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『さゆ』と『さゆり』

キショかわいいかわいそうな元女の子が見たくて書きました。尺が短かったのと、流石にキショすぎたかもしれないのでここに投稿することにしました。こんな話があと100個くらい見たいですけど……足らんが……

『さゆ』と『さゆり』

「さゆ~、ほんとに三次会来ないのぉ~?馬場先輩たちも合流するんだよぉ?」

「だからごめんってば。私もほんとは行きたかったけど、明日は朝からバイトだからさ……ね?」


アルコールが入っているせいか、いつも以上に甘えた声を出す友人に苦笑しつつそう告げる。すると彼女は唇を尖らせて「うぅ……」と不満げな表情を見せた。


「いいじゃんそんなの~!さゆがいなかったらつまんないよぉ!」


本日何度目とも分からないやり取りに辟易しながらも、チラリとスマホに目を落とす。既に時間は0時を回っていて、そろそろ終電が危なくなる頃合いだ。


「ほら、わがまま言わないの。 こいつは私が見てるから、さゆももう行きなよ。終電近いんでしょ?」


そう言って彼女の肩を抱いて引き剥がしてくれたのは、一緒に飲んでいたもう一人の友人だった。


「あはは。ありがと、美月。 じゃあまたね、今度絶対埋め合わせするから」

「えぇー……。約束だよぉ?絶対だからねぇ!」


未練たらたらといった様子の友人に手を振りつつ、早足で駅の改札を抜ける。ホームに来ていた電車に慌てて飛び乗ると、ようやく一息ついて座席に深く腰掛けた。


(……ちょっと飲み過ぎちゃったかな。やっぱりまだ丁度いい加減が分かんないや)


今日は付き合いで合コンに来ていたのだが、男側の面子が友人の好みによほどそぐわなかったのか、早々に切り上げて女3人で飲み直す流れになったのだ。少し前にお酒で大失敗をしてしまってからは以前のような量を飲まないように気を付けていたけど、それでもまだ飲みすぎなのか少し頭がふわふわとしている。

ふと、へばりつくような視線を感じて顔を上げると、向かいに座っている中年の男と目が合った。慌てて目を逸らされたが、チラチラと横目で私の胸元を見つめているのに気づいて思わず顔をしかめる。


「何ジロジロ見てんだよ、おっさん」


まさか面と向かって言われるとは思っていなかったのか、男はぎょっとしたように体を強張らせた後、気まずそうな顔で俯いてしまった。吐き捨てた言葉は以前自分が言われたことがある言葉でもあり、それを思い出すとともに、呆れるような感慨深いような、奇妙な感情が込み上げてくる。

居心地が悪いと思って別の車両に移動しようとしたところで、丁度最寄り駅に着いたことを告げるアナウンスが響く。私は小さくため息をつくと、そのまま駅のホームへと降り立った。




***




家に帰ると、玄関に私のではない靴が一足置かれていることに気づく。一瞬、泥棒でも入ったのかと不安になったが、それが以前私が履いていた物だということに気づき、"彼"が来ているのだと察した。


「久しぶり、さゆりちゃん。……今度からは事前に連絡してもらえると助かるかな」


リビングのソファには、小太りの冴えない中年が背中を丸めて腰掛けていた。


「ちょ、ちょっと……。こ、こんな時間まで何してたんですか……?」

「何って、友達と合コンに行ってただけだよ」

「ご、合コンって……!私の身体で変なことしないでって、言ったじゃないですか!」


男は立ち上がると、唾を飛ばしながら喚いてくる。ようやく家に帰って一息つける、という時にこいつの相手をしないといけないと思うと、自然とため息が出た。


「大学生なんだから、ちょっと合コンに行くことくらい普通だってば。ああ、それともぼっちだったさゆりちゃんには分からなかったかな?」

「うぅ……」


少し苛立っていたせいもあってか、思ったより刺々しい口調になってしまった。男は反論もせずに涙声を漏らしながら俯くが、薄汚い中年がそんな仕草をしていたところで気持ち悪いだけでしかない。元の、今の私の身体で同じことをしていれば、少しは絵になっていたのかもしれないが――




***




少し前まで私は、いや、俺は男だった。そうでなくなったのは3ヶ月くらい前のこと。確か、あの時も終電だったと思う。


工場での残業が終わった帰り道。俺たちの他にも何人か、同じ車両に乗っていた気がする。あの時はただただ疲れていて、少し芋臭いが、よく見れば可愛らしい顔立ちをしているなんて思いながらボーっと見つめていたのがこの娘、立川さゆりだった。

一瞬車内が真っ暗になり、停電でも起きたのかと思っていたらすぐに明かりは戻っていた。そして次の瞬間、気弱そうな彼女を見ていたはずの俺の視界には、見知った顔の中年の男、"俺"の姿だけが映し出されていた。

目の前で気色の悪い女言葉を使って喚く"俺"、そして視界の下にちらつく大きな胸の膨らみを見て、「入れ替わったんだ」となんとなく状況を察した俺は、もう一人の"俺"を連れて次の駅で降りた。思い返すと車内がやたら騒がしかったので、俺たちと同じように入れ替わってしまった奴らが他にもいたのかもしれない。

それからはもう大変だった。パニック状態のもう一人の"俺"、さゆりちゃんをなだめつつ俺の家まで連れていき、これからどうするか、どうすれば元に戻れるのかなど話し合った。結局その日、いや、今日に至るまで身体は元に戻っていないわけだが、入れ替わったままの俺たちは元に戻るまではそれぞれ、今までのお互いの生活を過ごそうということになったのだ。


最初はこの娘としてやっていけるのか不安だったが、それは全くの杞憂だった。というのもこの娘、立川さゆりはあまり社交性のある性格ではなく、連絡先が家族くらいしかない程に交友関係が薄い人物だったのだ。大学にこそ通ってはいたが、それこそ家と大学を一人で往復するだけの生活だったらしく、友人と呼べる相手すらいなかった。

そんなわけで俺も、せっかくだし二度目の大学生活を満喫してやるかくらいの気持ちで普通に過ごしていたのだが、その"普通"は今までの彼女のそれとは違ったらしく、気づけば交友関係が広すぎるほどの新しい"私"が出来上がっていた。

……正直、今では自分のことを"俺"と呼ぶことにすら抵抗がある。この身体、立川さゆりになって3ヶ月。そんな長い期間を女として友達と一緒に過ごしていると、彼女らの言葉遣いに引っ張られるように、私も自然とこんな感じの喋り方が染みついてしまっていた。




***




――と、まあそんなわけで今ではすっかり"私"として過ごしているのだが、とある事情でさゆりちゃんに部屋の合鍵を渡しているため、たまにこうして家に来ることがある。


「明日早いからもう寝たいんだけど……今度は何の用で来たの?また何か、元に戻れる方法でも見つかった?」


あの日以来、私たちは必死になって元の身体に戻る方法を探し続けた。とはいえ身体が入れ替わるなんておとぎ話みたいなことについてまともな情報は無く、頭をぶつけるだとか、階段を転げ落ちるだとか、妙な呪文を読み上げるだとか、明らかに眉唾な方法ばかりではあったが、藁にも縋る思いで必死に試したものだ。

もちろんそれらに全く効果はなく今もこうしているわけだが、さゆりちゃんがたまに新しい方法を見つけては私の家に来て試しにやってみるということが続いていた。正直私はもう元に戻る気なんてなくて、戻る方法を探すのも辞めてしまっていたのだが、私の代わりに中年の男の身体になってしまったさゆりちゃんに多少の申し訳なさを感じているので、こうして付き合ってあげてはいる。


「あ……きょ、今日はですね……。そ、その……」


どうも、今日の彼はいつも以上に落ち着きのない様子だった。いつもであれば「今度こそ」と言って意欲的に、ネットで調べたであろうことを試そうとするはずなのに、今は目を泳がせながら言い淀んでいる。


「何?はっきり言ってくれないと分かんないんだけど」

「え、えっとですね、そのぉ…………」


気のせいだろうか。彼の目線が私の胸元に行っているような気がして、先程電車内に居た中年の男の姿が頭によぎって不快感が募る。


「だから、早く要件を言いなってば」

「あ、あのっ……!も、もう一度セックスしませんか……!?」

「…………は?」


一瞬、何を言われているのか理解が追い付かず、挙動不審になりながらも赤面する男の姿を呆然と見つめていた。

もう一度、と言った彼の言葉通り、以前に体を交えたことはあった。入れ替わって間もない頃で、元に戻るために躍起になっていた私たちはセックスをすれば元に戻れるなんていう、今思えば馬鹿みたいな情報すらも信じて嫌々ながらもそれを試していたのだ。もちろんそんなことで元に戻れるはずもなく、お互いに不快な思いだけをして行為を終えたのを覚えているが――


「ほ、ほら、前にもやったじゃないですか、元に戻れるかもって……」

「いや、もちろんそれは覚えてるよ?でも結局ダメだったから、他の方法を探そうってなったんじゃん」

「あ、あの時はダメでしたけど、い、今だったらもしかしてってことも……」


うわ。今気づいたけど、この人勃起してる。さっき感じた視線、元々女だったということもあって気のせいだと思ってたけど、まさか私の身体を、元の自分を見て興奮でもしていたのだろうか。


「……ごめん、そういうことならもう帰ってくれないかな。どうせ元に戻れないんだろうし……それに、言ったよね?私、明日早く起きなきゃだから」

「でっ、でも……っ! …………か、帰りませんよ!元々この部屋だって、私のものなんですから」


今の彼の状態に気付いていないフリをして帰してあげようとやんわり帰宅を促したが、どうやら意地でもここに居座るつもりらしい。普段は消極的な"さゆりちゃん"が珍しく出した強情な態度に、男は性欲を満たすためならこうも変われるものなのだなと、乾いた笑いがこぼれる。


「はぁ……いいよ、分かった。そんなに言うんなら相手してあげる」

「ほ、ほんとですか……!?」


そう告げると、目の前の男が露骨に嬉しそうな顔をする。嫌悪感で思わず表情が歪んでしまったが、彼は気づいてもいない様子で私の一挙一動を心待ちにしていた。


実を言うと、セックス自体は入れ替わってからもう何度も経験している。初めは元に戻るためにこの人とやった1回。あの時はただただ痛いわ気持ち悪いわで、もう二度とこんなことをするものかと思ったほどだ。

2回目の相手は馬場先輩、2ヶ月前に入ったサークルの先輩が相手だった。あの日は私の歓迎会があって、まだこの身体に慣れていなかった私は男だったときのペースで飲みまくったせいで意識を失った。気が付いたらホテルのベッドの上で裸で寝ていて、目の前には先輩の顔が近づいてきていた。1度目の嫌な記憶、そして男とやるなんてもってのほかだと思っていた私は当然拒絶しようとしたが、彼の唇が触れた瞬間、私の中の何かが変わった気がした。今思えば当然なことだ。不細工な中年の男と嫌々やったセックスと、女性慣れしたイケメン相手のそれが同じであるはずもない。1度目とはまるで違う、甘く蕩けるような感覚に身を任せて、気づけば朝まで彼と身体を重ねていた。


慣れた手つきで彼のベルトに手をかけ、ズボンとパンツを脱がせると、既に大きく膨らんでいた男性器が姿を現す。それはかつて自分のものだったはずで、毎日のように握っていたというのに今は嫌悪感しか感じない。


「さゆりちゃん、そんなに私とセックスしたかったんだ?こんなにチンコ大きくさせちゃって……」

「あ、あうぅ……」


それとなしに疑問を呟くと、彼は男性器を震わせながら小さく声を上げた。

気持ち悪い。正直、ゴムを使ったとしてもこんな人とシたくないんだけど――

いや、別にわざわざ言う通りにしてあげる必要も無いか。私は彼の背後に回ると、抱きしめるような形になりながら彼の股間を握りしめた。必然的に私の胸が首元にぎゅっと押し付けられることになり、それに合わせて再び気持ちの悪い声が上がる。


「あっ……ちょ、ちょっと、何してるんですか……!?」

「何って、手コキだけど。ああ、手でシてもらうのは嫌だった?そんなに私のおマンコを使いたかったのかな?」

「べ、別に私はそんなこと……あぁっ!」


彼が反論しようとしたところで、手を上下させて彼の肉棒を扱き上げる。元、とはいえ40年以上も自分のものだった男の身体だ。当然、どこをどう刺激してやれば良いのかは手に取るように分かる。


「まあ、どっちだっていいけどさ。 ほら、こんな風におっぱいでぎゅーってされると興奮するんでしょ?ほんと、男の人ってこういうの好きだよね」

「ち、ちがっ……あぅっ!わ、わたしは男なんかじゃ……あぁぁっ!」


口では嫌がるようなことを言いながらも、まったく抵抗する様子なんて見せずに、むしろその表情は明らかに快楽に染まっている。そもそも自分から性交をねだっていたのにまるで被害者であるかのように振舞って、この人は一体何がしたいんだろう。まあ決まりきってるか。ただ、射精して気持ちよくなりたいだけなんだ。かつての私がそうだったように。

絶えず続く気持ち悪い喘ぎ声と荒い息に耐えながら手を動かしていると、彼は突然肩にぎゅっと力を入れた。それは、この男が射精する前触れ。かつては私のものだったその癖を彼がやっているのを見て、"さゆりちゃん"はもう"俺"になってしまったんだなと哀れに思いながらも、男性器を扱いていた手の動きをピタッと止める。


「はぁっ……はぁっ……な、なんでやめちゃうんですかぁ……」

「んー、イってもらう前にはっきりさせようと思ってさ。 ねえ、なんで今日うちに来て、セックスしようなんて言い出したの?」

「そっ……それは、も、元に戻るためで……」


私の問いに、彼は目を逸らしながら答える。バツが悪そうにしているその姿を見て、私の中の疑惑は確信に変わった。


「違うでしょ?ほんとは別の理由があったからだよね」

「そ、そんなこと……」

「正直に言わないと、最後までシてあげないよ?」


もはや分かり切ったことではあったが、彼の口から言わせるためにわざと焦らす。すると彼は、観念した様子でぽつりと呟いた。


「じ、実は、今月使いすぎちゃって、もう風俗に行くお金が無くて……」

「……はぁ?」

「あ、あなたならタダでヤらせてくれるかなって……し、正直に話しましたから、早く続きをしてくださいぃ……!」


予想以上の下卑た答えに、呆れて声も出なかった。風俗と来たか。つまりもうさゆりちゃん……いや、このおっさんは金を出してまでセックスをしたがるほどに男の性欲に染まっていて、元の自分のことすらも、あわよくばタダでヤらせてくれる女としか思っていなさそうだ。こいつが本当に"私"だったのかと思うと、もはや笑えてくる。


「はは……いいよ、やってあげる。 ほら、さっさと出しちゃいなよ」

「あっ……う、ぐぅぅっ!」


再び彼の肉棒を握りしめ、先ほどよりも少し強く手を動かす。男にとって最も敏感であろう亀頭を親指でぐりぐりと弄り回していると、彼は小さく悲鳴を上げながら精液を吐き出した。勢い良く飛び出した白濁の液体がフローリングを汚していく。


「ふぅっ……ふぅ……」

「はい、おしまい。気持ちよかったでしょ?満足したならさっさと帰ってよね」


帰宅を促し、汚れてしまった床を掃除するためのティッシュを探していたが、彼はまだ帰る気配が無いようだった。


「え……?は、話が違うじゃないですか……!ほ、本番してくれるんじゃ……」

「……そんな約束、したつもりないけど。私はただ、『相手をしてあげる』って言っただけだよ」

「でっ……でも……!」

「1回抜いてあげたんだから、それで満足しなって。……これ以上しつこくするんなら警察呼ぶけど」


そう告げると、彼は一気に顔を青くしてそれ以上は何も言ってこなかった。

男が出て行き、ようやく静かになった部屋で一人胸を撫でおろす。


「……合鍵、返してもらおうかな」


床にへばりついた精液を掃除しながら、そんな言葉が口をついて出た。

Comments

ありがとうございます! 3ヶ月もおじさんの体で過ごしていたんですから無理もないですね😌 本人はあまり悪びれもせずに色々理由をつけて自分の行いを正当化してそうなのもかわいいです🥰

メス牡蠣

おじさんの体にすっかり染まってる元女の子が可愛すぎます…! 口調は元のままなのに、言動は完全に性欲丸出しの男ってのがアンバランスで可愛いです~。

飛龍


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