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カルチューン・C・ラブ
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かるちゃあノベルpt6 超成体ラタイダー第16話

前回までのあらすじ

強敵ヒルオンタとの死闘のなか、ラタイダーは彼の弱点が塩であることに気付いた!新たな武器『母乳シャワー』で、怪人を追い詰めたマリーであったが、あと一歩の決め手が足りなかった。

さぁマリー!あるだろう!君の身体にはもっと濃い塩水を排出できる箇所が‼︎

出せ!出すんだ!ラタイダー‼︎

人類の平和と未来のため、明日への希望のために!

ほ◯に⚪︎うせよ!ラタイダー‼︎


「ま、待てヒル!お前の言う通りヒル‼︎清純派のお前が作者の変態趣味に付き合う事なんてないヒル!…考えなおせ!考えなおすんだ‼︎ラタイダーーー‼︎」

「……ヒック…ありがと…ヒルオンタさん…そのお気持ちだけは…しっかりと頂いておくわ……」

そう呟くと、マリーはさらに顔を赤らめて、下半身に力を込めた。いや、我慢していたのを緩めたと言った方が正解かもしれない。

清純正統派美少女の股の間から、金色の水滴がピピッと宙に放たれた。

「ひ、秘技!どころかこんなの普段は絶対やりませんが…い、いきます‼︎お…おしっこシャワーーーーーーー‼︎」

ジョロジョロジョロジョロジョロジョロ〜ッ!

「ギャアアアアアアアアアアーーーーーーッ‼︎わ、わりとご褒美な最後ヒルーーーーーーッ‼︎」

(※実際はヒルに塩水をかけたら縮んで死ぬらしいですが、お◯っこごときでは退治までは出来ないみたいです。ご了承ください。)


草むらから真っ赤な顔をし、涙で目を腫らしたマリーが飛び出してきて、気絶している研二君を見つけて抱き抱えると、彼女は散乱している細切れになった衣服を急いで掻き集めた。


バンッ‼︎

物凄い勢いでエルモサのドアを開けたマリーの姿を見て、常連爺三人衆どころか店内の客全員がコーヒーを吹き出した。彼女はマフラーをグルグル巻きにしてなんとかまだ気絶したままの研二君の体を温めそのまま背中におぶり、自分は大事な部分だけをようやく衣類の切れ端で隠した、ほぼ全裸の姿で店内に駆け込んで来たのである。

「ハァ!…ハァ‼︎…全くあのど変態のカルチューン・C・ラブは今回一体どこまで悪ノリをするつもりなんでしょうねぇ⁈普通こういうギャグ回、いや、結構シリアスなストーリー漫画やアニメだって戦いが終わると千切れた服はシレッと元に戻るじゃないんですかあっ⁈化学考証はすんごい雑なクセに、なんでこんな所はリアリティ重視なのよ全く!一体何人の人にこの乙女の柔肌さらして帰ってきたと思ってんのよーーーーーーーッ‼︎…ハアッ!…ハアッ‼︎…ハアッ‼︎」

きっとどこかで敵に襲われたに違いない。そう悟った剣三郎は毛布を持って慌てて駆けてきた。

「だ、大丈夫か⁈マリー!…しかし一体オメェ…誰に怒ってんだ?…?」

「ハッ⁈…い、いけない!そんな事よりお風呂を沸かして剣ちゃん!早く研二くんをあっためなきゃ‼︎」

「お、おう!ガッテンでい‼︎…うん?…クンクン…なんだか小便の臭いがするなぁ?」

「ムカッ!だから私も一緒に入るわよっ‼︎」

「は?…ハァ?」

顔を赤らめたマリーは機嫌悪く剣三郎に怒鳴って風呂場に駆け込んで行った。彼は地雷ワードを踏んだのだ。


「…う、ううん……?…」

「あっ!よかったわ、研二くん!気がついた?」

温かい湯船の中でぼんやり目を覚ました研二は目の前にいる裸のマリーを見て一気にその意識をハッキリと取り戻した。

「あ⁈お姉様!これはこれはたまりませんなぁ!…って、そうだ!敵は?あの怪人はどうなったんです⁈」

「か、怪人?い、一体なんの事かしらー?け、研二君たら公園を歩いてたらいきなり気を失って倒れたのよ。お姉ちゃんビ、ビックリしちゃった。」

「あ?え?…なーんだそうかぁ。あれは夢だったのか。マリーお姉様が正義のヒーローになって、悪い怪人をやっつけてたんですよ。」

「フフフ…それは漫画の読み過ぎよ。」

「僕も大活躍したんですよ!ピンチのお姉様に頼まれてオシッコをその綺麗な裸にぶっかけたんです‼︎」

「な、なんなのそれ?ハハ…ハハハ!わ、私がそんなはしたないお願いや格好をするように見える?し、失礼ねっ!」

「?……よくよく考えれば正にマリーお姉様の言う通りです!お姉様のような純情可憐なうら若き乙女があんんんな助平で破廉恥なお願いや行為などを絶対するハズがない!すみません、子供が見たふざけた夢と思って許して下さい。」

「あ…あ…い、いえ。分かってもらえれば…い……いいのョ…」

と、あんな破廉恥なお願いをし、あんな助平な事を実際に彼の見てる横でやった純情可憐なうら若き乙女は恥ずかしさで消えてしまいそうになりながら小さく囁いた。

「でもでも、という事はこれは正真正銘現実なんですよねぇ⁈」

研二君のマリーを見る目が急にいやらしくなった。

「あっ?イ、イヤン!そんなに見つめちゃダメよ。」

かと思うと急に彼は顔を真っ赤にしてモジモジし始めた。

「あのぉ…マ、マリーお姉様…ぼ、僕…お姉様にひとつ頼み事が…」

「な、なぁに?」

「じ、実は僕……お、おっぱいが吸ってみたいんです‼︎」

「え?…ええーっ⁈だ、ダメよ!研二君もうそんな歳じゃないでしょっ⁈…そ、それに…そういう事はお母さんにた、頼んでみたらっ?」

少年のいきなりな大胆要求に、マリーは両手で胸を隠し、首まで湯船にもぐった。それを聞いて研二君は突然さみしそうに遠くを見つめた。

「…やっぱりダメですか。すみません…こんな事頼めるのマリーお姉様『しか』いなかったから…」

「えっ…研二君……あ、貴方…お、お母さんは……」

「なさけない親父です。お爺様と違って僕が赤ちゃんのときに逃げられたそうです。以来僕は、いつかそんなワガママを聞いてくれる女性が現れたらと……えっ?…」

まだ遠くを見て話していた研二少年は優しく白く長い手に引き寄せられた。そのまま少年の柔らかい頬が、それよりも柔らかい球体に触れた。少年は思わず顔を上げた。少し照れた表情で、マリーは優しく微笑んでいた。

「………いいよ……」

「わぁ!…お、お母さん!」

「あ!…んんッ!……」

研二君はマリーのおっぱいに吸い付いた。

「ふ、不思議だ!お姉様のおっぱい、お乳が出る!チュー!チューー‼︎」

感激でさらに研二君はマリーのおっぱいを吸い求めた。

『そ、それは…ヒルオンタさんにそういう能力貰っちゃったからね…アウッ⁈だ、ダメ!…やっぱり乳首がすごく敏感になっちゃってる…あ、アァン!…あっ?いや…け、研二君たら…もう片方も揉み始めちゃったわ…アンッ!アンッ!い、イヤン!乳首捏ねくり回さないでぇ!…マ、マリー…へ、変な気分になっちゃう〜〜………はっ⁈…だ、ダメよ!ダメダメ‼︎マリー!。この子は母親の愛情に飢えているんだから!…ち、ちゃんと受け止めてあげないとぉ!…んんっ⁈…あふぅん!…』

マリーが研二君の乳責めに悶絶していると、風呂場の外から彼の父親である晋太郎の声がした。

「おーい研二、今日の夕飯ウチで食べるのか?エルモサで食べて帰るのか?『母ちゃん』から電話だぞーっ?どうすんだーっ?」

それに対して研二君は非常に面倒くさそうに返事をした。

「えーっ?そんなのこっちでマリーお姉様と食べて帰るに決まってるじゃん‼︎今それどころじゃないのっ‼︎全くもう!気がきかないんだから!ねーっ?お姉様ーッ!」

「…か、…かっ…か…『母ちゃん』ですってェ⁈…ピクッ…ピクッ…」

研二少年が振り返ると、阿修羅のような顔に変貌したマリーがそこにいた。


「こぉら待てぇ‼︎この嘘つきのマセガキぃ‼︎」

お風呂場から裸で飛び出してきた研二に目を丸くした晋太郎だが、その丸くした目が次には大きなハートマークになって飛び出した。バスタオルを巻いただけのマリーが続いて胸を揺らして目の前に現れたからである。

「待ちなさい!許さないわよ‼︎」

研二が晋太郎の周りをグルグル逃げるのをマリーは同じように追いかけた。しかし彼はすばしっこくて中々捕まらない。それどころか隙を見て、研二はマリーのバスタオルを剥ぎ取った。親子の前でマリーのオッパイが完全に露出し、プルンと揺れた。

「⁈むおおおおおおお‼︎で、でかしたぞ研二!」

鼻の下を伸ばしながら晋太郎がすっぽんぽんのマリーを凝視した。

「ああッ⁉︎イヤ〜ン⁈もーう!親子揃ってぇ‼︎」

その騒ぎを聞きつけて、剣三郎までやって来た。

「んー?どしたんでぇ、オメェら?や、ややっ⁈マリー!一体なんだその格好は⁈」

剣三郎の登場にバスタオルを取り返したマリーは彼に抱きついて泣きついた。

「あーん、『剣ちゃ〜ん』!あの親子ったらヒドイのよ‼︎私は『剣ちゃん』にしか見せないって決めてるのにィ〜ッ‼︎…って……ハッ⁈…い、いけない!」

何かを思い出したマリーは急に剣三郎から飛び退き、焦りながら言い訳をした。

「てっ、て、『店長』!あ、明日のシフト表…み、見せてください…な、なんちゃってー…ハハ…ハハハハハー…」

狼狽するマリーを、大野一家は優しい目で見つめた。そして剣三郎が顔を真っ赤にして照れながら切り出した。

「と、突然ですまねぇんだがよ、マ、マリー…」

「?…どうしたの?剣ちゃん?やけにかしこまっちゃって??…キャッ⁈」

不思議がるマリーの肩を剣三郎は強く握って彼女を抱き寄せた。

「あ、改めて皆んなに紹介する!彼女の名は神村マリー!…さん!…お、俺が、そ、その…結婚を前提に今交際している女性だ‼︎…も、勿論彼女にはっきり確認はとっちゃいねぇ!だ、だが!す、少なくとも俺はそう思っている‼︎」

「え?……え?…」

マリーは考えるより先に涙が頬を伝った。

「き、今日こいつらに来てもらったのは…そ、その、あ、あの、なんだ、それの、ほ、報告のためだ。」

随分と顔を真っ赤にしてボソボソと剣三郎が呟く物だから、マリーは涙を流したまま吹き出した。

「公園で僕、こんな家族が出来たらいいなぁって、お姉様に言ったでしょ?」

「いやぁ、最初親父が僕より若い女性と付き合ってるって聞いたときは、流石に驚きましたけどね。でも今日一日貴方を見てたら、親父が惚れるのも無理はないって思いました。」

「…み、皆さん……」

「お袋も…喜ぶと思います。親父がまた…貴方のような人と巡り会えて。」

「…そんな…そんな……」

マリーの涙はますます滝のようになり、途切れる素ぶりすらなかった。

「こ、こんな老いぼれだが、あ、貴方に惚れちまった!で、出来れば結婚を前提に!末長くお付き合いしていた…いただきたい!ま、マリー!お前を愛している‼︎」

いきなり隣で剣三郎が座って頭を深々と、いや額を廊下に擦り付けて求婚をした。それを見たマリーはふと思い出した。

『こんな光景を私は以前にも見たことがある…そうだ!あれは…私が彼と初めて出会った翌日の朝…たしかそう…アンタが謝るのをやめるまで俺も絶対顔を上げん!なんて言われて……思えばあの時からずっと…私はこの人のことを…ずっと…ずっと……』

彼女は頬を紅く染めながら優しく微笑んで、自分もその場にしゃがみこむと、三つ指をついて、深く頭を下げた。

「……私も、貴方を深くお慕い申しております。よろしくお願い致します。」

「ま、マリー!そ、それじゃあ…」

「剣ちゃん!剣ちゃん‼︎わたし…わたし本当に…う、嬉、うれぇ…うわあああああああああああん‼︎剣ちゃ〜〜〜〜ん‼︎愛してるうぅ〜〜〜〜‼︎」

剣三郎に飛びついたマリーは強く強く、何度も何度も彼を抱きしめた。再び彼女の身体から落ちたバスタオルも気にならぬ程、今日のマリーは幸せだった。


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Comments

ありがとうございます。たしかに今回は特に70〜80年代頃の児童誌的なエロ風味が顕著に出たなと思います。特に狙ってやった訳ではなく、ギャグ回にしようと描き進めたらこうなったので、多分自分の内側に持っているエロスの原初的な要素なんだろうなという気はします。

カルチューン・C・ラブ

往年のロボットアニメ黄金パターンの「家族が実は生きている」ネタであり、腹を抱えて笑っていいのか?やつっこんでいいのか?といった感情の行き所に迷うと言いますか、つい数話前(二ヶ月前)のビターでブラックな後味を引く作品を書いた人とは思えない「振れ幅の広さ」の「はっちゃけ」ぶりといいますか、往年のテレビマガジンやテレビランドのダイナミックプロ作品のような口唇期や肛門期の関心がつづいている作品でした。 私は結構好きな作品です。

Kitajima Gaku@Fanbox


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