前回に色々とご意見ご要望をいただき、現在原稿の修正や変更を行っております。
まず最初に、小川りょう子をもう少し描写しておこうと思いましてプロローグを追加しました。
プロローグの途中までをご覧ください。
※セリフは調整中ですので予めご了承ください。
映画の企業向けプロモーション映像を撮影している常陸原たち。
スケジュールの都合によりオーディション当日の本番前に行っている。
無名のカメラマン(57歳)が馴れ馴れしく常陸原の髪の手触りと髪の匂いを嗅いでいる。
ヘアメイクも同席しているがカメラマンが勝手に髪を解く。
断髪案件あるところに横西 孝志郎あり。
横西とマネージャーはオーディション結果を知っている。
常陸原の髪の毛を前面に推す撮影。
部屋中には常陸原の匂いが充満する。
そこに小川りょう子が現れる。
横西は小川りょう子の入り時間を調べ、不在のうちに撮影を終わらせるつもりだった。
今回のイベント用に作られたポスターは常陸原がモデルに起用され、プロモーション用の素材も常陸原を起用して売り込む算段であった。
それは小川りょう子よりも常陸原愁が魅力的だったことに他ならない。
なによりも彼女の黒く長い髪はPRに持ってこいの要素である。
要するに「売れる方」を起用した至極真っ当な理由だ。
この時の常陸原は少し慢心していた。
自分の方があらゆる面で小川りょう子を凌駕していると自信を持っていた。
しかし小川りょう子の高いプライドは傷ついた。
良くも悪くも人気タレントである自分を差し置いて、すでにトキヨ役が決まったような扱いを受ける常陸原に対して激しい憤りを感じていた。
結果を知っている小川りょう子だが、常陸原に何か仕打ちを与えなければ気が済まない気持ちを抑えられず、プロモーション撮影を聞きつけた小川りょう子は現場に突入したのであった。
小川りょう子は常陸原の髪にハードワックスを無断で塗りたくり…
という二人の因縁と、小川りょう子のプライドの高い陰湿で負けず嫌いの性格を見せるプロローグとなります。
そしてこれに繋がるアドバイスがあった最初の断髪シーンの修正。
必死に気持ちを落ち着かせようとする常陸原に未練を強く感じさせる言葉を囁く小川りょう子。
美人でスタイルも良く自分よりも若い女。
その女の象徴である黒髪を奪うことに大きな喜びと優越感でさらに追い詰める小川りょう子の陰湿さとサイコパス感を出すように再構成しました。
現在カットシーンの構成を調整中です。
Acher
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