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真鍋ラスの倉庫
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橘ありす 授業中お漏らし

橘ありすは朝からどこか体調が優れなかった。普段ならきちんと時間通りに起き、制服もきっちり着こなし、誰よりも落ち着いた佇まいで登校する。アイドルだが、だからこそ、授業も真面目に受ける。だがこの日に限って、彼女の表情はどこか曇り、何度もお腹をそっとさする仕草が見受けられた。

授業中、静かな教室に黒板のチョークの音だけが響く。その中で、ありすの額には小さな汗が滲み、口元はきゅっと引き結ばれていた。お腹の奥から、徐々に不穏な痛みが湧き上がってくる。ぎゅるる…と微かに、けれど本人には鮮明に聞こえる音がお腹の中から響くたび、ありすは膝を強く握りしめる。

(…いまはダメ…絶対に…がまんしないと…)

必死に冷静さを装うも、腹部の痛みは次第に増していった。体の中で熱いものが渦を巻き、じっとしているのも苦しくなってくる。教科書を開いた手が震え、額から汗が一滴、机に落ちた。

「っ……!」

思わず息を詰め、ありすは顔を俯かせる。頬は真っ赤に染まり、目尻には涙が滲み始めていた。呼吸も浅くなり、身体がこわばる。横目でクラスメイトたちをそっと窺うが、誰も彼女の異変には気づいていない――そのはずだった。

(どうしよう…、もう少し…あと少しだけ耐えられれば…)

そう自分に言い聞かせながら、ありすはお腹を両手で押さえた。だけど痛みはすでに限界を超えつつあり、汗ばむ手のひらに力が入る。

(もう…本当に、限界…)

ついに、耐えきれない痛みが全身を貫いた。ありすの顔が絶望で引き攣る。体の奥から抑えきれない熱と圧力が下半身に集中し――

ビチャッ、グチュッ――

鈍く、生々しい音と共に、制服のスカートの中で泥状の下痢が一気にあふれ出した。椅子に座ったままのありすの太ももを、生温かい液体が伝い、スカートと椅子の隙間からどろどろと床に滴り落ちていく。

(やだ……いや、やだ……!)

ありすは真っ赤な顔で唇を噛みしめ、涙をぽろぽろとこぼし始めた。教室の空気に広がる独特の臭い、音を立てて床に落ちる液体、そして自分の失敗に気づき始める周囲のざわめき――そのすべてが、ありすの羞恥心を容赦なく責め立てた。

「うぅ……お願い……見ないで……」

膝を抱え、肩を震わせるありす。アイドルとして、ひとりの少女として、これほどまでの屈辱を味わうことになるとは思いもしなかった。制服のスカートも、椅子も、そして床も茶色く濡れ広がり、靴にまで温かな泥状便が伝わっていく。心も身体もどうしようもなく惨めで、涙が止まらなかった。

「私…どうして……こんな……」

ありすの心の中には自己嫌悪と絶望だけが渦巻いていた。誰にも頼れず、ただひたすら俯き、全身を小さく震わせていた。

――


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