピンクを苛み続けた。

 この時の快感は忘れない。これからも装置を調整するために何度となく実験が行われる予定なので、また何度でもピンクを縛ってやるつもりよ。

 興奮し過ぎて今夜は眠れそうにない。ああ、次の実験が待ち遠しいわ。

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