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夜空さくら
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感覚共有魔法 サキュバス side ⑤

■ 感覚共有魔法という、本来は味方同士の連携を高めるための魔法を悪用し、冒険者を狩るサキュバスのお話しです^w^ この説明から大体予想される内容であってますーw-ウム

■ 某シリーズの番外編的な位置づけです。全体公開分は特にそのシリーズを知らなくても楽しめますので、ご安心ください。


■ 『サキュバス side』は全体公開、『例の冒険者パーティ side』は支援者様限定公開となります。ご了承ください。

■ この作品には強制絶頂・状態変化・オナホ化描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。なお、ハッピーエンドの予定ですーw-ウム

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 全身を締め付けられるその感触は、ヒュージスパイダーの糸を噴きつけられた時の感触に近かった。

 全身余すことなく、均等に締め付けられる。

「ンギュッ……っ!」

 締め付けられる苦しみに体を捩らせると、ぎゅむ、ぎゅむと奇妙な音が響き渡った。

(く……っ! なんなのよ、これ……っ、こんなに、薄いのに、全然、やぶれな……ぎっ!?)

 薄皮一枚で覆われているようなもののはずなのに、力を込めても、爪を立てても、びくともしなかった。

 蜘蛛の糸ならあっさり切り裂けるのに、この謎の物質は全く刃が立たない。

(ぐ……! い、息が……でき……な、い……っ)

 奇妙な材質のそれは私の全身を余すことなく覆っている。

 それは口や鼻といった、呼吸するために必要なところまで覆ってしまっているということだ。

 いくらサキュバスが人間より丈夫で耐久力も高いとはいえ、呼吸が不要なわけではない。

 そのまま失神しそうになった時、不意に鼻と口が楽になった。

 思わず息を吸い込むと、生暖かい空気が私の中に流れ込んでくる。

 その生暖かい感覚は、覚えがあった。

(これは……いえ、そのまさかよね……)

 覆われる寸前の体勢を考えればその生暖かい空気の正体はすぐにわかる。

 おそらく口を合わせたあの聖職者の呼気が私の口の中に流れ込んできている。

 サキュバスとして、捕らえた獲物にディープキスをし、酸欠寸前まで追い込むような技は当たり前のように習得している。

 そのため、口の中に流れ込んできた空気が、人間の吐く呼気であるとすぐにわかったのだ。

(舌でも入れてくるつもり……? それなら、むしろ捉えて離さ……んぐっ!?)

 噛みついて舌を千切り取ってやろうかと考えていた私だったけど、その前に口の中に異様な感触が入り込んできた。

 私の全身を覆っている謎の物体が、私の体表面では飽き足らず、口の中まで入り込んできたのだ。

 咄嗟に口を閉めようとした私だったけど、その時にはすでに遅く、私がどれほど顎に力を入れても口は開いたまま閉まってくれなかった。

 どうやら謎の物体が私の口の開いた状態と同じ大きさで輪っかを作って、それを私の口に嵌めるような形になっているようだ。

(くっ……! この、物体……! 全然、びくともしない……っ!)

 渾身の力を込めて口を閉じようとしても、その輪っかの抵抗に遭ってどうしようもない。

 柔らかいのに噛み切れない弾力のある感じは、丈夫で分厚い肉でも噛まされているかのようだ。

 ギリギリまで開いた状態で固定されているので、顎の力を緩めても強めてもどうしようもならない。

 私が懸命にその口枷のような状態のそれに抗っていると、開きっぱなしになっている口の中に、ぬめっとしたものが入り込んできた。

 それが何なのかはすぐ悟る。

(これは……舌、ね……! 馬鹿にして……!)

 色んな種族とディープキスするくらいはサキュバスの嗜みだ。

 だから口の中に入って来たそれが聖職者の舌であることはすぐにわかった。

 私の口の中を愛撫でもしようというのだろうか、想像していたよりも長い聖職者の舌が私の口内を弄り始める。

 探るようにその舌は私の口の中を動き回り始める。

 その舌の動きで、私は口の中がほとんど剥き出しのままであることに気付いた。

 どうやらあくまで口を固定しているだけで、口の中全部を覆うつもりはないようだ。

 それはつまり、こちらの舌も自由だということである。

(舌だけじゃ、何も出来ないとでも……? サキュバスを、舐め過ぎじゃないかしら!)

 舌が自由なら十分だ。

 私はまず、私の口の中に入ってきている聖職者の舌に、自分の舌を絡めにいった。

 聖職者の舌は私の舌に触れられて一瞬引っ込みかけたが、それを許す私ではない。

 舌を舌に絡め、巻き付けるようにして聖職者の舌を自分の方へと引っ張る。

「ングッ……!」

 それと同時に、虚を突かれたような聖職者の呻き声が聞こえてきた。

 密着しているから、相手の動きは手に取るようにわかるのだ。

 そんな聖職者の反応に満足しつつ、私はさらに自分の中に入り込んで来ているその舌を責め上げる。

 巻き付けて引っ張り、回転しながら刺激を与え、唾液を擦りつけるようにして相手の口内へと押し込む。

 舌を使ったテクは、サキュバスにおいては初歩のテクニックだ。

 人間のみならず、触れられると気持ちいいところがはっきりと手に取るようにわかるのだから、サキュバスはキスだけでイかせることにも長けている。

 こちらから責めてみたのは、なんとか脱出の隙を作るためだったのだけど、効果は思ったよりも劇的に表れた。

「ふ……っ、んぅ……っ」

 涎が聖職者と私の間で交換される。

 ドロドロした舌同士が絡み合い、さらに唾液が分泌されて唾液で溺れそうになった。

(よし……いい感じね……)

 いまはまだ舌を突き入れられている状態だけど、ここから反撃すればいい。

 舌を押し込み返して、今度はこちらが聖職者の口内を徹底的に刺激してやる。

 そう思って舌に力を込めた。

 けれど、思ったより聖職者の抵抗は強かった。

 舌を突き出そうとしても、押し返されてしまう。

(ちっ……サキュバスに舌技で対抗、しよう、なんて……あま……ぃ?)

 サキュバスの誇りにかけて負けるわけにはいかない、と思ったものの、私がどれほど頑張っても聖職者の舌はびくともしなかった。

(なん、で……? う……く……っ、ちか、ら……が……っ)

 何かされているのかと思ったけれど、話はもっと単純だった。

 まともに呼吸できない時間が長く続いて、酸欠状態になった私の体に力が入らなくなっていたのだ。

「う、うぅ……っ!?」

 条件は向こうも同じはず。しかし聖職者の舌の力はまだまだ強く、巻き付けて刺激を与える側のはずの私の舌が、向こうの舌の動きに引きずり回される。

 こうなるととても相手の口内を刺激することなんて出来ない。

 私は聖職者の元気な舌に翻弄されてしまうことになった。

 相手は窒息状態に慣れていた。酸欠状態になることは日常的なことで、体もそれに順応していたのだ。

 対する私は、ディープキスを用いて相手がまともに呼吸が出来ない状態に追い詰めることはあれど、その時は自分は自由自在に呼吸が出来る。

 その時の感覚で舌を動かしてしまったことが、私の敗因だった。ただでさえ限界が近かったのに、積極的に舌を動かしたことでその限界を早めてしまったのだ。

(く、くぅ……! 力が、はいらな……っ、んぅっ!)

 こちらの動きが緩慢になったのを感じたのか、聖職者の舌が私の舌を振り払い、自由自在に動き始める。

 テクニックでいえば私の方が何倍も上手いはずなのに、聖職者の舌に口内をいい様に蹂躙される屈辱に涙が滲む。

 ただ、悠長に屈辱を感じて居られたのはそれまでだった。

 呼吸できない苦しみは時間を追うごとに増して、私の頭は回転も鈍くなり、意識に霞がかかったようにハッキリとしなくなっていく。

(く、くるしぃ……! いき、いきを……っ、させて……っ)

 しかしどれほど空気を望んでも、入ってくるのは聖職者の呼気であり、新鮮な空気とは程遠い。

 それでも呼吸できないよりはましだと、聖職者の吐く息を懸命に吸い込んだ。

 聖職者にはまだ余裕があるのか、呼吸制御の経験の差か。

 こちらが吐いた呼気をあっという間に吸い込んだかと思うと、ぴたりと呼吸を止めてしまう。

 私が懸命に吸おうとしてもなかなか呼気を出してくれず、こちらが苦しみ藻掻いた末にやって吸わせてくれる。

 呼吸を完全に制御されていたことに私が気付いたのは、ずいぶん後になってからだった。

 聖職者というつまらない職業についていながら、その実サキュバスである私を手玉に取るほどの経験を有していたのだ。

 私はサキュバスとしてのプライドを崩されながらも、聖職者の呼吸に合わせて懸命に呼吸することしかできなかった。

 そんな地獄の時間がどれほど続いただろうか。

 不意に私は体の中に侵入してくる何かの感触を捉えた。

 どうやら私と聖職者の全身を覆っていた物体が、今度は体の中にまで入り込んできたらしい。

 私の力では抗えない力強さで、前と後ろの穴が両方とも広げられていく。

「ふぎっ……んぎぃぃっ」

 どんな太いペニスでも受け入れられるのがサキュバスの性器だけれど、それでも限界はある。

 謎の物体はその限界ギリギリに私の穴を拡張しながら、中へと入り込んで来ていた。

 感じることしか出来ない私にはわからなかったけれど、口の中と同じような形で入り込んで来ているのだとすれば、ぽっかりと穴が空いたような形に見えていることだろう。

 サキュバスは人間と違って性器や肛門を晒すという行為に無駄な羞恥心を覚えることはないけれど、棒が挿入されているのならともかく、体の奥底まで広げられているところをみられるのはまた少し感覚が違ってくる。

(ひろ、げるなぁ……っ!)

 サキュバス特有の強い膣の力で締めようとしても、その入り込んで来ている物体はびくともしなかった。

 難い物質を突き入れられているのとは全然違う、柔らかくて弾力のあるものが私の穴を押し広げている。

 そんな私の穴が見えたのか、軽戦士とエルフの弓兵が、どこか感心したように話しているのが聞こえてきた。

「……なんとも、凄まじいな」

「ほんとだねぇ。ほら、クリスちゃんと比べると倍くらい違う……さすがサキュバスって感じ」

 どうやらいまの状態にされているのは私だけではなく、聖職者の方も同じような状態になっているようだ。

 聖職者は人間なので、そういった場所を他人に見られることへの抵抗感は、私よりも強いようで。

「んぅー!」

 仲間に対する抗議か、激しく呻いていた。

「すまない。あまりまじまじと見るのは無作法だったな」

「んじゃ、さっさと帰りますかぁ。……えーと、あったあった」

 どうやら私たちを運ぶつもりのようだ。

 拠点にでも運んで、仲間で囲んだ上で叩くつもりなのだろうか。

(そんなことはされてたまるか……! 暴れて運べないようにし――ッ、ふぎゃあああっ!?)

 いきなり肛門に太い何かが入り込んで来た。

 先端がフックのように歪曲したそれは、私の体内億深くまで入り、私の肛門を上向きに引っ張る。

 アナルフックと呼ばれる道具なのだと、私には理解できなかった。

「これに繋げた鎖を、頭の上を通して……クリスちゃんの方へっと」

「ふぎゅうっ!」

 私の肛門に突き挿したものと同じものを、聖職者のお尻の穴に突き挿したようだ。

 それらは鎖で繋がっているらしく、私は背中から頭のてっぺんにかけて鎖のようなものが縦断している感覚を覚えていた。

 アナルフックは私と聖職者の肛門を絶え間なく上方向に引っ張り続ける。

(ぐぅ……っ! これが、一体、なに、に……!?)

 その疑問の答えは常識では考えられないものだった。

 ひと際強くアナルフックによって肛門が引っ張り上げられたと思ったら――私の足裏が地面から離れたのだ。

 まるでフックによって、天井から引っ張り上げられているように。

 だけど実際にはフックに繋がっている鎖の先は、私と密着している聖職者の体に繋がっているはずだ。

 アナルフックには特殊な加護が宿っていた。

 それによって引き上げられた者の体は、僅かに重力から解き放たれる。体が軽くなるというわけだ。

 そしてそれを最大限まで強めると、僅かに体が浮くだという。足場が悪い時などに重宝しそうな効果だ。

 もっとも、肛門を常に引っ張り上げられる異様な感覚を耐えられれば、の話だけど。少なくともまともな神経をしていたら、アナルフックを食い込ませながら戦いたい者はいない。

 この効果、自分が動かなくても効果が発揮されるため、拘束した相手を移動させるためにも使えるのだ。

 重さが何十分の一になった私と聖職者を、軽戦士が軽く肩に担ぐ。

「うむ、これなら走ってでも帰れそうだな」

「いや、早く帰って治療しなきゃだしー。あの子たちに乗って帰ろ?」

「お前は走るのが面倒なだけだろうに……まあ、急がなきゃならないのは事実だしな」

「そうそう。普通に走ったら三日はかかっちゃうじゃん? それが半日に短縮できるんだから、使わない手はないって!」

 やはりこの冒険者パーティ、何か特殊な移動方法を持っているらしい。

「ダンジョンの入口までは自力でいかなきゃならないんだからな……しっかり先導頼むぞ」

「はいはい、任せてよ」

 こんな反則みたいな連中がやってくるなんて、本当についていない。

 こうして私は狩場にしていたダンジョン内から、成す術もなく引きずり出され――


 ある意味ダンジョンよりも混沌とした『パーティ拠点』に引き摺り込まれるのだった。


つづく


Comments

カゴメの拘束フェチっぷりは、一般性癖者が1だとするとレベル99とかカンストしてるレベルですからねぇーw-ウム いわゆるなろうの無自覚無双系と近しいものがあるかもしれません……0w0; カゴノヒト内では普通なことも、普通の人にしてみれば地獄の苦しみでしょうしねぇーw-;

夜空さくら

拠点に引き込まれた最後、もう拘束からは抜けられない! やっぱサキュバスをもってしてもカゴメのやっている呼吸制御と拘束責めは異常なんだなって(;^ω^)

ミズチェチェ


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