「あれ、どないしたん? まだようちゃんに食べさせてあげてへんようやけど」
「……あ、あの、私……千雨お姉さまのペットの扱い方を見ていたら、今までようちゃんの意思を無視して、自分勝手に扱っていたのだと思ってしまいまして……。 一時期、可愛いからと言って犬のような鳴き真似をさせたりもしていましたし……。 うぅ……こんな私の事なんて、ようちゃんはもう嫌いになってるんじゃ……」
「そう? ウチから見たら嫌われているようには見えへんけど。 実際ようちゃんはどう思ってるん?」
「――へッ!? ち、千雨お姉さま! 私、聞く勇気がまだ……」
本人に聞いた方が早いと思って、不躾(ぶしつけ)に問う千雨。
心菜はあわあわとしながらも、陽介の答えが気になってしょうがないようだ。
「……お、俺は……別に嫌いじゃない。 今まで出会った中で一番優しいし、愛されているって事も感じているから」
「よ、ようちゃんっ❤」
「ふふ、ほんによかったな、心菜ちゃん」
「は、はいっ! ようちゃんに嫌われていないと分かって、今はすごく飛び跳ねたい気分です」
喜ぶ心菜。 千雨も喜んでいる姿を見て嬉しそうにしている。
しかし、まだ陽介は話す事があるみたいで喋りはじめる。
「ただ、今後はこの人のように俺を丁寧に扱ってほしい。 いきなり俺を物みたいに持とうとせずに、一声かけてからにしてほしい。 こ、怖いんだ。 急に大きな手が迫ってくると……」
「ごめんなさいようちゃん。 私、これから気を付けます……」
「――あ、あと」
陽介は、今までこのようにしっかりと向き合って言葉を聞いてもらえなかったため、この際だからと話し続ける。
「世話をされて養ってもらっている身分だから、俺を使ってオナニーをするのはやめてくれとは言えないが、せめて強く性器とかに押し付けるのは勘弁してくれ。 女の裸を見るとどうしても怖くて仕方がないんだ……。 でも、なるべく気持ち良く出来るように頑張るから」
「……はぅ。 本当にごめんなさい。」
(……うぅオナニーしてるって皆の前で言われると恥ずかしい)
「――それと」
「えっ!?」
心菜はまだ言い足りない事があるのかと身構える。
これまでの自分の無神経な行いで、どれほどの不満を陽介に感じさせていたのかを思って。
「心菜……様……。 俺を世話してくれてありがとう」
「――え? えッ!?」
……だけど、次に陽介の口から発せられた言葉は、感謝の言葉だった。
「この家に、晴樹に会う前まではペットのように飼われるのが嫌だったけど、でも……俺は一人じゃ生きられないから。 それに、今までの生活を思い返すと、今もあの店にいる奴等よりかも、俺が如何に恵まれているかと思い知ったから。 ……だから、心菜様、こんな小さな体で何も返す事はできないけど、これからも宜しくお願いします。 ありがとう」
「――あっ! ……うぅ…………グスッ。 よ、ようちゃぁん……❤」
思わぬ不意打の言葉に心菜は泣き出してしまった。
されどそれは嬉し涙。 だから涙に濡れたその瞳で、陽介に満面の笑顔を見せる。
「あーあもう泣かしちゃって……たらしやね、ようちゃんは……。 こんな言葉を言われたらウチだって嬉しくなるわ」
「ぷぅッ! 萌の名前を出さなかった事は気になるけど、心菜ちゃん良かったね」
「ふふ、そうやね。 まあちゃんと心は通じているみたいやし、これやったら後は女の身体の恐怖心を無くすだけやね」
「はいッ♪」
元気に返事を返す心菜。 親友の萌にも良かったねと祝福されて幸せそうだ。
「それはそうと、心菜ちゃん。 ご飯はもう与えんでもええの?」
「そ、そうでしたッ! ようちゃん、まだお腹が空いているのなら、晴ちゃんがしているみたいに私のおっぱいを舐めますか?」
コクリと無言で頷く陽介。
自分よりも年下の少女に向けて、舐めさせて欲しいと言葉にするのは恥ずかしいから。
「はいっ♪ じゃあ、あげますね」
陽介にそんな風に思われている事を知らない心菜は、陽介を乗せた逆の左手で構わずブラごと上着をたくし上げる。
すると、陽介の目の前に成長途中の小振りのおっぱいが姿を現した。
「さあ、ようちゃんのご飯ですよ。 お腹いっぱいになるまで舐めていいですからね」
陽介は突然晒された上半身の裸体に怖がりながらも、恐る恐る乳首に向けて両手を伸ばしていく。
心菜は千雨から教えられた通り、決して自ら押し付けようとはせず陽介の意志に任せている。
そんな気遣いに安心したのか、陽介は心菜の乳首に舌を這わし始めたのだった。
乳首に抱き付きながらチロチロと……。 まるで、甘えているかのように……。
「よちよち♪ 萌のおっぱいはおいちいでちゅか~? えへへ、この子達って何か赤ちゃんみたいだね、心菜ちゃん」
「ふふ、ええ♪ 小さな可愛い私の赤ちゃん。 ママのおっぱいを舐めて、すくすく育ってくださいね? ようちゃん❤」
まだ年端もいかぬ少女に赤ちゃん扱いをされても、陽介は嫌な気持ちにはならなかった。
指で優しく背中を撫でられ、自分を見る慈愛に満ちた表情を見てたら、とても安らいだ気持ちになって。
これならもう、女性の身体に対する恐怖心を克服するのは時間の問題かもしれない。
だって陽介は、とても幸せそうな表情をして心菜の乳首を舐めているから……。
こうしてこの日、陽介は心菜達とのスキンシップで親愛を深めていったのだった。
………………
…………
……
翌日の朝。
千雨は、二人を見送るために玄関にいた。
「じゃあ、気を付けて帰りや? 最近物騒やさかい、声をかけられても付いていったらあかんよ? やっぱりウチの家の者に頼んでお車を出した方が……」
「いいえ、そこまでして頂かなくても大丈夫ですよ、千雨お姉さま。 きっと、お母様の事ですから私に家の者を何人かお付けになっているはずですし」
「……まあ、麗華さんなら抜かりはあらへんからそうやね」
「それよりも、この度は一晩泊めていただきありがとうございました。 千雨お姉さまのおかげで、ようちゃんとも仲が深まってとっても有意義な時間を過ごせました」
「うん、楽しかったぁ♪ 千雨お姉ちゃん、また遊びに来てもいい?」
「ええ、ええ! もちろん! いつでも遊びに来てええからね♪ その時はようちゃんもまた連れてきてもらえれば、晴ちゃんも大喜びするさかい」
「ふふ、ようちゃんとすごく仲良しになりましたからね」
そう言って心菜は自分の胸を撫でる。
これは、外は危ないからとちゃんと本人に確認をとって、ブラの中に入れた陽介を撫でている。
「では、萌、電車の時間もありますしそろそろ帰りましょうか」
「うんっ! 千雨おねえちゃん、おじゃましました!」
「本当にお世話になりました」
「ええ、また遊びにきてね」
二人の少女は手を繋いで帰って行った。
千雨はそんな二人を見送った後部屋へと戻り、晴樹のいるケージの前に腰を下ろす。
「二人はもう帰ったのか。 賑やかだったから少し寂しく感じるね」
「……うん。 でも、晴ちゃんがいつも傍にいてくれるしウチは寂しくあらへんよ」
ケージの中にいる晴樹をそっと持ち上げ、優しく口づけをする。
寂しくないと言えば嘘ではあるが、晴樹がいればいいというのもまた千雨の本音。
もちろん晴樹の方も、千雨さえいればいいと思っている。
そんな二人はお互い微笑み合った後、幸せそうにもう一度口づけをするのであった。
~ Epilogue ~
……ギギギッ
重々しく個室のドアが開く。
そんな個室のドアから顔を覗かせたるは、この家の個室を所有する主人、千雨であった。
ギギギッ……ガチャッ……
開いたドアを閉め、個室内に入った千雨は堂々と佇む。
自分が所有する個室であるが故、遠慮なんてものはない。
「……さて」
一言呟き、個室内に置いてある箱を開け、中から何やら小さな物を取り出した千雨。
そして、取り出した物をまるで定位置が如く、 “自分が座るタンクの前” へと置いた。
着物を捲る音。
タンクの前へ置いた小さな物を背に、パンツまで脱いで桃のようなお尻を平気な顔でさらけだす。
だがこれは、この場では当たり前の行為である。
誰もがするし、決しておかしい行為ではない。
――何せここは、洋式トイレの個室であるから。
「よい……しょ」
そんなさらけ出したお尻を、便座の上へどっかりと下ろす千雨。
小さな物はその衝撃で倒れてしまった。
……だけど千雨は、座ったお尻を背にした物に一切の意識を向けていない。
千雨からすれば、たかが “トイレの小さな備品” であるからだ。
「ふ……んぅ……」
座った事によって、さっそく目的を果たし始めたようだ。
少し息んだ声の後、便器の中に向けて勢いのあるオシッコが噴射した。
澄んで綺麗だった水は、千雨のオシッコで一瞬にして黄色く染まる。
バチャバチャと便器に叩きつけているためか、オシッコの飛沫は跳ね返り、小さな備品にまで振りかかっている。
「んっ……んぅぅ! んぅぅぅッ!」
オシッコの勢いが弱まった頃、今度は先ほどよりも力強く息み出した。
だからか、はばかる事なく排出されるガス。
そのガス後にすぐ――
固形物である茶色の排泄物が、便器の中に産み落とされていった。
それも、時間をかけて次から次へと……。
「はぁ~っ! スッキリ。 朝から我慢してたからよう出たわ♪」
行為を終えた千雨の表情はとても爽やかだ。
それもそのはず。 便器内には信じられないほどの量の排泄物で満たされているから。
傍から見たら、よくこんな量の排泄物を腸内に溜め込んでいたのだと思うだろう。
「……ふぅ。 さて、 “あなた” ご飯の時間やで。 いつものようにお願いな」
そう言って、排泄したばかりのお尻を浮かし、座ったまま “小さな備品” に浮かしたお尻を向ける千雨。
これは、汚れた尻の穴を綺麗にさせるための行為。
「ぅぅ……ぅぅぅぅ…………」
微かに喚く小さな備品。
この備品は生きているからだ。
千雨は確かに言った。
《あなたと》
――そう、この備品の正体は、千雨が結婚した男であった。
「ふふ♪ すっかりウチの肛門のお掃除に慣れたようやね。 あっ❤ そうそう、しっかり肛門に舌を這わしてな。 あなた、お上手❤」
何故男が縮められてこんな所にいるのかと言うと、一言で言えば《必要がなくなった》からである。
元々は、大昔の白銀の言葉のしきたりにより、濃い血を残すために千雨は仕方なく結婚した。
だが、ひょんな事に突然必要がなくなったのだ。
『天上院』と『柏木』家が、白銀の目的を達成したがために。
だから千雨はこの男が必要なくなり、あの店で白銀いちびに頼んで縮めてもらった。
この、浮気をして裏切った男を……。
「ぅぅぅぅ…………」
ぺちゃっ……ぴちょっ……
「はぁ~♪ 使い心地ええよ。 ほんに、あなたをウチの肛門専用のペットにして良かったと、つくづく思うわ。 これから一生ウチの肛門を綺麗にするために使ってあげるさかいな♪」
この男もまた、『千雨のペット』。
ただただ千雨の尻穴を舐めるだけに使われる――ペットである。
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読んでくださり本当にありがとうございます!
長い話になってしまいましたが、これにてこのお話は終わりとなります。
俗にいう寝取られ的な内容を含んでおりましたが、実際は取られておりませんので違うのかな……? あ、いや……夫の視点に置き換えれば取られたって事になるのか……。 う~ん、よく分からない('ω')
なんにせよ! 千雨と晴樹は幸せに過ごしていくでしょう٩( ''ω'' )و
広域はんい
2022-07-24 12:11:23 +0000 UTCzexcy15
2022-07-24 07:57:51 +0000 UTC広域はんい
2022-07-24 04:10:55 +0000 UTCzexcy15
2022-07-23 15:00:43 +0000 UTC