時折、自然に帰りたいと思う時があります。
※還りたいわけではない
特に滝に興味があって。
幼少期から何度か滝自体は訪れているのですが、如何せん記憶力がネズミ程度しかないため、どこに立ち寄ったのかは覚えておらず、ただ概念として「滝壺に身を浸したい」という欲が湧いてきます。
以前は都心部に住んでいたので、行けても高尾山ぐらいだったのですが、今は関西に住んでいるので「にこ淵」に行けるのでは?と思い立ち、仕事をほっぽり出して有給休暇を取りました。
写真加工による人為的な澄んだブルーグリーンだと分かっていても、綺麗な事には変わりありません。
兵庫からなので大体片道10000円。うーん。滝を見るだけにしては高すぎますね。
ただ、最近うちの近所のベッドタウン化が進んでる田園風景を眺めるだけでは飽きてきたのでいざ高知へ。
始発で出て最速到着するぞ〜
……と意気込んでいましたが、なんと貧血で途中下車。
何も考えずに飛び出したので、通勤ラッシュで座れません。そういえば体力ないんだった。
そして本当に何も調べず出てきてしまったので、特急切符を買い忘れる。
おおん……鈍行列車で海を渡れるはずがなかった。
なんとか当日券を購入したので瀬戸大橋を渡りました。
海が綺麗だ。晴れの日でよかった。
さて、残りの経路の往復のための切符を購入し、一応指定席も購入。……したのはいいものの、貧血で一つ電車が後倒しになった結果、帰りに指定席で乗るのが不可能だと判明。更にこのままニコ淵まで行くと本州に戻るための便がワンチャンない。おっと……?
完全にローカル線舐めてました。ローカル線からローカル線に乗り換えるので、一つ掛け違えるだけで全部が狂います。うーんどうしたもんか。
とはいえここまで来ちゃったので強行突破します。金さえ払えば世の中なんとかなります。魔法のクレジットカードがあるので、いざとなればリボ払いいけます。
(なお、バスの支払いは現金のみでした)
バスに揺られること1時間。家を出てから8時間経ってるのに目的地に着いてない件について。
バス停から更にトコトコ片道40分かけて看板を頼りにひたすら徒歩。
山あり谷ありのハードコースで、ここに辿り着く頃にはマラソン後みたいに汗だくでした。
危ない階段もトコトコ。
そしてついに……
きたーーーーーー!!!ニコ淵!!!
ノーマルカメラでこれですよ!綺麗だねえ!
ちなみにこの滝、写真映りめっちゃいいみたいで、実物はここまで鮮やかに見えなくてそこまで感動しませんでした。インスタ映えの極地。
さて、滝の美しさに心酔してる時間はありません。
なぜなら帰りのバスが1時間に1本しか来ないからです。行きで8時間以上ってことはつまり、指定席どころか自宅に帰れるかも怪しいレベル。
い、急げーー!
急いだところでもう指定席の電車はもう発車したけど急げーー!
無事自由席の特急に乗れました。ふぅ……
なんかラッピング車両?だったようでめっちゃアンパンマンのアナウンスが流れてました。「ボク、アンパンマン!」
その後、岡山に着いた後は終電と終電を組み合わせてなんとか0時過ぎに帰宅しました……
1本でも遅れてたら帰宅が叶わない、かなり肝の冷える遠征となりました……
無計画な日帰り旅行はやめましょう!!!特にローカル線!!!