すこし間隔が空いてしまいました。すみません…
M3の時期はなかなか更新続けるのがハードになってしまいますが、
気合いで乗り切っていきます!
今回はリクエスト回です!
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strings系の生楽器を編曲する時のtipsとかありますか?
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ということです。
……。
うッ…胸がッ……!
いきなり話がそれますが、
strings, brassなどをふんだんに用いたシネマティックな楽曲は僕にとっても憧れで、
映画音楽や大作ゲームタイトルのBGMは普段もよく聴きます。
誤解を恐れず言えばポップスのヒットソングというのは
「文脈」があまりなく、その楽曲単体の魅力を(悪く言えば)唐突にぶつけてくるのですが
映画音楽、ゲーム音楽はまず主役となる映像作品があって、その「一部」として、その登場人物や世界観、情景をいかに引き立てて、かつ邪魔をしないよう丁寧に、計算されて作られていると思っています。そこに僕は美しさを感じています。
というわけで、ストリングス系の生楽器の音楽というのは僕の中で映画音楽、ゲーム音楽のイメージが強いのです。
とはいえ、実をいうとまだstrings系に関してはあまり自信がありません…。
バイオリンやチェロ、コントラバスを実際に弾いたことがないからです。
楽器未経験者がサウンドをそれっぽくしてもギタリストが聴いたら一発で打ち込みギターとわかるように、
バイオリンの音色や奏法、運指的な正しさなどは実際に経験してみないと正しい判断ができません。
なので、これから言う事はプロのtipsではなく、あくまでフェイク野郎の誤魔化し技術ということで話半分で聞いて下さい。
このfanbox記事のために、少しストリングスと向き合って
バイオリン、チェロ、コントラバスの3楽器から成るフレーズを作ってみました。
(East Westの製品を使用)
僕の曲を作るモチベの原点はとにかく悲しい響きを作ることなので、
脳で浮かんだアイデアを直で書き出すとこうなってしまいます。
もっと技術力があがったら、フルオーケストラ構成でこういった楽曲のEPを出してみたいです。
特にバイオリンの場合、こういう音の立ち上げ方をよくやります
今までに作ったEDM系の楽曲でも、ディスコ系ストリングスヒットの直前にこのように階段駆け上がるような音の立ち上げ方を僕はよくやっています。
前にも記事に書いたと思うのですが、音の鳴り始めと鳴り終わりをこだわることで、
それだけで聴いた時の満足度が上がります。
なぜなら、それによって一つ一つの音が生きているような感覚が生まれるからです。
シンセのinitの音が退屈に聴こえるのは音色のせいではなく、
いきなり鳴り始めて、いきなり鳴り終わるからです。
そうではなく、最初少し下にずらしたキーから鳴り徐々にピッチが揃うような演出をしてあげることで、音が鳴らされてるのではなく「自生」しているような存在感を与えることができます。
これはフレーズの初めのみに限らず、流れの中で重要な場面などここぞのタイミングで取り入れると効果的です!
最近のオーケストラ系プラグインはどれも素晴らしいサウンドなのですが、
ポテンシャルを引き出すには操作しているこちら側が指揮者のようにコントロールしてあげなければなりません。
一方、ボタン一つでかっけー音鳴ります!なプラグインもありますが、そちらは逆にフレーズに追従する繊細なコントロールに弱い傾向があります。一長一短ですね。
コントロールと一言でいってもオートメーションで書けるパラメータは多数あり、
僕も全て把握しきれないし、把握していても膨大な時間がかかってしまいます。
そこで、僕は基本的に生音系は2つの要素のコントロールのみで表現を完結させるようにしています。
1. keyswitch
オーケストラ音源にはたいていkeyswitch機能があり、振り分けられた音(下の画像でいうC0-A1)にmidiノーツを置くことで、フレーズ中にも即座に奏法を切り替えることができます。
例えば、これがkeyswitch C0の奏法
keyswitch G#0の奏法
keyswitch B0の奏法
といった感じです。
midiノーツ一つで切り替えられるのはかなり便利で、うまくハマれば効果も絶大なので
stringsの表現にこだわるなら使わない手は無いと思います!
2. Expression Controller
続いてはMIDIのオートメーションです。
ずらりと項目がありますが、基本的にはまずExpressionを弄って、更にpitchなどを書きたいときにpitchも少しいじる、これだけです。
Liveでは、"MIDI Ctrl"メニューの11番目にあります。
これの何が優れているかというと、音の表情(Expression)を変えられると同時に、音量のダイナミクスも調整できるという点です。
音を瞬間的に弱々しくしたり、徐々に伸びやかになるようにしたり、このパラメータで調節していきます。
こちらが、Expressionの値が常に最大の場合↓
そしてこちらが、Expressionのオートメーションを書いている場合↓
後者のほうが、音のニュアンスに変化がある、抑揚が少しついたように感じると思います。
たとえEDMを作ってたとして、最終的にマキシマイザーやクリッパーで全ての音が潰されてしまうとしても、Expressionは音の表情もコントロールされるので曲のクオリティに貢献してくれます。
シンセプラグインの便利なマクロコントロール機能のように気軽に使っていきましょう!
というわけで、今回はstrings系の生楽器を編曲する時のtipsについて少し書いていきました。まだ僕も勉強途中なので、他に新たな発見があれば共有していきます!
ではまた〜〜
Valuve
2024-04-12 20:46:45 +0000 UTCrejection
2024-04-12 06:29:10 +0000 UTCCaFU
2024-04-11 00:56:10 +0000 UTC