(05/10追記:隠蔽処理不足により非公開状態になっていましたが、修正を施しました。ご面倒おかけいたしました。)
おまたせ(?)しました。
ヨツバちゃんのあとがき的記事です。

■本作品はDLsite(https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ01161753.html)で販売している作品の見放題版です。 ボイス全編(約96分)と、CG集(4種181枚)をお楽しみ頂けます。 ※音声ファイルはアップロード容量上限の都合上、.wavではなくmp3となっています。 <ボイス> <CG集>
技術的なことは大して書いてないので、
長文あとがきみたいなのが好きな人向けです。なんか7000字ぐらいあります。
支援者向け記事ですが、そのうち無料公開に切り替える可能性はあります。
記事の最後には支援者向けに
ヨツバちゃんCGの下書き各シーン下書き(うち一つはボツ構図)と、
完成版CGの見えない部分を写したオマケショットを掲載してます。
ホントおまけ程度なので、「sbまとめ」とかには入らないです。
成年向けサークルを始めた時よりもずっとその前、
とろとろレジスタンスさんやアイロンウェアーさんの音声作品を嗜んでいた頃から
ボイス作品を作ってみたいという願望はあったので、実に10年越しレベルでの達成です。
世間ではASMRやバイノーラルなど立体音響系が今や主流ですが、
上記作品の影響もあり僕はモノラルやドラマCDに近いタイプの作品が好きなので、
そういった形式で作るというのは最初から決めていたことでした。
ボイスはさくら真咲さんにお願いしました。
僕が敬愛する倉庫番兵さんの作品などにもキャストされてる、
ソフトM系ジャンルで有名な声優さんですね。
さくらさんは僕が搾精バンクをリリースした頃からよく作品を観て下さっていまして、
新作を出すたび丁寧に読み込んで感想を添えて下さる方です。
他の作家さんの作品もよく買われて丁寧に感想をしたためられたり、
依頼作品だけじゃなく、様々なシチュエーションのミニボイスを定期投稿されたり、
ご自身のサークル作品も出したりと、研究熱心でとてもプロフェッショナルな方なのです。
こういう方にボイスをお願いできたら良い作品が作れるだろうな、と
ずっと思いながらもなかなか自分がボイス作品を作る機会を得られずにいましたが、
サークルを立ち上げて5年、今回ようやく実現出来ました。
前述の理由から、今作のヒロインヨツバちゃんは、
さくら真咲さんにキャストをお願いするのを前提に組み上げたキャラです。
純真な子がおどおどドキドキしながらも好きな人のために
いっさい容赦ない快楽責めを施す、という内容に、
これ以上ピッタリなボイスキャストは無いと思います。
約1年半前に、倉庫番兵さんが出されたCVさくらさんの
「天使のような京都弁はんなり風俗嬢の、地獄の快楽拷問コース」が
台本、キャストと共になんと素晴らしい作品なのか!と衝撃を受けまして。
前々からさくら真咲さんボイスで一本作りたいなと思いつつも
なかなか腰を上げられずにいた僕の野望が強く刺激され、企画へと走り出したのが今作です。
倉庫番兵さんのヒロインシオリお姉さんは京都弁風俗嬢が
プロとして徹底的な快楽責めをしてくれる、というものでした。
同じお姉さんや風俗嬢モノだと影響を受けすぎてしまうかもと思い
逆算的な方向で考えていった結果、
年下の純真な子が好きな人のため一所懸命に
徹底的な快楽責めをしてしまうキャラにしてみようということで
ヨツバちゃんは生み出されたのでした。
▲最初のデザインラフイメージと、決定イメージ。
キャスティングもキャラの方向性も、快楽◯問モノというコンセプトも
決まっていたのでヨツバちゃんのデザインは割とスムーズに決まりました。
純真さやあどけさながまだ残り、大人の階段もまだ登り始めな感じを
出したかったので、おさげやショートツインテなどの方向で模索。
キャライメージの取っ掛かりには◯LANNADの渚や◯レマスの智絵里がいるのですが、
なんか自分が描くツインテは元気っぽさが出てしまうので、
より大人しさや自信のなさを出すためにおさげが採用されました。
おさげかつ年下だと、自作では「年下彼女ちゃん」がいるのですが
彼女とはまた違った感じになるように、もっと文系で内向的なイメージが出るよう意識もしてます。
さて、企画をもうちょっと遡りますと、実は前作のCG集「ツムギさんの恋人搾精」も、
元々音声作品用シナリオが企画の発端です。

■本作品はDLsite(https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ398402.html)で販売している作品の見放題版です。 本編18種271枚の差分イラストをお楽しみ頂けます。
もしそのまま進んでたら、さくらさんにキャストをお願いするつもりだったのですが、
アイデアが膨らんだり当時の自分の執筆状況などの結果
ご依頼をする前にボイス作品としては早い段階でボツとなり、CG集に切り替わったという経緯があります。
(拘束オナホのシーンまでシナリオを書いた辺りで、
「全部入れたら4時間越えてしまう」と気付き方向転換した記憶があります)
さすがに今回はそんな方向転換はするものかと強い意志で望み、
まぁ結局CGがめちゃくちゃ増えたりなんだりはありますが、
無事に音声作品として出せてホントに良かった・・・。
(さくら真咲さん、ディーゼルマインさんのmilking farmに出てくるクルカさん等も演じられてるように
大人の物静か系お姉さんキャラも凄く良いんです。おすすめです。)
そんな延長線上にあるので、
ツムギさんとヨツバちゃんは当初姉妹という設定もありました。
うっかり僕がツムギさんは一人っ子という発言をさせてて台詞に矛盾が出たので、
残念ながらボツになりましたが。
名残は残ってるので、好きな人のためなら盲目的になる部分や、
方向性は違えど大人しい性格など二人には共通点が多いです。
親戚ぐらいには今後なるかもしれません。
音声作品になってもスタジオバインドはスタジオバインド、ということを
楽しんでもらいたかったので、内容としてはスタンダード(?)な甘々搾精快楽責めモノにするというのは
はじめから決まってました。
とはいえそこは初挑戦のボイス台本。
普段CG集で同規模のテキストは作ってるとはいえ、
イメージ作りから執筆完了まで約3ヶ月と、実際の構成は苦労しました。
普段のCG集や漫画と比べると、
「テンションの高め方」と「時間の流れ方の違い」に、特に苦労したと思います。
当初は最初から最後までひたすらに絶頂責めな内容にするつもりでしたが、
読者が好きなタイミングで読み進められるCG集と違って、
決まってる時間の流れに委ねる音声作品は、
ボイスの世界とシンクロして没入感を味わっていくものです。
そのため聴き始めて早々に射精が始まっても、
テンションを高めきれず気持ちがついていけないかも・・・
と執筆して感じました。
そういう訳で、ヨツバちゃんは作品全体でのテンションを大事にし、
寸止めシーンなどをしっかり取っています。
逆に一度射精したあとなどは、高めたテンションを落とさないようにと
少し早めのテンポを意識したりしました。
まぁただこういうのはどの作品でも適用されるかというと、そうでもないかもと作り終わってから思ったり。
僕が好きなとろレジさんの「魔境人境ミニ淫語 Vol.1 生意気スキュラ」は20分ほどのボイスですが
短い中で複数回射精させてなおかつ満足感を得られる名作ですし。
どこまでいったら没入したと判断すべきか。
作品全体の長さで決まるのか、世界観で決まるのか、作者の文体やテンポ感で決まるのか。
判断要素は様々ありますが、少なくともヨツバちゃんはじっくりやれて良かったと思っています。
この辺の感覚は作り終わって、手応えも改善点も両方感じたので
次作ではもうちょい上手くやれたらなと思ってます。
「ボイス作品は時間を切り取りづらい」とも言い換えられるでしょうか。
CG集でよく「1時間後・・・」とかやってるアレです。
ボイス作品だとアレはとても表現しづらいというか、やると没入感がなくなってしまうというか。
トラックごとで日にちやプレイを区切るのは出来るんですが、
1プレイの中でカットというのは難しいので、基本的には
1回のプレイをしっかり書き切るという前提でシナリオを組む必要がありました。
結果的に1プレイの密度は高められて満足してますが、
いろんなシチュエーションを取り入れるという事とはトレードオフになってしまい。
仮に今作がCG集なら道具責めのバリエーションを更に増やしたり、
本番要素も入れられたと思うので、その辺の取捨選択が難しかったです。
ここらへんも次回作でもっとうまくやりたい。
時間を切り取れない、という点で苦労しながらも
やれて良かったと思っているのはトラック3最初の再拘束シーン。
当初のイメージでは拘束を全身に増やすようなものを考えてましたが、
これも時間をカット出来ないことが厄介になってました。
拘束追加を全身にやっては数分掛かりテンポが保てなくなる。
でも10秒ぐらいで済ませても不自然・・・というジレンマに陥りましてかなり悩み。
シーン自体ボツにするのも考えましたが、
ヨツバちゃんの「絶対に逃しません♡」という無邪気で容赦ない意思表示の象徴として
どうしても入れたかったので、腕ひとつだけ拘束し直す、という形の表現に落ち着きました。
ボイス作品でやりたい事と出来る事(聞き映えするもの)。
この違いに、制作中はよく翻弄されたと思います。
なお今回はせいぜい媚薬が存在する程度で現代と同じ世界観ゆえに起きた悩みであって、
SF・ファンタジー色が強ければ一瞬で拘束できる魔法の台とか魔物娘の触手とか、
そういう方向に持っていくことで解決できそうです。
なにかの動作を入れる必要があるけどテンポを大事にしたい、という方はファンタジー舞台がオススメだと思います。
音声・効果音だけでどこまで表現できるかという部分は置いておいて・・・。
ホワイトノイズなどの調整はあんあんじーさんにお願いしましたが、
効果音付け編集は僕が全て行いました。
効果音は詰め合わせを大体20作品ぐらい買って、そこから厳選して使用しました。
制作中、印象に残っているのは射精音の採用です。
現実には基本存在しない音なのと、
近年のボイス作品は射精音無し作品が多いこと(統計ではなく肌感です)、
それから素材単体で聞くと「ぷぴっっ」みたいな下品っぽく聞こえる印象のものが多いこと、などから
もともとは無しの方向で考えてました。
とはいえ潮吹きの効果音は必ず入れようと思っていたので、
同じ絶頂シーンでも片方だけ無いのはアンバランスか?とも感じており。
ボイスが納品された段階でも、どうするか割と決めあぐねてました。
そんななか、ファンの方が直接「射精音欲しい派もいます!」と
声を挙げて下さったことで一応当てて判断してみようと思い。
実際充ててみるとスタジオバインドの作品らしさが出てイイ感じだったので、採用の方向になりました。
音単体で聴くと微妙だと思っていた音も、
作品に使うとマッチする事があるという気づきは
ボイス作品を作っててかなり面白かったところです。
逆に、当てる前は割と使う気満々でいた
リアル感ある感じの効果音はあまり使わなかったです。
音単体では良くても作品に当ててみると、ちょっと主張が弱い印象がありました。
今作は非ASMR作品であり、いわゆるドラマCDのようなイメージを持ちたかったので、
アニメの音当てみたいに誇張した表現が合ったのだと思っています。
リラックス系?のゆったりした作品なら、
効果音的な誇張は無いほうが合う気がしますね。
今回さくら真咲さんのボイス収録については、
台本と一緒に演技イメージの要点をお伝えし、
1分ほどのサンプルを頂いた以外はあとは一切お任せしました。
リモート立会いとか、納品後のリテイクとかも全くしてないです。
演技指定もたくさんは割り振ってはいなく、
セリフやラフイラストから感情を汲み取って貰う形に。
この辺はいわゆるskebリクエストをお願いするような感じを意識してご依頼しました。
▲<>で囲っているのが指示。これでも指示が多い箇所です。
スタジオ収録などで直接やり取りするならともかく、
メールでのやり取りが主となる納品方式では
細かに注文つけながら100点を目指すと双方が混乱に陥ることが多いです。
そのため、細かい部分は向こうが持つイメージや技術に委ねたほうが
結果的に120点に到達するだろうと思っていました。
台本に指定してない吐息感や、い抜き言葉など細かなニュアンスも
演技しやすさ優先で自由にやって頂きました。
実際さくらさんの演技はとても素晴らしく、「純真な子がプロでもやらないようなエグい責めを無知と好意ゆえ平気で行うえっちさ」というこの作品で最も表現したい部分を見事に演じて下さいました。
期待してた部分はしっかりイメージ通りのものが。
そして要所要所では自分の想像を飛び越えたシーンも多数あり、
大変満足のいく200点ぐらいのものが出来上がりました。
搾精シーンが素晴らしいのは言うまでもなく、
個人的にtrack04の告白シーンなど、日常シーンの演技を特に気に入ってます。
緊張で上擦った感じとか最高ですよね。
まさにヨツバちゃんに「魂」を込めて貰ったような気持ちで、さくらさんには本当に感謝しています。
音声作品をつくりたいと思っている皆さん、さくらさんの演技・ボイスは良いぞ(ダイマ)
なお少し補足しますと、今回は数年に渡り僕の作品を丁寧に観てくださり、
黒川リョーイチ作品の好みや癖のようなものをしっかり把握されていた
さくら真咲さんへの依頼ゆえに、おまかせ部分を多く出来たという
とてもありがたい状況に甘えさせてもらった部分も恐らくあります。
もしまったく接点のない声優さんにご依頼する場合は、
もう少し詳細に指定を入れたほうが良いのだろうと思っています。
(のびのびと演技して貰える=台本が未完成だったりアドリブを多く要求する、
ということではありませんのでここは明記しておきます。
ちなみにさくら真咲さんはご依頼時点で、完成台本+ラフでもキャラビジュアル等を同梱するのがご依頼条件です)
声優さんによって要項は千差万別ですので、よく読むとともに、
依頼側は声優さんが最大限仕事しやすい状況を提供できるように努めたいですね。
・・・こういう風に書くと、さも僕が上手に依頼できた、と
取られるかもしれませんが。
実は僕の台本、誤字脱字が多数あったのをだいぶ後になって気がついたのですが、
さくらさんはご指摘することなく、全て正しく読んで納品をして下さっておりました。
お心遣い感謝とともに、その節は大変お手数おかけいたしました!(土下座)
はい。なんかすみません。
作品を作る度に増してる感あるボリューム盛り癖が、
シナリオでは抑えられたのにここで出てしまいました。
元々はローションガーゼと靴下亀頭責めシーンだけを抜粋した、
2シーン40差分程度の制作を想定してました。
が、射精パートもやっぱり描きたいねと1シーン増え、
そうなると1シーンだけ描かないのもアレだなと寸止めパートも増え。
そうこうしてるうちにボイスの納品がありテンションが爆上がりし、この時点ですでに100枚超えに。
ここまで来たら導入や告白シーンがないのも変だろう、ということで。
結果的に全パート再現180枚に膨らみました。
制作物は毎回コンパクトに作ろうと思ってるはずですが、なぜか膨らんでしまいます・・・。
僕が公共物の建築予算とか握ったら絶対オーバーしまくるので任せないほうが良いです。
まぁ今回は初作品ゆえの張り切りがあったのと、
偶然シナリオが差分イラストに落とし込みやすい内容だったゆえ
こうなっただけで、またボイス作品作るとしても毎回こうはならないと思います。
種類数すくなかったとはいえ、やはりフルカラー180枚は結構大変でした。
それから、声だけで想像の余地を愉しむというのもボイス作品の醍醐味だと思いますので、
そういう意味ではある種もったいないことしたかもと言いますか。
全パート再現も一概に良いこと尽くめではないのかな、とも制作終盤にチラッと思ったりしました。
とはいえ作らなかったらそれはそれで心残りもあったはずなので、これがベターだったのかなとも。
とにかく今回は初作品ゆえ張り切ってしまいました、ということで色々ご容赦頂ければ。
ボイス作品はとりあえず一本作れたという達成感にまだ浸ってる最中ですので、
すぐに次回作、というのは予定ないです。
作りたいもの自体はいくつか候補があるので、
自分の制作ペースを考慮するならまた二、三年後ぐらいに
チャレンジ出来れば良いなと思ってます。
とろレジさんからボイス作品に入った身としては、やはりモン娘系は一本作りたい所。
ボイス作品に限らないフォーマットで挙げるなら、
新作つくった後はもう毎回言ってるんですが、ミニCG集作りたいです。
実はすぐにでも取り掛かりたいものが一つあるので、復調してスケジュールに余裕が出たら作りたいなぁと。
今のとこ、年内順調にいけたらここまで出来るとイイね、っていう目標がコレです。
あとは来年以降になるかなとは思いますが、
そろそろ漫画の方にも再チャレンジしたいなぁと(商業ではなく同人)。
CG集でしか表現できないことがあるように、
漫画でしか出来ないものもあるので
そういうのを描きたい欲求が高まってきてまして。
なんだかんだ「瀬名川家の搾精事情」を描いてからもう3年ですし。
40~50Pぐらいの読み応えあるものを作れたら良いなぁと思っています。
まぁ以前に漫画執筆で体調をガクンと崩したことがあるので、
あまり無理せず慎重にスケジュールを考えたいところです。
ともあれ、来月でスタジオバインドも6周年ですが
やりたいことはまだまだ沢山です。
今後も体調に気を付けつつ色々やっていきたいと思います。
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以上、だいぶ長くなってしまいましたが編集後記でした。
今回の制作で得た経験は、今後の作品づくりに活かしていきたいです。
ヨツバちゃんをお聴きくださった皆様、
ボイスを務めて下さったさくら真咲さん、ノイズ調整をお受け下さったあんあんじーさん、
改めてありがとうございました!
さくら真咲さんにご依頼を差し上げた時に
同梱した各シーンのイメージ下描きです。
この時点で完成シーン4種のラフが揃ってますが
キャラ把握のために用意したものだったので、
先ほど述べたように完成時は抜粋して2シーンだけ仕上げるつもりでした。
こちらは射精責めシーンのボツカットです。
拘束感が伝わって割と気に入ってましたが、ボイス作品の添え物として考えると
真横構図はどうしても説明的で没入感が薄くなってしまうので、変更しました。
最後にオマケショット。
ヨツバちゃん足責めシーンは下着も描いてました。
完成形でギリギリ見えるかなーと思ってましたが
先輩の姿で隠れ、幻のおぱんつに。先輩からだと多分見えっぱなしだと思います。