感覚共有魔法 サキュバス side プロローグ
Added 2021-09-06 14:50:24 +0000 UTC■ 感覚共有魔法という、本来は味方同士の連携を高めるための魔法を悪用し、冒険者を狩るサキュバスのお話しです^w^ この説明から大体予想される内容であってますーw-ウム
■ 某シリーズの番外編的な位置づけです。全体公開分は特にそのシリーズを知らなくても楽しめますので、ご安心ください。
■ 『サキュバス side』は全体公開、『例の冒険者パーティ side』は支援者様限定公開となります。ご了承ください。
■ この作品には強制絶頂・状態変化・オナホ化描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。なお、ハッピーエンドの予定ですーw-ウム
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とあるダンジョンの一角で、その女冒険者はそのサキュバスと相対していた。
魔法が存在する世界であるため、この世界では男女による能力差はそこまで大きなものにならない。
ゆえに、女性であっても単独で活動している冒険者自体は、珍しくはあっても皆無ではなかった。
ただ、彼女の場合は状況が少々異なる。彼女は普通に男女数名でグループを組んでいたのだが、彼女の仲間たちはすでにその場を脱したあとだった。
彼女と相対しているサキュバスは、背後にオークを従えており、余裕を含ませた笑顔で女冒険者と向き合っていた。
「ふふふ……全く健気なものじゃないかい。まさかあんたが殿を務めるとは思わなかったよ」
妖艶な美女の姿をしているサキュバスは、そういってその女冒険者を褒め称える。代わりに先に逃げ出した他の冒険者たちには侮蔑の言葉を放った。
「それに比べて、逃げ出した奴らは薄情なものだねぇ……あんた一人を置いて逃げるなんて……」
挑発するつもりはないようだった。単に思ったことをそのまま口にしているといった様子のサキュバスに、女冒険者は不敵な笑みを返す。
「ふん……魔族に仲間を信じ、遺志を託す、という美徳を説いても仕方ないだろうな」
そういって女冒険者は盾と剣を構える。彼女の全身から気合が滲み出していた。
「言っておくが、私は村娘とは違う……死ぬ最後の一瞬まで貴様に抗ってくれる。その喉笛、掻き切られぬように、せいぜい守ってみるがいい……!」
じりじり、と間合いを詰める女冒険者。
「私は【銀狼のミュルラン】。追い詰められた犬と思わぬことだな……!」
人族でありながら、獣人並みの身体能力を有することで有名な冒険者だった。
その研ぎすまされた勘働きによって敵の攻撃は避け、相手のガードの上から強引に守りを突破して勝つ戦法を得意とする。
そのミュルランが踏み込めない絶妙な距離を保ちながら、サキュバスはおかしそうに笑う。
「おお、怖い怖い。なんと勇ましい女だこと」
サキュバスの従えているオークが、ゆっくりと前に出る。オークとサキュバスの距離が縮まり、サキュバスがオークの胸板に背を預けるような状態になった。
一見ただ動きにくくなっただけのような二匹の様子に、ミュルランは踏み込むのを躊躇う。隙だらけだったからこそ、踏み込めなかったのだが、もしここで彼女がなりふり構わず突っ込んでいれば、結末は変わっていたかもしれない。
だが冒険者として生き残っていくためには正しい、慎重な選択をしたことが、ここでは裏目に出た。
ミュルランは呼吸を整え、機を窺う。
(……サキュバスは魅了魔法に長けているが、近接戦闘力自体は大したことはないはず……! このまま踏み込んで、背後のオークもろとも貫いてしまえば――)
そう考え、踏み込みのために重心を落とした。
ミュルランがその体のバネを一気に解放させようとする、その前に――サキュバスは動いていた。
サキュバスの浮遊する能力。決して早くはない動きだったが、サキュバスはその力で浮かび上がりながら、両足を上げてM字に開脚した。
人間の女性とほぼ変わらない、股間の性器が露わになった。元々サキュバスは薄く透けるような衣装しか身に着けておらず、下着も身に着けていなかった。
だからそういう姿勢を取ればそこが露わになることはわかっていても、ミュルランは思わずその体勢を取るサキュバスから目を逸らしてしまう。
無論、動揺して隙を晒すほど初心なわけでもなかったが、いきなりそこを開けっぴろげに示されて何とも思わないほど、達観出来てはいなかったのだ。
「な、なにをして――」
敵に対して思わず問いかけたものも、相手の意図を完全に測りかねたためだ。
その問いかけに対する答えは、直接『感覚』となって返ってきた。
ミュルランの股間に、突き上げられる感覚が襲ってきたのだ。
彼女は女冒険者として活動する中で、とっくに初体験は済ませていたし、何なら女としての武器を用いて夜盗等の油断を誘って壊滅させたこともあった。
ゆえにそこに挿入される感覚自体は全く知らないというわけでもなかった。
だが、その時彼女に襲ってきた感覚は、その彼女の経験の有無など、まるで意味を成さないレベルの強烈なものだった。
最初、ミュルランは何らかの方法で股間を強打されたのかと考えた。
実は足元に罠が仕掛けられていて、それが発動して股間を打ち据えたか、あるいは遠隔魔法で下から攻撃されたか。
急所は当然防具で攻撃されないように固めているが、防御力以上の攻撃を受ければ当然止めきれない。
(ぐっ、貫かれるとは、不覚……!)
とにかく負傷の度合いを確認しようとミュルランは自分の股間に視線を落とし――そこに何も起きていないことを確認した。
股間を守る前掛けどころか、服も破れている様子がない。
なのに、股間を太い棒のようなもので貫かれているような激痛を――正確には痛みではなかったのだが――感じていた。
股間という最大の急所から発生した強烈な感覚は、ミュルランの全身を痺れさせ、その場に膝を突いてしまう。
「ぎっ、ぐ、うぅ……!?」
(な、なにがおき……て……!?)
混乱するミュルラン。股間を手で押さえても何かがあるような感じはせず、ただ自分の股間を抑えているという感覚だけが返ってきた。
あまりの強い刺激にミュルランの意識がくらくらと揺らめく。
それでも懸命に倒れることだけは避けようと、剣を杖代わりにして体を支えるミュルラン。
そんな懸命な彼女の耳に、くすくすというサキュバスの笑い声が響いてくる。
ミュルランがその声に惹かれてサキュバスの方を見ると、そこでは。
サキュバスの股間を、オークのペニスが貫いていた。
感覚共有魔法。
それは本来、声を出せない場面や状況で仲間同士で連携する際に、斥候と後詰めが聴覚や視覚を共有したり、触覚を利用して簡単な意思疎通を計ったりするためのものだ。
魔物や魔族のように個の能力が突出しているわけではない、団体行動が基本の人間が作り出した魔法である。
基本的には軍隊の小隊規模だったり、冒険者のグループ以上の人数を対象に使われる事が多い。
稀に悪戯目的で一個人に対して用いる者がいないわけではなかったが、感覚共有魔法は高等魔法であるため、よほどの酔狂な大魔法使いでもなければそう気軽に使えるものではなかった。
だから、感覚共有魔法は『そういう』使い方も出来るということを、その魔法を作り出した人族も知らなかったのだ。
つづく
Comments
感覚共有魔法では体の構造が全然違う相手の感覚も受け取れてしまうので、極端な話、膣が複数あったり大きさなどが全然違ったりする相手の感覚なんかは、それだけでだいぶ危険な感覚だと思われますーw-; 次からが本番ですからね0w0フフフ……
夜空さくら
2021-09-07 07:43:14 +0000 UTCおお、面白そうなネタですね~ 感覚共有魔法で人間の遥か先を行く性の耐久力をもつサキュバスの感覚なんか共有しちゃったら。 想像したらちょっと身震いしちゃいました。 次が楽しみです♪
ミズチェチェ
2021-09-07 04:22:45 +0000 UTC