よい子たちのためにたくさんのプレゼントを用意して、今年のクリスマスもサンタさんは町へ繰り出しました。
ほとんどの配達を終えて最後に立ち寄ったのは、町で一番よい子のお家です。
その子から届いたお手紙には「サンタさんへ ぬいぐるみがほしいです。」と書かれていました。
早速、サンタさん専用の何でも入っている白い袋からおすすめのぬいぐるみを取り出してプレゼントします。
そこでサンタさんはふと思いました。そうだ、一番のよい子にはご褒美にもう一つプレゼントをあげよう。
しかし何をあげれば喜ぶのか、お手紙に書かれていなければ分かりません。
サンタさんは魔法の力で、よい子の心の中を覗いてみることにしました。
どうやらこの子は縄で縛られたいと思っているようです。いつもよい子であろうとする反動でしょうか、悪いことをしてお仕置きをされたいという願望を強く持っているようでした。
サンタさんはまたもや魔法の力を使って、よい子の体を縄でがんじ絡めに縛ってあげました……。
目を覚ますと、よい子は自分の体が縛られていることに気づきます。
「えっ、うそ……! なにこれ……!」
とても頑丈に結びつけられているため、自力では解けそうにありません。
自分で自分を縛る時とは比べものにならない緊縛感に、よい子は心臓を高鳴らせてクリスマスの朝を迎えるのでした。