SIDE OF UPDATE〜最期の歌姫篇2〜
Added 2022-02-09 12:49:57 +0000 UTC2 慈悲無き拷問 (F/F) 夜。 廃墟と化した小さなドラッグストアにららの姿があった。 火をつけたバーナーの上に網を敷いてボコボコになった小鍋を置く。さっき汲んだ水道水を沸騰させ、マカロニを茹でる。それからお湯を捨ててマカロニに付属のチーズパウダーをぶっかければマッカンチーズの完成だ。 別に特別美味しいものでも無いし、昔は料理が面倒な時くらいしか食べなかったが、"茹でる"という行為が必要な今では結構な贅沢品となった。 器にも移さず、鍋のままマッカンチーズを口に運びモグモグとよく咀嚼して、よく味わう。 こんな時でさえ、詞がららの頭に降りてくる。それはいつも、ドス黒い大地を晴天が照らす…そんなけったいな組み合わせみたいな詞だ。 眠る時は周りを警戒しているので考え事をしている暇はないが、食事の時だけはリラックスしていられた。だからこそ、色々なことを考える。 昔の思い出やこれまでの一年のことを。 家族を失った。それから共に生き延びた仲間も失った。今は一人だ。もう半年以上も。 冬を越えるのは大変だった。冬を過ごしたのが比較的暖かい地方であるとは言え、朝を迎えることができないのではないかと思う夜が何度もあった。 この最悪な状況に終わりはないのか、救いはないのか…だったらもう命を絶ってしまおうか。アップデートとやらを受け入れてやろうか。 何度も何度もそう考えた。だが、数週間前にららはとある情報を耳にしてその考えを一時的に捨てた。 「生存者たちの楽園」 そんなものがあるというのだ。 まだほとんど情報はないが、方角だけはわかっていたため、ららはただひたすらにその楽園とやらを目指している。 本当に楽園かどうかはわからない。でも、少なくとも一人で生きていく今よりはマシな状況のはずだ。もし無かったら…、噂に聞く監獄船とやらに入ってやってもいい。ららはそう思っていた。 ららがマッカンチーズを平げ、ふぅっとため息をついたその時だった。 「動かないで。」 女の声がしたかと思うと、背後から後頭部に硬く冷たいモノを突きつけられた。 ららは咄嗟に腰に下げているネイルハンマーに手を添えるが、女は銃口で後頭部をつついてハンマーから手を離させた。 ららが抵抗しないとわかると、女はららに銃をつけつけたままゆっくりと正面に回った。 女はせいぜい高校生くらいの年齢で、派手な髪色をした韓国系の美形。色白でそこそこ背が高く、170cmあるららより少し高い。 「あぁ…なんだかあんた見たことある。」 女が言った。 らら「……。」 「歌手だよね?まさかこんな所で会うなんて。」 「まぁ私はあんたの歌…嫌いだけど。」 ららは反論もせず、ひたすら女の目を見ながら息を殺している。 「悪いけど、物資は全部貰うよ?それから…アンタ自身も。」 らら「私…自身?」 「そう。うちのボスはね。常に誰かを"ほぐす"ことに飢えてるから。」 「しかもあんたみたいな有名人…きっと喜ぶだろうねぇ。」 らら「貴女たちは何?コマンド社じゃないよね?」 「あんな奴らと一緒にしないでもらえる?」 「私たちはね、奴らから生き延びるために必死に生きてるんだから。」 らら「だったら私と同じ立場のはず。」 「そう?あんたは一人…弱者だよ。」 「この世界を生きていくにはより多くの人数で固まって強く生きていかないといけない…強い人の元でね。」 「それにさぁ…わかってんでしょ?生存者同士で仲良しこよしはもうできないってさ。みんな自分たちが生きるのに必死なんだから。」 らら「かもね。」 「そのハンマー…。ソレで殺してきたのはアップデーターだけじゃないでしょ?」 らら「こういう世界になってから、貴女みたいな人が大勢増えたからね。」 「やむを得なかった。」 「だよね?やむを得ない。うん。本当にそう。だから私も…」 女が動いた。 それと同時に、ららも動いた。 「っ!?」 銃を突きつけられているららが動くと思っていなかった女はあっけにとられ、ららはその隙をついてネイルハンマーを抜き、女が構えていた銃を弾き飛ばした。 「うわっ!?」 銃が床に落ちた時にはもう、ららは白くて大きな手で女の首を掴み、壁に押しやってネイルハンマーを女の側頭部に添えていた。 「はっ!?はぁ…!はぁ…!!」 らら「何で私がこんなに沢山の物資を持ってると思う?」 「何でマッカンチーズを食べれるくらい贅沢な装備を持ってると思う?」 「それはね…」 「貴女みたいなどうしようもない奴らから…奪ってきたから…!」 ららが声を震わせながらそう言ってネイルハンマーでゴォンッ!っと女の頭のすぐ側の壁を砕いた。 パラパラと崩れ落ちる壁の一部と共に、女もふにゃりと力が抜けたように床に座り込んだ。 らら「…貴女たちは何を待ってるのかな?」 ららは不気味なくらいの作り笑いをニコッと浮かべ、そのまま女に覆い被さった。 「な、なにをっ!?」 らら「仲間はどこ?どういう物資があるのかも教えて?」 非常に慣れた動きでららは馬乗りになり、さらに手際良く女のシャツを引き裂いた。 「うわぁっ!?あ、アンタ…!!」 ギロリと睨みつける女。だが、壁を打ち砕いたネイルハンマーがいつ自分に向けられるかと思うと恐ろしくて抵抗できない。 らら「さっきの質問…答えてもらえるかな。」 「口が裂けても何も言わない。」 らら「あぁ…そう。だったらアレ…拷問しないといけなくなるけど。」 「拷問?あんたが?やめた方がいい。そんなに残酷にはなれないでしょ?」 らら「そう思う?」 ららはニィッと意地悪な笑みを浮かべると、その白くしなやかな指を韓国女の引き締まった健康的なお腹に這わせた。 サワサワ…サワサワ… 「ぐふっ!?うふっ!?っふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ!?な、なに!?」 綺麗な爪とつるりとしなやかな指先に腹を撫で回され、思わず声が漏れる。 「くくくくっっ!!!なんで…この方法…をっっ!?」 らら「この世界になってから…コチョコチョは暴力に変わった。だよね?」 「だからそれに適応した。それだけ。」 「それにしても貴女随分敏感なんだね?」 ららは楽しそうな笑みを浮かべながらサワサワとお腹を撫で回す。体脂肪率の低そうな引き締まったお腹はとても敏感で、ららのしなやかな指と爪の撫で回しにもビクビク反応している。 サワサワ…サワサワ… 「ぐっっぅぅぅっ!!こ、これくらい…なんともないっっ…!!っひひひひ…!!う、うちのボスのっ…!"マッサージ"に比べればっっ!!」 らら「貴女のグループもやっぱりこういうのを取り入れてるんだ?」 「だったら尚更…捕まるわけにはいかなかったかな。」 「私、するのは大好きだけどされるのは嫌だから。なんだか…虫唾が走るの。」 サワサワ…サワサワ…! 「はぐっ!?んんんんっっ!!わ、私はいつも…ボスたちにっっ鍛えられてるっっからっっ!!こんなのっっ!!」 らら「じゃあこんなのは?」 コチョコチョ…コチョコチョ…! 「ほへっ!?っひひひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!?ひぃぃっっ!!!んんんんん!!」 ららが突然、爪を立てて軽くコチョコチョとお腹の表面をくすぐると、女はビクッと飛び上がりしばらく笑いを漏らしたがまたすぐに口を閉じて耐え始めた。だがその体は今も小刻みに震えている。 らら「私は優しいから、こうして弱い刺激から徐々に慣れさせてあげてるんだよ?」 「だっていきなり本気でやったら…多分貴女は失神するから。」 アーティストとして活躍していたららは元々手先が器用で、ピアノをやっていたこともあり指も長くしなやかだ。まさに、くすぐる側としてのうってつけの能力を有していた。 そんなららのくすぐりに、敏感女が耐えられるわけもなく、歯をカチカチ鳴らして必至に笑いを押し殺している。 「お、お前の…コチョコチョ…なんてっっ!!これまでにっっ!!これまでに比べたらっっふふふふふふふふふふふふふ!!くふふ!?くふふふふふふふふ!!」 強がる女。だが、彼女の脳は理解していた。 このららという女の指さばきが凄まじいモノであるということを。 両手両足は自由なのに、コイツに皮膚を触られているだけで力が抜けて抵抗できない。 らら「強がんなくていいよ?」 「ほらっ」 コチョコチョ!コチョコチョコチョコチョ! 「ふわぁっ!?っはははははははははははははははははははははははは!!ふぐぅぅぅぅぅぅぅぅっっっぅ!!!!ちょっ!?っひひひひひひひひひひ!!」 ほんの一瞬、指が激しく腹回りを滑り、痺れるようなくすぐったさに襲われた女は大きな声を上げて飛び上がった。 そんな反応を見て、ららはまたニヤリと笑った。 らら「チャンスをあげる。今、私に屈して色々話してくれたら…ここで拷問をやめてあげるよ。」 「でも、離さないなら…しばらく"お前"をコチョコチョ地獄の刑に落とす。わかるよね?しばらくは口を割ろうが何叫ぼうが笑い苦しんでもらうってこと。」 「はぁ!はぁ…!!っっくくくく…!!」 「…好きに…すればいい…!酷い目に遭うのはお前…!!」 らら「はぁっ…」 ららは呆れたようなため息をつき、パンッと両手を合わせ、それから手を離し、宙でウニョウニョ〜っと信じられないくらい柔らかい指を蠢かした。 女はその宙でピアノを弾くような指の動きを見ているだけで、ゾクゾクとしてしまう。 「うぅっ…!?」 らら「それじゃあ…しばらく狂ってもらうよ。」 ららの大きな手がブワァッと女の胴体に食らいつき、ガガッと爪を立てたかと思うと、次の瞬間、凄まじい勢いで脇の下やお腹や脇腹、おっぱい周辺をくすぐり回し始めた。 ワシワシ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「うぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!?っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?さ、触るなッ!!触るなぁぁぁぁぁあああああはははははははははははははははははは!!うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 想像以上。それは想像以上だった。 乱暴にくすぐっているかのように見えるその動きは、お腹、脇の下、胸、脇腹のくすぐったい箇所をくすぐったいタッチで的確に刺激してくる。 女は駄々をこねる子供の様に手脚をバタつかせ、大暴れする。それでもららの指は止まらず、恐ろしいまでのスムーズさで腋、胸、腹、脇腹…のコースを何度も何度も繰り返しこちょばしていく。 らら「コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜!」 「…って言われたらもっとこちょばくなるよね。」 「わ、わ、わ、分かってるなら言うなぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!このっ!このっっ!!このぉぉぉほほほほはははははははははははははははははははははははひひひひひひひひひひ!!?」 フニャフニャの握り拳をららの太もも目掛けて振り下ろすが、ぽすっぽすっとヘナチョコな音を立てるだけでまるで抵抗にならない。 そしてそんな抵抗をしたせいで、ららはお仕置きだと言わんばかりに腋の下にずるっと指を滑らせ、コチョコチョと激しく掻き回すようにくすぐった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「ふぅわぁっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!?腋を触るなぁぁぁあああああああああははははははははははははは!!うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 拘束をされていないとはいえ、馬乗りになられた状態で腋に手を突っ込まれてくすぐりまくられては堪らない。力がフニャフニャ抜けて、無力な動物となり、ひたすらこちょばい刺激に悶える事しかできない。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「あへへ!?あへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!?もういぃっ!!もういぃがらっっ!!腋の下もういいがらぁぁぁぁぁぁあああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!!」 くすぐったすぎて反射的に腋を閉じてしまうのだが、そうすると結果的にららの手が腋に差し込まれたまま閉じてしまうので、ららはこしょばし放題だ。つまり残念なことに韓国女は自らこちょばい地獄を作り出している。 ららもそれを面白がるようにニタニタ笑い、腋に挟まれた手をモニュモニュコチョコチョ動かしてさらに韓国女を爆笑させる。 らら「コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜!あっははは!」 「ふざっっけんなぁぁぁぁあははははははははははははははははははははははは!!ひぃぃっひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははは!!無理無理無理ッ!!ぃっひひひひひひはははははははははははははははははははははは!!」 韓国女とらら。二人が並んでいるとして、強そうなのはどっち?と聞かれれば大多数が韓国女の方を指すだろう。 だが実際は逆…ららの方は圧倒的に有利な体勢で脇をこちょばしまくり、引き締まった肉体の韓国女は情けなく硬く冷たい床の上でぐちゃぐちゃ暴れ回っているのだから。 らら「自分が招いた結果だよ?」 「自分が招いたくすぐったさだよ。」 ららは、およそ"前の世界"では見せることがなかったサディスティックな笑みを浮かべながらさらに腋の下をコチョコチョくすぐり回す。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「だぁぁぁっははははははははははははははははははははははははははははははは!!!もうわがっだ!!わがっっっだぁぁぁははははははははははははははははははははははは!! 自分の皮膚の上を他人の指が這い回っているという不快感…、そしてそれによって生じる異常なくすぐったさにただひたすら悶える。 ららが与えてくるのは、叫ぶことでしか抵抗できないくすぐったさ…いや、叫んでも抵抗にすらならない悍ましいくすぐったさだ。 らら「わかった?何が分かったの?」 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ コチョコチョ!! 「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!だ、だかりやぁぁぁぁぁああああああああ!!話すっっ!!話すっっでぇぇぇ!!っへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 もうくすぐったくされなければ何でも良い。 そんな思いから女は叫んでいた。 らら「ほんと?じょあやめよっかなぁ……………と、見せかけてコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!」 ほんの一瞬、止まったかと思ったその指はまたも激しく腋の下を掻き回し始めた。爪の先でゾリっと神経をなぞり上げ、指先で暴力的なくすぐったさを与えてくるようなそんな恐ろしい脇くすぐりがまだ続くのだ。 「ふ、ふざけんっっっなぁぁっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっっ!!話すって!!話すって言ってんでしょっっ!?っひひはははははははははははははははははははははははは脇はもうやめぇぇへへへ!!」 らら「…わかった。」 ららは再び冷静な顔になり、脇の下で暴れさせていた指を止めた。くすぐりから解放された女はゼェゼェと息を切らし、苦しそうに酸素を取り込む。 らら「さっき聞いた事…全部教えて。」 くすぐりの時とは違う…いかにも良い大学を出て、いかにも育ちが良いようなそんな顔で下敷きにされている女を見つめてくるらら。 「はぁ…はぁ……物資は…武器…って言っても…拳銃が二丁と…鉄パイプ…それからナイフが何本か…。」 らら「何本かって…何本?」 ズムッッ!! ほんの少し、女が言葉を濁しただけで、ららは白くしなやかな指を使って女の引き締まった脇腹を捕まえる。親指とその他4本の指で挟み込むように脇腹の肉を手中に収めたのだ。 脅しだ。 答えないとここを揉み解すぞ、という脅し。 「ひぎぃっ!?ぃぃっ!!3本っっ!!3本あるっっ!!」 らら「ふぅん。それから?」 「そ、それから…それから…。」 「木でできた…棍棒があったと思う…」 らら「わかった。…仲間の場所は?それから人数も。」 質問と同時にららが圧をかけるように捕まえている脇腹に僅かに指をククッと食い込ませると、女はヒヒィッと馬鹿みたいな声をあげて飛び上がった。 「わかってる!!わかってるから!!」 「…人数は…!!人数は…7人…私を抜いて。」 女はよほど脇腹を揉まれたくないのか、常に視線をららの手に向けてガチガチ震えながら話し始めた。 らら「それで?居場所は?」 「…居場所は…居場所は…!!」 「き、決まってない…決まってない!」 女のその時の顔は実に滑稽だった。彼女にしてみれば、どうすれば仲間を裏切らずにこのららの拷問を受けずに済むかを必死に考え、やっと思いついた名案だったのだろう…だがそれにしてはとてつもなく粗く雑な嘘だった。 「決まってない!!常に移動してるから…今もきっと…」 必死に嘘をつく女。それをとっくに見抜いているかのようにららは冷たい目で女を見つめていた。そして、脇腹を捉えている指の先を僅かにピクピク動かす。 「ね、ねぇ…聞いてる!?」 まずい。そう思った女は咄嗟にららに声をかけるが、この時すでにもうららは決めていた。 脇腹くすぐりの刑決定。と。 らら「話さないの?」 「じゃ、じゃなくって!話すことがないというか…」 らら「あ、じゃあダメだよ。」 「へぇっ!?」 ずるんっ。ららの爪が脇腹の表面を滑り、ガシッとしっかり脇腹の肉を捕まえて一斉に動き出した。 ワシワシワシワシワシワシ!! モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ!! 「ふぐぅぅっっっひぃっひっひっひっひぃっはぁぁぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!?待っでっ!!待っで!!待ってぇぇへへへへへへへははははははははははははは!!考えさせでぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへ!!!」 爪で脇腹の表面を掻くようにくすぐりつつ、指の腹達で脇腹の肉を思う存分ほぐし尽くす。その"本気の脇腹の捕まえ方"で捕らえられた脇腹は逃げ場がなく、一切の抵抗を許されないまま存分にくすぐったい所を揉みまくられる。 女はぐんっとのけ反り、ブンブンと頭を振り回して必死に叫んだ。 らら「忠告はしたよ?」 「話さなかったのはそっち。」 恐らくはピアノやキーボードの演奏で培ってきたであろう恐るべき指さばきで脇腹をこしょばしまくるらら。 ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシ!! モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ!! 「ふぎゃぁぁぁぁあああああはははははははははははははははははははははは!!だっで!!本当っっ!!本当だがらぁぁっ!!本当だがらぁぁぁぁぁははははははははははははははははははははははは!!ソコヤバいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!」 脇腹にその白くてしなやかな指が食い込み、そしてこちょばいポイントを押し込むたびに女は喉が裂けそうなほどの笑い声を上げ、体をバウンドさせる。 ららの手を払い除けようとしても、脇腹を揉みこしょぐられていては力も入らず、どうすることもできない。 らら「さぁ。どうしようか?」 「嘘をつき続けるなら私も…こうして脇腹を揉み続けないといけない。」 ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシ!! モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ!! 「うわはははははははははははははははは!!けほっっ!!きつっっ!!きつっっぃぃっ!!っひひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははは!!嘘じゃないんだってばぁぁぁぁぁぁぁ!!ははははははははははは!!」 爪による脇腹コショコショは揉まれることによる鈍くも瞬発的なくすぐったさとは違う鋭く素早いくすぐったさが持ち味であり、それを揉みくすぐりと合わせることでずっとくすぐったさに慣れない絶望的な感覚を与えることができる。 女は今、まさにそんなくすぐったさを与えられていた。 らら「嘘じゃない?無理があるよ。」 「貴女に帰る場所がないなんてさ。」 ららは親指をグンと脇腹の奥に押し込み、指先でコネコネこねくり回すようにしてくすぐる。 クニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュ!! 「ぁあっへへへへへへへへへへ!?へへっ!?うへへへへへへへへへへへ!!ソコやばぁぁぁぁぁぁぁぁああああはははははは!!ソコッ!!ソコッやばぁっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっっ!!」 脇腹の奥…そこにあるくすぐったいポイントにダイレクトに送り込まれるくすぐったさ。 それは、いくら飛び跳ねても叫んでも誤魔化しの効かないとてつもないくすぐったさだ。 ららの親指が脇腹にぶっ刺さっている限り、永遠に送り込まれてくるくすぐったさ…。 「うぉははははははははははははははっっ!はぁ!はぁ!!はぁっははははははははははははははははははははは!!死ぬッ!死ぬッ!!ぁぁあああああははははははははははははははははははははははははははははは!!」 本当に死にそうなくらい悶えているくせに、口を割る様子を見せない女に、ららは段々と苛立ちを感じていた。いつコイツの仲間が来るかも分からない状況で長々と拷問をするわけにいかないのだ。 ららは体勢を変えて最終奥義に出た。 太ももの上に座り込み、女の履き潰されたスニーカーを脱がして、その下にある群れ蒸れの汚れたソックスをこれも引っ張るように脱がし、放り捨てる。 そうすることであらわになったのは、韓国女の美しくも大きい蒸れ蒸れの足裏だった。 「はぁ!!はぁ!!ま、まさか…」 ゾッと青ざめている女に目もくれず、ららは無言のまま剥き出しになった足裏のその長い足指に自分の手の指を絡ませるようにしてギュッと捕らえた。 「ちょ、ちょ、ちょっっ!!待っで!!」 「言えないっ!!言えないんだって!!言ったら殺される…!!」 涙目になりながら訴える女。だが、ららは空いているもう一方の手に揃う長い指をウニョウニョさせながら、ゆっくりとその手を足裏に近づけていく。 「ダメッ!!ダメだって…!!ねぇ…!!ねぇってばっ!!」 彼女は、ららの指先が足裏に触れるその0.5秒前…叫ぶのをやめてぐっと歯を食いしばった。 女のその本能が「叫ぶのは無駄だから身を守れ!」と命令したのだ…確実に襲い来るその恐ろしい刺激から身を守れと。 だが、 カリッ! 「はひぃぃっ!?」 ららの人差し指の爪が足裏の土踏まずをなぞり上げたそれだけで女は口を開けて悶えてしまう。 そしてその瞬間…全ての指が足裏に食らいつき、恐ろしいくすぐりが始まった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「くぁああああああッッッ────────ッはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!?ひははっ!?ひははははっ!?ひはっ!?ひぃっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!!足ぃぃぃひひひひひひひひひ!!足裏はぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!」 普段はソックスとスニーカーに守られている足裏。その超敏感な足裏が無防備に剥き出しにされ、押さえつけられて爪を立てられコチョコチョくすぐられ…。頭がぶっ飛んでしまいそうなくらいのくすぐったさが走り、視界がぐわんぐわん揺れる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「はがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああっっ!!ギブっ!!ギブっ!!ギブぅぅぅ!!ギブですぅぅぅぅぅぅぅっ!!!ギブですからぁぁぁぁぁあああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!!」 女は、死にかけの虫みたいにジタバタ暴れ、足裏を這い回る指の感触に毎回飛び上がるほどのくすぐったさを感じている。 足指に指を絡まされているため、足指をキュッと丸めたりすることもできず、できるのは暴れて叫ぶことだけ。 らら「ギブって…」 「そうじゃないでしょ。」 ららは爪を立て、ガシガシコチョコチョと激しく足裏を掻くようにくすぐる。 ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「ふぎぃぃぁぁあああああああああああああはははははははははははははははははは!!死ぬっ!!死ぬっ!!死ぬぅははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!足がっ!!おかしぐなるぅぅぅぅぅぅぅひひひひひひひひひひひひひひひひひひはははははははははははははははははははははは!!!」 足裏を指と爪が掻くたびに涙が目からジュワッジュワッと溢れ出る、既にカラカラだったはずの喉を震わせるような叫び声が上がる。 地獄の足裏くすぐりは極限状態の人間をさらにその向こうへと追いやっていた。 らら「聞きたいのはそういうのじゃない。」 「わかるよね。」 ららの指の動きがまた変わる。 今度は爪を立てつつもワシャワシャと大きな足裏全面を這い回るような…まるで虫みたいな指の動きだ。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!!きっっづぃぃぃぃぃぃぃ!!!っひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!もう無理ですぅっっ!!無理でずぅぅぅぅぅぅ!!!」 顔中を涙と涎でいっぱいに汚しながら、女が笑い泣き叫ぶ。くすぐられすぎている足裏はもうピンク色に染まっており、ビクビクと小刻みに震えている。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「ほっ!?ほっ!?ほひゃひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!!わがりまじだっ!!話しまずっっ!!全部っっ!!!全部話しまずぅぅぅぅぅ!!!っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!!!」 ららにくすぐり抜かれた足裏は完全に死んでおり、ららの指先から与えられるくすぐったさという感覚を受け入れるだけの肉体と化していた。足裏が死ぬほどの地獄の責め苦を受け続けた女はついに口を割る決意をした。どうなるか分からない自分の命よりも何よりも、確実にくすぐり地獄から逃れられる方を選んだのだ。 …やっとか。ららがふぅっとため息をついて指を離したその時だった。 らら「ほぇっ?」 何かざらりとしたものが鼻に擦れたかと思うと、一瞬にして目の前が真っ暗になった。 ハッとして息を吸い込むと、目の前の暗闇が鼻と口にへばりつき、それが質の悪い袋だとわかった。 頭に袋が被せられている! 最悪だ。 たらり、と冷や汗が頬を伝うよりも早くららがほぼ反射的に立ち上がろうとするがその時すでに彼女の体には輪っかがかけられており、彼女が動いた瞬間にその輪っかがキュッと締まった。 輪っかに締め付けられたことにより、ららの体はピンッと直立したように真っ直ぐ縛り上げられる。 まるで、ロープが生きているかのようなスムーズな拘束だ。 彼女の頭に袋が被せられ、そしてロープで縛り上げられるまで…僅か1秒。 「つっかまーえたっ。」 女の声と共に硬くてやや尖ったものがららのコメカミにつんつんと突きつけられる。爪だ。指だ。指先だ。 やっっば。 ららの心臓の鼓動がバクバクと速くなり、背筋に凍るような冷たい感覚が走る。 そして次の瞬間…ギュンッとららの体が後方へと引っ張られ、彼女は抵抗する間も無くズルズルと猛スピードで外へと引き摺り出されていった。 SIDE OF UPDATE〜最後の歌姫篇〜[林檎らら]第二話へと続きます。二話以降は完全にFAN BOX限定となります!