「おへそがぁぁぁぁぁッ!!!!!!おへそがァァァァァァァァッッッッッ!!!!!」
中途半端な変身によってスーツからむき出しになった自身のデベソ。
それをライカによって鷲掴みにされ渾身の力で捻り上げられ泣き叫ぶ梨緒。
そんな巨大臍もいよいよその体から引き千切られようとした時…
「ちょっと待って!!」
「ア"!?」
突如コートに響く声。
「梨緒姉ちゃんのおへそ獲るのちょっと待ってくれないかなぁライカちゃん」
その声の主、もう一人の雷娘であるライナがゆっくりと2人の元へと歩み寄ってきた。
「ライナ…どういうこったよ?もう、コイツのみっともねぇ臍獲っちまってもいいだろが!」
「ん~最終的にはそうするけどさ、梨緒姉ちゃんにはもっと無様な姿をさらけ出して苦しんでもらいたいんだよね」
「はぁ?」
「ちょっと耳貸してライカちゃん」
訝しがるライカの耳元で何かを囁くライナ。
「………ハッ、イイ趣味してるぜお前って奴は」
「フフ、でもそっちの方が"盛り上がる"でしょ?」
「分かったよ、言う通りにしてやるよ」
そう言うと不意に梨緒のデベソから手を放すライカ。
「ぐはぁうッッ!!」
ようやく雷娘の魔手から解放された臍を庇いながらその場に蹲ろうとする梨緒。
「おっと誰が休ませるっつった?」
「ッ!?」
素早く梨緒の背後に回り込むライカ。
そして流れるように自身の手足を梨緒の手足に絡ませていく。
「な、なにをッ!?」
「このままアタシに臍獲られちまった方がマシだったかもな?」
「え…うわッッ!!!??」
そのまま背中から地面に寝転ぶように倒れるライカ。
同時に梨緒の体も90度回転し、そして天に向けて大きく突き出される。
「うああああああッッッッッッ!!!????」
四肢を同時にきめる大技…今まさに梨緒が仕掛けられたのは『吊り天井固め』であった。
「い、痛いィィィィィィィッッッッ!!!!!!!!!!は、離せェェェェェェェェェェェッッッッッ!!!!!!!」
「ハッ、それよりももっと気にすることがあるだろ?」
「ッ!?」
「そうそう、梨緒姉ちゃんのこのみっともないデベソ、すっごく目立ってるよォ?」
「あ、アアッッ!!!??」
「ライカちゃんの電撃の効果がまだ残ってるのかな?ほら、まるで天に向かって伸びるように膨らんで…面白~!ほら、皆も見てみて!!これがクソ雑魚ヒロイン、梨緒姉ちゃんのシンボル、クソデカデベソだよ~!!」
コートにいる他の部員たちを煽るように声を上げるライナ。
そんな彼女の声に応じるかのように梨緒のデベソを注視する部員たち。
「す、すごい…あれ、オヘソなの?」
「主将…あんな趣味があったんだ…」
「………(パシャ)」
「や、やめろオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!見るなアアッッッ!!!!!見るなアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!」
最大の恥部たる巨大デベソをもっとも屈辱的な体勢で衆目の元にさらけ出され、そのあまりもの仕打ちに泣き叫んでしまう梨緒。
そんな彼女の真上に暗雲が集まりつつあることに、今の彼女が気づく由も無かった…
【続く】
ケンジ
2022-10-02 11:29:52 +0000 UTCなな
2022-10-02 08:35:46 +0000 UTC