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「おい力丸」
「はい」
「こっち来てみ。面白い事になってるぞ」
「なんですか」
「これ見てみろよ」
「えっと……
偉大なる……
力丸一太……様を……
…………崇拝……??」
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ガちゃんねるまとめブログ
す~はい速報
【苔袋駅西口交番】偉大なる力丸一太様を崇拝するスレ712【19歳の皇神】
〈010〉 今日苔袋行って一太様のご尊顔拝んできた。
実物イケメンすぎて同学年無職ワイ無事死亡☆彡
〈029〉 あんな爽やかそうな好青年なのに、
我々パンピーを虫ケラみたいに扱ってるんだな。。。
〈047〉 超大型ルーキー爆誕
〈064〉 まじで苔袋始まったわ。武志様と一太様が支配する街
〈073〉 引っ越すなら急いだほうがいいぞ。
友達が仲介屋なんだけど苔袋の物件人気急騰してるって
〈101〉 改めて思うとビストル使えるの十代で世界で力丸様だけってすごいね
〈117〉 一太様の先輩であるワイ母校の先生に聞いたところ
一太様は高校時代空手部と判明
〈148〉 >>117 きんにくすごそう(こなみ
〈162〉 腕の筋肉とか凄いし裸になったら
バキバキマッチョでヤバいんだろうなーー拝み倒したい
〈170〉 ちな口元上にあるホクロは強運の証な
〈200〉 >>170 そらそうよ新任でいきなりビストル持てるって
宝くじ一枚買ったら1等6億円だった並みの強運だもん
〈231〉 >>200 ゆうてビストルの価値は6億どころじゃないわな。
ほぼ苔袋市民の全財産握ってるのと同義
〈259〉 >>117 凹られたい
〈282〉 この祭り感・・・武志様の時以上じゃね?
〈296〉 神であらせられる一太様と武志様に共に服従を誓おうぞ
〈308〉 >>231 現縮されても財産までは押収されないでしょ
〈347〉 ここ最近一太様のことばっかり考えてしまって、
仕事に手が付かない・・・。
〈355〉 深夜一時か…いまごろ一太様は縮めたムシ使ってあんなコトこんなコト…
〈396〉 >>308 「財産手放したら元に戻す」って取引すりゃいい。
当然反故な。小人相手なんてやりたい放題だよ
〈411〉 正義のおまわりさん無敵すぎて草
〈449〉 いかなる上級国民であろうと
一太様の前では一匹の虫ケラでしかないという事実な
〈465〉 >>411,449 すごい時代になったでしょう?
〈520〉 ウオオオオ一太様の所有物んなりてぇー!
交番横のマシキヨで万引でもしよかなあああ
〈546〉 自慢していい?俺昨日の晩苔袋歩いてたら、
パトロールしてる一太様が向こうから歩いてきたから、
デカイ声で「お疲れさまです!」って言いながら土下座してきましたわ。
〈551〉 おい詳細
〈597〉 >>546 なんそれ夢やん… そんで一太様の反応は?
〈600〉 ワイは武志様派をつらぬくンゴ
〈634〉 >>597 土下座してたから顔はみえないんだけど、
一瞬俺の頭の前で立ち止まってくださった。
〈650〉 >>634 なんだこいつって感じで哀れな感じで見下してくださってたのかもね
〈651〉 後頭部グリグリって踏まれたら昇天するあ
〈686〉 もう嶺武志様と力丸一太様の二柱神が曰本の支配者ってことでいいよな
〈699〉 苔袋民まじで羨ましいなー・・・
オレも路上で巡回中の御二人の足に土下座して忠誠を示したい
〈703〉 勢いはやすぎて草 崇拝板でダントツやで
〈728〉 >>650 そうだと嬉しいな、ビビりすぎて顔上げられなかったよ。
>>699 武志様は気分屋だから、
もし機嫌悪かったら「舐めてんのか」って現縮されるかも?
〈742〉 この速さなら言える一太様は間違えなく巨根
〈765〉 一太様の靴底にへばりついたガムくわされたい
〈770〉 >>520 一緒に行こや\(^o^)/一人じゃ勇気ない
〈801〉 地方民はとりあえず苔袋の方角に向かって土下座を日課にしようで
〈820〉 >>742 武志様とどっちがデカイかなぁ?(^q^)
〈843〉 一太様のくそつきアナ○にいれられたい
〈848〉 >>770 集団現縮オフスレ逝ってこい
〈889〉 >>686 埼玊の宗山陸斗様もいれて三柱やろ!
〈916〉 力丸一太様って名前がもう強くて太そうだよね
〈931〉 真面目そうにみえて実はドSで夜は野獣になって彼女ガンガンに犯してそう
〈954〉 >>742 ムシになってパンツの中入れられたいぃ~!
一太様のムレムレでかちんおいしいれすぅ~!
〈988〉 >>848 さすがに現縮オフに参加する度胸は(´;ω;`)
一生一太様の奴隷になれるなら幸せかなぁ//
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「な……なんですか、これ……」
「笑えるだろ?お前の信者どもの書き込みだよ」
「……信者?」
「よくいるだろ?パトロールしてたらお辞儀したり土下座したりするのが」
「はい。さっきも土下座してきた奴が三人いました」
「じゃあきっとそいつらも、この掲示板の住民だな。
ここは崇拝板っつって、俺らビストル持ってる警官を崇めてる奴らが集まるんだ。
俺を崇拝するスレもあるけど、見てると笑えるぜェ。
みんな俺に心酔してて、俺の靴舐めたいとか、俺に喰われたいとか……
こいつら、俺らを神だと思ってるんだよ」
「……神……ですか」
「まあ、人を縮める力なんて、神様みたいなもんだからなァ。
にしてもお前、すげえ人気じゃん。見ろよ、全員『様』付けだぜ?ははっ」
「オレが……神様……」
「こいつなんか、お前に飼われたがってるぞ。
ぎゃはは!『エサは一太様の鼻糞でいい』だってよ!」
「…………気色わるいっすね……」
「だろォ?だから俺は、この手合いを『キモムシ』って呼んでる。
世の中には、お前に縮められて虐められたいキモムシが山ほどいるんだぜ」
「そ、そんな変態、ここに集まってる何人かだけっすよ……!」
「それはどうかなァ……
お前がここに来てこの三日で縮めたムシ、何匹になった?」
「……6匹です」
「あー、ならその中にもう居るだろうぜ、キモムシが」
「やめてくださいよ……そんなのが混じってるなんて思いたくないっす……!」
「だったら、キモムシを見分けるいい方法、教えてやるよ。
あいつらはなァ、『足』が好きなんだ。
こんど仕事終わりに足舐めさせて、一匹ずつ様子を観察してみろ。
妙に積極的だったり興奮してる奴がいたら……アタリだ」
「ハズレですよ……足ですか……わかりました。やってみます」
「できるだけ臭くしとけ。その方があいつら喜ぶから分かりやすいぜ」
「……気持ち悪いな……そんな奴いたら、便所に流すかもしれないです」
「はは。まー、俺はべつに嫌いじゃないんだけどな、キモムシも。
俺が家で飼ってるムシどもの中にも、三分の一……60匹くらいは居るぞ」
「えっ……!そんなに居るんですか?」
「お前が思ってる以上に、そこら中に居るぜ?キモムシ予備軍は。
お前が来てから、日増しに増えてるよ」
「……次から市民を見る目が変わりそうですよ……」
「あいつらガチで俺を神だと思ってるから、命令すると喜ぶんだよ。面白いぞ。
痰とか吐いてやると『ありがとうございます武志様!』って群がったりな。
今はお前もそうやって嫌がってるけどな、実際飼うとかわいく思えてくるぜ?」
「……いや、キモいとしか思えないです」
「ペットみたいなもんだよ。ハムスターかなんか飼ってると考えてみろ。
お前が家帰って『一太様~!』って小さい人間が足元にワラワラ寄ってきたら、
かわいいと思うだろ?」
「全然かわいくない……全員まとめて踏み潰したくなります!」
「まあ……つっても。キモムシじゃない、普通のムシに……
嫌がってるムシどもに無理やり言う事聞かすのは、もっと面白いけどな?
最初はイヤイヤ従ってたのに、そのうち心から俺を崇めるようになるんだ。
必死に反抗してた奴が、だんだん従順になってくのは楽しいぜ……」
「……その気持ちは、理解らなくもないです。
反省させて罪を悔い改めさせるのは、やりがいがあるでしょうから」
「うーん、ちょーっと違うけどなァ。まあいい。
ところでお前、まだムシを自宅に持ち帰ったことないよな」
「はい。拾得したムシはずっと、この引き出しの中に入れてます」
「じゃあ今いる6匹、今日から個人保護扱いにして、自宅で飼ってみろ」
「今日からですか……」
「ほら、これ。書類の書き方教えてやるよ」
「ありがとうございます。
でもオレ、生きもの飼ったことないし、大丈夫かな……」
「何事も経験だ。それに、そう簡単には死なないから心配すんな。
……とりあえず帰りに百均寄って、虫カゴかなんか買ってけ。
ダンボールは破られるぞ。ムシつっても脳ミソがある人間だからな。
エサは、お前が飯食う時に噛み砕いたモンでも食わせてやれ。
あと、便所は赤ん坊用のオムツ敷いときゃ楽だぜ。
もっとも俺ん家じゃ、小便はムシどもにお互いで飲ませてるけどな」
「わ、わかりました」
「元は同じ人間なんだし、あとはだいたい分かるだろ。脱走だけ気をつけろよ」
「はい。……でも、もし死なせたら大変ですよね」
「まあ一応『縮小犯死亡届』って書類はあるけど、書かなくていいよ。
黙っときゃバレねえから。俺も書いたことねえし」
「えっ……じゃあ先輩……」
「もう、3匹死なせてるよ。
最初の頃、ムシどもが言うこと聞かねえから見せしめに握り潰したのが一匹。
それと、ムシの頭でケツ拭いてたら、糞が気道に詰まって死んだのが一匹。
あと一匹は……俺の血となり肉となり……だ」
「まさか、た……食べたんですか……?」
「いい女だったから気に入ってたんだけどなァ。
生意気に道の真ん中歩いてたから、俺の進路を妨害した罪で縮めてやったんだ。
気の強い女でよ。痛めつけて調教して調教して、ようやく従順になったのに、
奉仕させてる時に滑って床に落ちたんだよ。
で、首の骨折って死にかけてたから、一思いにバクっとな」
「…………。」
「ははッ!お前にゃまだ刺激が強かったか?
でもまあ、いずれお前も考えるだろうぜ。
飴玉みたいに小さくしたムシを指でつまんでるとさ、
こいつ、どんな味がすんだろ……ってよォ……」
「……。」
「人間喰ったらさ、腹の底から実感するんだよ……
『俺は神なんだ』ってなァ……
虫を動物が食う。動物を人間が食う。
そしてその人間を、俺達は喰うんだ……
そう考えるとなァ、街の市民どもが、本物の虫ケラに見えてくるぜェ……」
「……本物の……虫に……」
「ああ。お前もすぐに、この気持ちが理解るようになるさ。
お前だってもう、『神』の側の人間なんだからな……力丸。
……おっ!こいつもヤベえなァ。
『一太様の精液で溺れたい』だとよ!ぎゃはははっ!」
力丸は眉をひそめた。
それは、最初にビストルを撃った縮小犯の事を思い出したからだった。
小さくなったあの男が手の中で藻掻いている姿を見た時、
『本物の虫のようだ』とすでに感じていた事を、思い出したからだったーー。
(終)

「ああぁ……け……警察の御方……どうか……御慈悲を……」 どこかの会社の重役だろうか、タキシードを着た恰幅の良いの男性。 彼は19歳の力丸よりもはるかに年上で、 社会的な地位も金も手に入れた『成功者』としての人生を謳歌していた。 ほんの一分前までは…… 「この通りでございます!なんでも致します! どうか、どうかっ…...


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 【hierarchy】(ヒエラルキー) 階層[ピラミッド]型社会、階層[階級]制。 支配層、管理層。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ①「劣矮種購入記念」 この世界の人間は 『光の日』をきっかけに、 二種類に分けられるようになった。 偉雄種(いゆうしゅ)と、 劣矮種(...