入院生活三日目
Added 2021-07-06 09:00:00 +0000 UTC翌朝、爽やかな朝
気付いたら朝が来ていた。 早く空腹と動けない辛さから開放されたかったので、看護師さんが来るのが待ちきれなかった。 寝返りを打つのも飽きていたからね。あと地味に尿の管が邪魔だった。
尿の管を取るとき、看護師が躊躇なく開くもんだからちょっと笑いそうになってしまった。
仕事とはいえ慣れてしまうものなのねという。
管を抜き、心電図と酸素モニターをポケットに入れ、点滴を吊るし変えさあ歩くぞと立ち上がる。
もちろん腹腔鏡なので、腹の傷は痛い。
だがそれよりも謎に両肩が痛み出し、脂汗が吹き出し、看護師に何回か車椅子乗る? と言われて歩いて行くと言ったものの、エレベーターホールであまりの震えと脂汗にギブアップ。
魂が抜けたように車椅子に座るものの、車椅子を看護師に押されながら点滴スタンドを操るのはなかなかアトラクションで楽しかった。
痛みVS俺
レントゲン室まで辿り着いたはいい物の、当然腕は痛いまま。
それでも立ち上がることには成功したが、比較的腕よりは痛くないというだけでお腹も普通に痛い。
立ったままのレントゲンを撮り終えたのも束の間。
「それではそこに横になってください」
噓でしょ??
痛みに震える右腕、腹筋を頼りに今まで起き上がってた自分、そのすべてが今の状況にはマイナスで困り果てる。
彼女らも仕事がある。ここで時間を取るわけには行かない……
そう思い、思い切って左側から倒れ、ゴロンと仰向けに。
腹超いてぇ〜〜〜〜!!!
泣きそうになるのを耐えてると秒で撮影が終わり、嘘だろ……となりながら逆の手順で立ち上がる。
本当に辛い……放心しながらも帰りの点滴アトラクションを楽しみ部屋へ。
その後予定表を見ると朝ごはんは無しでお昼から再開とありまた泣きそうになるのを堪えた……ぴえん。
昼食
その後も何度か歩きまわっては腕の痛みで帰るのを繰り返してるうちにお昼ごはんの時間に。
メニューはお粥、トマト煮込み、アスパラの炒めたやつ、スープ。
味うっっっす……
ただでさえ味の薄い病院食で、さらに水の味マシマシなお粥はまたまた辛かった……
ご飯越しに感じる水の味が嫌いなことを数年ぶりに自覚した……
トマト煮込みで味付作戦をするものの、それを上回る水の味にギブアップ。
トマト煮込みは完食、お粥は半分も食べられずギブアップ。
歩き回る
お昼少し前に点滴に血が逆流しだしたので点滴を抜いてもらい、ついでに心電図と酸素モニターも外してもらった。
自由になったのと、数年前から購買が有名コンビニになっているので様子見で見に行くことに。
お腹も空いてたからね。
お腹の傷は直立すると痛いので斜めになりながらも歩行。老人になった気分でシャカリキと歩いて目的地へ。
貰っていたお小遣いでおやつとお昼の足りない分を購入して帰還。ちょっとした冒険で楽しい。
ここで炭酸を買うのを忘れるという痛恨のミス。
お腹の傷並に痛い……
夕食
お腹と腕の痛みで少し横になってると夕食が来た。
メニューは前日の寝たきりの時にアンケートに来てたビーフシチューとサラダ、そしてフルーツ。
お昼の味気ないメニューからは考えられないくらい美味しい!!!
ビーフシチューの美味しさを最後にとっときたかったので先にフルーツをいただくことに。
んぅ……フルーツも旨いなこれ……別にビーフシチューのあとでも良かった。
術後で腕の痛みに震えながらも完食。
若干食べ過ぎで気持ち悪くなりながらもふと
「こんな夜中にこんな濃いものをお腹いっぱい食べても背中が痛み出さない……!?」
ことに気づき、少し感動。
ここ数ヶ月は16時以降何も食べられなかったので本当に嬉しい。
満腹感と充足感を共に抱えながら就寝。
本当に良かった……