感覚共有魔法 サキュバス side ③
Added 2021-09-19 13:57:38 +0000 UTC■ 感覚共有魔法という、本来は味方同士の連携を高めるための魔法を悪用し、冒険者を狩るサキュバスのお話しです^w^ この説明から大体予想される内容であってますーw-ウム
■ 某シリーズの番外編的な位置づけです。全体公開分は特にそのシリーズを知らなくても楽しめますので、ご安心ください。
■ 『サキュバス side』は全体公開、『例の冒険者パーティ side』は支援者様限定公開となります。ご了承ください。
■ この作品には強制絶頂・状態変化・オナホ化描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。なお、ハッピーエンドの予定ですーw-ウム
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サキュバスは男性しか襲わない、と人間たちの間では噂されているらしい。
それはある意味正しいが、正確な情報ではなかった。
サキュバスは男性しか襲わないのではなく、好みの相手しか襲わないのだ。
そして私以外のほとんどのサキュバスは、精液の形でもっともエネルギーが搾り取りやすい男性を好んで襲っている。だからサキュバスは男性しか襲わないとされているのだろう。
私も別に男性の精液が嫌いというわけじゃない。むしろ好きな方だ。
けれど、それは人間で例えるならパンだとか米だとかに向けるものに近い。
主食にはすれど、何を食べるか選べるときにそれをわざわざ選ぶことは少ない、という感じである。
私が選んで食べたいのは、女の生気の方だった。
だから、ダンジョンに入ってくる冒険者のグループでも、男ばっかりのグループは無視してやりすごしていた。
私のアジトは人間がそう易々と到達できない位置にあるため、こっちから襲おうとしなければ向こうはそう簡単にこちらを見つけられないのだ。
女ばかりのグループか、男女比で女性が多いグループ、男性のグループの中に女がひとり混じっているグループなどを私は狙う。
サキュバスとしての能力は、対男性に特化しているので、男性冒険者は恐れるに足りない。
そして女性冒険者は私得意の感覚共有魔法で、耐えられない快感を与えてやればすぐ行動不能になる。なお、感覚共有魔法によって行動不能になるのは女性だけだ。男性にも効果がないわけではないのだけど、やはり体の構造が違うからか、効きが悪くて行動不能になることは滅多にない。
もっとも、その時はサキュバスの能力で制圧すれば済む。
ある男三人女一人のグループを相手にした時は、男三人に私を襲わせて、その感覚共有で女一人を倒したこともあった。
そういう意味では男も使いようというわけだ。
とはいえ、私の好みとしては圧倒的に女の方が好ましいので、女だけのグループは絶対に逃せないご馳走であった。
ただ、女だけのグループは珍しい。冒険者自体がどちらかといえば男性の多い職業だから仕方ないのかもしれないけれど、私にとってはあまり面白くない事実だった。
だから、私はたまに襲ったグループの内、一部をわざと逃がしていた。
サキュバスがいる、とわかれば、それに対抗するべく私の能力が利かない女性が派遣されるからだ。
実際は女性の方こそ私にとっては容易い相手なのだが、感覚共有魔法を見せた相手はまだ逃がしていない。
それによって、私は安全に、かつ容易に女の生気を吸うことが出来る。
そんな風に、私は過ごして来たし、これからも哀れな冒険者たちを狩り続けるのである。
また一人の女冒険者をオナホにして手に入れた数日後。
その女冒険者を膣に咥え込んだまま、私はダンジョン内の天井付近をふわふわと移動していた。
サキュバスの翼は羽ばたいて浮力を得るタイプではなく、魔法で浮くタイプの翼だ。
だから音も立てず静かに移動できるし、ダンジョンの天井付近は灯りも届かないため、誰にも見つからずに移動するにはもってこいの場所だった。
ここのダンジョンは鍾乳洞が元になっているらしくて、身を隠す石の柱には事欠かない。
するすると移動していると、地面の方からガシャガチャとやたらとうるさい足音が聞こえてくる。
(冒険者ね……これだけ騒がしい音を立てているということは……駆け出しかしら)
こっそり天井に張り付いて息を殺していると、案の定冒険者のグループが現れた。
慎重に歩いているつもりかもしれないけれど、着ている鎧があまりにも立派すぎて意味がない。
駆け出しは駆け出しでも、そういう装備を持つことは出来る、いわば恵まれた冒険者に当たるようだ。
男ばかりのむさ苦しいグループで、中央の冒険者を守るように移動していた。
その冒険者は頭のてっぺんからつま先まで大げさにも感じるほど、鎧でガチガチに固められていた。
(お金持ちの子供とかが冒険者に憧れて護衛を連れてやってきた……ってところかしら? まったく人間の世界ってくだらないわねぇ)
男ばかりのグループだけど、ちょっかいをかけてやろうか。
一瞬悪戯心が芽生えかけたが、お金持ちということは魅了などの状態異常対策もしっかりしているかもしれない。
サキュバスの魅了は聖職者などの使う精神強化魔法と相性が悪く、弾かれてしまうこともある。
見たところ聖職者はいなさそうだけど、万が一それと同じことを可能とする対策装備を持たれているとまずい。
(ここは無視が安定ね……危ない橋をわざわざ渡ることはないわ)
気づかれないように冒険者グループが通り過ぎるのを待ち、私は次の獲物を探して移動する。
すると、今度は妙に移動音が静かなグループに出くわした。
私はいつも通り天井に張り付いて隠れ、そのグループを観察する。
(あれは……? なんなのかしら。あれは皮鎧? あんな皮の魔物いたかしら……?)
不思議な装備を着ていた。
薄暗いダンジョンに合わせたのか、真っ黒で闇に溶け込む色をしている。
不思議なのは、その装備は細部こそ違えど――それぞれの体に密着して、体つきを強調しているということだった。
一人目の冒険者は、恐らく前衛の戦士だ。
丸い盾と短めの片手剣を持った、武具は典型的な軽戦士といったところ。
ただ、防具がおかしい。その女冒険者は、ビキニアーマーらしき必要最低限の部分を守る防具を着ていた。これだけなら、まだわかる。一見無防備に見えるビキニアーマーは、女性にしか身に着けられないものの、不思議な加護があって一般的な鎧よりもむしろ防御力が高いこともあるからだ。
異様なのは、本来肌を剥き出しにすることが条件のはずのビキニアーマーなのに、その女の体は別の何かでぴっちり覆われていた。
肌色が露出するべきところが、すべて真っ黒なタイツのようなもので覆われている。
それは手足の先まで同様で、繋ぎ目も何もない状態で手足の指の先までそれに覆われていた。
足の方は若干ブーツのように底が厚くなっているようだけど、手の方は完全に薄い膜が覆っているような状態だ。
首から上が普通の肌色をしていなければ、黒い肌色をした新種の人間と勘違いしていたかもしれない。
(ビキニアーマーは肌を露出することで恩恵を得られる装備のはず……なのにあんな全身タイツのようなものを着てて、意味あるのかしら……? あるいは、ビキニアーマーに似ているだけで、全く別の装備なのかも……)
特殊な装備と考えると、あまり油断は出来ないかもしれない。
二人目の冒険者は、恐らく後衛の聖職者だろう。
聖職者だろう、と思ったのは明らかにシスターを思わせる長裾の服を着て、頭にはシスターベールらしきものを被っているからだ。
ただ、聖職者の着る服にしては、妙に艶めかしい。
体の線を露わにしているところは、先ほどの前衛戦士と変わらない。
ビキニアーマー戦士と違って、スカートのような構造もあり、胸はともかく股間部は多少隠れている。
ただそのスカート部には深めのスリットが入っていて、その隙間から足が覗いていた。
もっとも、その下の足もタイツのような体にぴっちり張り付くタイプの服を着ているため、スリットがある意味はほとんどなかったけれど。
その聖職者らしき者が歩く度に、明らかに金属と金属が擦れる音がしていた。
(これは……貞操帯かしら? でも、何か妙ね……)
おそらく貞操帯のようなものを身に着けている。聖職者にはその手の装備を身に着けている者が多いので、それ自体は不思議なことではない。
ただことさらにその音が大きく響いているような気がして、少し不思議だった。まるで貞操帯以外にも何か身に着けているような、そんな感じがする。
そして極めつけにその聖職者の不自然な点は、顔の下半分を覆うハーフマスクのようなものを身に着けていることだった。
聖職者が魔法――奴らは神の奇跡などと言っているらしいけど――を発動する時、祝詞という名の呪文を唱える必要がある。
だから普通は口元は空けていることが多く、よほど危険地帯を行く時以外は口は自由なことが多かった。
(ここのダンジョンではガス系の罠や魔物は出てこない……というかそれをするなら前衛の方こそ対策しないといけないはず……)
聖職者は特殊な支援魔法を唱えることが出来、回復魔法にも長けている場合が多いから、一番防御を固めることはままあることではあるけれど。
意図がわからないが、不思議な効果を持っていたとしても不思議ではない。
そして最後の三人目。ある意味この人物が一番不可思議な装備をしていた。
長い耳はその者がエルフであることを示している。
弓を担いで身軽な服装であるところを見ると、斥候兼弓兵のようだ。
その身に纏っている服も動きやすい軽装を意識しているように思える。
他の二人と同様、首から下の肌は露出していない。
構造としては、胸元が開いていたり、ハイレグのように股間に食い込んでいたりと、かなり際どい構造の服のようだったけど、肌が見えていないのであまりその印象はない。
他の二人も摩訶不思議な装備をしているけれど、そのエルフがもっとも不思議な装備だと思ったのは、体の装備ではなかった。
彼女の顔は、前面がお面のようなもので完全に覆われていた。エルフの特長である耳が見えているように、長い髪は隠れていないのだけど。
眼の部分はやたらと横に広いレンズで覆われているため、視界は確保されているようだ。
ただ、口元は聖職者が身に着けているような、服と同じような素材ではなく、もっと堅固な材質で出来たマスクで覆われていた。
それがガスマスクと呼ばれる代物であることを、もちろん私は知らない。ただ、彼女が呼吸する度に起きる「フシュー、フシュー」という奇妙な音がしており、異様な雰囲気だけは何もしなくても伝わって来た。
異様な装備を身に着けた三人組の冒険者。
私が求めていた女だけのグループではあるけれど、どうしたものかと本気で悩む。
(ここのところ、いい収穫がなかったとはいえ……明らかに普通じゃないわよねぇ……)
あれだけ特殊な装備なのだから、特殊な効果がないわけがない。
最悪、魔法抵抗力が異常に高くて、私の必殺の感覚共有魔法も弾かれてしまう可能性がある。
感覚共有魔法は本来味方同士でかける魔法であるため、魔法対策をすり抜けられる可能性が高いのだけど、相手の抵抗力や対策によっては弾かれることもある。
(……うん、危険なのがわかっているのに、襲うことないわね)
私はそう結論を出し、ゆっくりとその場を離れようとした。音は立てていなかったし、何かを落とすようなミスもしなかった。
けれど、私が動こうとした瞬間、弓兵が反応して矢を射かけて来た。
顔が隠れているから、視線を向けられたことに気付くのが一瞬遅れる。
咄嗟に身を逸らして直撃は回避したものの、バランスを崩して私は落下してしまった。
「キャッ!? ――くっ!」
地面に落ちるまでのわずかな間になんとか体勢を立て直した私は、地面に足から着地する。
軽戦士が素早く戦闘態勢を整え、聖職者はポカンと目を見開き、弓兵は次の矢を番えていた。
「サキュバス……!? 天井に潜んでたのか!」
「え? あっ、えっ?」
「クリスちゃん落ち着いてー。はい深こきゅー」
三者三様に反応しつつも、全員こちらから視線は外していない。聖職者以外は、それなりに練度の高い冒険者のようだ。
弓兵のエルフが、マスクの裏側でニヤリと笑ったのが見えずともわかった。
「ふふーん。バレてないと思ったぁ? ざんねーん。ヴィオラの目は暗いところも見透かすのよ!」
「さ、さすがはヴィオラさんです!」
妙に軽い口調でありながらも、そのエルフの弓兵の実力は三人の中でも最も高いらしい。
自慢気に大きな胸を張るエルフに対し、軽戦士が少し呆れたような顔をする。
「いや……まあエルフは確かに目がいい種族だけど……ダンジョンの暗闇を見通せてるのは、そのバイザーの加護のおかげだろ……」
「そーゆーこと言わないの! ヴィオラが格好つけたのに台無しじゃんか!」
敵を前にしながら、軽口を交わす冒険者たち。
そこそこ強い、というのが肌で感じられた。少なくとも油断の出来る相手ではない。
姦しいやり取りを続けていたが、不意に軽戦士が私の方に話しかけてきた。
「ともあれ、だ。……数日前、冒険者グループ『逆さ渦巻き』を襲い、筆頭である【銀狼のミュルラン】が殿に残って戦ったというサキュバスはお前だな?」
そういえば、そんなことをあの女は言っていたような気がする。
どうやらあの時に逃げられた人間どもが街に辿り着き、救助依頼を出したということらしい。
(妙ね……そうだとしても……救援が早すぎるわ)
このダンジョンから一番近い町に駆け込んだとしても、片道で三日はかかる。
そこから依頼を出して、受領する者がいて、準備を整えて、またここに来るまでには一週間はかかるだろう。
僅か数日でたどり着けるわけがない。
「……逃げ足だけは随分と早かったようね。まあ筆頭を見捨てて逃げた時も素早かったしねぇ」
「違うパーティとはいえ、同じ冒険者……それに対する侮蔑は、同志として許せんぞ」
軽い挑発のつもりが、軽戦士が見事に乗ってしまった。
(冷静さを失ってくれるのならありがたいけど……いま突きかかられても困るのよねぇ)
踏み込んでくるようなら対応しなければならないところだったけれど、熱くなった軽戦士をエルフの弓兵が諫めてくれた。
「まあまあ落ち着きなってレイちゃん。相手の挑発に乗ったら思う壺っしょ?」
「それは……! ……そうだな。すまない」
「さ、さすがは経験豊富なヴィオラさんです!」
「ああ、これが先達の経験というものなのだな」
「……いや、前にも言ったけど、ヴィオラは若いからね!? エルフだけど、まだやっと三十路超えた程度の、若輩も若輩だから! 敬ってくれるのは嬉しいけど!」
この三人は軽口を叩かずにはいられないのだろうか。
まあ勝手に話を続けてくれる分にはありがたい。感覚共有魔法を展開する時間が必要なのだから。
「こほん。ともあれ、だ。お前には討伐依頼が出されている。ここでケリをつけてもいいんだが……ミュルラン殿はどこだ?」
サキュバスは生気を吸う者。
獲物から一度に吸える生気は限られているため、残った者が捕らえられて生きている可能性は十分ある、という判断だろう。
確かに常人なら数日にわたって吸えば死ぬが、冒険者になるような者の生命力なら、数日くらいは生き延びる。
私はふふっ、と不敵に笑って見せた。
「あの女がどこにいるかって? あなたたちの目の前に『ある』じゃないの……」
言いながら、私はふわりと空に浮かび上がりつつ、股を開いて股間を露わにする。
眉を潜める軽戦士、頬を赤く染める聖職者、興味深そうにする弓兵、と――三者三様の反応を見せてくれた。
露わにした私の股間には、円筒形の物体が突き刺さっている。
中央に穴の開いているそれに指を入れ、私はその円筒形のモノを引きずり出した。
「んっ……ふっ……っ」
私の愛液に塗れながら出てきたそれは、冒険者たちが救助しに来た女冒険者の姿をしていた。
三人がその顔まで知っているのかどうかはわからないが、人間が張り子兼オナホに変化させられたものだということは、すぐに予想がついたことだろう。
目の前の状況を理解するために、三人の頭がいっぱいになっていることを見つつ、私は宣言する。
「ふふふっ! そう、これがあんたたちの探してる冒険者の成れの果て……そして、これからあんたたちもこうなるのさ!」
私は高らかに叫びつつ、感覚共有魔法を発動させた。音もなく発動するそれは、三人に見事発動する。
私と三人が感覚的に繋がると同時に、私は再度女冒険者を自分の膣に挿し込むつもりだった。
オナホ化した女冒険者の直径は、オークのペニス並みのサイズであり、普通の体格の人間なら激痛が走って膣が千切れかねない太さだ。
それをいきなり挿入されて冷静にいられる女は存在しない。
サキュバスにとっては、大したことのない大きさでも。
感覚共有魔法とサキュバスの特性。最強のコンボが炸裂する――はずだった。
けれど感覚共有魔法が発動した瞬間、私に想像もしていなかった感覚が襲い掛かって来た。
つづく
Comments
はい、お察しの通り、カゴメの加護を分け与えられた面子……冒険者パーティ・カゴノヒトのメンバーでした^w^ もちろん感覚共有なんかした日には……それも複数人としちゃったら……あとの結果はお察しですーw-ナムナム合掌
夜空さくら
2021-09-20 14:54:20 +0000 UTCもしや、かごめの加護を受けた冒険者たち? だとすれば、感覚共有なんてしたらやばいのではw それとも、まだ自分が読んだことの無い小説のキャラだったのかな? はてさて、かの冒険者たちと感覚をリンクさせたサキュバスの運命や如何に。
ミズチェチェ
2021-09-20 14:21:25 +0000 UTC