下腹ぽっこり鬼化途中の退魔巫女
深い洞窟内で、退魔巫女は身動きが取れないように縛られていた。
呪いの札によって彼女の身体は徐々に鬼に変わっていく。
肌の色はくすんだ赤紫に濁り、額の片側には曲がった角が形成されている。
まだ人間らしい部分は残っているものの、左側は特に侵食が進んでいる。
その腋には毛が繁りはじめ、周囲に立ち込める鬼の体臭が一層強くなっていく。
「…っ、くぅ…」
巫女は下腹部の違和感に視線を落とす。
呪いの力により、下腹部の肉は醜く歪み、胎内に異様な熱を感じる。
巫女は周囲を取り囲む鬼たちを睨みつける。
「体を…鬼にされてもっ… 心まで決して穢れた鬼などになるものか!」
しかし、呪いは彼女の肉体だけでなく精神へも影響を与え始めているのは明らかだった。
ドロドロとした感情が精神を支配していく恐怖に、巫女が叫ぶ。
「ああぁ! いやだっ! 鬼になど… 鬼になんかなりたくないぃ!」
しかし、強力な呪いの力は容赦なく彼女の肉体を塗り替えていった。
数刻もした頃には、彼女の姿は完全に鬼に変貌していた。
自我も失い、同族の怪物と化した巫女の拘束を鬼たちは解きはじめる。
新たに誕生した女鬼を、息を荒くした鬼たちが取り囲んだ…。
Reaverd
2023-05-27 01:38:19 +0000 UTC