SamSuka
ハルカナ
ハルカナ

fanbox


(ぴゅあスマ2)#24

#24 「なるほど……私が……上半身ですか……」  あなたの選択に恵理は無表情だった顔にクスリと笑みを浮かべ、指示の通りに美咲の上半身へ向かって歩を進める。 「私……上半身の責めにはあまり慣れていませんけど……でも、一度責めてみたいとは思っていたんですよ……」  美咲の腹部まで歩を進めると恵理は右手をスッと彼女の豊満な胸の丘陵のてっぺんに置き、自分の歩く歩調に合わせてその手も胸の丘陵を滑り下ろしていく。指先を僅かに曲げて爪の先が皮膚の表皮に振れるように触りながら撫でられるその刺激に、美咲は寒気を催したのかブルリと身体を震わせて小さな悲鳴を口から零す。  「私としては……足の裏が……大好きなので、そこを見てる時が至福の時なのですけど……」  胸の上部を撫でおろした恵理の手はそのまま彼女の首元まで移動し、首に浮き出た太い血管を愛撫するように撫で上げる。美咲はその仕草を嫌がる様に顔を横に振り恵理の手を弾こうと試みるが、彼女の細い指はしっかりと美咲の首筋に這い回りそのような抵抗をものともしない。 「この腋という部位は……足の裏とは違う魅力が……詰まってますよね? 最近……私もその魅力に気付き始めているんです……」  首から顎の部位まで撫で上げた恵理の手は猫をあやすように彼女の顎をコチョコチョとくすぐり、嫌がる美咲の反応を見てフフフと小さな笑いを零す。 「腋の形って……エッチですよね? 特に……窪みの部分は……足の土踏まずの窪みみたいにいやらしくカーブしてて……見てるだけでウズウズしてきちゃいます♥」 顎を軽く挨拶程度にくすぐった恵理はそのまま手を美咲の腕に肘部分に運び、彼女の肘の裏をコショコショと指で悪戯して再び美咲の嫌がる反応を見て笑みを浮かべる。 「なんでしょうね……私……女性の“窪んでいる箇所”に欲情する性癖なのでしょうか? そういう部分をずっと見てると……理性が効かなくなってしまうんですよぉ……」  肘の裏から腕の付け根までの距離を指先で優しくくすぐりながら移動していく恵理の手に、美咲はめを強く閉じて顔を左右に振りながら際どくなっていく刺激の気を紛らわそうとする。  しかし彼女の手が“腋”の部位に差し掛かるやいなや…… 「ひゃ、きゃひっっ!!?」  と、可愛い悲鳴を上げ口元をプルプルと震わせ始める。 「こういう……美咲さんの様な……大人の腋を見てると……ついついイジメたくなっちゃうんです♥ こんな事をしたりして……」  美咲の悲鳴を聞いて加虐心を刺激されたのか恵理は口角を上げてにやけた笑みを浮かべ、腋の窪みの中心へと辿り着いた手をまるで花の蕾の様な形に小さくすぼめて動きを止めた。  その動かない状態がしばらく続き刺激も薄くなり美咲の口の震えもようやく収まりを見せかけようとしたその時! 恵理はすぼめていた指達を一斉に花が開花するかのようにパッと指を開かせ新たな刺激を美咲に送り込み始めた。 「はひゃっっっはっっ!? いひぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!?」  指を開かせる時に生じる花が開く様な指先の触り方は、指がそれぞれ別の方向へ向けて一斉になぞり上げる為腋に与えられる刺激は相当に強いものとなる。突然襲ったその強烈な刺激に美咲は先程よりも声量のある悲鳴を上げ直し、嫌悪感を示すように手をバタつかせて嫌がった。 「フフ……良い反応ですね♥ 美咲さん……こういうくすぐられ方に弱いんですね? だったら……もう少し……コレをやってあげます♥」  しぼんでは開き……またしぼんでは開き……恵理は腋のキャンパスに花火を咲かせているかのように指をグッパグッパと開け閉じを繰り返し、美咲へ耐え難い刺激を送り込み続ける。 「ぷくっっふっっ!! んくっ!? んくふっっっ……ぷっ! くっ、くくっ……ふくくくくく……」  指が四方に開くたびに身体をビクビクっと震わせ吹き出しそうになる笑いを堪え、また焦らす様になぞりながら指を閉じていく刺激にも首を振って嫌がりながらくすぐったい刺激に負けそうになるのを我慢する美咲……その顔はすでに口角が上がっており今にも笑い出しそうな表情を形作ってしまっていた。 「花が……開いて~~♪ 閉じて~~♥ また花が開いて~~♪ また閉じて~~♥」  必死に笑いを我慢する美咲に、恵理は耳元へ口を近づけてわざとらしく甘い声で囁きを入れる。 「……閉じた指が……また開いて~~♪ 開いた手を今度は~~~~~」  しばらく開けて閉じてを繰り返していた手を、囁き言葉の間延びに合わせて一瞬ピタリと止め開いたままの状態にする恵理……止まった指は腋の周囲で数秒間待機するが、彼女の次の言葉の変化により攻め手も変化を見せる。 「こぉ~~ちょ、こちょこちょこちょ~~~♥」  止まっていた指達はその掛け声とともに今度はしぼんで行かず、その場にとどまって擬音が示す通りの動きを美咲の腋の周囲に行っていく。 「ぱぎゃああぁぁぁぁっっはははははははははははははははははははははははははは、うぴゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははは、や、やだっっはははははははははははははは、くしゅぐったいぃぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひいっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  その突然の刺激の変化に完全に虚を突かれた美咲は、抵抗虚しく口をがばっと大きく開いて無様な笑いを吐き出し始める。 「アハ♥ 美咲さんの腋……柔らかくて……温かくて……触り心地が気持ちいい♥」  恵理はそのように感想を零しながらも美咲の腋から手を離そうとはしない。上からボールを掴むような手の形のまま腋の丘陵の周囲に指を触らせて指先だけを素早くクネクネ蠢かせてくすぐっていく。 「はぁーーーっはっははははははははははははははははははははははははははははははは、やぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、だ、だ、だめっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! そんな触り方しないでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くすぐったいぃひひひひひひひひひひひ、それ滅茶苦茶くすぐったいぃぃぃぃ!!」  クニクニ……モニョモニョ……サワサワ……ムニムニ……  恵理のくすぐり方は一見同じことを繰り返しているように見えるが、指の食い込む強さ、指の動き、触り方などは動くたびに微妙に変わり、美咲の腋に常に新鮮なくすぐったい刺激を送り込んでいる。美咲はその絶妙なくすぐりに腰をバタンバタンとマットにぶつけ笑い悶える。 「はがっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、恵理ぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ、だめだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、そのくすぐり方はだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! くすぐったすぎてダメ!! ホントにダメぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  美咲は手足をばたつかせて必死に恵理へ「やめて」と訴えかける。しかし、恵理はその言葉に眉ひとつ動かさずに淡々と彼女の腋だけを狙い撃ってくすぐり続ける。  その、ある意味機械のように同じことを繰り返す彼女の責め方に、あなたくすぐられてもいないのに背筋にゾクリと寒気を走らせる。  くすぐったいと訴えかけても無視され同じことを繰り返される……もしもこれと同じことを自分がやられたらと想像すると身震いが起きる。 「ほら……あなたもそろそろ足の方を責めてはいかがですか? 美咲さんの足裏……とってもエッチですから……見て楽しみながら責めてあげてくださいね?」  恵理の責めをぼんやり眺めていたあなたは、彼女の促しにハッとなり慌てて美咲の足に視線を運ぶ。  そういえば、自分も責めなくてはならないのだった……すっかり忘れていたが、自分は足を責めなくてはならないのだった!  自分の使命を思い出したあなたは足早に美咲の足底部へと歩を進め、左右に開かれた脚の中央にしゃがみこんで彼女の足裏を右に左にと交互に見比べながら手を開いて両方の足に同時に手を忍ばせた。  腋を責める恵理のくすぐりはかなり美咲には効いているようだが……足の裏は普通にくすぐって笑ってくれるだろうか?  正直……恵理程上手くくすぐれる自信はない……。自信はないが……責めなくてはならない……それがルールなのだから。  あなたは左右に展開した手をそれぞれ土踏まずの部位へと移動させそこに狙いを定める。そして、美咲の笑いが途切れた瞬間を狙って両手を素早くそこへ着地させた。 「ひっっ!? いひっっ!!?」  左右同時にあなたの手が土踏まずへ触れると美咲は期待通りの反応をあなたに見せてくれる。  小さな悲鳴と、足のビクつき……その反応を見るにつけあなたは“足裏もイケる!”と確信を持つ。 ――コチョ……コチョ♥  土踏まずの窪みに触れた指先を試しにと言わんばかりにゆっくり動かして皮膚の表皮を優しく触ってみる。  美咲はそのくすぐりにまた足をビクつかせ小さな悲鳴を上げる。    指先に触れる美咲の足裏の肌は薄っすらとかいた汗により湿っており、指を動かすにつれて指先に湿りが移ってくる。あなたはその湿りを搔き集めるかのように美咲の足裏の隅々まで指を這わせて回り、湿った足裏全体を余すことなくくすぐり尽くしていった。 「はっっかっっひっっ!? あひひひひひひひひひひひひ、んひひひひひひひひひひひひひ、や、やだっっはははははははははははははははははははははは、あ、あひっ! あひの裏ぁくすぐったひぃぃぃ!! あはっ、んはっっ!! んははははははははははははははははははははははははははは、やめっっ!! 足の裏をこしょぐり回さないでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」   土踏まずは勿論のこと、足指の付け根……足指の間……カカト……足の甲から足の横端に至るまであなたの手はワシャワシャとゴキブリのように這い回り美咲の足裏をくすぐり回していく。その刺激に耐えられないのか、美咲は悶えるように足指をグニグニと蠢かせくすぐったさに笑い悶えていく。 「ハァハァ♥ 美咲さん? ダメですよぉ? 腋の方も嫌がって下さい♥ ほら……両方の腋を同時にコショコショしてあげます♥ 笑ってください……ほら、もっと笑ってください……ほらぁ……」  足裏のくすぐりに悶え始めた美咲に恵理は更なる責めを加えるべく左手を伸ばして彼女の右腋を狙って手を降下させる。 「はぎっっひ!? だ、だめっっ!! これ以上はだめぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  右手に降り立った恵理の左手は、着地するや否や美咲の訴えなど無視するように腋の柔肌を掻き毟る様にコチョコチョと指先を動かし始める。その刺激に笑いの沸点が低くなり過ぎた美咲は大口を開いて悲鳴に近い笑いを吐き出す。 「ハギャアァァアッァッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、うはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、だめだめだめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、腋ダメっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、腋やめてぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「あはぁ♥ 美咲さん……とってもエッチに悶えてくれますねぇ……私……そういうの……好きなんです♥ ほら、もっとエッチに悶えてください? ほらぁ!」 ――こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! 「んっぎゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはははははははははははははははははははははは、んひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ふへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いひぃ! はひぃぃぃっっ!! やだぁぁっっはははははははははははははははははははははははははははははははは、もうやめでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  身体を左右にくねらせて笑い悶える美咲の姿に責め欲を刺激されたのか恵理の頬はピンク色に染まり、くすぐる手の動きも責め欲の高まりを表すかのように早く強く動いていく。  それを見たあなたは、こちらも負けてはいられないと足裏中をくすぐらせていた手を土踏まずの部位に集め直してその部位を掻き毟るかのように爪を立ててくすぐり始める。 「ぴぎゃあぁぁっははははははははははははははははははははははははははは、いひゃっっははははははははははははははははははははははははははははははは、く、く、くすぐったいっっひひひひひひひひひひひひひひひひ、くすぐったいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、だぁ~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ……」  土踏まずの皮膚を抉るかのように引っ掻きを入れ始めると美咲は足指をガバッと開いて驚き笑いを吐く。 「いひゃあぁぁっっはははははははははははははははははははは、二人とももうゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、くすぐったいっっ! ホントにくすぐったいからぁ!!」  両足の裏と両方の腋を同時にくすぐり責める恵理とあなた……その激しい攻め手に許しを請い始める美咲なのだが……どうもその反応に違和感を感じてならない。 「キャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、んはははははははははははははははははははははははははは、いひぃ、はひぃっっひひひひひひひひひひひひひひひ、無理ぃぃ! もう無理だからぁぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」  くすぐりに対して彼女は確かに笑っている。身体全体で拒否反応を示す動きも見せている。しかし……何と言うか……苦しんでいるように見えない。 「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うひひひひひひひひひひひひひひひ、はひぃぃぃ!! 苦ひい~~~! 笑い過ぎて苦しぃ~~~!! ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  どこか真剣ではない笑い方……。笑ってはいるのだがどこか余裕のある笑い方をしているような気がする……。  くすぐりが長引けば長引くほど酸欠は進み呼吸困難に近い状態まで行くはずなのに……今の彼女にはその気配が見られない。笑いと笑いの合間に息を入れる隙が見受けられる。  笑っているが……その笑いは致命的な笑いではない。自分で声量を調節しているかのような……自由の利く笑いを吐いているように見える。 「はひっっひひひっひひひひひひひひひひひひ、はぁ、はぁ……んはっ!? んひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、やだぁ♥ アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、くすぐったぁ~い♥」  そしてあなたが足裏をくすぐればくすぐる程、その余裕は広がっているようにさえ思える。  これはマズい……と、あなたは慌てて土踏まずの責めから足指の付け根の部位の責めに切り替える。  しかし……時すでに遅しで…… 「はぁぁぁん♥ あれぇ~? なんか……くすぐったく……なくなってきちゃったぁ♥ ソワソワじれったいけど……なんだか気持ち良い♥」  美咲は足裏の責めにくすぐったさよりも性感を感じ始めてしまった。 「あん♥ 良い……そこ……もっと……して? ンフフフ……」  上半身の反応の良さから、今なら足裏もくすぐれば笑うだろうと安易に考えていたあなただったが、その考えは完全に裏目に出てしまった。  最初こそ新鮮な刺激に驚いた反応を見せたが、その後の責めは演技であった可能性は高い。  その証拠に足裏の責めが始まって、美咲はあまり息を切らせていない。腋の責めであんなにも苦しんでいたのに……足裏の性感帯を刺激された彼女はくすぐったさよりも快感の方が上書きされた様子……  足の裏への責めはもっと慎重にやるべきだと分かっていたはずなのに……それを怠ってしまったがためにとうとう美咲はクスリとも笑わなくなってしまった。  笑う代わりに……快感に惚けた目を……あなたに向けておねだりをしている。  もっと足裏をくすぐって♥ と……。 「……残念だけどココまでよ」  あなたはやらかした分を取り返そうと必死に足裏をガリガリと引っ掻いて責めるが、慌てて行う責めが今更通用する事はなく、鈴菜の無情な制止と共に美咲をギブアップさせることは出来ずにプレイは終わった。 「……気を落さないでください……あなたの責めは……的確で素晴らしいものでしたよ?」  肩を落としガックリと項垂れるあなたに、恵理がソッと隣に立ち小声で元気づける言葉をかける。 「もしも……アレが私にされていたら……私……耐えられなくて……笑い狂ってしまうかもしれません♥」  恵理の位置からあなたのくすぐりは見えなかった筈だからその言葉が気休めであることは明確なのだが……彼女の優しい気遣いにあなたは「ありがとう」の言葉を返しつつ苦笑いをしてみせプレイルームを後にした。  今回の責めは失敗に終わった……その原因は明らかにあの足裏にある。  いくら腋をくすぐられて笑いやすい状態になっているとしても、感じやすい部位を触って責めようとしたのは悪手であった。足裏が性感帯であってもくすぐり方次第で笑わせることは出来たはずだ。今回はそのやり方を間違ってしまっただけ……。  あなたは支払いを終え、店を後にしながらそのように今日のプレイを振り返る。  そして、次回こそはギブアップを取るまで笑わせて見せる……と胸に誓いを立てて帰路へ着くのであった。 『美咲ルート失敗③……【足裏の責め方失敗】エンド……完』  ※別の日で改めて再プレイ→#1へ


More Creators