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小梅
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こちょ憑き(水野彩月編:8)

『0……6っと――なるほどなるほど~誕生日の月日逆にした感じですね~。あたしも真似しよっかな~』

『あ゛……ひっ……ん゛ぁっ…はひぁぁ……っ』


 目隠しを外され、久々に全部見られる先生の顔。


『あ゛っ…はぁっ……う゛うぅぅ……』


 裸なことより、アソコのの毛がハートマークな事より、これが一番恥ずかしいことなんじゃ……。

 そんな元の隙が無い、クールな美人顔を忘れてしまうほど、涙と鼻水と涎と汗でごちゃ混ぜになった、もうもうと湯気が立ち昇る真っ赤なだらしのない笑顔。


『履歴履歴……おぉ、あったあった~。ふーん、先生はFANZA派ですかぁ』


 もう先生に色々しなくても、最初から秘密の内容分かってたんじゃ……。

 そう疑ってしまう、迷いが一切感じられないスマホ操作。

 そして――


『おぉっ、なんか引くくらいいっぱい買ってますね~。……んで、先生はこの中で何が一番のお気に入りなんですかぁ?』

『あ゛っ…うぅぅ……っ』


 先生は鼻水をぶらさげながら、首を限界まで横に逸らそうとしている。

 けど今、先生にとって一番怖い……口枷とわきつく白い手たちを見せつければ――


『せ、ん、せ、え~~~』

『あ゛っあ゛ああぁあああぁあっ!! い゛っい゛う゛っ!! い゛うううぅううぅうっ!!』


 先生は無防備な腋下を隠したくて仕方なさそうに、腕縛るゴム縄をうるさく軋ませながら、泣き顔でお姉さんに必死の媚びへつらいを見せている。

 そして――

『ほ……ほうかごぉ……ほけん……ひつぅ……しょた……おちんちん……ひみつのぉ……せいつぅ……しどうぅ……』


 涎垂れ流しな先生の口から、途切れ途切れと必死に漏れ出る……すごく、アレな、単語の数々。


<放課後、保健室、ショタ、おちんちん、秘密の、精通、指導>


 何度か聞きなおしながら、スマホに検索打ちなおし出てきた……エロ漫画。

 そのサンプル画像、レビューなどを見て、どういうやつなのか――

 先生がなんであんな頑なに、ノートPCの中身を見られるのを嫌がっていたのか……全て察してしまう……。


『おぉっ、なるほどなるほど~。いや~学校の先生にしては、なかなかにキワドイのオカズにしてますね~』

『う……うぅっ』

『というかぁ、そういう系のしか買ってないし』


 分かり切っていることを、わざわざ芝居がかった口調で言うお姉さん。

 しかも、それだけに留まらず――


『お……おとこのこがぁっ…くひっ……せんせいのむへにぃ……かほおひつけて……しゃ……しゃせぃ……おへだりしてるところぉぉ……』

『おぉ……っ! たしかにこれは中々エロいっすね~! まったく先生の説明がドエッチ過ぎてぇ……思わず購入しちゃいましたよ~。これ……経費で……落ちないよな~』


 笑い疲れボロボロな先生に構わず、お気に入りのシーンをはひはひと無理やりしゃべらせ――


『うーん……ピクシブのブクマとか見るに~……先生はショタの精通するとこが大好物って感じなんですかね?』

『は……はひっ……すきで――』

『え~うそうそ~、だ、い、すき……じゃないっすか~』

『あぁああああああぁあああぁッ!! だっっだいすきっ!! だひすきぃいいいいいいいいいいぃいいッ!!』


 先生が絶対に触れられたくないであろう……

 そんな恥ずかしい趣味の事細かなとこまでまで、腋下触れる脅しをかけながら根掘り葉掘りと暴いていく。

 一度、あまりの恥ずかしさに言葉を濁したとき――

 お姉さんが物も言わず冷たい表情で口枷を嵌め、腋こちょを再開しようとしたことが、相当怖かったのか……


『はっ、はぃいぃ……すごく……いつか……な、なまでぇ……みてひゃいぃぃ……』

『あははっ♪ でもぉ~立場上それできないってとこが大変っすね~。美人でエロい身体してるのにもったいな~』


 くすぐり耐性が0……マイナスになっている先生は、腋こちょの脅しに完全と屈しており――

 お姉さんの機嫌を損ねないよう、なんの取り繕いもない、純粋100%な自分の変態性癖を漏らしていく。


 さらには――


『ほらほら、先生は~、ありのままのリビドーを~、そのまま言ってくれればいいんですよ~。まとまった文章にはあたしが清書してあげますからぁ』

『はっ……はひぃっ! わはったぁっ! わひゃったからっ! ゆびっ……ひょめぇええぇっ!』


 ――せっかくだし~、普段そんなお世話になってるなら、レビューとか書いてあげればいいいんじゃないっすかぁ? ほら~、そういうの創作の励みとかなたりならなかったり?


 うんうんとドヤ顔で、いかにも今思いついたようにしたお姉さんの提案。

 そして実際見てみると、先生の一番のお気に入り……『放課後保健室、ショタおちんちん秘密の精通指導』の最新レビューには――


<私は小学校で教師をやっている29歳の女です。

 お察しの通り、この仕事ではとても危険な性癖を持っており、多分……間違いを起こすつもりはないのですが、いつも男の子たちに劣情を抱いていることが表に出てはいないか……そんなハラハラする日々を送っていました。

 そんなとき先生の作品に出会い、その絵柄、シチュエーション、キャラクターなどがどれも背筋に震えが走るほど琴線に触れ、覚えたての時を超えるほど、毎日盛った猿のよう自慰を繰り返すほど堪能させてもらっております。

 おかげで上記で述べたような悩みもある程度は解消され、低頭平身の感謝を伝えたいのですが……おこがましくも一つお願いがあります。

 先生は最近ショタ勇者×サキュバス系のシリーズに熱を入れており、その作品も大変素晴らしいと思っておりますが……

 ここは一つ趣向変え、ショタ×女教師ものの作品を出してはくださいませんでしょうか?

 真に恣意的な願いで恐縮ではありますが、先生のやたらに生々しいショタ描写……

 海パンの小さなふくらみや、可愛らしい乳首や膝小僧、まだ気も生えぬ華奢な少年の身体つきなどは描かれた作品を網膜に焼き付けながら、それらを現実に私が顔を合わせる生徒……男の子たちと重ね合わせながら自慰行為をしたら……とても、今までにないくらい気持ちいいオナニーができるのでは……と、想像するだけで興奮が収まりません。

 本当に勝手ではありますが……どうか、どうかご一考お願いいたします>


 という……先生の恥ずかしい欲望が丸見せとなった長文レビューが本当に載っていた。

 でもよく考えれば、レビューというより要望といった感じだけど……それを突っ込める人は誰もいなく――


『あー……でもぉ、このままドスケベなむっつりショタコンってままだとぉ、先生も色々大変だと思うんですよね~』


 やりたい放題とご機嫌のお姉さんは、わざとらしく神妙な表情をすること数秒――


『じゃっ、先生のやばすぎる煩悩払うの、ちょっと手伝ってあげますよ』

『むごっ!?』


 項垂れ笑い疲れ切ってる先生の口に、またも赤くて丸い口枷を咥えさせる。


『うんぐぅううっ!! あ゛お゛ぉぉおっ!!』

『なんかそうゆうの払うのって、滝に打たれたりするやつあるじゃないっすか~』


 すごくふんわりとした説明をしながら、十数分前を再現するようにアイマスクもつけていく。


『でも滝あるとこまで行くのは流石にしんどいからぁ、代わりに先生の大好きな腋こちょ……してあげますよ♡』


 視界を奪われ早くもパニックを起こしてる先生の耳元へ、お姉さんはねっとりと絶望の囁きをかけている。


『む゛っ……あ゛……っ! む゛あぁあああああああぁああぁああぁあッ!! む゛ぶう゛ううぅうううううううううううううぅうううッ!!』

『あははっ、そんな急かさないでくださいよ~。いまぁ、た~~~~~っぷり、やったげますからぁ♡』


 再びの腋こちょ笑い地獄の宣言に、先生は笑い疲れ切った身体のことも忘れたように、腰を、脚を、腕を、頭を――


『むあ゛っっむあ゛あああああああああぁあああぁあああぁあッ!!』


 汗でヌメヌメに光った全身を狂ったように振り乱す。

 けれど、いくら泣き出し暴れ出したところで――


『ほぶへぶぇえええええええええええぇええッ!! ひぶあ゛ああああああああああぁああああああぁあッ!!』

『こらこら、彩月ちゃーん。いくら腋こちょが嬉しいからってぇ、はしゃぎすぎだぞ~♪』


 むれむれな腋丸見せな束縛も――

 首筋に息を吹きかけられるだけでビクついてしまう、敏感な身体も――

 この妖しげと微笑むくすぐり魔に、好き放題されてしまう状況も――


『む゛あ゛あああああああぁああああっ!! ほごぉ゛おぉおおおおおおおおおおおおぉおぉおおッ!!』

 

 彩月先生は、何一つ変えられない。

 そう期待……確信していたけれど――


『じゃ、先生の煩悩すっごい根深そうだからぁ、とりあえず30分くらいいってみましょうか♪ 

 こちょこちょの出力はぁさっきの倍くらいで~♡』

『む゛ばあ゛ぁあぁああ~~~~っ!! あ゛っっううぅうううう~~~~~っ!!』


 ビンビンに先っぽ勃ったおっぱいを震わせながら、アイマスクの下からぼろぼろ涙を垂れ流す先生。

 そんな姿を満足気に見つめながら、お姉さんはローションで濡れ光った白い手を

 先生のピクつく腋下へ、もったいぶるようゆっくり近づかせていく。


『うひーっ、ローションでぬるぬるした指先がくねくね動いてちょーくすぐったそーっ』

『む゛あ゛あぁっ!!』

『こんなバンザイ状態で腋こちょされたら、あたしだったらきっと五分持たないなぁ~♡ あ……でも先生はさ、ちゃんと30分がんばってくださいね~、延長あるかもだけど♪』

『ん゛ぼぉおぉぉおっ!! ん゛ほあ゛ううぅうううぅっ!!』

『昔これが拷問に使われてたのが、この上な~くわかるくらい~……頭の中ぐにゃぐにゃに掻き乱されて~……一秒だって笑いたくないのに~……腹筋が引き攣っちゃうのお構いなしに爆笑させられ続けて~……おしっこも全然我慢できないくらい身体中ふにゃふにゃの脱力状態なのに~、ビクビク跳ね上がって大暴れしちゃう……』

『う゛うぅううぅっ!! む゛うぅぅうぅぅううっ!!』、

『そんなぁ大体の人が数分で音を上げちゃう刺激を~……先生はもっと、ずっと、い~っぱい、休むこともなく受け続けるですから~……しっかり気を張って耐えてないと…………一瞬で頭おかしくなっちゃいますよ♡』

『む゛っ……あ゛゛っ…あ゛っ…お゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ッ!!!」


 パンパンに膨らんだ風船を針先でなぞるよう、お姉さんの熱い吐息混じった囁きに、先生の膝はガクガクと危うげに震え揺れ続けている。

 そして――

『じゃカウントダウンいきますよ~、じゅーう……きゅーう……はぁ~ち……な~な~――』

『ん゛ぶほぉおおおおおおぉぉおっ!!! ん゛ん゛ぅうぅうっ!! ふぶぅううううううぅうぅうううぅううううううぅうぅッ!!!』


 やたらゆっくりと……でも刻々と進んでいくカウントダウン。

 誰も……先生自身も意味を分かっていないだろう……激しい腰振りとおしっこの水飛沫上げる足踏みを繰り返す。


『ろぉ~くぅ……ごぉ~……』

『む゛っっびゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!』


 大量の涎といっしょに湧き出る大絶叫を上げながら、先生は神様にでも助けを呼び求めるように、背筋を限界まで仰け反り返す。

 けれど、届いていないのか……そもそもいないのか……

 先生を笑い狂わす、くすぐり地獄のカウントダウンが止まる気配は、まるでない。

 そんな中――


『さぁ~ん…にぃ~い…………おっ?』


 急に……不気味なまで静かになった先生。

 そんな先生の様子に、お姉さんは首をかしげながら、アイマスクを外し項垂れた顔を覗き込む。

 そこには――

『……あはぁっ♪』

『ひ……ぐっ……ひっ……』

『腋こちょが怖すぎてぇ、失神しちゃったよ~このせんせ~♡』


 舌をだらりと垂らしながら、完全に白目を剥いてしまっている先生。

 そのなんとも間抜けな気絶顔を晒しながら、ちょろ……ちょろ……と数滴ずつ、絞り出すようなお漏らしを繰り返し、足元にできたおしっこの水たまりに波紋を立たせていた……。


『いや~すんごい美人で当たりだと思ってたけど、まさにそれ以上……大当たりだったわ~♪』


 先生の間抜けな気絶顔を何度も写メりながら、お姉さんは上機嫌な口調で言っている。


『はぁっ……もっと……遊びたいなぁ~』

『ん゛ぇっ…はっ……ん゛ぇぇっ』

『……ん~っ! けど我慢我慢! ………今壊したらもったいないもんね~』


 気絶中でも、お姉さんの軽い悪戯に敏感な反応を見せてしまう、汗だくの身体。

 そんな先生に向けていたエロい細目をぎゅっと瞑りながら、お姉さんは頭を大げさにかぶり振り、なんとも名残押しそうに手を離していく。

 ……なんか小声で『こんな面白い玩具』って言ってた気がするけど……多分、きっと、気のせいじゃないと思う。

 そして――


『んへぇっ……はひぁぁ……っ』

『次はぁ、もっともっとぉ、ハードなので遊びましょうね~先生♡』


 先生は二度とごめんで、お姉さんは心の底から愉しみにしてるだろう……

 そんなお姉さん以上にぼくが期待してやまない囁きの後、唐突に映像がぶつ切れ、画面は真っ黒になる。


「んっ………………はぁっ」


 気が付くと止めていた息を、どっと吐き出した。

 乱れた心臓の鼓動がゆっくりと収まっていくのを感じながら、ある先生の言葉……泣き漏らしの告白を思い返す。


『お……おとこのこがぁっ…くひっ……せんせいのむへにぃ……かほおひつけて……しゃ……しゃせぃ……おへだり……してるところぉぉ……』


 普段の真面目な顔で授業をしているところしか知らなければ、考えもしなかった先生のイケナイ嗜好。

 そんな先生の色々な秘密を知れて、満たされた気持ちいっぱいなんだけど……ちょっとだけ残念な気持ちもある……。

 だって――


「………………」


 足元にいっぱい転がる、丸めたテッシュの数々……。

 始めては……押し付けられた掃除を手伝ってくれた時――

 先生が中腰で塵取りを使ってるとき偶然後ろから見てしまった、ぴっちりと張ったスカートから浮かぶパンツの線……。

 あの時は罪悪感にかられながらも……それすら興奮の種と家に帰って、狂ったようにしてしまっていた……。

 けど今は、あのときよりも……濃く、いっぱい出してしまっている……。

 なのに、全然アソコの熱く固いムズムズが収まらない――


『ぐっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃああぁあああッ!!! びゃへあ゛ああぁああああああぁあッ!!!』

「先生……」


 くすぐりに負け見せてしまった、丸出しのおっぱいをぶるんぶるん弾ませ笑い悶える先生の姿を見つめながら――


『お゛っっお゛っぱいみ゛へぇえええぇえぇええぇええッ!! こひょこひょっっひゃべぇええぇええぇえええぇえッ!!』

「…………っ」


 ぼくはこれから何千、何万回……これを見てするだろう……。

 そんな映像を使った、何度目かのオナニーをはじめていた。






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