流刑少女シリーズ短編 ~箱の国・重犯罪者side~ 後編
Added 2018-12-13 14:04:25 +0000 UTCアルフェリの首から下の身体が、完全に透明な箱に閉じ込められていた。
ただでさえ窮屈なサイズの箱の中に、手足を複雑に折り畳んで詰め込まれているため、ほとんど自由がない。さらには、膣と肛門、両方の穴に突き刺さっているプラグが、底面にある穴に固定されているのだから、自由はほとんど皆無といっていい。大きな乳房は透明な板に押しつぶされ、それ以外の身体もほぼ四角形に押し固められていた。
身体を揺するどころか、呼吸するだけでも苦しみが増すほどの拘束状態にあった。
そんな状態の彼女の、唯一何もされておらず無事な頭部に向け、さらなる責めが行われようとしていた。
まず、頭を左右から挟み込むように、耳にそれを覆うイヤーマフのようなものが押し付けられる。その力はアルフェリの想像を遙かに超えていた。
「ぐっ……ぅ……!」
頭部を万力で締め付けられているのかと勘違いしかねないほどに、その力は強力で、アルフェリは自分の頭蓋骨が軋む音がしたような気がした。
それにより、アルフェリの頭部はまっすぐ前を向いた状態で固定され、いままでのように動かすことができなくなった。
さらに、イヤーマフはただ頭部を挟み込んだだけに終わらなかった。
イヤーマフの中央から細長い柔らかな棒のようなものが飛び出し、耳の穴の奥まで入り込んでいく。
「ふぎぃ!?」
これまで様々な責め苦を味わってきたアルフェリだが、耳の奥という敏感ながら滅多に触れられることのない場所に対する、その執拗な刺激は未知のものだった。
柔らかな棒はまるで生きているかのように複雑な動きを見せ、アルフェリの鼓膜ギリギリまでを責め尽くす。耳の奥で何かが動き回る異様な感覚に、身体が反応するのを止められない。その結果、ぎゅうぎゅうに詰められた身体がギシギシと音を立て、苦しみが倍増する。
「んぐぅ、あっ、くああ……!」
耳の奥まで差し込まれた柔らかな棒が、どういった仕組みか、耳の穴にフィットするように膨らんでいく。イヤーマフによる挟み込みだけでなく、そうやって穴の奥まで完全に満たされることで、頭部は完全に固定されてしまった。
「うぅ……はぁ……はぁ……」
頭を挟み込まれ、動きを抑制されていくアルフェリの口に、さらなる責め具が迫った。それは男性の性器を模した形をした張り子で、明らかに口に入りきりそうな太さをしていた。それにはすでに潤滑油が塗されているようで、怪しくテラテラと光っている。
「う……っ」
それをくわえ込めという意図はわかっても、あまりに太く大きな張り子に怯んでしまう。そんな彼女の心情が斟酌されることはなく、イヤーマフの挟み込みが強くなる。頭蓋骨の軋む音が一瞬さらに大きくなった。
「あぎっ――む、ぐぶっ!」
走った激痛に声をあげた瞬間、開いた口の隙間に張り子が無理矢理に突き込まれた。張り子は全体的に軟らかいながらに、芯に確かな固さがあって、アルフェリの口や舌の力だけでは押し返すことは不可能だった。
「ぐっ、げっ、ふ、う、う……!」
一気に喉の奥まで入り込んできたその張り子による苦しさに、身体を震わせ、悶絶するアルフェリ。そんな彼女の苦しみをさらに倍加させるように、口の中で張り子が膨らんだ。
ただでさえ大きなアルフェリの苦しみを、加速度的に増していく。
「あが……が……が……」
口の中に突き込まれたものが膨らむということは、アルフェリの口も限界以上に開かされるということで、まだ顎が外れていないことが奇跡だった。
限界以上に口を開くことになり、顎の付け根でミシミシと音が響く。口内が余すところなく圧迫され、彼女は呻き声しか発することが出来なくなる。
「ふー……ふー……ふー……」
顎が外れかける激痛を感じつつも、彼女は鼻で呼吸を繰り返し、なんとか痛みを紛らわせていた。
その次にアルフェリの前に現れたのは、小さなフックだった。その形状、大きさ、フックの先が向いている方向から、何をされるのか彼女は悟ってしまった。
そして案の定、そのフックは彼女の顔へと近づき――鼻の穴に差し込まれ、その穴の縁を上部へと引き揚げる。
「いアぐッ、ギギッ!」
新たに生じた鋭い痛みに、アルフェリは甲高い呻き声で悲鳴をあげる。無様な形に顔が変形させられていた。
囚人として輸送される彼女にとって、女としての羞恥心など捨てたも同然ではあったが、それでも鼻が変形させられ、豚鼻を晒しているかと思うと、恥ずかしく感じる。
涙目になってもがく彼女にとどめを刺すが如く、目を覆うバイザーのようなものが装着された。
それは普通のバイザーと違い、透明性がなく、完全に視界を奪うことを目的としていた。瞼を覆うように顔に張り付いたそれは、隙間から光が差し込む余地もなく、完全に彼女の視界を奪っている。
真っ暗になった視界の中、アルフェリは完全に自由を奪われた身体の感覚に集中するしかなかった。それは感覚を鋭敏にし、結果彼女自身の苦しみをさらに増幅させて感じさせることに繋がる。
すっかり奇妙なオブジェと化した彼女。
そんな彼女を、再び機械が移動させ始めた。
「ぐ、ぅあ!?」
機械による移動は、それほど振動が大きくならないものだったが、いまのアルフェリの状態はわずかな振動も強烈な刺激として受け取ってしまう。
結果、移動するだけで全身が軋むほどの衝撃を受け、彼女は気絶しかけていた。徐々に意識が混濁し、反応が鈍くなっていく。
そんな彼女に、突如身体の芯が抉られるような衝撃が走った。
「ギッ、グァゥッ!?」
もし身体に自由があったならば、苦しみにのたうち回っていたであろう衝撃が連続で発生し、彼女の体内を抉っていく。
それは彼女の膣内に差し込まれた張り子が、動き出したことによるものだった。
張り子はまるで蛇のように波打って動き、激しく振動する。そのたびにアルフェリは身体を跳ねさせ、苦しみにもがいた。
これは彼女の状態をモニタリングしていた者が、彼女が気を失わないように手動で行っている処置であった。彼女には気を失うことすら許されないのである。
そうして強制的に覚醒させられているうちに、彼女の移動が終わる。
本人には一切見えていなかったが、彼女の詰め込まれた箱は、この箱の国でもっとも人の通りが激しい道路の、その中央分離帯に設置された。
もっとも目立つ場所であったため、通りをゆく人たちの視線がアルフェリの身体に突き刺さった。
箱の国であるこの国の住民は、皆箱に入ったまま生活している。無論、アルフェリがされているように、裸で、かつ窮屈な詰められ方をしている者はいないものの、大なり小なり似たような状態ではあった。
しかしこの国の者達にとって、現在のアルフェリの状態は非常に嫌悪と嘲笑の的になるものだった。理由は簡単。
「……見てよ、あれ」
「うわ、頭が箱から出てるじゃん」
「あんなんされるくらいなら死んだ方がマシよね」
「生きてて恥ずかしくないのかしら」
ひそひそと、軽蔑の視線と言葉を向ける国民たち。
この国の住民にとって、身体の一部でも箱の外に出すということは、死ぬよりも恥ずかしい、恥ずべきことなのだ。
他の国の者と意図は違えど、囚人を嫌悪し、嘲笑する視線を向ける。
その鋭く強い視線を、アルフェリも肌で感じていた。無論、感じたからといって隠せるような状態になく、ただ悶えることしかできないのだが。
彼女はそのまま、晒され続けることになる。台座にある機械と接続されており、必要なものはすべて自動で供給されるようになっていた。
時間が来ると、喉の奥まで入り込んでいる張り子の先端から濃厚な液体食料が噴出し、凄まじい臭いを発しながら飲み込まされていく。その臭いは苦痛を与えるためにあえてつけられているもので、その都度種類が異なっていた。時には精液のような臭いを発し、時には生ゴミのような臭いを発し、そして時にはまったくの無臭であったりした。
それによって臭いに慣れる、ということがなく、彼女はその都度強い嫌悪感と吐き気に見舞われることになるのだ。
肛門に差し込まれた器具も定期的に動いて、溜まった排泄物を洗い流していた。こちらも感覚を鈍らせないためにか、冷えているときと熱くなっているときがあり、その感触も水のような時もあれば半固形の異物を注がれているようなときもあった。
相当長い時間排泄を我慢させられるときもあれば、あっというまに終わる時もあり、緩急をつけて囚人に慣れさせないことを徹底していた。
それらはすべて自動制御によって行われたため、昼も夜もなく彼女は責められ続けた。無論寝る時間など与えられなかったが、常に体中を襲う気絶寸前の苦痛と、そのために投与されている薬のせいで眠気を感じることもなかった。
しかし眠気は感じないだけで、精神は確実に追い詰められていく。
「うぁ……あ……」
解放の日になった時には、いくら刺激を与えられても鈍い反応しか出来なくなっていた。
うつろな声を力なくあげている彼女の元に、再び機械がやってくる。
彼女を台座から取り外し、初日に処理を行ったような、狭苦しい部屋へと運び込まれる。彼女の首から上に施された拘束が、迅速に取り外されていく。
目隠しを取られ、数日ぶりに目に光を感じた彼女は、ほんのわずかな光にも痛みを感じるほどだった。鼻フックが外れ、変形していた鼻が元の形に戻る。耳の奥を埋め尽くしていた細い棒が収納され、彼女の頭を固定していたイヤーマフが外れる。
そして、彼女の口の中を埋め尽くしていた男性器を模した張り子が縮み、大量の唾液を零しながら抜き取られた。
張り子は数日間の間に喉の奥まで伸びていたのか、最初に入れられた時よりも遙かに長いように見えた。
ずっと限界近く口を開いていた彼女の顎は力なく開いており、涎が零れるまま、閉じることが出来ない。涎が糸を引いて垂れ、彼女の首を挟み込んでいる板の上に広がった。
それは放置され、今度は首から下の処理が始まる。
まず、股間に刺さっている二つのプラグが、固定されていた底面から離れる。それと同時に、首を挟み込んでいる板を除く五方向の板が外れた。天井から伸びたアームが彼女の首を挟み込んでいる板を空中に固定し、さらに天井が上昇するのに合わせて持ち上がったため、アルフェリは首でつり下げられるように、身体を持ち上げられた。
「ぐ……ぇ……っ」
息が詰まり、苦しげに呻くが、数日間の責めの結果、彼女に抗う力は全く残っていない。つり下げられるまま、身体が持ち上がっていく。
複雑に折り畳まれ、圧縮されていた身体は、圧迫していた板が無くなってもその形を保っていたが、四方の壁から勢いよく水が噴射されたことによって、徐々にその形を崩していった。
凝り固まった筋肉などが悲鳴をあげながら伸ばされていく。首つり死体のように自然と脱力した体勢になるまで、相当な苦痛があったはずだった。
「…………ぅ……」
ロープで首を吊られているわけではないため、即座に呼吸が止まることはなかったが、全身の体重を首の一点で支えるのには限度がある。
身体の痙攣が始まった時、ようやく救いの手が現れた。
その救いの手は、本当に人間の手の形をしていた。極めて成功に作られた義手のようなもので、人間のそれとほとんど変わらない動きで、アルフェリの脇の下に手を入れ、身体を持ち上げる。首に掛かるテンションが緩み、彼女の顔に血色が戻った。
そうして彼女の命を繋いだ救いの手だが、それだけでは当然終わらなかった。同じような手が無数に現れ、彼女の身体をもみくちゃにし始めたからだ。
実はこの行動、彼女の凝り固まった筋肉を解すと同時に、身体の中に生じていた血栓を特殊な電磁波で破壊するという実に高度な後処理なのである。傍からは無数の手に女体が弄ばれているだけのように見えるが、極めて真面目な医療行為なのだ。
無論、そう見えるようにされているのは一種の遊び心であるのだが。
複数人の手によってもみくちゃにされる感覚を味わうアルフェリは、同時にブラシとスポンジで清掃されていた。
本来囚人に対してそこまですることはないのだが、貸し出されている囚人であるために、綺麗な状態にしてから返すという判断である。
股間に突き刺さっていたプラグも抜き取られた。
しかし、顎もそうだが、長い間開きっぱなしにされていた膣や肛門は大きく穴を見せたままになっている。このままでは垂れ流しになってしまうところだ。
そんな状態の三つの穴に向け、針が壁から伸びていった。それには電気が流れており、先端が彼女の身体に触れると、激しい通電の音が響いた。
「ヒギィッ!!」
すっかり脱力していた彼女の目が見開かれ、開きっぱなしになっていた口や膣、肛門が閉じられた。強制的に閉じさせたのだ。しかも、ただ電気を流したというわけではないらしく、彼女の三つの穴は彼女の意思で開こうとしても開けなくなっていた。
それは特殊電磁処理と言って、一定時間経過すれば自然に動かせるようになる処理だった。もっとも、そんなことはわからないアルフェリは、拘束されているわけでもないのに自分の意思で動かせなくなった身体に恐怖することになった。
丁寧な説明がされるわけもなく、そのまま後処理が続けられる。
首輪の機能が使用され、彼女の身体を黒いラバースーツが覆う。頭部の全頭マスクも展開されたため、彼女はあっというまにゴム人形のような姿にされてしまった。
そんな彼女の四方を、新しい透明な壁が囲い、彼女の首を固定していた板が外れて彼女を透明な壁の中の空間に下ろす。
そして、最初そうだったように、上から透明な板が天井として降りてきて――彼女はそれに押されるまま、身体を限界まで小さくした箱詰めの状態へと再び戻される。
箱はすぐに運び出され、出入り口で待っていた囚人護送車と、同行する軽犯罪囚人の元へと届けられる。
「おっ、来ましたね」
入国した際に対応した管理官とは別の管理官が、楽しげに告げると、囚人護送車のバイク・イロゥトがアルフェリの姿を確認する。
『確かに、囚人の返還を確認しました』
イロゥトの前で、透明な箱が開き、アルフェリがふらふらしながらも身体を起こす。
『囚人番号四九一。速やかに乗車してください』
イロゥトに言われるまま、アルフェリはバイクに跨がり、そしてその身体に枷が嵌まっていく。
一連の流れを傍で見ていた軽犯罪者囚人・レエルにも、イロゥトは告げた。
『貴女も続いて乗車してください』
「……はぁい」
疲れた顔をしたレエルだったが、素直に従ってアルフェリの後部に跨がる。アルフェリと同様に拘束され、顔もすぐ見えなくなった。
「入国ありがとうございました」
『出国します』
淡々と告げたイロゥトは、箱の国を出発した。
それを見送った入国管理官は、深く息を吐く。強大な科学力を持つ箱の国を遙かに凌駕する文明を持つ超大国。
もしその機嫌を損ねればどうなるかは想像に難くなく、厄介な仕事がひとつ片付いたという感想だった。
「……まあ、しばらくは退屈しなくて済みそうだけど」
そういって管理員が手元の端末に表示させた映像には、この数日間で記録された囚人達の姿が映し出されていた。
この国は高い文明を有しているため、周辺諸国に攻められることはほとんどなく、また閉鎖ならぬ閉所的な国民性もあって、侵略や征服の野望もない。よく言えば平和、悪く言えば淡々とした日々に退屈しているところがある。
そのため、国流しになった囚人の来訪は滅多にない刑罰の執行の様子を見れる機会ということで、事細かに記録され、全ての国民に共有されているのである。
また、今回は軽犯罪者も同伴していたため、普通の旅人相手ではプライバシーの問題で記録されない国の外の人が生活する様子も共有されている。彼女が自分たちが当たり前に行っていることに驚いたり、恥じらっていたりする姿は非常に新鮮で、重犯罪者相手に行っているような激しさこそないものの、興味深い資料として注目されているようだった。
「次の囚人はいつくるかねぇ……」
ふたりの囚人の映像に飽きる前に、次の来訪があって欲しいと願う管理員であった。
囚人護送車・イロゥトが「箱の国」を出国した日の夜。
珍しくイロゥトは停車していた。そこは広い草原の一角。見晴らしが良すぎるため、普通なら野営の地点には選ばない場所にイロゥトは停車していた。イロゥトの能力ならば、仮に近づく者があれば先に気付くことが出来るため、堂々とその場所に停車しているのだ。
その背からラバースーツに身を包んだ女性の片割れが降りる。もうひとりの方は眠っているのか、イロゥトの背から動かなかった。
降りた女性が自分で首輪を操作し、全頭マスクを収納して長い髪を夜風に靡かせる。
解放された様子で存分に背伸びをしたあとで、女性はイロゥトの背に跨がったまま動かないもう一人の同行者を見る。
「あそこの国に決めなかったんだ?」
『安全かつ、移民を受け入れてるって意味じゃ、最高の国だったんだがな』
普段、訪ねた国の者やレエルに対する丁寧な口調を一変させ、イロゥトはその女性――アルフェリの疑問に応えた。
『やっぱり、常に箱に詰められて生活しなきゃいけないってのが、ハードル高かったみたいだぜ』
「あらら……でもまあ確かに、普通の人にはちょっと辛いかなぁ。いい国だと思うんだけど」
『そう言えるのはアルフェリだからだろうよ』
呆れたように言うイロゥトは、続けて尋ねる。
『――で? 箱の国には満足できたのかよ、アルフェリ』
アルフェリは苦笑気味の笑顔で、そのイロゥトの問いに応えた。
「うん、なかなか楽しめはしたけど……ちょっと、安全すぎたかな。だってさ」
彼女が再度首輪を操作すると、その身体を覆っていたラバースーツが消え去った。月明かりの下に、アルフェリの白磁の陶器のような裸身が晒される。その身体にはわずかな傷もシミもなく、ただ美しい。しかし美しいだけではなく、性的な魅力にも満ちており、もしもこの場に何も知らない男性がいれば、思わず彼女に襲いかかるかもしれない程度には、蠱惑的だった。
「この通り。傷ひとつ、後遺症ひとつ残ってないんだよ。私の身体が頑丈なのを含めても、完璧に治療してくれたみたい」
『そりゃ、俺たちの国には及ばなくとも、相応に科学が進歩した国だからなぁ』
「そうなんだよね……だから余計になんか、国でちょっとハードなプレイしたのと変わらなかったのが残念」
『つーか、恥ずかしくねえのかよ?』
イロゥトの問いかけに、アルフェリは不思議そうな顔をした。
「うん。だってここにはイロゥトしかいないじゃない」
『そりゃそうだが……もうちょっと慎みって奴を持った方がいいんじゃねえの』
「あはは。そんなのいまさらじゃない。変なイロゥト」
『その割りに、やられてるときは普通に恥じらってるよな』
「それはそれ、これはこれ。プレイの時の感覚はまた違うんだよ」
小さく笑いながら、アルフェリは再びラバースーツを身に纏う。
「楽しめなかったわけじゃないから、訪ねに来て良かったよ。また次の国までよろしくね、イロゥト」
『へいへい。あんたの方針に従いますよ、我が創造手どの』
バイクの背に跨がり、再びその身を枷によって拘束されるアルフェリは、次の国への期待に胸を膨らませていた。
そんな主人に呆れつつ、イロゥトは次の国へ向けて出発する。
二人と一台の旅は、まだまだ続く。
流刑少女 ~箱の国~ おわり
Comments
ありがとうございます!^w^ アルフェリは若干破滅願望のある子なので、完全に機械制御された安全な刑罰はお気に召さなかったようですーwー;コマッタヤツデス 今後もがんばって更新していきます!0w0
夜空さくら
2018-12-14 00:09:48 +0000 UTC状態変化ではなく拘束による箱化、めちゃくちゃ好みです。最高でした。 それでも満足できないとは驚きでしたが。 次回も楽しみにしています。
劣悪
2018-12-13 15:18:56 +0000 UTC