SamSuka
Jin(鬼頭ジン)
Jin(鬼頭ジン)

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地獄通り

ある地域では、地獄に繋がると言い伝えられている場所があった。その名も、『地獄通り』と云う。 そのままの名前といえばそうではあるが、そこでは、鬼が地獄からいつも人間を観察しており、気に入った人間をさらっていくという噂があった。はじめは単なる噂話でしかなかったそれは、いつからか起こった神隠しと呼ばれる現象により、噂話と表すには不自然に思える、そのようなものになっていた。 いつしか、心に迷いがある人間はそこを通ってはいけない。鬼に魅入られるからだ。そんな不文律が作られていた。 その町に引っ越して来た小学生、鬼若流。この話は、彼が学校から帰るところから始まる。 「……はぁ。なんでこんなところ引っ越して来ちゃったんだろ……」 彼は、悩んでいた。都会からやってきたのはいいものの、引っ越し先には馴染めず、この学校で有名ないじめっ子に目をつけられていた。 この学校は特にわんぱくな子供が多く、世間一般では優等生と言われるであろう流とは、そりがとことん合わないもので、「おまえ、いい子ちゃんぶって面白くないんだよ」などといちゃもんをつけられ一発二発殴られることもよくあった。親は引っ越してきたばかりなのか忙しく相手にしてくれない。 それは、いじめというには可愛らしいものなのではあったが、流本人にとっては、それはとても嫌なものであった。当然だろう。いじめられて嬉しい人間などいない。 「はぁ……僕がもっと強かったら、なぁ……」 流は、もし、僕が強くなって、体も大きくなって、いじめっ子の加山健太をぎゃふんと言わせられたら。そんな妄想をしていた。 そのあとは、もういじめなんてやめろよ。そんな風に言って健太をおとなしくさせれば、他の子がいじめられることもないだろう。それから、他の子達とも仲良くなって――と妄想を膨らませる。……と、ここまでいってただの妄想に虚しくなり、いつものように家へおぼつかない足取りで帰ろうとしていたその時、流はいつも見ているあの人影を見つけた。 「でよー、今日もあいつがよー」 「ハハハ」 あの、加山健太だった。 いつもは放課後も学校で遊んでいるはずなのに、何で? 流はそう思ったが、それよりも、見つかったらまた何をされるか分からない。 (やばい、健太たちだ! 隠れないと……) 流はまず、健太から逃れる道を探した。いつもの帰り道以外には、何がある。辺りを見回し分かれ道を捜す。他に見つけたのは橋ただひとつであった。 とっさに流は橋を渡った。あいつと鉢合わせなきゃどこでもいい。もし迷っても引き返せばいいんだから。そんな咄嗟の考えで流はその橋の向こうへと走っていった。 が、彼は、ここに住んでいる人間ではない。だから知らなかったのだ。ここが、渡ってはいけない、鬼の通り道だということに。 流は走った。無我夢中で走った。 また厄介なことになりたくない。僕は平穏は生活を送りたいんだ。そう必死に加山健太の魔の手から逃げていた。 息切れがしてきて足を止める。それだけ必死に長いこと走っていたのだろう。流はそう思った。 「ふぅ……もう大丈夫かな。さて、そろそろ……」 流は辺りを見回す。 いつもの帰り道とは違う、まるで異世界のような道。 しかも、まだ自分は橋の上におり、そんなに移動してはないようにも見うけられた。前を見ても橋。後ろを見ても橋。はじめは気がつかなかったが、これだけ長い橋だったんだ。流はそう思った。 そして、こうも思った。 はじめに通った時は、こんなに長かっただろうか? と。 そして、その予感は当たっていて、鬼若流は、今まで走ってきた道とは、”違う道“を走っていたのだと、すぐ気づかされることとなった。 『ククク……よく来たな』 辺りから謎の声がした。 低く野太い、野獣のような声。 近くに大きな中年男性の姿などは見られず、やはりここには自分しかいなかった。そして、それが流に言葉に表せられない不安感を抱かせることにもなった。 「えっ、だ、誰? なに、この声……」 ふと気がつくと、そこにはまったく違う世界が広がっていた。さっきまで明るかった空は暗く、紫色の雲が敷き詰められるように空いっぱいに広がっている。橋の周りの湖は濁った赤黒い色に、まるで血の池のようなおどろおどろしいものと化していた。 目の前にはもやのようなもの。前を進ませる気などさらさらない、というかのように、流の周りの空気には白い何かが漂っていた。 『そんなの、キサマには関係ねえこった。今日からキサマは、オレサマなんだからな』 「えっ……」 キサマは、オレサマ。 意味がわからなかった。 そもそも、オレサマと言っているこの声が誰なのかすら分からない。それが何で、自分と関係があるのか。流は幼い脳を働かせて考えていた。 が、それも鬼にとっては本当に、何の関係もなかったのだが。 「あうっ!」 流の心臓が大きく高鳴った。 身体中に血がたくさん流れて、段々膨張していくような、そんな感覚が幼い流の身体を襲った。 「あ、が……がっ……!」 そして、流の肉体は膨れ上がった。 小さく柔らかな体躯が脂肪と筋肉を纏いながら大きく固く育ってゆく。しかし、それは成長というより、変身と称するに近いもので、普遍的な小学生だった流の肉体を、異質としか呼べないほどの変貌遂げようとしていた。 細い腕は筋肉に侵され、まるで丸太でも詰め込んでいるのではないかというほど巨大で存在感のある太く力強いものへと変わる。胸は大きくバルクアップし、そのまま胸の間だけで人の顔をうずめてしまえそうな、そんな強靭な胸筋を身につけていた。 少しぽっこりとしていた腹は、筋肉が発達し、6つの腹筋が割れたと思うと、そのまま脂肪が充分につけられ、膨れ上がる。大きくなった体躯を支えられるよう、脚にも相応の筋肉が付与される。 気がつくと流は、2メートルを超える大男と化していた。年齢も過程もホルモンもすっ飛ばし、幼い精神には釣り合わない立派な肉体を手に入れていた。 流は、ごつくなったその手で、張りつめた胸筋を撫ぜていた。 「ああっ……僕の体、どう、なって……」 『これはオレサマの体だ。これからお前はオレサマになるんだ。もうそんなことどうだっていいだろ?』 胸を撫ぜ腹を摩る流に、ふたたびあの声が聞こえた。今度はそれが頭の中から聞こえているような気がして、流はつい頭を押さえたが、やはりその声は聞こえてきていた。 『さて、オレサマの体を完全にするために、やるか』 「あっ……!」 やる。その意味が分からなかった流は、今自分の身に起こっていることを目にし驚愕する。 自分の手であるはずのそれが、勝手に動き出しているのだ。それは、まるで別人の手のようにも見えてしまったが、確かにそれは自分の胴体についている自分の手そのものだった。 いつの間にか、爪が鋭く伸びて、まるで鬼の手にも見えた。その手が、自分の逸物を握っている。自分のものであるはずの手が、まだ皮が向けていない慎ましやかなモノを握っている。 「うっ!」 脳に電気が走ったような感覚が流には感じられ、つい流はうめき声をあげていた。ふと下半身を見ると、そこには自らの逸物が虫に刺されたかのように膨れ上がっている光景があった。 逸物は皮を破り丸い先が姿を現す。それは綺麗な桃色をしていたが、一気に黒ずんでいき、まるで皮を破ってから何年も経っているかのように太く大きな逸物と化した。 流の手は真っ黒に変わり果てた逸物を握り上下に勢いよく摩っていく。流はやりたくないのにそうしていると、とても気持ち良くて、身体中が熱で溶けてしまいそうだった。そしてそれがとてもいいものに思えた。 しかし、望まれないその行動はやはり拒否感しか生まれず、流は口だけは抵抗の色を見せていた。肉体は嬉しそうに延々と自身を慰めていたが。 「あっ、あっ! やめ……あぁっ!!」 『ククッ……ククク……イクぞっ……!』 イク。いくとはどういうことなのだろう。流は思ったが、それはすぐに身を以て理解することとなった。 逸物が限界まで固くなり、先が大きく広がる。小さかったキンタマが空気の入ったゴムボールの如く勢い良く膨れ上がると、そのまま先っぽから熱を帯びた白濁の汁を噴射した。 「あっ……ああ……」 はじめて射精と呼ばれる、陰茎から精液という名の分泌物を排出する生理現象を体感した流は、オーガズムという快感現象に浸っていた。脳内が痺れどこか自分が遠くに行ってしまうような感覚――これが数秒続くと流は我に帰った。 しかし、肉体は意思に反し逸物を刺激し続ける。肉体は正直なものであり、敏感なモノを責められ続けたて続けに射精した。 「あっ、うっ、うおっ……!」 その度脳を直接揺さぶられるような感覚が流を襲う。そのまま脳の中身まで逸物から出てしまうのではないかと内心恐怖していた。 そして、次の変化が起こりはじめた。 髪が伸び、逆立ちはじめる。逆に眉の毛は一本ずつ力を失い肉体から離れていっていた。 丸い顎は角張り歯は尖り伸びていく。次は、人間ではあり得ない変化が流を次々と襲っていた。 「ああっ! 何これ! ボクが……おうっ、あっ……お、ボレ……サマ……ああっ!!」 未だに自慰と射精を続けている流の肉体。 その流の肉体から赤色が失われていく。肌は黒く青く染まっていき、そこから毛が身体中を覆っていく。髭、胸毛、脇毛、脛毛。陰毛に至るまであらゆる男の証が満遍なく、ありすぎる程に流の体に揃えられていった。 「あァっ!! ボ、オレ、サマ、どうなって……頭が……頭の中が……」 くりくりとした丸い大きなものだった流の目は、細く大きく釣り上がり瞳も光を失い小さくなっている。髪はすっかり色を失い頭の上を針山が聳えているのように逆立っていた。 顎は大きくしゃくれ上がってしまっており、下顎に立派な二本の大きな牙を携えていた。それ以外の歯もすっかり尖っており、さらに流を人ならざるものへと変えている事実がより色濃く見られるものとなっていた。 「気持ちいい、気持ちいいよぉ……! ち、チンチン、触りたい……あっ、で、出る! 出ちゃうよおっ!」 喉の筋肉ははちきれんばかりに太くなり血管が蛇のように絡みついている。すっかり立派な喉仏もついて声も野太くなっていた。 その低い声と子供の口調がいかにもアンバランスであり、その姿は、ガニ股開きで自慰を続ける野太い声幼い口調の鬼のような男という滑稽なものであった。 しかしそれすらも、流を襲う変化が、消し去っていた。 「ウエヘ……ゲヘヘヘヘッ、ヘヘ……」 いつの間にか、流は下卑た笑い声を漏らすようになる。大きく広がった口を情けなく釣り上げ、そこから唾液がとめどなく溢れている。その醜悪な見た目に相応しい顔をして、卑しく笑いながら、やはり自慰と射精を続けていた。 「アア……オレサマが……出てく……出ちまう……あっ、キモチイイ……」 『そうだよ……キサマはもう用済みだ……余計な心はいらないからな……』 口調もすっかり変わった流の頭の中へ、ふたたび「あの声」がする。今度は流へ話しかけるかのように、ゆっくりと粘り気のある声で何度も語りかけていた。 『イクって言え。そっからザーメン出すときゃあイクっつーんだよ』 「やだ、オレサマ……言いたくない、カッコ悪い、よぉ……」 『声』は、流を変えようとする。と、いうよりかは負かそうとしている、と言ったほうが近いだろうか。とにかく、その『声』は、自分の都合の良くなるように、流の精神に語りかけていた。 『キモチイイだろ? だからイケよ。キサマはオレサマだ。だからイってオレサマになれ』 「キモチイイ、けど、オレサマ? なりたくない……イキたくねえよぉ」 『ほら、キモチイイ時は笑え。もうキサマは外に全部出ちまえ。このカラダはオレサマがもらってやっからよ』 「ゲヘヘ……ゲヘッ、うっ、オレサマ……い、や、うはぁあぁぁ……」 『おら、もういいだろ。嫌だとも言えないようじゃ、このカラダはもうお前にゃ使えねえんだよ。だからおとなしくこのカラダオレサマに譲りな』 顔を涙と鼻水と涎でグチャグチャにし、あられもない顔になっている鬼は、明らかに歪んでいた。ただ、それは、苦しみではなく、快感に善がった悦の顔であるが。 その時、辺り一面の闇がさらに深さを強める。海に白濁液を捧げる流の身体は、闇に包まれモノクロのシルエットと化した。そのシルエットは、紛れもなく鬼と回答するに相応しい姿であった。 「あっ……ダメだぁ……」 シルエット姿のまま、顔を天に仰ぎ腕をだらんと力なく下げる。陰茎を扱く右腕だけをそのままにして。 そして一瞬の間動きを止め、流の身体は凍ってしまったかのように固まった。そして―― 「い、イク、イク! イクってキモチイイ! イク!!」 程なく、逸物から勢いよく精液を排出していた。しかも今までよりもずっと多く長い、人間にはあり得ない程の射精であった。 未だに地獄の闇に包まれ真っ黒の流であるが、そこから噴き出る白の精液は、闇にも負けず、その白の輝きを絶やさずにその場で光り続けていた。それはまるで、蝋燭の火や線香花火が消える直前一瞬大きく燃えている現象。それと同じものにも見えた。 「ヴ、ォお……」 一発、大きな精液の放物線を描くと、そこで自慰は止まった。「全ての精液を出し切った」のだろう。 いつの間にか、目の下には大きな隈ができていた。その瞳は光のない三白眼で、微かに縦に伸びる虹彩があるのが見えた。 流は、ううと少しだけ呻くと、そのまま頭から二本の大きく立派な角を生やすと、大きな顎をぐっと閉じ、ニヤリと笑ってみせた。 そして…… 「これでこのカラダはオレサマのモンだ……!」 そう言った。 彼はもう小学生の鬼若流ではない―― 青黒い肌をした、ただの鬼だった。 鬼は、パチンと太い指を器用に鳴らすと、天から茶色い腰布と白足袋を降らすと、そのまま体に当てがってみせた。 「アー、やっぱ人間の体でイクのは最高だな。特に、抗う人間の声を聞きながらその人間を出すのがキモチイイ……サイコーだぜぇ……」 鬼は、最後に流の身体の中で聞いた声を反芻させると、顔を卑しく歪ませ、逸物を勃たせた。鬼が橋をひと踏みする度にズシンと音がする。どうやら橋を引き返すようだ。 「あぁ、人間の声をオカズにしてたらヤリたくなったぜ。こいつの脳ミソの中に良さそうなガキがいやがるな……そいつを食ってやってもいいかもな……ゲヘヘヘヘ……」 鬼は、ある一人の人間をターゲットに決めると、その人間がいるところに向かって歩きはじめた。闇の衣を纏い人間から姿を隠して―― 「じゃ、またなー」 少年、加山健太はいわゆるいじめっ子であった。いつもは都会から転校してきた気に入らないあのクラスメイト、鬼若流をいじめていたが、今日は帰り道にいない。 せっかくいじめてやろうと思ったのに。半分がっかりしながら公園でボール遊びに興じていた頃であった。 「さて、俺も帰ろっと」 「いや? まだちょっとオレサマの遊びに付き合ってもらうぜ」 「え? ……むぐっ!」 健太は、腕一本で首を絞められていた。それはとてつもなく大きな力で、子供では到底太刀打ちできないものだった。 ふと下を見ると、毛だらけの太い腕がそこにはあった。脂肪と筋肉に挟まれ息ができない。顎にジョリジョリと毛が当たり少し痒い。そして何より汗で臭かった。 身体は腕のみでひょいと持ち上げられ、そのまま空中でバタバタと脚を暴れさせるくらいしかできなくなってしまった。 「う、ううう!」 「キサマ、ガキのくせにいいカラダしてんな……子供はうめーぞぉ。千年ぶりの食事といくかぁ?」 鬼は、公園の土を踏みしめ、獲物である小太りの少年を棲家である地獄通りへ持っていく。鬼が通った後の公園には、晴れているのにも関わらず、水が流れているような跡が点々と存在していた。 「さて、まずどうしようか……」 「お、鬼! やめろ、俺に何する気だよぉ!」 鬼は、腰布を解くと、大きな逸物を露わにした。それはグロテスクに聳え立っており、透明で淫靡な汁が流れ続けていた。その光景に、普段怖いもの知らずの健太は心底恐怖した。 「オレサマは子供が大好きな鬼でな。特に嫌がるガキをエッチするのが好きなんだよ。生意気なガキがギャーギャー喚いて抗うサマ見てると興奮するタチなんだわ」 「あ……あ……」 どうやら、恐怖で声も出ないようだった。 そんな健太を尻目に、鬼は会話と行動を続ける。 「だから、さっそくヤらせてもらうぜぇ……んっ!」 「んうっ!」 鬼は野獣のような顔で、かぶりつくように健太の唇を奪っていた。下唇を立派な顎を使って吸いつける。髭が当たって摩擦音をあげていた。 台風の如き吸引力で健太の舌を奪うと、そのまま自らの舌を使って舐め転がし続けた。口からはとめどなく唾液が溢れている。青黒い顔を赤くして、早速逸物をビンビンに勃起させている。お互いの口から大量の涎が吹き出た頃に、鬼の逸物は絶頂を迎えていた。 飛び出た精液は、大量に健太の胸や腹にかかった。その瞬間、ぐばっ、と勢いよく唇を離した。 「う、げほっ、げほっ!」 「アー、イイぜ、キサマん口の中。アー、汚れちまったな。口。だから、拭きな!」 そのまま首根っこを掴むと、健太の顔を自らの胸にうずめさせた。胸板の間で顔を左右に動かす健太。といっても、強く抱きしめられた鬼の腕によってさせられているだけなのであったが。 「ついでにしゃぶらせてやるよ、オレサマのイチモツをな」 そのまま顔を下半身にやると、強制的に口を自らの逸物にやった。そしてそれを勢いよく突っ込んだ! 「う、うぶばっ、あがっ……!」 「歯を立てんじゃねえぞ。そのままゆっくり舐めるんだ。わかったな」 健太の頭を押さえながら上下に動かさせる。初の強制フェラチオに健太は地獄の苦しみを味わったが、抵抗すると何をされるか分からないという恐怖で、健太は何もすることはできなかった。 先の射精でコーティングされた精液や、器がはじめて解放した時の残滓、10年間集め続けていた恥垢を丹念に舐め続けさせる。あまりの臭さに健太は吐き気を催したが、吐いたら殺されるとぐっと我慢し、そのまま逸物をしゃぶり続けた。 「イイ、イイ舌使いだ! ガキのくせにやんなぁ! イイぞ! イク!」 再び鬼に絶頂が訪れると、そのまま健太の口の中に射精した。健太は唐突の抗うこともできず、全ての精液を呑み込んでしまった。 「う、うぐ……げはぁ……」 「おしおし、よくやったな。じゃ、次は汚れたキサマの身体、ご褒美に舐めてやんよ」 お次とばかりに、鬼は健太の身体を舐めていく。胸から腹にかけて、かけた自らの精液を舐め取ると、脂肪に覆われた太鼓腹を臍を中心に吸うように舐める。臍に舌を入れ刺激すると、健太は面白い鳴き方をするので、鬼は楽しくなりそこを責め続けていた。 ちんちんの皮を舌で剥き、恥垢を舐めながら露わになった敏感な亀頭を刺激する。少し経って「あぁあぁ、ううっ」と小さく喘ぐと鬼によって健太は精通を迎えた。初物の子供の精液がとてつもなく美味だったのか、鬼は気持ち悪いぐらいに顔を笑みで歪めていた。 「おーし、こっち向け、最後に中出ししてやっからなー。尻見せろー」 「ぁ……ぁうう……」 鬼に辱められ続け、健太は衰弱しきっていた。もう抗うことも泣く力も残されてはいない様子だった。 「じゃ、挿れんぞ。それっ!」 「ぁ!」 前戯もなしに、太く大きい鬼のチンポが健太の尻の穴に入れられた。あまりの痛みで健太は叫んだ。が、その声すら出ないようで、実際は少し声をあげただけであった。 頭のみを手でがしりと押さえながら、チンポを上下させる。尻からは出血により鮮血が溢れ出て、さらにあまりに大きすぎるために、逸物が腹にかけて浮き出ているのが見えた。これが上下するにつれ浮き出たり凹んだりしている。明らかに腸内を貫通して突かれているのが分かった。 尻穴がゴリゴリと音を立てながら刺激されていく。上下するたびにカリを刺激して我慢汁が漏れてしまう。鬼は今日一番の極上の快感に、天にも昇る気分だった。地獄の住民であるがゆえに、地獄に墜ちる気分、と言った方がよいのであろうか。 しばらくして、鬼のチンポがグッ、と健太の前立腺を刺激すると、そのまま健太は手も使わずに達した。ちんちんが震え少量の精液が漏れ出た。それを見た鬼も、脳から大量の快感物質が溢れ出たのか、文字には書けない奇妙な喘ぎ声を出しながら、健太の中へ射精した。 それは、健太の体内を隅々まで浸食すると、健太の鼻腔や口腔すら通り抜け、健太の顔から精液を溢れさせた。気絶した健太の腹は、鬼の出した精液で妊婦のように膨れ上がっていた。 [newpage] 「アァ、美味かった。じゃ、帰るとすっかぁ」 鬼は、気絶した健太を身体の隅々まで味わうと、満足げに腹をさすると、そのまま地獄通りへと帰っていった。それからも、彼は人知れず人間を襲っていった。 それから、とある小学校では加山健太や鬼若流をはじめ、たくさんの生徒が行方不明になるという現象が起きた。 それが何かは分からずじまいで、いつかから、それが地獄通りの鬼の仕業であるという噂が流れていた。 その町では、地獄通りには通っていけないという噂があったが、それがさらに色濃く伝えられるようになった。 ――地獄通りは地獄へ通じる橋。子供や心に闇を持った人間は近づいてはならない。鬼に魅入られるからだ。鬼は闇を持った人間が好きで、身体を奪ってしまうだろう。だから通ってはならない。鬼は子供が好きで、人に見られることなく攫ってしまうだろう。だから通ってはならない。 とある地域のその町では、そんな言い伝えがあった。 そして、その鬼は実際に虎視眈々と人間を見つめ続けている――


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