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小梅
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女軍人くすぐり拷問白書 8

「はーい、じゃあテイク……いくつだっけ……まぁいいや、スタートッ!」


 ――彼女たちの愛らしい姿を見て、創作意欲が焚きつけられた。

 

 そんな、まな板の上の鯉な私たちを手のひらで転がす、支援者の一人の気まぐれ……鶴の一声で始まった――


「くはっ! はぁっ…うぅうぅぅううっ!」

「うひっ……くっくうぅぅううぅううっ!」


 出演者二人――

 私たちの自由意志など皆無な、無修正……ノンフィクション……というポルノビデオ撮影。

 けれどもはや認めがたいですが……私たちの恥辱屈辱の限りを尽くした……黒歴史という名の素材は十二分と集まっており、我々に科せられたことと言えば――

「あひっ! はっ…くぅっ!」

「ひっ! くひっ! ひぃいっ!」


 まるで壁に呑み込まれた如く、摩訶不思議な拘束具に囚われる私たちは、見えずまるで身構えれない中、嬲るよう指の突っつきや羽根のこそばゆい悪戯に翻弄されながら――


「は、はじめましてぇっ! 部下のペニバンとこちょこちょでぇっ……なん…ども笑いアクメをしたぁっ……くはっ……ア、アイゼンフリト軍所属……マリア・フレミング大尉です!!」

「おなじ…くぅっ……アイゼンフリクト軍所属っ! さ、さいしょのっ……おふざけの羽根こちょで……えんえん……な、ないてしまったぁっ……こちょこちょよわよわ……しょ、処女のぉっ……ア、アイシャ・パターニ伍長ですぅっ!!」


 まるで尊厳の自殺と……

 自らを貶める台本通りの自己紹介を、何度もリテイクとやり直しさせられた挙句――


「んあ゛っ……くくふぅっ! ひぶんのぉ……おっ…すすめシーンはぁっ、わたひのクンニでぇ……はじめてひとにひぃ……イかれながらぁ……こちょこちょで笑いごろげるぅ……処女伍長のぉ……ふぐっ……大変キュートで間抜けな笑いアクメ……して……るっところですっ!! はひゃぁああっ!!」

「いひぃっ……じ、じぶんのぉ……すきなシーンはぁっ……わたひの……わひこちょにまけへぇ……もとおっととのぉ……はぁっ……ハ、ハネムーンエッチを……ぜんぶげろ…ひゃってぇるぅ……ドスケベなほんしょう……ま、まるだしでぇ……わらひくるぅぅ……むっつりバツイチ…大尉のぉ……なひゃけない……くはっ……ところぉぉっ!!」


 堅物で近寄りがたい……であろう上官と、人見知りで口下手な部下。

 仲良くないわけではない……と思いたいのですが、普段基本的に仕事の話しかしてこなかった我々が、天変地異おきようとも言わないであろう――

 公序良俗の欠片もない……自分たちの『出演作』の……互いを貶めるような宣伝をさせられた挙句の果てにはじまる――


「わ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! お゛っっお゛ねびゃいいいぃいいいいいいいいいいッ!!!」

「がでぇえええぇえええええぇえええええッ!!! びゃあぁああぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!」


 天真爛漫と愉し気に語る、赤毛の少女曰く――

『100本予約受注するまで終われない! 女軍人たちのお願い♡買って♡♡ こちょこちょ耐久配信企画!!』


「ぎゃーーーーーーーーーっはははははははははははははッ!!! がでぇええぇええぇええッ!!! かっへぇぇえええええぇえぇえっっ!!!」

「お゛ね゛びゃいいぃいいいいいいぃいいいいッ!!! も゛っっも゛おおぉぉおおおぉおおおおッ!!! くひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁああああああッ!!!」


 身体の半身がギリギリと入るほどの狭い空間に押し込まれる中、臀部や割れ目、へそや脇腹、太股に足の裏……見えない無防備な部位を好き放題くすぐり犯せられる異質すぎる恐慌。

 悪趣味な企画に無理やりと参加させられながら、嫌悪感抱く余地すら与えられず――

 私たちはただ、この数時間で完璧と躾けられた奴隷根性丸出しと、本来の憎むべき敵である麻薬カルテルの元締めたちのご機嫌を取るべく、笑いの衝動に悶絶しながら、必死の想いで我々の出演作品の購入を懇願し続けています。


「いや゛ああああああぁああああああああああああッ!!! ぎゃひゃぁあああははっははははははははははははははッ!!!」

「ぎゃひゃはははははははははははははははははははははッ!!! おひゃああぁああああああああああああああああああああああッ!!!」

「ほらほら、単価すっごい高いんだからね! がんばっておねだりしないと買ってもらえないよ~!」


 赤毛の少女が憎らし気と語る通り――

 その値段は度を過ぎたインフレと、一本の値段はなんと1万ドルです。

 しかしながら……金など余るに余って使う機会すら待ち望んでいる。そんな金銭感覚のとち狂った者たちが対象者ならば、そこはあまり問題でありません。

 しかし、なによりの懸念事項と、今私たちを追い詰めるものは――


「あ゛っあ゛あぁあああああああああぁあああああぁあああぁあああああぁあッ!?!?」

「や゛っや゛びゃあぁあああぁああッ!!! まっっまでぇえぇええええええええぇえええッ!!!」


 予約をいつでもキャンセル可能――

 その要素を悪知恵と活用され、さきほどから80超えたあたりで急に50以下まで下がっていく、予約受注の様子がリアルタイムと表示される――

 身体の半身を囲う小部屋、その顔付近にスタンドと設置されるPCタブレット。

 

「あ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁあああぁああッ!!! お゛ねがひっっじますぅ゛うぅうぅうううううううぅうううッ!!!」

「がべぇえええええぇええぇへへへへへへへッ!!! あぎゃへははははははははははははははははははははッ!!!」


 明らかに悪意ある、予約数の激しい浮き沈み……。

 しかし鬼畜な購入者たちの機嫌を損なわす勇気など、今の私たちにあるわけもなく……

 我々はただただ一心不乱と唾液飛び散らせながら、自分たちの痴態醜態が敷き詰められたポルノ映像を買ってくださいと、涙ながら……いえ、笑い狂いながらねだり続けます。

 そんな中、唾液で濡れたPCタブレットにずらずらと流れてくるチャットは、欲望だだ洩れな視聴者たちからの夥しい要望の数々――


「ひゃっっひゃい゛いぃぃいいいいぃいいいいいッ!!! クンひぃいぃいいいッおかひゃれぇえぇええぇえ!!! 

 がんびゃっひまっっあ゛ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃああぁああああぁッ!!!


 ――部下にペニバンで犯されながら笑いイクとこは、本当に無様でよかった。なので今度は部下にペニバンで犯されくすぐられながら、村の若い娘たちを全員クンニでイかせるまで終わらない……というのはどうか?


「びゃひぃいぃいぃいひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! ひゃい゛いぃいいいぃいいいいいいぃいッ!!! おひっこぉ゛おぉおぉおおしゅるがっっびゃあああぁああひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!』


 ――アイシャちゃんの笑い狂いながらお漏らしするとこ超可愛かったから、あと10回くらいはみたいな!


 そんな……目の前にぶらさがる餌を前に、尻尾を振り鳴きねだる愛玩動物の如く――

 私たちは一時の安息を得るため……自ら阿鼻叫喚な苦悶の沼地に足を踏み入れるよう、変態たちの淫らな願望を――


「ん゛ぶあ゛ああぁああひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! や゛っっや゛りゅう゛ぅうぅぅうぅうううううぅううッ!!! ぎゃははははははははははははははははははッ!!!」

「あ゛っっあ゛ああぁああぁああッ!!! あ゛ひゃ゛ぁああああぁああああああぁああああッ!!! かでぇぇえぇええええッ!!! ぐひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃあぁああぁあああッ!!! 


 頭の中は妖しい刺激で混濁と、視界は涙で滲む中、タブレットに流れるチャットを決死の想いで読み取り――


「ぎゃああぁああはははははははははははははははははははははッ!!! かっでよぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉおぉおおおッ!!!」

「ぶあ゛あああぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!! お゛ねっっお゛ね゛びゃい゛いいぃいいいいいいいいいいいいいいッ!!!」


 ここから何十分……喉が枯れるまで爆笑し、酸欠で気絶を繰り返し、再びくすぐり犯され、感情が崩壊と号泣しながら笑い狂い、汗だくと暴れ捩れ何度も失禁を繰り広げながら、必死の想いで懇願し続けていました。




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