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ハルカナ
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(ぴゅあスマ2)♯15

#15 「ま、待って! や、やめてくださいっっ!! 腋は……弱いって……言ったじゃないですかぁ……」  手を構えて腋に狙いを定めてきているあなたに向かって、美咲は顔を青ざめさせて命乞いの言葉あなたにぶつける。  そう……美咲は腋への責めに弱い。それはチェックの段階で揺らがない事実としてあなたに答えをもたらした。  ココを責めれば間違いなく彼女は笑う……  あなたはその分析に自信をもってぶれることなく腋の部位を選択した。  本当は足裏や脇腹でも試してみたい手技が無いわけでもなかったが……このプレイには高い料金がつぎ込まれている。負ける訳にはいかないのだ……。彼女を屈服させて無料チケットを手に入れないと大損してしまう……。  あなたは唇を軽く噛みながら気合を入れ直し、美咲の左右の腋へと両手を近づけていく。 「や、や、やだっ! お願いです! 腋はやめて!! 腋は……ホントに弱いんですって!!」  美咲の腋に視線を集中しているあなたに、美咲の命乞いは届かない。あなたはただ……彼女の成熟しきった美しい腋の形状に意識を奪われ早く触ってしまいたいとはやる気持ちを抑えるのに必死だ。 「ひっっ!? だ、誰か!! やめさせてっっ!! この人を止めてっっ!! お願いっっ!!」  美咲の悲痛な叫びを親身になって聞き入れる奇特な人間はこの空間にはいない。恵理は彼女の足裏を頬を火照らせながら見つめ、鈴菜はその命乞いを鼻で笑って馬鹿にする……誰一人彼女に対して助け船を出す人物などいやしない。彼女の訴えは空しいかな全員に無視される。刑を執行しようとするあなたでさえも……。 「あひっ!? 手が……近づいてくるぅぅ!! 指が……ワキワキしながら……私のワキにぃぃっっ!?」  あなたの手は空中をくすぐるかのように指をくねらせながら腋へ向かい、美咲に刺激の想像をしやすくするようにワザとらしくスローな動きでくすぐる振りをして見せる。  美咲はその動きを目の当たりにしますます血の気の引いた色で顔を染め上げる。 「やっっ!? も、も、もう当たるっっ!! 当たっちゃうっっ!! いやっっ!! 触らないでっっ!! いやぁぁっっ!!」  近づかれるのを嫌がる美咲の叫びを無視し、あなたは指を静かに美咲の両腋へ同時に着地させる。  まずは一番背の高い中指が美咲の腋の肌に触れ、その僅かに触れた刺激に美咲の身体は過剰に反応を示す。 「くひっっっ!!? や、やだっ! 指……冷たひっっ!?」  中指の触れる感触を味わってもらったなら次は人差し指の感触を味わせようと、あなたは人差し指も彼女の柔らかい腋の窪みに着地させる。  すると、またしても美咲の身体は過剰にビクついて、あなたの指の敏感な肌を触られる事への嫌悪感を態度で示し始める。 「はっっひっ!? いひゃあぁぁぁぁぁぁ、ゾクゾクしますぅぅっっ!! やだ、やだぁぁぁっっ!! もう嫌っっっ!!」  まだ2本の指を僅かに触らせただけだというのにこの反応……弱いとは分かっていた事だが、先程まで筆でなぞられたせいか余計に敏感になっているように見える。  あなたは美咲の悲鳴を無視するように次々に指を彼女の腋の柔肌に着地させ、ついに全ての指を腋の部位へと降ろす事となる。 「は、はぁ、はぁ……だ、ダメですよっ! その指を……動かすのは無しです!! 少しでも動かしたら……許しませからね!」   腋に指を置いただけの状態でまだ動かしていないあなたに、美咲は睨み目を向けて声を荒げる。  指を動かすな……と、そのように言っているが、あなたはその訴えをすぐに裏切る行動を取る。 ――コチョ♥  試しにと言わんばかりに全ての指を中心に向けて一掻きさせてみたが…… 「んひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!? イギャアァァァァァァァアッァァァァァァ!!」  それを受けた美咲は腰をビクンと大きく浮かせ、絶叫の様な悲鳴を部屋に響かせる。 「っっはぁ、はぁ、はぁ……だ、だ、ダメだって言ったでしょ!! 動かしちゃダメですってぇぇ!! 絶対ダメなんですっっ!!」  ダメだと言われればやってみたくなるのが人間というものだ。  あなたは美咲の“ダメ”という言葉を“ヤレ”という言葉に聞き違えた事にし、再び全ての指を腋の中心に集めるように動かして美咲をくすぐってみる。 ――コチョコチョ♥  今度は2回……指の動きを2回にして変化を見てみる。 「はぎゃああぁぁっぁあっぁぁぁああぁぁぁぁっっ!? ちょっっっ! ダメだってっっ……んひぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!?」  美咲の腰は引っ掻いた回数分だけ大きく浮き、再びホラー映画を見ているかのような悲鳴をその口から吐き出させる。  正直……大袈裟な反応だと思わなくないが、ヤられている本人は別にそれをやりたくて反応している訳ではない。身体と口が勝手に反応してしまうのだ…… ――コチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョ……コチョコチョ♥  美咲の拒絶反応を十分に堪能したあなたは、今度は笑っている顔が見たい……と思い至り、無慈悲にも腋に置いていた全ての指をモジョモジョと蠢かせて、本格的なくすぐりを彼女に与え始める。 「ぷひっ!!? んくっっ…………ぷっっふっっっっ……ん゛んんんんっっ!!」  突然の本格的なくすぐりに、美咲は瞬時に口を堅く結んで急に込み上げてきたであろう笑いを喉元で必死に抑えようと抵抗するが…… 「はぐっっっふ! んふっっ……くふっっ!! ぶっぷっっふッ……ヒッッ!? んぐぅっぅぅっっ……んんんんぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」  固く結んだはずの唇はすぐに震え始め、への字に曲げていた口の形もすぐに緩いVの字を形作り始める。  我慢している口はヒクヒクと震え、目尻も限界まで垂れていく……  誰が見ても「もう限界だな」と分かる顔になった瞬間、美咲の閉じていた口は「ぷはっ!」という声と共に大きく開き、その開いた口から無様な笑い声が呼気と共に吐き出されていった。 「ハギャッッッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!! うわっっはははははははははははははははははははははははは、くすぐったいっっひひひひひひひひひひひひひ、くすぐったいっ! くすぐったいぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やだぁぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、ホントやだぁぁぁぁぁぁっっ!!」  美人を形にしたかのような綺麗な美咲の顔は一瞬にして崩れ、凛とした彼女の佇まいからは想像も出来ない豪快な笑いをあなたの前に晒している。  先程まで受け付けを行ってくれていたしっかり者の印象も、この馬鹿笑いを見ると吹き飛んでいってしまう。まるで子供の様に大袈裟に笑い悶えている……さっき話した人物とは別人ではないかと疑いたくなるほどの豹変ぶりだ。  でもそのギャップがまたいい……。くすぐりによって無理やり笑わされる美人なお姉さんという構図だけでもグッと来るものがある。あなたは笑い狂う美咲の顔を恍惚な表情で見下ろしながら腋への責めを続ける。 「かはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いやぁぁっははははははははははははははははははははははははははは、腋だめぇぇへへへへへへへへへへへへへへ、そんなにモジョモジョしないでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、耐えられないっっひひひひひひ、耐えられないからぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うひぃぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ……」  顔を左右に振り乱しながら笑う美咲が可愛い……  必死に腕を下げようと暴れる彼女の無駄な抵抗が、あなたの責め欲を無駄に高めていく。  性的な行為は一切行っていないのに……このような児戯を行うだけでなにやらいやらしい行為を行っているかのように身体が火照ってしまう。  もっと笑わせたい……このお姉さんを……もっと無様に笑わせて支配してしまいたい。  あなたの眠っていた欲望が沸々と胸奥で目を覚まし、下腹部にイケナイ熱が集まり始める。  この衝動は……性的なアレであるのは間違いないが……でも、性的な行為をしたい訳ではない。  ただくすぐりたいだけだ……美咲の身体を…… ――コチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…… 「ギャアアァァッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、だめ、だめだめぇ、だめぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、うはははははははははははははははははははははははははははは、かひっっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」  すでに笑っているのだから条件は勿論クリアしている。無事に次のプレイに進める事が確定している訳だが……あなたの手は止まらない。  これ以上責める必要などないというのに、美咲を笑わせたい欲に抗えず指を動かし続けてしまう。  そんなオーバーキル気味のあなたを腕を組んで見守っている鈴菜も美咲の馬鹿笑いにご満悦の様子で、口元をにやけさせながら嘲笑を繰り返している。 ――コチョコチョ。コチョコチョ……コチョコチョコチョ……コチョコチョコチョ♥ 「かはっっはっっはひっ!? あひひひひひひひひひひひひひ、イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! ゲホゲホっ! も、もういいでしょ? やめでっ!! ゴホゴホっっ、早くやめさせでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、イギャアァッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  一向に終わる気配を見せないくすぐりに、美咲はいよいよ咳き込みを入れながら苦しそうに制止を呼びかける。  しかしあなたは止めない。美咲の腋を壊さんとするかのように指を素早く躍らせくすぐりを強めていく。 「ぎひっっひひひひひひひひひひひひ、んははははははははははははははははは、ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! ゲホゲホ、ゴホっ! がはっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いぎぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ、んへへへへへへへへへへへへへへへへへ……」  腕を降ろせないよう拘束されている美咲はあなたのくすぐりに対抗する手段がない。  だからあなたがくすぐりをやめない限り彼女は笑いっぱなしだ……  しかしあなたはくすぐりを止める気はない。すでに責め欲のスイッチがオンになっているあなたに自制心のブレーキがかかるはずもない。このくすぐりを止められるのはただ一人……彼女だけだ。 「よし、もういいわ。時間よ……」  組んでいた手を解いてあなたの肩に手を置き興奮したあなたにストップをかける鈴菜……あなたはその優しく触れただけの彼女の手の感触に不覚にも寒気を覚え、反射的にくすぐっていた手を止める。  別に肩に触れられたくらいで何を驚く事があろうかと自分でも思うが、鈴菜の小さな細い指が肩の窪んだ皮膚を狙うかのように触れると服越しであるにもかかわらず明らかなむず痒さを感じ取ってしまう。  鈴菜も無意識にそういう触り方をしただろうが、このむず痒さを味わったあなたは思い出してしまう……彼女が“くすぐり”を専門に扱ってきたコンパニオンの一人であるという事実を……。 「フフ……良いじゃない♥ ここまで笑わせられたんだったら……拷問師として上等な腕前だと確信を持てるわ♪ やっぱりあんたを雇って正解だったようね……」  鈴菜の手はすぐにあなたの肩から離れていくが、触られたという感覚はしばらく消えず痒いようなこそばゆいような感覚をしばし味わう羽目となった。 「見事笑わせられたご褒美に……これからの責めはあんたに指揮を執らせてあげようと思うのだけど……良いかしら?」  指揮を執るとはどういうことなのか? あなたは意味を理解する前に頭だけは縦に振り了承の意を先に鈴菜に伝えた。 「ここからは残りの30分を使って美咲を徹底的に笑い狂わせちゃいましょ♥ 弱点も分かった事だし……そこさえ責めれば彼女を簡単に笑わせる事が出来るわ……」  美咲の弱点は腋。鈴菜はその腋の部位を指差してあなたに説明を加える。 「でもほら……被害者は私なわけで、私だって仕返しの一つはしたいと思っている訳よ。恵理だってこの女には恨みを抱えているみたいだし……彼女にだって責めさせてあげたいわ」  あなたは話を聞きながら相槌を打つ。 「だから次の責めは、あんたに責め手と責め場所を決めて貰おうと思ってる……」  そこまで説明を聞くとあなたはこのプレイのシステムの一部を思い出す。  説明のパンフレットには“パートナーを選んで責めさせる”という文言が確かにあった。 「上半身と下半身……あんたがどっちかを担当して、選んだ方の逆を私か恵理のどっちかで責めさせてもらうわ♥ パートナーは好きな方を選んで構わないわよ。どっちの責めを見たいかで決めてもいいし……」  そのように説明が加わると、鈴菜が恵理の手を引っ張って近くに寄せる。  突然の引っ張りに一瞬恵理は驚いた顔を見せるが、すぐまた無表情な顔に戻しあなたの顔をジッと見つめる。 「勿論……くすぐりの得手不得手はどっちにもあるから、そいう部分も考えて選ばなくちゃいけないけど……まぁ、あんたは私達がどういう責めが得意かなんて知らないだろうし、ちょっとだけヒントを教えてあげても良いわ……」  彼女達がどういう責めを好んでいてどんなくすぐりが得意なのか……何となく雰囲気や仕草で分かる部分もありそうだが、折角ヒントをくれるというのでそれは聞いておいて損はない。  あなたは静かに頭を縦に振る。 「この恵理は……見ていても分かったと思うけど……人の“足裏”が大好きなの♥ 好きという事は……もう分かるわよね? どんな可愛がり方を彼女がするのか……」  確かに、この無口で無表情な銀髪の美少女はあなたが美咲を責めていた時、彼女の足裏ばかりに目をやっていた……  よほど好きなのだろうという事は想像に難くはなかったが……まさか本当にそうだったとは……。 「彼女が足裏なら……私は…………っと、ヒントはココまでよ。さぁさ、このヒントをもとに選んでみてもいいし、別に無視してあんたが見たいシチュエーションに合わせて選んでも良いわ。何処を選んでも私達は精一杯美咲の事笑わせにかかるから♥」  恵理の肩に腕を回して仲良さげに横に立つ鈴菜……一方の恵理はそんな馴れ馴れしい態度の鈴菜を拒否するような仕草を見せない。本当に仲が良いのか……それとも恵理が我慢しているのかは定かではないが、あなたはこの二人のうちの1人をパートナーとして選ばなくてはならない。  そしてあなたの責め場所も自分で選ばなくてはならない。  くすぐりが上手そうなコンパニオンに弱点の腋や脇腹を責めて貰うか……それとも自分自身の手で弱点を責めるか……。あなたは悩み抜いた末に顔を上げて自分の選択を口に出す。  あなたが選んだシチュエーションは…… A:上半身を自分が担当し、下半身を“鈴菜”にお願いする。→#21へ B:上半身を自分が担当し、下半身を“恵理”にお願いする。→#22へ C:上半身を“鈴菜”にお願いし、下半身は自分が担当する。→#23へ D:上半身を“恵理”にお願いし、下半身は自分が担当する。→#24へ


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