「…う…、う…ぅ…」
どれだけ気を失っていただろうか?
ようやく深い意識の底から目を覚ます梨緒。
一体何が起きたのか…その記憶を遡ろうとする前に彼女は周囲の異様な雰囲気を察した。
「………」
梨緒を侮蔑とも何か得体のしれないモノかのように見つめるテニス部員たち。
「え……?」
その視線がある一点に注がれていることに気づく。
その視線の先を追うように、自分も"ソレ"を見た時彼女の心は一瞬にして凍り付いた。
「う、うわあああああああああッッッッッッッ!!!!!????????」
テニスコートにあられもなく仰向けに大の字に倒れている梨緒。
その身体の中心…そこにまるで存在を誇示するかのように起立し皆の注目を集めていたのは…彼女のデベソであった。
「み、見るなぁああああああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」
咄嗟にその場から立ち上がり己の臍を両手で抑える梨緒。
「な、なんでこんなに膨らんでぇえええええええええ!!!!??????」
「アタシの"カミナリ"の力を込めた球が直撃したからだろ?」
「ッ!?」
声のした先…そこには自身のラケットを弄ぶライカの姿があった。
「お前ホント弱っちいなぁ…臍に一撃ボール当たっただけで気絶しちまいやがって…」
「う、うるさいッ!わ、私の臍を元に戻せッ!!」
「アタシに勝ったらな…ってもういいか、"テニス"ってヤツにも飽きた」
「な…ッ?」
「やっぱ"コレ"で直接やる方が性に合うってな」
ラケットを無造作に放り投げ、拳を鳴らしながら梨緒に迫るライカ。
「う…!?」
「さぁて、そろそろその"デカブツ"もぎ取っちまうか…」
その威圧に気圧される梨緒。
だが、彼女は己とその臍に迫る危機に意を決した。
「ふ、ふざけるなぁあッッ!!!!!これ以上私の臍を好き勝手させてたまるかぁッあ!!!」
半ばやけくそで変身を試みる梨緒。
変身シーケンス…自身の両手の先を鎖骨の間の頚窩から下腹部まで、ブラウスの前立てに沿うように降ろしながら体の内部に力を注ぎ込んでいく。
そして臍前に両手を再度持ってくると、そこから力を解放するように大きく両手を広げ叫ぶ。
「ネーブル・リオッッ!!!!」
ピシャアアアッッッッ!!!!!!
頚窩、子宮の収まった下腹部、そして臍部が光り輝き、彼女の体を包み込んでいく。
やがてその光が弾け、変身を果たした彼女の姿が現れた。
「ネーブル・リオッ!!今度こそお前を…」
思わぬ事態に動転する梨緒。
変身は果たした…果たしたもののそれは彼女が意図していた姿と大きくかけ離れていた。
「な、何だこれはァアアアアアアッッッッッッ!!!!??????」
黒を基調としたレオタード状のスーツに腰に就いたフリル、そしてアクセントのように頚窩、下腹部に緑に輝くジュエル、そして臍部に装着された球体上のカバー…
それが本来の『ネーブル・リオ』としての姿であった。
しかし今、彼女の格好は姿かたちこそ同じものの、半ば素肌が見えるほど透けた白の生地に一切の光を発しないジュエル、そして通常であればその"デベソ"を防護するかのように装着された球体上のカバーは無く、代わりに存在していたのは彼女の膨張し切ったデベソそのものであった。
その痴女も同然の姿にざわめく周囲。
「なに…あれ…」
「…あの格好……マジ…?」
「主将……あんなデベソ見せびらかして…」
「………変態…」
完全に錯乱状態に陥る梨緒。
「ち、違うぅううッッッ!!!!!!これはぁ…コレはあああああああッッッッッッ!!!!!!!!! 」
両手でこれ見よがしにさらけ出されたデベソを押さえながら泣き叫ぶ。
「コレはァあああああああッッッ…そ、そうッ!!!テニスボールだッ!!!!」
「さっきの一撃で、は、腹にテニスボールがめり込んだままで…ははっ…!」
もはや自分でも何を言ってるのか分からなくなる。
ただ"自分の意志"で変身した結果、事態がさらに最悪な方向に向かってしまっていることは理解できた。
「デ、デベソじゃないッッ!!!!!テニスボールだッ!!!ほ、ほらよく見て…ウッグッッ!!!!!????」
不意にそのデベソに激痛が走る。
「うぐあああッッッ!!!????」
「ほぉ~う?腹にテニスボールがめり込んだままってんなら、アタシがとってやろうじゃねぇか?」
いつの間にかその無防備にさらけ出された梨緒のデベソを鷲掴みにしていたライカ。
「おらっ!」
バチバチバチバチバチッッッッッッ!!!!!!!!
半ば白目を剥きながら絶叫する梨緒。
直に臍にカミナリの力を注ぎ込まれ、梨緒の"ソレ"も一気に肥大化していく。
だがそれを抑え込むかのように強く握りしめるライカ。
「ハハッ!!お前、あの時ライナのヤツに力存分に吸われたんだろ?」
「そんな状態で無理矢理変身するから"こうなる"ってこった!」
「は、離せぇえええええッッッッッッ!!!!!!!!!離してくれぇえええええええええッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
「ま、十分アタシも楽しんだしな。そろそろここいらで"終わり"ってな」
ニヤッと笑いを浮かべるとライナはその手にさらに力を込めた。
【続く】
ポロシャツ
2022-08-15 20:43:58 +0000 UTCポロシャツ
2022-08-15 20:41:37 +0000 UTCユウ
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2022-08-15 13:18:59 +0000 UTC