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鷹取リュウゴ
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触手堕ち小説家の官能メイクラヴ 5

触手が俺を変える。 いや、俺が触手そのものになってイク。 気分が最高に上がってイク。 触手の快感が病みつきになってイク。 触手が求めるモノは俺が求めるモノ。 ……ああ、そうだ。 そうだな。 もっと触手を、「俺」を増やして気持ち良くなってイカないとな。 この快感をもっと、もっと――「イクゥゥーーーッ!」 ****** 5触手のスーツ  目が覚めると朝の4時だった。 いくらなんでも目覚めるには早すぎる。 カーテンを薄く開けて外を見ても夜の闇の世界だし、通りを歩く人影も無い。 見上げたら人工衛星の光点が音もなくスーッと空を横切って行く。 どうして素っ裸なのかは分からない。 昨夜、何があったのかが思い出せない。 だが、目覚めた理由は分かっている。 汗ばむほどムラムラしてるからだ。 チンポがギンギンに勃起していて先走りが出まくっている。 これほど元気の良い朝勃ちなんていつぶりだろう?  もう一度寝るにしてもチンポを落ち着かせないと無理だ。だからサクッと抜いて大人しくさせてしまおう。 ベッドに寝転がってグッと握りしめた己のイチモツに違和感を覚えた。 「うん? うんんん?」 俺のチンポってこんな大きさだったか? ちょっと、いや、かなり大きくなってやしないか? だけど違和感はすぐに快感に負けた。握ってるだけでも結構気持ちイイ。軽く上下に擦るだけで声が漏れてしまうくらい気持ちイイ。 「ヤバ、これじゃすぐにイっちまう……、でも、やめらんねぇ!」 大きくなる快感に比例して俺の右手も動きを激しくしてしまう。 「うっ! あ゛あ゛っ! 嘘、だろっ? も、イグぅっ!」 開始早々、俺の限界が来てドビュルと白い種汁をぶっ放す。 もう少し長く愉しみたかったな、と惜しみつつティッシュでチンポと噴き上げた精液の後始末をしてパンツにイン……? 「おかしいな? 何でまだまだイキたくなってんだ?」 俺のチンポは頑固にも堅いままで引き下がろうとはしなかった。そんなムスコの堅い意志を尊重し二度目のオナニー開始。 「ふぉお!? い、イクゥッ! ああ! また! もうっ! イクイクーーーーッ!」 いや、待て待て。早すぎだっつの。二度目も呆気無さすぎだっての。 俺ってここまでこらえ性が無かったのかよ? そこまで早漏じゃァない筈なんだけどな。 だが、2回もぶっ放したらさすがに大人しく……「――って、何でだ!? 何でまだビンビンに勃起してんだよ!」 亀頭の粘膜がパンパンになってはち切れそうだ。 「くそう、仕方ないな。こうなりゃタンクが尽きて空になるまで徹底的にシコってやるとするか」  それにしても、俺のチンポはどうしちまったんだ?   いや、ちょっと待った。 チンポだけじゃないだろう? ヌきたいあまり見えていなかったが俺のカラダってこんなだったか? こんなボコボコに腹筋……、割れていたっけ? 先走りを垂らしながら起き上がって鏡を覗き込んだ。 「うおおっ!?」 腹筋が割れていただけじゃない。 大胸筋がズンと前に盛り上がり首も肩も腕も筋肉によって大きく太くなっていて、腰に向かって逆三角形のラインを作りだしている。 カラダを斜めに傾けて見れば背筋もバキバキに厚みを増していて鎧でも着ているかのようだ。 腰から下だって以前とは比べ物にならない。 大腿筋がパンパンに発達しその下の下腿筋もガチガチになっている。 激しくマッチョなカラダになっていた。 マッチョなカラダの中心でビクビク震える俺のチンポは、以前の倍、30cmを遥かに超えるサイズとなっている。 「う、嘘だろ? チンポも、カラダも、こ、んな――」 俺は鏡に映った自分のカラダやチンポに欲情していた。大久保クンのイラストに描かれていた男のようではないか。 女に抱いていた性的な欲求が男にも同等に向かっていくのを覚えていた。 隠れていた、見えていなかった欲望が込み上がって来た。ハッキリと俺は男に対して性的な興奮を抱いていた。 「女じゃなくて男にも、こんなに俺は――」セックスしたいと思っていた。 チンポがビクンと震えて先走りの雫を落とした。 そして、股間の内側でモゾモゾと何かが動いた。それがとても気持ち良かった。 「んんっ! い、今のは?」 股間に手をやって確かめようとしたら腹部でも背中でもモゾモゾ、グジュジュと蠢く感覚を覚えた。それも凄く気持ち良い。 「んあ! んふっ! んぐぅっっ!」 皮膚の下に何かがある? いや、これは本当に俺の皮膚なのか? 血管も浮かんでいるし陰毛もある。が、何かに包まれている感覚もあるではないか! ジュルルッ! グブチュ! ズチュズチュ! ジュグブユ!  「んほぁ!? ぎぼぢぃぃっ! んがはぁあああっ! イ、イグゥッ!」 堪らずチンポが精液を発射した。 すると、腕の皮膚がパクッと裂け中から肉色の触手がビュルッと飛び出したのだ! 「ぬわあっ!?」 飛び出した触手は俺が出した精液を啜って取り込むと再び腕に戻って裂け目を閉じてしまった。 裂けた部分を恐る恐る触れてみたが、すでに一枚の皮膚と化していて痛みなど全く感じない。 むしろ、意識を向ければ腕の皮膚の下でウネウネ蠢く触手を感じられる。 「い、まのは、触手だよな? 俺の皮膚の内側にも触手……、ううっ!?」 不意に俺の脳内に昨夜の事が、思い出せなくなっていた記憶が再生され始めた。 しかも、微妙に俺視点のものではなく別の誰かのもので、俺を外から見ているような映像が頭の中に浮かんで来たのだ。 ――俺はこの生き物を「俺」で包み込んだ。 手も足も、胴体も俺が巻き付き逃げられないようにしている。 そして、この生き物の生殖機能を利用し、俺は「俺」を増やしていく事にした。 「俺とは? 触手自身のことか?」 ――まずはこの生き物の生体情報をさらに取り込み具体的な繁殖方法を確かめよう。 発見した生殖器に当たる部分を中心に刺激を加えると、この生き物は繁殖に用いる精子という細胞を大量に吐き出した。 また、精子を吐き出す際やその過程における感覚を最上位の快楽と捉え、非常な興奮を覚えるのだと把握した。 悪くない。利用する価値があると学習した俺はこの生き物の脳と一つになる事にした。 侵入する際に破壊した組織を再生しながら脳に到達した俺はこの生き物の中枢たる脳細胞と融け合い、保有している記憶や知識を獲得した。 そして、俺は再検討した結果、かつてのような増え方は避けるべきだと判断した。 また、この生き物が意志を持って俺を拒絶した場合、この生き物だけではなく俺にまで生存の危機が訪れると感じた。 ならば……、この生き物が俺を拒絶する事無く、俺の増殖に手を貸すように導いていかなければならない。 この生き物と俺はもう、一つになっているのだから―― 肉色の蛇に似た触手に全身が覆われ頭から足まですっぽり埋め尽くされた。 すると、一本一本バラバラに巻き付きジュルジュル蠢いていた触手がドロドロと融けて一つに、一つの肉鎧となっていく。 肉鎧はやがて皮膚と同じ色を帯びうねうねと血管に似た筋を浮かべ、ベースとなる俺の筋肉と一体になってボコボコ盛り上がってはムキムキマッチョのマッシヴなボディを創り上げた。 最後に頭部を覆っていた肉鎧はズルゥと顎の下まで引きずり降ろされ、俺の頭は皮が剥けた亀頭のように露出した。  肉鎧は新たな俺の皮膚や筋肉と化したが内部では新たな触手がびっしりと生え、ジュルジュルひしめき合っていた。 獣毛のようなそれらの触手が真の皮膚上で絶えず蠢いて愛撫しているため性的な心地よさが絶えず流れ込んでくる。性的に発情した状態がずっと続いてしまう。 「皮膚に見えるけど触手が変化して肉襦袢みたいになってんだな? 言わば『触手スーツ』か」 触手スーツの内側でジュルジュル這い巡る心地よさに身を任せているとチンポが再び発射態勢に入った。 「ん゛っ! おあ゛! イグゥッ!」 睾丸がギュル! と持ち上がって精液が竿の根元に集まった。そして間を置かず精子を保護する分泌液を伴って陰茎を駆け登り亀頭の先からドビュッ! と噴き上がった。 「ふあ! んぐぅぅっ! キモチイイッ!」 この快感を俺だけじゃなく触手も味わっているのだ。また腕の皮膚の一部が裂け中から触手が飛び出て来た。 出て来た触手は床にこぼれた俺の精液を味わい、その味覚を俺にまで寄越した。 まろやかでコクがあって、雄の風味がたっぷり詰まった子種入り極上の生クリーム……。 「ん、美味ぇ……。精液ってこんなに美味いのか」 俺の脳と融け合った触手が「そうだろう? もっと味わってみたいだろう?」と言ったような気がした。 「ああ、もちろんだ。もっと、もっと精液を味わいてぇ。もっと気持ち良くなりてぇ」 俺の言葉を待っていたのか、触手スーツからビュルビュルと触手が生えて来た。 スーツの内側にある乳首やチンポを触手が責め始める。飛び出した触手がスーツの外にある乳首とチンポを嬲る。 不思議な事にスーツの外側に存在する乳首を触れても同じように生身の乳首を触った感覚がある。 感覚が完全にリンクしているのだ。『触手スーツ』と俺とが一つに繋がっている証拠だと言える。 内側と外側、両方から触手に責められ敏感に感じる俺は情けない声を漏らしてしまう。 鏡に映るのは触手を生やし、その触手に〇〇れ喘ぎ悶えるエロいマッチョ野郎だ。とても異様で淫らで浅ましい自身の姿が興奮をさらに高める。 俺の脳と同化した触手も今見られるような逞しい肉体を卑猥だと、とても好ましいモノだとして認識し俺の意識との結びつきを強めて行く。 ――こんなマッチョ野郎が触手に責められ快感に情けなく喘いでいる。 せぐり上がって来た射精感がまたもや体外に放たれる。 「ま、またイグゥッ!」 飛び出た精液は俺の性感帯を責めていた触手によって即座に回収される。あぁ、美味ぇ。俺は堕ちる。この味、このニオイに逆らえず堕ちて行く。 触手にカラダを預けて何度も何度も俺は射精する。 俺の精液を取り込む触手はさらに触手スーツの厚みを、筋肉をメキメキ分厚く盛り上げていく、チンポがズル、ズズッと大きく成長する。 より逞しくなるにつれ精力も強まっていく。一度に出る精液の量が徐々に増えて行く。 粘りが強く匂いの濃い精液が次から次へと作りだされ排出されていく。より一層精液の雄臭さが増して風味が良くなっていく。 精液を取り込んだ触手と一緒に背筋をゾクゾクさせては喜びを共有する。 「だけど……」 良くはなっても基本が同じ俺の精液、同じ人間の味ばかりでは飽きるというもの。 違う精液を味わってみたい。 違う人間の精液が欲しい。 違う人間に触手(俺)を植え付け増やしたい。 そうして、触手(俺)によって旨味がより向上した精液を取り込み味わいたい。 この欲望が俺のモノなのか触手のモノのかはもはや分からない。だが、この快楽を知った以上どうでもいい事だ。 「んぬ゛! あ、あぁ、ソコも、欲しいのかよ? あ、あぁ…、良いぜぇ、気持ち良く、なれるんだろう?」 スーツの中で俺のケツに触手が伸びて来た。 今まで触手が「ソコ」を狙いもして来なかった事に「逆に」驚きを覚えつつ触手が侵入する事を俺は許した。 「っぐぉ! っあ゛! あ゛ぅあ゛あ゛! っぁ、ひぐ! ぎひぃっ! んんんっ!」 何本もの触手がケツ穴の周囲に殺到してグイグイと拡げると、ドロドロな粘液をまとった一番太い触手が俺の肛門の奥に向かってズルズル潜りこんで腸壁を弄びつつ丹念に探る。 そして俺の、アナルの中の、どこをどう責めれば快楽を感じ、情けない声や精液を吐き出すのかをたちまち学習していく。

触手堕ち小説家の官能メイクラヴ 5

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