この記事ではこれまでに制作したイラストを一枚に焦点を当てて、どのような要素で構図が出来ているかなどを図解していきます。
今回はこのイラストをピックアップして構成要素と濃淡について解説を行っていきます。
下記事に制作過程を載せているので合わせて読んでみてください。

原神「モナ」水着衣装イラストのメイキング記事です。 下に作業用PSDデータを配布します。 ■ラフ ↓人体アタリ線 ↓アタリ線 ラフ線を引く前にアタリ線を制作します。 衣装はオリジナル衣装の帽子を水着に採用しました。 両手で帽子を掴んていでいるポーズにしました。 ↓ラフ線 アタリ線を目印に粗すぎない程度にラフ線を...
下図:大まかな要素図解
このイラストは若干フカン気味構図ではあるものの、画面のほとんどをキャラクターが占めている構図です。
背景には青空と入道雲、流星を配置しています。
また、画面左下に水面を配置することでキャラクターのいる場所の説明を行っています。
四角形のキャンパスの中を斜めに使うことでイラストに動きを持たせています。
下図:キャラクターの構成要素
今回のキャラクター「モナ」は水着衣装ではありながら、魔女帽子とガウンを使うことによってキャラクターシルエットに変化を持たせています。
下図:キャラクターパースについて
キャラクターに下から見上げるようなあおりパースがかかっています。
お腹や脚が良く見える効果と空など頭上の要素が画面に入れやすくなる効果があります。
下図:背景要素
背景は少ない要素ですが、大部分は大空が占めておりキャラクターを斜めに横切るように雲を配置しています。空と雲の位置関係はこのあとの「キャラクターと背景の濃淡関係について」に影響しています。
青空には視線誘導効果を想定した流星を配置しています。
下図:キャラクター濃淡図解
キャラクター濃淡については、帽子とガウンの裏地を彩度高めの青を採用して濃いめの濃淡にしています。
これはキャラクターの肌(薄め濃淡)を目立たせる効果を狙っています。
下図:背景とキャラクターの濃淡関係図解
背景の青空をキャラクター上半身の後ろに来るように配置することでキャラクターの顔や胸回りを目立たせています。原理としては今回のキャラクターはほとんどが薄い濃淡でできているため、濃いめの濃淡をキャラの後ろに配置することで濃淡の差が大きくなり(コントラストが高くなり)目立ちやすくなる効果が得られます。
下図:視線誘導の役割を持つ要素図解
流星の軌跡と水滴エフェクトを使って視線誘導効果を狙っています。
エフェクトを配置するときは誘導線に沿い過ぎると不自然に映ってしまうため適度にばらけさせながら配置させましょう。
この記事では大まかに「要素の配置」と「濃淡のつけ方」、「視線誘導」についてまとめてみました。イラストを描いていて「なんだか見栄えがしないなぁ…」と感じる際はこの二つの観点でイラストを見直してみてはいかがでしょうか。
この記事は以上です。ここまで読んでくれてありがとうございました。
ぐるくん(魚)
2022-07-29 14:36:17 +0000 UTCqfeuille3
2022-07-29 11:21:14 +0000 UTC