今日も暇つぶしに無料スマホゲームしてたんだけど……このゲーム、広告多すぎ!
でも、この広告のアプリ気になるなあ。
『催眠君』⋯⋯どうやら周辺にいる人の脳とリンクして脳波を操作できるらしい。
⋯⋯くだらない。こんなの小さな子供でも引っかからないぞ。
⋯⋯⋯⋯
⋯⋯
⋯
そういえば隣の部屋に幼なじみの年下成人女性が住んでいたな。
最近どうも俺への当たりが強くてウザイんだよな。
アプリを信じているわけじゃないが、ダメでもともと⋯⋯試してみるか。
俺は自室を出てマンションの隣の部屋のインターホンを鳴らした。
「⋯⋯なに?」
間もなくドアを開き、幼なじみの成人女性が不機嫌そうに眉を寄せ、鋭い視線で俺を睨みつける。
その小振りな胸が、ため息まじりの浅い呼吸でかすかに上下するのが、薄いTシャツ越しに見えた。
「あ、え⋯⋯おぅっ」
「はぁ⋯⋯キモ」
そう、俺は引きこもりだ。まともに会話できるはずもない。
「(と、とにかくアプリを試そう)」
俺はアプリの『接続』と書かれたアイコンを押す。
ほどなくして接続成功の文字と脳波と思しき波形が画面に表示される。
波形は激しく上昇下降を繰り返しており、どうやらかなりの不快感を覚えているようだ。
そのさらに下には顔のアイコンが並んでいる。
なるほど、このアイコンで感情をコントロールできるらしい。残念ながら具体的な指示を出すことはできなさそうだ。
とにかくこの張り詰めた空気から一秒でも早く逃げ出したい。このアイコンを押せば⋯⋯。
俺は穏やかに微笑むアイコンを震える指でタップする。波形がみるみると収まっていく。
「お、おにいちゃん?どうしたの?」
先ほどまでの刺すような視線が、優しい笑みに変わる。
「そ、その呼び方、ひ、久しぶりだな⋯⋯」
俺達は親の仕事の都合で幼い頃から互いの家に預けられることが多く、赤の他人でありながらまるで兄妹かのように育ってきた。
当時の記憶が蘇り、なんとか声を絞り出す。成立する文を発するのも久しぶりだ。
「そうだね。おにいちゃんと会ったのも久しぶりみたい。あっ、ここで立ち話するのもなんだし、入ってよ。自分の部屋だと思っていいからね!」
部屋に入ると甘いシャンプーの香りで頭がふわふわする。
⋯⋯き、決まりだ!催眠君、本物だ!!
(通常支援記事へつづく)

思いつきでストーリー仕立てにしてみました。
文章表現はgrok先生に手伝ってもらいました!
grockは官能表現もいけるみたいですごく頼りになる!