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感覚共有魔法 サキュバス side ⑥

■ 感覚共有魔法という、本来は味方同士の連携を高めるための魔法を悪用し、冒険者を狩るサキュバスのお話しです^w^ この説明から大体予想される内容であってますーw-ウム

■ 某シリーズの番外編的な位置づけです。全体公開分は特にそのシリーズを知らなくても楽しめますので、ご安心ください。


■ 『サキュバス side』は全体公開、『例の冒険者パーティ side』は支援者様限定公開となります。ご了承ください。

■ この作品には強制絶頂・状態変化・オナホ化描写などが含まれます。苦手な人は回避をお願いします。なお、ハッピーエンドの予定ですーw-ウム

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 冒険者パーティ・カゴノヒト。

 加護付きの装備を生み出す加護、という破格の能力を持つ女性がリーダーのパーティ。

 結成からまだ一年ほどしか経っていないにも関わらず、すでに国内では知らぬ者がいないほどの知名度を誇っている。

 それは、火山龍という自然災害の脅威から拠点のある街を護った、という華々しい実績も関係しているが、何よりも彼女のパーティを有名足らしめている理由は別にあった。


 彼女が生み出す加護付きの装備は――ほぼ全てが『拘束具』と呼ばれる類のものだったのだ。


 冒険者が身に着ける装備は、性能が伴っていれば外見にはあまり気を配られないことが多い。

 そのため、冒険者が稀に珍妙な格好をしていても、ほとんどの場合問題になることはなかった。

 ゆえに見た目が『拘束具』であっても、加護が付与されているような、破格の性能の装備を身に着けるのは、至極当たり前のことだ。

 カゴノヒトに所属する冒険者は一部の例外を除いてすべて女性であり、カゴノヒトの拠点がある街では拘束具を身に着けた女性たちが平然と闊歩しているのが日常の風景となっていた。

 冒険者パーティの中には特定の衣装を制服としているところも存在するため、カゴノヒトのそれもそういったものの類であると認識されている。

 とはいえ、事情を知らぬ者からすれば、あまりに珍妙な風体であることに違いはない。

 そのため、噂が噂を呼び、カゴノヒトの存在は大いに広まりつつあるのだ。





 カゴノヒトの拠点は、ごく普通の冒険者パーティの拠点と同じような建物だ。

 特に禍々しい装飾が施されているだとか、逆に不自然なほど質素というわけでもなく、ごく普通であった。

 ただ、普通なのはその建物だけで、その横に併設された真新しい厩舎から、普通ではない光景が早速始まっている。

 冒険者のパーティの拠点に厩舎が併設されていること自体は、ある程度以上の規模の拠点ではよくあることだ。

 基本となる馬だけでなく、場合によってはペガサスやワイバーンといったモンスターも移動手段として用いられることがある。

 大きなパーティになれば、自前の騎乗用のモンスターを数頭抱えていることはよくあることだった。

 だが、カゴノヒトの厩舎は、明らかに普通の馬やモンスターを想定した造りではなかった。

 まず、馬などを入れるにしては、その厩舎は明らかに小さい。

 本来なら馬を納めるためにあるのであろう空間の区切りも、仔馬かポニーくらいしか入れない狭さだ。

 否、そういった小柄な馬を入れるにしても狭すぎる。体を回転させることもできないため、ストレスになってしまうだろうサイズしかなかった。

 その空間は六頭分あり、現在はすべて出払っているのか、厩舎の中には一頭もいなかった。

 その厩舎の中を、ラバースーツを身に纏った、おっとりとした雰囲気の女性が掃除している。

 彼女の名前はマリエッタ。やむを得ない理由で、カゴノヒトに最初に加わった最古参メンバーである。

 非戦闘員であり、拠点内の掃除や炊飯などの雑務を一手に引き受けている。

 セミロングの茶髪はこの街ではよくある髪色で、ラバースーツを着ている以外は、特に目立ったところのない一般人だった。

 ただし、そのふくよかな身体から滲み出す母性は人並み外れており、傍にいるだけでほっと一息つけるような、そんな空気を纏っていた。

 彼女は肌にぴっちり張り付いて体のラインを露わにするラバースーツの上から実用的なエプロンを身に着け、手早く厩舎の中を掃除している。

 普通の厩舎と違って藁などが存在しないため、上から埃を落とし、柱を布で拭き、地面にある埃や木の葉を箒で軽く掃き出すだけで十分清潔さが保たれていた。

 一通り厩舎を綺麗にしたマリエッタが、満足そうに出来栄えを確認していると、遠くから蹄の音が近づいてきた。

「あら。早めに掃除しておいてよかったわね」

 ニコニコと笑顔を浮かべながら、厩舎から出て拠点の建物の前に立つ。

 そのマリエッタの目に、遠くから近づいてくる仲間たちの姿が映った。

 マリエッタにとっては見慣れた姿だったが、『それ』はあまりに異様な姿をしていた。


 一言で言えば――人が『馬』になっていた。


 人と馬が混ざり合った種族として、ケンタウロスという種族が存在しているが、それとは違う。だが普通の馬とも全く違った。

 前に立っている人間の腰に、後ろに立った人間が、腰を九十度に曲げた上で、両手を回してしがみついている、というべきだろうか。

 そしてそのほぼ水平になった後ろ側の人間の背中に、馬に取り付けるような鞍が取り付けられている。

 そしてその鞍の上にまた別の人間が乗っていた。

 人間二人が合体して作った『馬』の上に、騎乗しているようなものだ。

 人間が普通に行えば、背中に跨られている者の腰に負荷がかかり、あっという間に痛めてしまう体勢だ。

 仮に無理に行ったとしても、人間が馬の真似事をしたところで移動速度は変わらない。それどころか遅くなってしまうだろう。

 だが、彼女たちは馬に乗っているのと変わらない――街中ゆえに速度は落としていたが――速度で移動していた。

 それを可能にしているのが、『馬』となっている人間たちが身に着けている、カゴメ特性の加護付き『拘束具』であた。

 『馬』になっている二人は、馬の形になるように『拘束』されているのだ。

 全身はラバースーツに包まれており、足は革製のロングブーツに覆われている。

 ブーツの踵はかなり高く、馬の蹄のような足音はそれによって奏でられていた。

 前半分になっている女性の上半身は、これまた丈夫そうな革の拘束具で後ろ手に拘束されている。

 ベルトが乳房の上下に食い込み、ラバースーツに包まれたその膨らみを強調していた。

 首には大きな首輪が巻き付けられており、首の可動域はかなり狭まっている。

 その上、口には横向きの棒が咥えさせられており、それが轡となって喋ることも出来なくなっていた。

 棒の左右からは手綱が伸びており、『馬』の背に乗っている者の手が握っている。

 さらに『馬』の彼女の頭部には、視界を狭める遮眼革が取り付けられていた。首輪による首の可動域の制限も合わせると、恐らくその彼女の視界は著しく制限されているはずだ。

 『馬』の前半分になっている女性の腰には分厚い金属製の貞操帯が取り付けられていた。

 その貞操帯と一体化するように、『馬』の後ろ半分になっている女性の両腕が固定されている。

 後ろ半分になっている彼女の両手は、前の女性の腰に巻き付けた状態のまま指先までしっかり覆われており、前の女性以上に自由がなかった。

 頭部は分厚いラバーマスクのようなもので覆われており、前の女性の背中に顔面を押し付けるようにして一体化している。

 水平になっている背中には、人が跨れるように鐙付きの鞍が取り付けられている。

 その鞍は太いベルトによって彼女の背中に固定されているのだが、お腹の部分に回されているベルトと違い、胸のあたりに回されているベルトは、金属で出来たブラジャーのようなものになっている。鞍の上に跨っている人間が身じろぎすると、その振動は直接胸に伝わるようになっていた。

 そして、前の女性同様、足にはロングブーツが履かされており、踵は前の女性より少し高くなっていた。それによって背中部分が水平を維持するようになっているのだ。

 最後に、後ろの女性にも貞操帯が履かされているのだが、そのお尻からは馬の尻尾を模した飾りが飛び出して垂れていた。

 二人の姿は、あくまで馬を模している、というわけだ。


 そんな『馬』が三頭――つまり六人の女性が『馬』になって移動している。


 その背にはつい先日依頼を受けて街を出発したカゴノヒトのメンバーが乗っていた。

 そのうちの一人、エルフの弓兵のヴィオラが、拠点の前に立っているマリエッタに気付いて手を振る。

「マリエッタさん、ただいまー! 三人とも無事に帰ったよー!」

 無邪気に叫ぶヴィオラに対し、その少し後ろにいた軽戦士のレイが呟く。

「無事……無事か……まあ、そう言って問題はないが……」

 そういう彼女の視線は、最後尾についてきていた『馬』の上に向けられていた。

 そこには、荷物のように黒いラバーの塊が括りつけられていた。

 アナルフックによって浮遊する力を得ているその塊は、見た目ほど重くはないが、異様な物体であることに違いはない。

 それは彼女たちと共に依頼に赴いたシスター・クリスと、討伐対象であったサキュバスが、クリスのラバードレスの力で一つの塊になったものである。

 中でどのような状態になっているかは外からはわからないが、微かに聞こえてくる呻き声と喘ぎ声、体と体、そしてラバーが擦れる特殊な音が響いていることから、どんな風になっているかは容易に想像がついた。

 拠点の前に辿り着くと、ヴィオラとレイはひらりと身軽に『馬』から降りる。

「なんとか、今日中に帰って来れてよかったな」

 ヴィオラは体を伸ばして体のコリを解していた。

「んー、乗り心地は満点だけど、ずっと同じ姿勢でいると疲れるねぇ。乗せてくれてありがとね、ファリン。ファレン」

 ヴィオラがそう言うと、乗せてもらっていた『馬』が――轡を噛まされているため喋れないが、言葉よりも雄弁な態度で答える。

「ウーっ」

 あまり表情は変わらなかったが、『これが自分の仕事ですから』と言わんばかりに胸を張り、誇らしげな雰囲気を滲ませる。

 その様子に笑みを浮かべたヴィオラは、『馬』の前半分の――ファリンの頭を撫でてあげた。

 それを嬉しそうに――表情はあまり変わっていなかったが――受け入れるファリン。すると、それに抗議するように、『馬』の後ろ側を担当しているファレンが足をその場で踏み鳴らし、カポカポと音を立てた。それを受け、ヴィオラは苦笑しながらファレンの方に移動する。

「もちろん、ファレンもありがとね。よしよし」

 そういいながら彼女が撫でたのは、ファレンのお尻であった。態勢上、お尻を突き出すような形になっているため、ラバーに包まれたお尻は丸まるとテカっている。

「ムーっ!」

 ヴィオラの掌にお尻を摩られ、ファレンはむず痒そうに体を捩った。

 からかうようにファレンのお尻を撫で続けるヴィオラの頭を、レイが手刀で軽く叩く。

「こら。ファレンをからかってないで、リーダーに依頼の報告をしにいくぞ」

「はーい。じゃあ、マリエッタさん、『馬』ちゃんたちをお願いしてもいいかな?」

 三頭目の『馬』の背から、クリスとサキュバスの塊を下ろしていたマリエッタは、その申し出を快諾する。

「ええ、任せておいて。三人はカゴメちゃんに顔を見せてあげて。三人のことを信じてはいても、心配はしていたから」

 いくら規格外の装備を身に着けているとはいえ、負けるときは負ける。

 ダンジョンに赴くとはそういう可能性が常にあることであり、帰ってくるまで安心はできないのが、冒険というものだからだ。

 レイがクリスとサキュバスの塊を担ぎ、ヴィオラと共に拠点の中に入っていく。

「さて……と。それじゃあ皆、厩舎の中に入りましょうか」

 役目を終えたからといって、『馬』たちに施された拘束はすぐには解けない。

 カゴメの生み出す装備は、極めて強力な能力を発揮するが、その分代償もかなり重い。

 自由自在に脱いだり着たり出来るわけではなく、ある程度は着たまま過ごさなければならないものなのだ。

「今回は速度重視で拘束度合いも高いし……しばらく不自由だろうけど、ちゃんと面倒は見るから安心してね」

 今回カゴノヒトが受けた依頼は、救助依頼だったため、可能な限り現場に急行する必要があった。

 普段の拘束なら前半分担当の両手は自由で、武器を持ったり自分で食事を取ったりすることも出来るのだが、速度・輸送能力強化の装備を追加したいまはそれも出来なくなっている。

 ある意味、本人たち以外にも、世話をすることが出来るパーティメンバーがいることが前提の装備なのである。

 それを理解してその装備を身に着けている三頭の『馬』たちは――六人の女性たちは――大人しく厩舎の中のスペースに移動する。

 『馬』の拘束具が解除出来るまでの時間を短縮するため、厩舎の中ではまた別の拘束が施されることになっている。

 マリエッタは甲斐甲斐しく動き回り、『馬』たちを厩舎内で拘束していくのであった。

 一方、拠点の中に入ったヴィオラとレイは、受付のシャーティに軽く挨拶をしたのちに、カゴメの執務室へと移動した。

「カゴメちゃんただいまー! 無事帰ったよん!」

「おい、ちゃんとノックしてから入れ」

 姦しく言いながらカゴメの執務室へと入る二人。

 その二人を、カゴノヒトのリーダー・カゴメが迎えた。

『おかえりなさい。ヴィオラさん、レイさん、それからクリスさん。ご無事で何よりです』

 そう穏やかな声をかけるカゴメだったが、その姿はその部屋になかった。

 彼女のバストアップが映し出されたモニターが、部屋の壁にかけられており、そこからカゴメは声を発していた。

 彼女の本体はここになく、別の場所で拘束されている。意識だけをここに映し出している状態だった。

 その状態はあまりにも普通からはかけ離れたものだったが、この場にいる誰もそんなことは気にしない。

 カゴノヒトでしばらく過ごせば、それくらいはもう慣れっこになってしまうのだ。

 レイが担いでいたクリスとサキュバスの塊を床に降ろす。

「情報にあったサキュバスは、クリスがラバーシスター服の効果で無力化している」

「感覚共有魔法を使ってきたよー。他の人相手ならともかく、ヴィオラたち相手には無謀だったねぇ」

 けらけらと笑いながら報告するヴィオラ。

 カゴメは報告を聞きながら、「ほうほう」と興味深そうに頷いていた。

「それと、救助依頼が出されてたミュルランだけど……」

 若干言いにくそうにしながら、レイは荷物の中から布に包んだミュルランを取り出した。

 布を解いてオナホにされてしまった彼女を見せると、カゴメは少し表情を曇らせる。

『状態変化魔法でオナホールに変えられてしまったのですね……戻せるでしょうか?』

「もちろん魔法を解けば戻るとは思うけど、正気に戻るかどうかはわかんないね」

 エルフとして、ヴィオラはそう指摘する。そして、付け加えた。

「ただ、カゴメちゃんの力でなら正気に戻すことも出来んじゃない? もしかすると、この拠点にいるだけでも治ったりするかもじゃん?」

 カゴノヒトの拠点には加護が働いており、重病人を寝かせているだけで治癒することが出来た。

 治療のために病人を預かっていることもある。

 ただしそれはあくまで傷や病気といった類のものばかりだった。

『……精神系の異常を戻せるかは試したことありませんでしたね……治るといいのですが』

「それも治せるってなったら、いよいよカゴノヒトの拠点は病院になっちゃうねぇ」

 快活に笑うヴィオラと、つられて笑うカゴメ。

 そんな二人のやりとりを傍で聞いていたレイが口を開く。

「それはそれとして……まずはそれより優先すべきことがあるだろう」

 レイが視線を向けているのは、クリスと共に拘束されているサキュバスだ。

 無力化は出来ているものの、まだ屈服させたわけではない。クリスが拘束を解けば、暴れるか逃げようとするか、いずれにしてもこのままにはしておけなかった。

『基本的には、ゴブリンやオークと同様、敵性種族は討伐ですよね』

「そうだねー。まあ拠点にいるメンバー全員集めてボコれば一瞬だと思うよ」

「そうだな。ダンジョン内で倒すことも出来たとは思うが、より確実な方法を選んだだけだ。早速手の空いてるものを集めるか」

『…………』

 黙り込むカゴメ。その様子を見て、ヴィオラとレイは顔を見合わせた。

「……カゴメちゃん、もしかして、何か悪いこと考えてる?」

『悪いこと、かどうかはわかりませんが……』

 そう断ったものの、モニターの中に映っているカゴメの顔には、悪戯小僧が何か『いいこと』を思いついた時のような笑みが浮かんでいた。

『ちょっと、試してみたいことがありまして』


 その『試してみたいこと』の内容を聞いたヴィオラとレイは、サキュバスに少し同情したのだった。


つづく

Comments

リアル世界設定ではやりにくい「人を乗せるヒトウマ拘束」を、ファンタジー世界で存分に登場させちゃいましたw 早馬並みに早くて小回りも利きますし悪路も走破出来る上、ゴブリン程度なら蹴り殺せる戦闘力も有しています。ゆえにこそ制約もだいぶ大きいんですけどねーw-; カゴメの思い付きに振り回されるサキュバスさん、哀れーw-ウム

夜空さくら

移動手段がまさかのヒトウマだったでござるw サクラさんのことだから普通の移動手段なんぞ用意するわけが無いと思っていたけど、まさかハリボテエレジーみたいな拘束具を出すとはw そして相も変わらず強力な加護に対して強力な拘束の強制がエグイことエグイこと。 さて、カゴメはいったいどんないいことを思いついたのかな~ 次回も楽しみにしています!

ミズチェチェ


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