罪人の悲鳴が聞こえなくなると、重たい鉄の扉が開く。 中から、凶器を持った赤いボンデージの女性が日の光に照らされた。 「まだ死んで無いわ。初日で殺すなんてつまらないもの」 ボンデージの女性と入れ替わるように、様々な機材や道具を持って入る者達は救護班である。 目的は、奥に逆さ吊りにされている男達の、傷の治療と延命処置の為である。 この国で犯罪を犯した罪人は、拷問官により拷問に処される。 赤いボンデージの女性はその拷問官且つ処刑執行人としてこの国で名を馳せていた。 彼女が拷問を執り行う罪人は、そのまま処刑執行される運命にある。 奥に逆さ吊りにされている男達に救護班が群がりながら機材を弄っている様子を見ながら彼女が言った。 「一週間は拷問してから処刑するから。しっかりと治療をお願いね」