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シカク
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O2C - Part 2 -

試合当日。7回まで先発登板した結果は、見事無失点に抑え今季初勝利を得る事が出来た。監督からもコーチからも"よくやった"と賞賛され、嬉しくもあったがホッとした。この勝利は酸素カプセルの、いや、藤原さんのお陰だ。試合中もベンチに戻る度に持ってきていたあの匂いが残ったタオルを嗅ぐ度に、スッキリとして気持ちを落ち着かせる事が出来た。来週も必ず行かないと。むしろ試合終わりこのまま酸素カプセルに入って全身をリラックスさせてスッキリしたいほどだった。ただ、もうこんな遅い時間。俺は我慢して、この勝利のお礼メッセージを藤原さんに送るだけにした。 (昨日はありがとうございました! 昨日のトレーニングと酸素カプセルのお陰でとても落ち着いて投げる事が出来ました! 今日の勝利は藤原さんに見てもらえたからです!! 毎日でも藤原さんに見てもらって酸素カプセルは入りたいぐらいです!! 本当にありがとうございました! また来週もよろしくお願いします!!) するとすぐに返事がきた。 (今日のピッチングとても素晴らしかったです! 僕も見ていてとても興奮しました! 今日勝てたのは堀さんの実力ですよ! 毎日はいないのでコーチするのは厳しいのですが、来て頂けるのならジムやカプセルは利用出来るようにスタッフに話は通しておきますよ!) その返事に俺は顔を熱くして喜んだ。監督やコーチ、チームメイトに褒められるよりも藤原さんにお世辞でも褒められるのが何よりも嬉しかった。そして、まさかジムもカプセルも利用出来るようにしてくれるなんて。藤原さんがいないのは残念だが、俺はその言葉に甘えて、明日早速行きますと返信してみた。すると、夏川実と言う者に話を通しておきますねと返事が来たので俺は藤原さんが居なくても明日は行こうと心に決めた。 今日は久しぶりに勝てたし、とても充実した一日だった。俺は興奮した気持ちをあのタオルを嗅いで落ち着かせて、眠りについた。 次の日、球場で軽めのトレーニングを済ました俺はそのまますぐにクリニックへと向かった。行くと受付で前の和やかな青年が対応してくれた。 「いらっしゃいませ。藤原から話は聞いてますよ」 名札をみると夏川実と書いてある。この青年が夏川実さんか。 既にトレーニングをしてきた事を伝えると、今日はクリニックのある部屋へと先に案内された。 「では、こちらへどうぞ」 「やっぱり藤原さんは忙しいんですか?」 「すいません。藤原も堀さんに会いたがっていたのですが、予定が合わず」 「いえいえ!俺が急に言った事ですし!」 少し周りを見渡して藤原さんについて聞いてみるとやはり今日は居ないようだった。分かってはいた事だが、やっぱり残念な気持ちにはなる。 クリニックの部屋につくと、またあのソファに腰を沈める。そしてまたあの甘い匂いが俺の体へと染み込んでいく。それだけで俺の体は少し熱を帯びる。今日は藤原さんが座っていた席には夏川さんが座る。 「ではまたカプセル前の運動をしましょうか」 そう言って夏川さんはスマホとイヤホンを取り出す。 「イヤホンですか?前は使って無かったと思うんですが」 その言葉に夏川さんは笑みを見せて口を開く。 「これ実は藤原さんの音声付き機能があるんですよ。前は藤原さんが直接補助的に言葉を掛けていましたが、今日は居ないので音声付きの方でやって頂こうと思って」 「なるほど。そんな機能があったんですね」 俺はイヤホンを付けて画面をタップする。前回と同じように白い球体が画面のあちこちを移動していく。そのスピードは速かったり、遅かったりと緩急をつけて。背景が変わらないその画面にまた釘付けになり、夢中で球体を追う。 “球体を追って。ゆっくり、スピードを上げて、またゆっくり。集中して。スピードが上がっても落ち着いて。集中、リラックス、集中、リラックス…” 藤原さんの声が聞こえてくる。今日はイヤホンだからか、耳元で直接囁かれる声に前よりも藤原さんが近くに感じる。その声に安心する。リラックスする。俺の体へと染み込んでいく。 ----- なつかしい。俺も何度か経験したが、これは回数を重ねるたびに気持ち良さが増して行くからな。 すでに球体は画面真ん中に戻って静止しているが、まだ堀さんはじっと見つめたままだ。堀さんは前回よりも蕩けた顔を晒し、口が半開きになっている。こんなにも相性が良い人なら、あと一回ほどでご主人様の奴隷として完成するかもしれない。俺は惚ける堀さんの顔をじっと見つめる。堀千晴選手と言えば投手としての実力はもちろんの事、鋭い眼光と甘いマスクの見た目も人気の選手だ。その人が今俺の目の前で光を失った目を晒して、ご主人様のモノになっていっている。その事に激しく興奮し、スクラブの股間が膨らんでしまう。堀選手がご主人様の奴隷として完成した姿を考えると更に硬くなる。俺は深呼吸をしてたっぷりとご主人様の匂いが漂う空気を吸い込み、落ち着かせるのだった。そして耳にかかるイヤホンに手を伸ばした。 ----- 「…さん、りさん…、堀さん終わりましたよ」 俺はその声でハッと目を覚ます。目の前には俺の耳からいつの間にか外れていたイヤホンを手に持つ夏川さんがいた。 「相変わらず凄い集中力ですね」 そう言って笑う夏川さんに俺は恥ずかしく苦笑いを吐き出した。集中…?とは違うような。今日は前回とは少し違った感覚だった。感覚としては集中とは少し違う気がする。精神の中に入り込んでフワフワとしている感覚だ。でもそれはすごく気持ち良くて何でも受け入れるような気持ちになってしまう。でもちゃんと声は聴いて、目を動かして球体は追いかけている。精神と体が乖離した不思議な感覚になる。 「では、カプセルの方へと行きましょうか」 その声で俺の思考は止まり、深く考えるのを止めた。まあ気持ち良くてスッキリするならいい事だ。 カプセルの扉を開けて入ろうとすると、俺はまた自分の格好がトレーニング着のままの事に気付く。 「前もそうだったんですけどこの格好で大丈夫ですか?」 「はい、大丈夫ですよ。もう調整も終わってるので前回と同じように堀さんのタイミングでスタートさせて下さい」 相変わらず大丈夫との声に俺は気にする事を止めて、カプセルのスイッチをONにした。 俺の意識は前回同様すぐに沈んでいく。だが前と違うのは、夢を見ている事だろうか。フワフワと雲の上に浮かぶ裸体。呼吸をするたびにあの甘い匂いを吸収しているのが分かる。とても気持ちがよく、まさに天にも昇る心地になってくる。股間に手を伸ばすと硬くなっている。俺はその心地よさのまま股間を撫でる。そして空いている左手は何故か自然に乳首へと向かっていった。 「んあぁ…っ!」 触れると快感が体を走る。乳首がこんなに気持ちイイなんて知らなかった。俺はコリコリと弄りながらチンポを扱く。夢の中だから許されるものの、プロ野球選手である俺が裸でオナニーする姿は変態と変わらなかった。呼吸するたびに感じる匂いで思い浮かぶ藤原さんと今の自分をオカズに俺は扱く手が早くなる。 「…っあ、んあっ!イっ、イクっ!イクっ!」 ビュッと大量に射精された精液は俺の胸にまで届く。 「へへへ…」 久しぶりにとても気持ちがイイ射精に満足し、俺は幸福の中、賢者タイムを堪能する。 まどろみの中に墜ちていると、いつの間にか景色は真っ暗になっていた。真っ暗な空間に俺の裸体だけが浮かんでいる。だが、あの匂いだけは感じられた。夢の中だというのに睡魔に襲われる感覚があり、意識がぼやっとする。するとこの空間に藤原さんの声が響き出す。 「この匂いを嗅ぐと安心する…スッキリする…気持ちヨクなる…堀千晴はこの匂いが大好きだ…」 「気持ちヨク…大好き…」 「堀千晴はこの匂いを求める…匂いの主に従う…支配を望む…なぜならそれは幸せで気持ちヨクなれるからだ…」 「おれは…のぞむ…」 どれくらいたっただろうか。ひたすら繰り返される言葉は空間を反響し、さらに言葉は重なり、俺の頭の中を言葉で埋め尽くす。 「俺はこの匂いを嗅ぐと安心する…スッキリする…気持ちヨクなる…この匂いが大好きだ…匂いを求める…匂いの主に従う…支配を望む…なぜならそれは幸せで気持ちヨクなれるから…」 覚えた言葉を何度も無意識に復唱し、まだ反響し続ける言葉と俺の声に真っ暗な空間は埋め尽くされる。そして、ついにハウリングを起こしたのかピーッと音が鳴り響くと俺はハッと目が覚める。 「あっ…」 目を覚ますと俺はカプセルの中にいた。知っている景色、そしてカプセルに充満する匂いに俺は落ち着き、安心をする。股間は相変わらず濡れ、心地よい疲労感と快感が体に残っていた。カプセルから出ると前回同様夏川さんが水とタオルを持ってきてくれる。 「ありがとうございます…あっ…」 受け取り顔にタオルを当てると股間が膨らみ出して、興奮で体が震える。すると後ろから夏川さんがバックハグで抱きついて来て俺の股間と乳首を撫でてくる。思わず来た更なる快感に水を落としてしまう。 「っんあ…なつ、かわさん…」 「そのままタオルに顔を当てたままで。俺がサポートしますから、もっとスッキリして気持ちヨクなりましょ」 「んあっ、あっ、はぁぁ…」 「深呼吸して下さい…もっともっと脳に匂いを送りましょ…」 夏川さんは俺のスパッツの中に手を入れて、勃ち上がったチンコを外に出して、優しく扱いてくれる。それはとても気持ちヨク、もうイってしまいそうだった。 「気持ちイイですか?もうイキそうですか?」 「あっ、もう、イク…」 「じゃあそのままイって下さい…」 「あっ、ん、イクっ…!」 ビュッと床に精液が飛び散る。 「カプセルの中で出してるはずなのにいっぱい出ましたね。さすがプロ野球選手でしょうか」 匂いのせいか脳が溶け思考にモヤがかかり気持ちイイ事しか考えられない。呂律も回らず、クスリでもやっているかのような状態だ。 「んあぁ…、おれ…ん…」 後ろから抱かれたまま、射精の脱力感でより夏川さんへと体重を預けてしまう。何となく、夏川さんの顔を見ようと首を回すと、俺の唇と夏川さんの唇が重なる。 「ん…、んぁ…」 最初は驚いたがすぐに口を開けて舌を絡め合う。口内から僅かに藤原さんの匂いを感じ、俺はまた墜ちていく。しばらくクチュクチュと卑猥な音を鳴らすと、糸を引きながら唇は離れる。ここまで興奮するキスは初めてで思わず“もっと”と懇願しそうになる。またチンコは勃ち上がり顔も熱くなる。 「次の登板はいつですか?」 「…5日後です」 「じゃあそれまでに、もう一回来て今日と同じメニューしましょうか」 「…は、い」 「残念ながら次も藤原はいませんが、5日後の登板後にでも来てもらえたらいますよ」 「ふじ、わらさん」 名前を聞いただけで思わず顔が蕩けてしまう。登板後に行けば藤原さんに会える…。 「じゃあ今日はまた勃ってしまった元気なコレをスッキリさせて終わりにしましょうか」 そう言うと夏川さんは乳首をコリコリと弄りながらチンコを扱いてくれる。俺はあっという間にもう一発精液を飛ばし、床を汚した。そして俺は事後の気だるさを感じながらもスッキリとした開放感で帰宅した。


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