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夜空さくら
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改変された世界の片隅で ~メイド・犬山チトセ編~ 第三章

 くちゅり、くちゅりと、ご主人様の指が私のそこを着く度に、はしたない音を立てている私の秘部。

 すっかり興奮し、もしご主人様のものを入れていただけさえすれば、それだけで絶頂に達してしまうであろうことがはっきりわかります。

 そんな状態のそこをご主人様は、貞操帯で誰にも触れないように封じてしまおうとしていました。

「ご、ご主人さまぁ……っ」

 どうか、それを着ける前に、一度でも逝かせてはくれないかと。私の懇願する声はさぞかし情けないものに聞こえていたと思います。

 ご主人様が具合を確かめている指に擦りつけるように、すり寄せるように、腰を動かしてしまいました。

 けれど、ご主人様の指はあっさりとその場所から離れてしまいます。

「だめだよ。我慢しなさい」

 そして無情にもそんな命令を下してしまわれるのです。そう言われてしまうと、私にはどうすることもできません。

「着けづらいから、メイド服のスカートをもっと……胸のところまでたくし上げなさい」

 言われるまま、従うしかないのです。

 私はご主人様が貞操帯を着けやすいよう、メイド服のロングスカートを腰の後ろの方までまとめながら、胸のあたりまでたくし上げます。

「両足を肩幅より開いて」

 端からみてどんな格好になっているか、想像したくありませんが、さぞかし無様な格好をしていることでしょう。

 私は恥ずかしさを堪えて両足を開きました。

 ぴちぴちのラバースーツに包まれた私の下半身が、ご主人様の目の前に晒されています。

「うん、いいね。エロくて可愛いよ」

 そっと、ご主人様の手が、ラバースーツに包まれた私のお腹からお尻を撫でて来ます。

 ラバーの上をご主人様の手が移動していく感触が、とても気持ちよくて、さらに褒められて嬉しいのですが、しかしその刺激や言葉だけでイけるほどではありませんでした。

 かえって生殺しになってしまい、苦しくなるのがわかります。

「それじゃあ、貞操帯着けるよ」

 金属で出来たパンツ、と表現できるそれは、足を穴に通す必要はないように出来ていました。

 左右のロックが外れ、まるで布団を挟む洗濯ばさみのように股の中央部分からぱかりと開き、私の股を挟み込むように抑え込んで来ました。

「くぅ……っ!」

 いまだ刺激を求めて震える私のそこは、無情にも金属の枷が覆い、左右の部分がロックされ、あっさりと封じられてしまいます。

 もはや、私が両手を使って弄ろうとしても、そこに覆われたその場所に触れることは出来ません。もやもやとしたものだけが残り、足が震えます。


 そして、その貞操帯は接触を封じるだけでは終わりませんでした。


 貞操帯の内側、私の身体に触れている部分は、絶妙な形にカーブを描いています。

 ラバースーツがそこを覆っている以上、私のそこにはいかなるものも入り込むことは出来ません。だから、張り子などはその貞操体には取りつけられていませんでしたが、代わりに微妙な凹凸が私のそこを抑えています。

 それらは、触れている場所に絶妙な刺激を与えるように作られていました。

「ん、く、あ……っ!」

 ちょっと身体を捩ると、それだけで触れている部分の感触が変化します。思わず肩が跳ねてしまうほどの強い感覚。

 けれど、決して絶頂に達することはできない、絶妙な刺激でした。悶々とした快感が腰を中心にじんわりと広がり、私の脳を痺れさせます。

「もうスカートを下ろしてもいいよ」

 そういうご主人様の声に従い、裾の長いロングスカートを下ろします。バサリと、重い感触をさせながら、ロングスカートは私の下半身を覆い、外目からは何の問題もないラバーメイド服を着た姿を作り出します。

 けれどもその分厚いロングスカートの内側では、全く普通の状態では無い私のあそこが封じられています。

(うぅ……っ、つ、辛い……っ!)

 いますぐ何かをあそこに入れて、かき回して欲しい衝動に駆られます。それをなすことが出来るのはご主人様だけなので、私はご主人様に向けて哀願する視線を送りました。

 まっすぐ見つめて見ると、ご主人様は少しだけ反応したように見えましたが、ゆっくりと首を横に振ります。

「うん、そんな目で見られると、ついやってあげたくなるけど……無理なんだ」

「え……」

 ご主人様は非情な事実を口にします。


「だって、鍵による封入じゃなくて、時間制だもの」


 それはつまり、私たちメイドの身体を自由に出来、いかせるもいかせないも自在なご主人様でさえ、時間が来るまでは私のそこを弄ることが出来ないということ。

 私の疼きは決して解消されないことを知らされたのです。

 思わず足から力が抜け、その場にへたり込んでしまいました。お尻が床に触れ、貞操帯に包まれたあそこが突き上げられます。

「ひぐっ……っ、あっ、あぁ……っ」

 思わず声をあげてしまいました。

 突き上げられた――それほどの衝撃があったにも関わらず、貞操帯はその役目をきちんと果たし、絶頂に至れるほどの衝撃をそこに与えてくれなかったのです。

 ご主人様は私のそんな姿を見て、少し困ったように、けれどもそれ以上に楽しげに、笑っていらっしゃいました。

「へぇ……いまのでもいけなかったのか。さすがは最新式の貞操帯。完璧だね」

「ご、ごしゅじんさまぁ……」

「だから、僕にももうどうしようもできないんだってば。……そうだね、今日の夜までお仕事頑張ったら、特別に僕の部屋でメイド長と一緒に遊んであげるから」

 普段、夜のお楽しみは、メイド長だけが呼ばれています。たまにメイドの何人かが手伝いにいったり、一緒に楽しんだりしていたようですが、私はまだ呼ばれたことはありませんでした。

 そこに混ぜてもらえるという希望がほのかに私の心に灯ります。

「ただし! もちろん我慢できずにおっぱいでオナニーしたり、仕事でミスしたら『懲罰』に切り替えるからね」

 容赦の無いご主人様の言葉に、身が引き締まる想いがしました。

 そう、下半身に貞操帯で覆われてしまいましたが、私の胸は自由なままです。ラバースーツ越しにでも、十分な刺激を与えることはできるでしょう。私たちは毎日ラバースーツを着て、肌の感度を高めていますから、胸だけで逝くこともできるかもしれません。

 それを思い出してしまったことで、下半身だけに集中していた意識が上半身にも割かれることになって、乳首がラバースーツの内側に擦れる感触さえ感じられるようになってしまいました。

「はぅ……っ」

 触りたい。触りたい。触りたい。

 その悪魔の誘惑を、必死になって堪えます。少しでも触ってしまったら、もう我慢が出来なくなって、触り続けてしまうことでしょう。触れさえすれば気持ちよくなれるとわかっている分、こちらの誘惑の方が危険でした。

「ご、ご主人様……む、胸の拘束具は着けられないの、ですか……?」

 いっそご主人様の手で封じてくださった方が気が楽になります。

 その思いを込めてご主人様に提案してみたのですが、ご主人様は楽しそうに笑うだけでした。

 その手が、ゆっくりと私の胸に伸びてきて。

「ご、ご主人さまっ、まって――ひぎぃ!」

 容赦なく、ラバースーツ越しであったのに実に正確に、私の乳首がひねり上げられました。敏感になって、まさに意識を向けていただけに、凄まじい衝撃でした。

 激しい痛みが、私の身体を突き抜けていきます。目の前に星が瞬いたような気さえしました。へたり込んでいて助かりました。もし立っていたら、衝撃のあまり座り込んでしまったでしょうし、いまの状態でさっきのような突き上げる衝撃を受けていたら、大変なことになっていたはずです。

 ですが、それを幸運と思うことは私にはできませんでした。

 すぐにご主人様は私の乳首から手を離してくださいましたが、じんじんとした痛みが残っていて、それが刺激となって乳首が硬くなってしまっていることがわかります。

「あぅう……っ、くぅ……っ」

 身を捩るたび、ラバースーツが微妙に擦れ、ぴりぴりとした感覚を生じさせてきました。 触りたい、その欲求を的確に引き出してきます。

「ふふふ……辛そうだね。まあ、がんばって耐えてよ。ほらほら、立って!」

 ご主人様に促され、私はなんとか立ち上がりました。

 与えられた数々の刺激のために、まともに立つことは難しかったのですが、なんとかふらつきながらも立つことは出来ました。

「よし、それじゃあ一日仕事頑張ってね!」

 ぱしん、とご主人様にお尻を叩かれました。

「ひゃあっ!」

 思わず悲鳴が出てしまいましたが、軽くだったのでなんとか堪えられました。

 ご主人様は楽しげに歩き去ってしまい、私はその場にひとり取り残されます。

 疼く身体がどうしようもなく悶々としていましたが、意を決して、仕事に戻ることにしました。

 仕事に集中していれば、きっとこの身体の疼きも収まると思ったからです。


 収まるはずがありませんでした。


 もちろん仕事に集中していましたし、ミスをしないように細心の注意は払っていましたが、私の開発された身体は、それでもなお快感を生み出していました。

「はぁ……はぁ……はぁ……」

 調度品をごしごしと磨くその腕の動きにさえ、私の身体はぴくぴくと反応してしまいます。腕を伸ばし、縮め、下ろし、上げ、というそのわずかな動きにラバースーツが引っ張られ、ぴんと立った乳首が刺激されます。

 さらに、股間には相変わらず貞操帯による刺激が絶え間なく襲いかかって来ていました。身体を動かせば動かすほど、その部分の刺激は高まり、けれど決して絶頂には達しないところで止まります。

 もう何度手を自分の胸にやろうとしたかわかりません。そのたびに痛いほど拳を握りしめることで気を紛らわせ、深く息を吸って吐いてすることで耐えました。

 でも、もういつ我慢が出来なくなってもおかしくない状態です。

 私はふらふらになりながらも、なんとか午前中の仕事を終えました。嫌な汗がラバースーツの中に充満して、喉がからからです。

 メイドたちはメイド専用の食堂で食事を取ります。

 ふらふらしながらそこにやって来た私を、メイドの同僚達は目だけで追いかけています。どうして私がふらふらしているかなど、彼女たちにもよくわかっているからです。普段、私もたまに食堂にふらふらしながら入って来るメイドを見て、同じように考えているからわかります。

 どんな形であれ、ご主人様に弄ばれてふらふらになっているというのは、自明の理です。

 そういうメイドに対しては、下手に触れないのが暗黙のマナー。弄ばれ方によっては、触れてしまうことで余計に辛い思いをさせることにもなりかねないためです。

 私は気を紛らわせるためにも、ご飯を食べようと食事担当のメイドに注文しようとして。

「あ……七番さん。あなたは今日はご主人様の部屋に行って。……『特別メニュー』を食べなさいって」

 食事に逃げることすら、許されませんでした。



 ご主人様の部屋は屋敷の中で最上階に位置していました。

 そこでご主人様はいつもお仕事をなさっています。螺旋の階段を上り、部屋にたどり着くと、軽く扉をノックします。

「どうぞー。入ってー」

 軽い調子で入室の許可が出されたので、私は「失礼いたします」と声をかけながら扉を開けて中に入りました。

 部屋の中では、ご主人様の他に、常に側にいるメイド長、そして肉体労働担当の男性職員がふたり立っていました。

 ご主人様はいつもは部屋の奥の執務机に座っていらっしゃるのですが、いまはそこではなく、部屋の中心に作られた広いスペースの中に立っていらっしゃいました。

 ご主人様の足下には、小さな木箱がひとつあります。小さいとは言いましたが、一抱えほどはある大きさで、重さにもよりますが女性一人で運ぶのは難しいサイズでした。

 その箱の蓋を、ご主人様は釘で打ち付け、完全に塞いでしまっています。

「よし、オッケー。それじゃあ持っていてくれるかな?」

 ご主人様がそう呼びかけると、二人の男性職員が言葉もなく動き、二人がかりでその木箱を運んで出て行ってしまいました。荷物運びを専門にしている男性が、二人がかりで運ぶとなれば相当重いのでしょう。

 通り過ぎる瞬間、何か変な声のようなものが箱から聞こえたような気もしましたが――それに気を取られている余裕はありませんでした。

 どくん、どくんと心臓が鳴っているのがわかります。

「ん? どしたの? 早くこっちに来て」

 ご主人様は入り口付近で立ち尽くしていた私を、何気ない調子で呼び寄せます。

 私は緊張で乾いた喉に唾液を落とし込みつつ、ご主人様の側に歩み寄りました。

「ほい、藍子。準備よろしく」

「はい――跪きなさい」

 ぽん、と肩を叩かれ、私はその場に膝を突きました。

 その両足をまとめるように、メイド長が太いベルトを太ももに食い込ませて縛ってきます。

「腕を後ろに回しなさい」

 命じられるがまま、従うと手首に太い革のベルトが巻かれ、手枷同士が連結されて、手が動かせなくなります。肘のあたりでも、肘と肘がひっつくほどにベルトで縛られ、いよいよ自由が利かなくなって来ました。

「口を開きなさい」

 おずおずと開けた口にねじ込まれるように、丸い円筒状のものが入ってきます。それが開口具の一種で、私の口は開いたまま閉じられなくなりました。

 最後に目隠しを被せられ、私は跪いて両腕を後ろで縛られ、開口具で口を開いたまま閉じられない状態で、さらに視界も奪われ、何も出来ない、見えない状態にさせられてしまいました。

 おまけの耳栓が耳に押し込まれ、私は真っ暗闇の中、声も何も聞こえなくされ、ご主人様やメイド長に何かをされるのをじっと待つことになりました。


第四章につづく

(11月19日更新予定)

 

Comments

コメントありがとうございます^w^ 今後もチトセに感情移入していただけるよう、彼女の心情は丁寧に書きたいと思いますーwーペコリ

夜空さくら

第三章読まさせて頂きました。 自分をチトセに投影して悶えています。。。チトセ同様に自分の事も弄ばれて躾けられたいです。。。うぅ…乳首も股間も弄りたい…

ken


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