デレマス 鷺沢文香 メイド服
「お帰りなさいませ……旦那さま」
銀河の果てに向けて突き進む宇宙移民船団内のとある船の居住区画の片隅の一角の部屋。仕事を終えて帰宅した武内駿輔は愛する幼な妻が普段とは違う服装で出迎えたことに驚きを禁じ得なかった。
「何故、メイド服なのですか?」
先日20歳を迎えたばかりの若妻はメイド服姿だった。それも実用的なものではなくアニメに出てきそうな胸元が大きく開いた煽情的なエプロンドレス姿だった。
「私たちが日本にいたら今夜はハロウィンだそうです。それで、地球から持ってきた服で仮装してみたんです」
日本にいた時はなかなか上手に喋ることができなかった文香だが、宇宙に出て夫である駿輔にだけは流ちょうに喋れるようになっていた。
「なるほど。今夜はハロウィンでしたか」
武内は天井を見上げてみせた。
2人が今いる場所は地球から何百光年も離れた宇宙空間。宇宙船団は更に地球から遠ざかっていき母なる星に戻ることはもうない。夫婦は宇宙での生活に慣れていき、地球の時間を思い出すことも少なくなっていた。
「宇宙でも再びアイドルプロデューサーを志しているものがメジャーイベントを忘れていたとは。お恥ずかしい限りです」
「いえ、駿輔さんはこの宇宙船団内でアイドル産業を興そうと忙しく過ごしているんです。ハロウィンを忘れていても仕方ありませんよ」
文香は笑顔でフォローしてみせた。
日本ではシンデレラガールに選ばれるトップアイドルだった彼女は宇宙船団内では専業主婦兼アマチュア作家として過ごしている。彼女の書くネット小説は宇宙船団内でそれなりに好評で、生活の足しになる程度の報酬を得ていた。文香は恋愛小説を主に描いているが、季節ネタをよく取り入れているのでハロウィンについてもしっかり抑えていた。
「それでは駿輔さん。トリックオアトリートです♪」
「…………お菓子の準備は残念ながらありません」
武内が首の後ろを掻きながら答えると文香は満面の笑みを浮かべた。
「それでは、イタズラさせてもらいますね♡」
文香は武内に近づくとジャンプして長身の武内の首に抱き着いてみせた。抱き着きながらキスをしてみせた。
「今夜の文香は随分と大胆ですね」
「今夜はハロウィン。今の私はご主人様にイタズラし放題のメイドですから♡」
「なるほど。普段の文香とは違う存在だと」
文香は嬉しそうに頷くてもう一度キスをしてみせた。
「今夜は、私が駿輔さんにいっぱいご奉仕させてもらいますね♡」
「それは、嬉しいですね」
駿輔が頷き返してみせると、文香は抱き着きを解いた。代わりにメイド服の胸元の布を取り払って乳房を露わにしてみせた。
「メイドのおもてなしをご堪能ください。旦那さま♡」
「文香にこんな積極的なおもてなしをしてもらえるなんて。一日の疲れが吹き飛びますね」
武内は1歩前に出て新妻の豊満な乳房を優しく掴んでみせたのだった。
それから2人が小さな部屋のかなりの割合を占めているベッドに雪崩れ込むのに時間は掛らなかった。
ただし、普段とは違う点が1つあった。
「今夜は、私が上に乗って旦那さまをリードさせて頂きます♪ 私の膣内のもてなしを存分に味わってくださいね♡」
文香はメイド服のまま武内の腰に跨り、下着だけを脱ぐと固く大きく聳え立った夫のモノを指を添えて膣内へと導いたのだった。
「挿入しただけなのに……射精したいほど気持ち良いです」
「今夜はハロウィンです♪ 普段とは違う幻想の世界の私を楽しんでくださいね♡」
いつもは控えめな新妻が健気に自ら腰を振る様を見ながら武内は普段以上に愛の営みを楽しんだのだった。