アラベスク様発行の明星ヒマリの同人小説『明星ヒマリは恋をした』のイラスト寄稿のおはなしその4となります。
以下、本の内容のネタバレを含みますのでご注意ください。
押絵二枚目です。
コンセプトは大けがを負って倒れている先生に身体を引きずりながら縋りつくヒマリです。
事前の打ち合わせでもここが明確にターニングポイントととなるくだりになるので表紙イラストと同様、背景などに関しても細かくアラベスク様とここへ至る経緯への設定や指定などを意見交換したのを覚えております。
かなり細かい話ですが、イラストの舞台となる背景は公式1.5周年PVショートアニメに登場したショッピングモールをモチーフにすることで以下の要素が導き出されました。
・PV動画にてショッピングモールに天窓を確認。
・爆発の衝撃で天窓やショーウィンドウのガラスが飛散。
・ヒマリの半身とも言える車椅子に先生が下敷きになる。
・割れた天窓から雨が降り込む。
・その中をヒマリが服がガラス片で割かれながらも地を張って先生に縋る。
『平和なウィンドウショッピングが一転して地獄絵図になる』を追求した結果ですが、まあー楽しかったです
ストレートかつ物理的に『曇らせる』演出を描くのは二次創作では初めてかもしれないので自然と気合が入りました。
ただ、構図と表情にもかなり悩まされた一枚で、当初考えていた構図(簡易3Dモデルのラフ参照)などではどうしてもしっくりくるヒマリの顔のリアクションが作れず難儀しました。
散々構図とポージングと表情を試行錯誤した結果、今回は『割れた天窓のむこうを放心して眺めるヒマリ』というものになりました。
ゲーム本編では割りとシリアスもコミカルもこなせる彼女ですが、それでも相性のいい表情などはキャラによって限られてくるというのが今回の教訓です。
また、余談ですがこの一連のイラストの制作時期はちょうど『ゴジラ-1.0』が公開された直後でした。
意識していなかったのですが出来上がったこの絵を見ますとけっこうダブる要素が多くて少なからず影響あったのかなあ…と思いました。
そしてこの絵に関してもアラベスク様からいただいた本文を読みますと…、これ以上は直接は触れませんが、これまた事前打ち合わせの説明では聞いてなかったような凄惨な事になっております…。
そういう体験もあって今回やってよかったなあと思える一枚でした。
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次回あと2回ほど続けさせていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします!