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退魔の領域~伊吹咲菜の場合~ 拘束擽り責め②

うつ伏せで触手に拘束され、きつく関節を引っ張られて全く身動きができない。

唯一自由に動かせるのは、首くらいだが、それもあのクソ淫魔を睨むことぐらいしかできない。

寧ろ、私の精一杯の殺意を乗せた視線は、淫魔を悦ばせるだけなような気がしている。


「やめっ…くっぅ…~~~」


背後から白濁粘液を滴らせた触手ブラシが私の背中に迫る。

退魔師としての戦闘衣装、身体にぴったりと密着する狩衣の背中は密着感がきつい胸や脇腹、股間とは正反対に大胆なカットが入り、肩甲骨に背骨の突起、背筋、そういったもろもろが丸見えになっている。

その丸出しの背中に迫る最初の触手を私はただ肩越しに睨みつけて、屈辱と差し迫った触手姦への恐怖に打ち震えるしかない。

肩甲骨の窪みや背筋には、発情汗が溜まり、狩衣は汗でぐっしょりと濡れてしまっている。

ただでさえ食い込みと密着感のきつい極薄の戦闘スーツは、更にぴったりと身体に密着して、私の勃起してしまった乳首やクリトリスをすかしてしまっている。

拘束された四肢を引っ張り、身体を捩れば、汗に濡れた滑らかなタイツ生地が、性感帯を擦り、その刺激に肩を震わせてしまう。

そして、触手が身体に触れる寸前…


「はーい、そこでいったんストップです~っ」


リーリエが、触手に声をかけ、その動きを止めた。

私が散々睨みつけても一切取り合わなかった触手がぴたりと動きを止めた。


「な、なんのつもり…」


触手姦から逃れようと身体を捩って抵抗していたのがさぞ面白かったのだろう、ニヤニヤと必死なこちらの様子を見下していたリーリエを見上げて、歯噛みする。


「咲菜ちゃん、どうせもうこの後はちゃんと喋れなくなっちゃうと思うのでぇ~最後になにかいうこととかないのかなぁ~とおもってぇ~」


リーリエは、自分が絶対的に上位だということを自覚している。

こいつは、私に命乞いをさせたいのだ。『もうやめて』とか『助けて』とかそういった類の言葉を言わせたいのだ。

だが、私がそういっても、こいつは絶対に止めないし助けない。

必死な私の様子を嘲笑って、結局自分のやりたいようにやる。

そんなことはわかりきっている。

だが、このクソ淫魔の責めに散々泣かされ、その悪辣さを刻み込まれて味合わされている私の身体はそのトラウマに震えている。

そして、そのトラウマは、私の心を弱いほうに振れさそうとする。

『もしかしたら今命乞いを擦れば助けてもらえるかもしてない』

絶対にそんなことはない、そんなことはわかりきっている。

わずかな可能性にすがってしまいたくなる。


「んっ~~~?私になにかないんですかぁ?」


その被虐性に歪んだ顔を見てしまうと、心が萎えそうになる。

即座に切って捨てるべき淫魔の戯言への返答に、わずかに逡巡してしまう。

だが、それでも、私は退魔師だ。

絶対に淫魔に屈するわけないはいかない。

特に私に淫紋を刻んで、呪いを掛けた、こいつだけには。

奥歯を噛みしめ、覚悟を決めると、返答を吐き出す。


「誰があんたみたいな淫魔にそんなっ、っ!?うあぁああっ~~~~~----っ!!!!????」


「あ~~っ、だめですよぉ~まだ待てですよぉ~」


リーリエがけらけらと笑いながらそんなことをいっている。

覚悟を決めるための強がりは、最後まで言わせてさえもらえなかった。


一瞬なにが起こったのかわからなかった。

背中が焼ける。

唯一自由な首をグキグキと捻り、震えながら肩越しに背中を見る。


そこには、私のむき出しの背中の上で待機するように言われていた触手ブラシが、待ちきれず、涎のようにだらだらと大量の白濁粘液を吐き出してしまっているのが見えた。

当然、とめどなく垂れだす白濁粘液は、私の守るものが一切ない背中にどろどろ、だらだらと流れ落ちる。

霊力での防御もろくにできない私の身体に、その粘液の媚薬効果は強烈すぎた。


「うぁーーーっ!!!!くぅううっーーーーー~~~~っ!!!」


わずかの間もなく背筋を直撃する灼熱感。

そして、それはすぐに掻痒感を伴った切なく強烈な快感と疼きへ変化する。

背中から腐っていくような感覚、まともな感覚がガリガリと削られ、まともでないものに書き換えられていく。


(こ、これっ~~~~~!!!い、いつもよりす、すごすぎるっ~~~!)


「あーん、ちゃんと咲菜ちゃんのかわいい強がりを聞いてから始めたかったんですけどぉ~まぁいいです~それじゃあスタートぉ~!」


リーリエは、全く抵抗できない私を見下しながらすでに、始まっている責めの開始を宣言する。


「あ、あんた、せ、性格が最悪っ…うううっ~~~~~!?」


殺意を乗せた呪詛の言葉は情けない悲鳴に変えられてしまった。

ドロドロと白濁粘液を吐き出して続けていたブラシ触手は、飼い主の待てを解除されたことで、私の身体に本格的な責めを開始した。


腐った肉と媚薬の塊が一本、背筋の中心をヌヌヌッ!っと擦り上げる。

びっしりと肉粒と繊毛が生えた触手ブラシ、数百の触手と白濁粘液の塊で背筋をブラッシングされる感触は最悪だった。

首元から始まり、狩衣が食い込む尻の谷間までの肌を、一気に擦り下ろされる。

背筋の凹凸の一つ一つを肉粒と繊毛を震わせながら、舐め、こそぎ、吸いつき暴きだす。

わずかな凹凸も見逃さず、あらゆる窪みに押し入り、穿る。

その動きはひたすらに丁寧で、すでに淫紋のチョーカーの呪い、部屋中に満る媚薬成分で、十分に発情していて一切触れられていなかった私の身体はたったそれだけで、一瞬で燃えがってしまった。

私は、霊力の発露でシルバーピンクに染まったサイドテールを振り乱し、悶絶する。

豊富な霊力の証、一流の退魔師の条件である頭髪色の変化、いつもは自慢のその髪色だが、完全拘束で触手に肌を犯され、情けなく泣き叫んでいる現状では悲壮さに拍車をかけるだけだった。

私はその屈辱に瞳を濡らしながら、必死に歯を食いしばり、身体中から抜けそうになる力をかき集めなんとか耐えようと必死に抵抗する。


(なにこれぇ…なにこれぇええっ…~~~~~っ!!)


強烈な快感に目を白黒させる。

まだ背中を撫でさすられただけ、それも一本の触手に。

普段ならなんてことはない。少しすぐったいだけの刺激は、強烈な快感を伴う地獄のようなマッサージに変化していた。

性感帯でも何でもない部分から送り込まれる掻痒感を伴った重い快感。

それは、責められている背筋を滑り降り、そのまま下腹、子宮を直撃する。

ねちっこい快感にきゅんきゅんと下腹が疼き、膣壁がひくひくと痙攣し、愛液で潤むのがわかる。

そして、陰唇がぱくぱくと痙攣し、秘所を包むクロッチを湿らせる。

まだ責めは始まったばかりなのに、私の淫紋と呪具に改造された退魔師として恥ずかしすぎる身体は一気に燃え上がってしまった。


(だ、だめっ…ここで流されちゃっ…だめっ…)


唇を血が出るほど強く噛みしめ、弱いほうに振れそうになる心を立て直す。

リーリエの責めは陰湿でねちっこい。

それに続けることは、すさまじい精神力を必要とする。

今も全力で耐えなければ、情けない叫び声どころか、一度は呑み込んだ命乞いと弱音を吐き出してしまいそうだった。

だが、それでも、耐えるしかないのだ。


「あはっ!咲菜ちゃん、脇だけじゃなくて背中を擽られるのもだめみたいですねぇ~~?」


リーリエが、たった一本の触手の擽りに打ち震え、屈服寸前まで追い詰められたことをニヤニヤと笑いながら、完全拘束で全く身動きができない私の周りを自由に飛び回る。


「クールな美少女退魔師もぉ~触手にちょーっと撫でまわされればこんなものなんですかぁ?」


「う、うるさ…っ、うるさいっーーーっ、こんなの、こなんなのなんともないっ…」


「あ、そうですか?じゃあ、もっといきますね」


「なっ!うぁっ!?あああーーーっ!!!!???あひゃぁっ!?くぅうううっ~~~あっあああははっーーーっ!?」


さっきまで一本だった触手が5本に増えた。

背中の中心をなでこすっていた感覚が一気に全体まで広がる。

大量の媚薬を塗りこめながら、腐った肉の刷毛、極小の糸ミミズの集合体が、開いた無防備な背中を、ぐちゅぐちゅ、ねちゃねちゃ、と撫で擦られる。

ブラシ触手の愛撫は激しい癖にひどく丁寧でねちっこかった。

背中の筋肉の隙間、肩甲骨や背骨などの凹凸、そういった些細な部位を見逃さず、徹底敵に押し入り、びっしりと生えた繊毛と肉粒で白濁粘液をぐちゃぐちゃと塗りこむ。

何度も何度も何度も繰り返される性感マッサージは、私の身体にとめどなく掻痒感を注ぎ込み、子宮にじれったすぎる快感を蓄積させていく。

媚薬を塗りこまれた肌は、官能を高め、敏感に仕上げられていく。

淫紋が焼けつくように熱くなり、そこから毒のように湧き出す疼きは、私の正常な指向を少しずつ奪っていく。

感覚がどんどん狂い、擽ったいだけの刺激がそうしても気持ちがよくてしょうがない。

痙攣する陰唇から、ごぷっ!っと愛液が吐き出され、ついにクロッチに黒い染みがついてしまった。


背中から腰奥に響いていた囁かで甘い快感が一気に擽ったさに振れる。

必死に噛みしめていた奥歯が緩み、引き結んでいたい唇が開いてしまう。

戦慄きながらだらしなく開いてしまった口からは、この場に似合わない情けなさすぎる笑い声がこぼれ出してしまった。

拘束された全身が反射的に跳ね上がり、反り返ってしまい、擽ったさに腰が捩じれる。

リーリエを睨み、吊り上げていた眉根からは力が抜けふにゃふにゃと目頭が下がり、目元が潤んでしまう。

それでも、なんとか抵抗しようとするが、その抵抗のための力が身体中から抜けてしまって抵抗することができない。


「あああっ~~~~~っ!!!!うひゃぁっ~~~っ!!!ああああっーーーーっ!!!!」

(こ、こんなっ…こんなふざけた責めでっ~~~~!?)


情けなさすぎる悲鳴をなんとか止めたい。だが、背中から送り込まれる快感はそれを緩さず、私に痴態を強要する。


「はーい笑ってください~、咲菜ちゃんはただでさえ顔がクールなんですから、そんなツンとしてるより、笑っていたほうが可愛いですよぉ~」


リーリエは、完全拘束で情けなく笑い悶える私を、にやにやと見下しながら煽ってくる。

私は、背中への擽り責めで抜けていく身体中の力をなんとかかき集め、うつ伏せの姿勢からいつも以上にふざけた責めをしてくるクソ淫魔のほうを向き、必死に表情を取り繕いって萎えそうになる殺意を視線に込めて睨みかえす。


「く、くだらなぃっ…せ、責めねっっ…こんなこと、はやっ!?つ、続けるだけならむだよっ~~~っ、さ、さっさと解放してくれないっ…?」


今の私にできる最大限の抵抗。だが、淫魔にはそんな必死の抵抗は無意味だったようだ。

けろっとした顔でリーリエがいう。


「あ、そうですか。じゃあもっと強くしますね?」


「なっ!?」


冗談じゃない。いまでももう背中から押し来る擽り責め、その擽ったさとも快感ともとれる掻痒感を伴った切ない感覚に耐え、笑い声と喘ぎ声を押し殺すので精いっぱいなのだ。

心臓は早鐘のように脈動を刻み、身体中から熱いのか冷たいのかわからない汗が止まらない。

そんな状態でさらに責めを受けるなんて…自分の性格と口の悪さが恨めしい。

だが、淫魔に対して一度吐き出してしまった強がりをひっこめるなど退魔師の矜持が許さない。

私は自分で煽ってしまった淫魔の責めに耐え忍ぶしかない。


「うぁっ!?あ、あっ、あははははっ~~~---っ!?くぁっ!?うううっ~~~~---っ!?ひゃぁつはははっーーーっ!?ひぃいいいっーーーー!?」


ぬちゅっぬちゅぬちゅっぬちゅっぬちゅぬちゅっ!!!!


今まで見逃されていた脇腹に回転する触手ブラシが白濁粘液を滴らせながら、両側からウェストを締め上げるように一気に密着した。

人体で擽りに最も弱い部分の一つ。そこが肉粒と繊毛をびっしりと生やして高速で回転する腐った肉のポリッシャーで徹底的に犯される。

トレーニングで引き締めた縊れたウェスト、ひそかに自慢に思っている自分の身体の部位。

そこを、触手が丹念に丹念に、白濁粘液をまぶしながら、ゆっくりと確実に舐りまわす。

私はもう全く声を抑えることができなかった。腹筋からは力が抜け落ち、肺から強制的に酸素を搾り取られ、すべての抵抗力が強制的に笑い声に変換させられる。

くすぐったさに腰が捩じれ、尻を振り乱してしまう。

反射的に両足を閉じ、秘所を守ろうとするがもちろんできない。

擽りの快感で濡れ始めている秘所を隠すことができない。


「あああっーーーーっ!!!!あっ、あっ!うぁっ~~~~っ!?」

(い、息がっ~~~~~っ!!!!息ができないっーーーーっ!!!!)


首からがっくりと力が抜け、リーリエを睨みつけるために持ち上げていた頭を肉のベットに擦りつけてしまう。

肉ベットにたまった白濁粘液が、シルバーピンクの髪にべったりとへばりつく。

普段なら絶対に許容できない屈辱的な仕打ち。だが、今の私にはそれにかまう余裕は全くない。

擽り責めの掻痒感に身体が全くいうことを効かない。

シルバーピンクのサイドテールを振り乱し、笑い悶えながら情けない笑い声を上げ続ける自分を止めることができない。


「咲菜ちゃん~すこしだけ正直になって着ましたねぇ?どうですか?くすぐったいですか?」


リーリエが再び私に尋ねる。

このクソ淫魔は本当に性格が最悪だ。

私がこの責めを擽ったく感じているかなど明白だろう。火を見るまでなく明らかだ。

だが、この淫魔は私の口からそれを言わせたい。退魔師の少女を弄び、犯し、屈服させることを何よりの楽しみにしている。

そんな淫魔にとって、口が悪く、自分の負けを認めない私のような生意気な退魔師はまさに最高の凌辱対象だろう。だから徹底的に虐め、煮込むように陰湿な責めでねちねちと犯す。

私は、そんな淫魔が絶対に許せない。だから、どんなに責められようが、負けを認めることはできない。

それが、退魔師のプライドであり、矜持だ。

だが、今の状況では、その高すぎるプライドは私を苦しめる。


「な、なっ、うううぁあああっ~~~~~!?なんでもっーーーーないっ!!!こ、このくらいなんでもないっ~~~~っ!!!!」


口から出たのは、プライドで現状を否定する薄氷のような強がりだった。

言ってやった。圧倒的上位から私を見下す淫魔に言ってやった。


リーリエはニヤニヤ笑いをぴたりと停止させ、私を冷たい無表情で見下す。


「ふーん…そういう態度をとるんですかぁ~~?咲菜ちゃん、少し素直に矯正してあげますよぉ」


淫魔は、ボンテージ衣装に詰め込んだ豊満な胸を抱くように腕を組むと、再び細指をパチリと鳴らす。

同時に、待機していた触手ブラシがぶるぶるぞろぞろとうごめき、私の身体を味わうために動き出す。


「太腿に足裏膝裏、脇に腋窩、まだまだ咲菜ちゃんが好きそうな所はありますよねぇ?そういう態度をとる子がやさしく虐めてもらえるなんて思わないほうがいいですよぉ?」


被虐に美貌をぐちゃっち歪め、リーリエが嗤った。

私の淫極はまだまだ終わらない。

覚悟を決める暇さえなく、触手たちが身体を襲った。



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