記者、ヒトイヌ公園に入場する 笛吹ちぐさside⑤
Added 2021-12-07 14:43:35 +0000 UTC■ あらすじ:知る人ぞ知るヒトイヌ拘束が気軽に楽しめる有料公園『ヒトイヌ公園』。資産家による惜しみのない投資で成り立つその公園に、後ろ暗い裏があると睨んだ女記者・笛吹ちぐさ。後輩カメラマン・田中照正を連れて公園を訪れた彼女だったが、高額な一般入場料に手が出なかった。そこで彼女は自らヒトイヌとなり、照正をパートナーとして、公園内に侵入し、特ダネを掴もうとするのだが……。
■ 『ヒトイヌ公園』シリーズです。単体で読んでも、一応問題はないように書いています。なし崩しにヒトイヌになった彼女を待ち受ける、数々の試練をお楽しみください^w^ 笛吹ちぐさは無事特ダネを掴めるのか。それともヒトイヌ公園に飲み込まれてしまうのか! きっと今回もハッピーエンドですーw-ウム
■ 笛吹ちぐさsideは支援者様向けに公開、田中照正sideは全体向けに公開します。片方だけ読んでも楽しめるようになっています。
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犬と犬が出会った時、お尻の匂いを嗅ぎ合うのは、挨拶の一種である。
そんな話を小耳に挟んだことはあったけれど、それをヒトイヌ同士でされるとは思っていなかった。
鼻先といっても、その子も犬のマズル部分を模したマスクを身に着けているので、直接その子の鼻が私の股間に押し付けられたわけではない。
押し付けられたわけではない――といっても、それに近い体勢になっていることは事実であり、股間部分を刺激されたことには何も変わりがないため、私は死ぬほど驚いた。
慌てて前進してその女の子のヒトイヌから逃れる。
そうしたら、今度は前に立っていた男のヒトイヌとぶつかりそうになって、慌てて停止した。
「ウゥ……ッ」
近付いてみると、改めてその大きさが実感出来た。
本当に、男のヒトイヌはとんでもない巨躯だ。ラグビー選手とか、そういうプロスポーツの世界にいても何らおかしくない。
どうしてこんな恵まれた体格の人がヒトイヌをやっているのか――あるいはだからこそなのか――私には想像がつかない。
大きな体躯の大半は筋肉で構成されていて、恐らく実際にはとんでもないマッチョなのだろう。
ヒトイヌになって小さく縮こまっているのが信じられないほどだ。
その彼は、私をじっと見下ろしている。マスクの奥から見える目は、なぜか少し戸惑っているようにも見えた。
何気なく彼の視線を追いかけた私は、彼の彼の目線が自分の胸に向けられていることに気付く。
恥ずかしさで体が熱くなった。
(そ、そういえばハーネスで絞り出されてるんだった……!)
普通に立っている田中の視点は高かったので、あまり見られてなかったけれど、その男のヒトイヌの視線は私とほぼ変わらない高さになっているから、よく見えるはずだ。
ラバースーツに包まれているとはいえ、これ見よがしにブルブルと揺れているのだから、どうしたって注目はしてしまうだろう。
私はその視線から逃れるため、体を丸めかけた。
そこに、股間に再び衝撃が走って、私は体を逸らししまう。
「きゃぅっ!?」
肩越しに背後を振り返ると、そこではある意味想像通りの状況が広がっている。
(ちょ、ちょっと……っ!?)
女の子の方が私の股間に再度アタックをかけてきていた。マスク越しにも、ニコニコと笑顔を浮かべていることがわかる。
彼女の身に着けている拘束具も、私や男のヒトイヌとほぼ同じものだったけれど、明確に違う点が一つあった。
それは、彼女は頭全体を覆う全頭マスクを身に着けていなかったということだ。
そのため、彼女本来の黒髪がみえていて、風に靡いて揺れている。
癖のないストレートの髪が、肩口くらいで綺麗に切り揃えられていた。
いわゆるおかっぱ頭、という髪型だ。
ヒトイヌになっているにしては、真面目な方というか、清楚よりの髪色と髪型と言えるだろう。同じ女として、ちょっと憧れるくらいには綺麗な黒髪だ。
そんな髪をしている彼女が、ヒトイヌとして、正しく犬のように私の股間に鼻先を擦り寄らせている。
この公園は、本当にとんでもない公園だった。
「んふっ……くぅーん……♡」
楽しそうに唸る彼女が、私のあそこに鼻先を押し付けながら笑う。
笑った際に出た吐息が、ラバースーツ越しとはいえ私の股間に当たって、私はいまだかつて感じたことのない感覚に飛び上がりそうになった。
逃げたいけれど、目の前に男のヒトイヌが立ちふさがっているので逃げられない。
横に逃げればいいようなものだったけれど、パニックになった私の頭はそんな簡単な解決法にすら思い至らなかった。
ヒトイヌ拘束状態で、動きづらかったというのもあるけれど。
「クゥ……ッ、ウゥッ!」
その場で刺激を堪えながら、女の子のヒトイヌが満足するのを待たなければならなかった。
自分の手ではなく、誰かの手によって、あそこがぐいぐい押される感触は、経験のないことだった。
奇妙な感覚を押し付けられて、変な気分になってしまう。
「くぅ……っ!」
(や、やめ……っ)
「きゅぅん♡」
ぐり、と女の子のヒトイヌが、押し付けていた鼻先を回転させる。
想像以上の強い感覚に、私の背筋はピンと伸び、痺れるような感覚が、私の背中を通って脳天まで突き抜けていった。
「キャゥッ……ッ、フゥッ!」
変な気持ちになってしまいそうになって、思わず頭を左右に振った。
こんな状態で気持ちよくなってしまうとか、ありえない。
(お、落ち着くのよ私……! ただ、ぶつかられているだけじゃない……!)
私は深呼吸をして落ち着こうと試みるのだけど、その度に女の子のヒトイヌが鼻先を股間に押し付けてくる力を強めるため、全然落ち着くことが出来なかった。
むしろ変に体が反応し、ラバースーツの中でじっとりとした嫌な汗を掻き始めてしまう。
体全体が熱くなっていっていることを自覚する。
(こ、これ……なんか……やばい……っ)
押し付けてくる刺激が、どんどん私を追い詰めていく。
これ以上はもう耐えられない、と私がぎゅっと目を瞑った瞬間だった。
不意に女の子のヒトイヌの猛攻が終わり、何事もなかったように私に並んでくる。
(あ、あれ……?)
いざその感覚が来なくなってしまうと、かえって唖然としてしまう。
女の子のヒトイヌはとことこ、と私の隣に並ぶと、満足げに小さく鳴くのだった。
そして私の前に移動して――男のヒトイヌを押しのけるようにしながら、私にお尻を向けた。
彼女は肩越しに振り返って私の方を見ると、楽し気に一声啼いた。
「くぅんくうんっ!」
そう鳴きながら、彼女はお尻を私の前でフリフリと降って見せる。
どうやら自分と同じことをしろと言っているようだ。
正直なところ、マスクとはいえ、人の股間に顔を突っ込むような真似をするのは出来れば避けたいことだった。
いくら自分自身の鼻先ではないといえ、やはり顔の付近を人の股間に押し付けるのには抵抗がある。
それでも、やらないと目の前の彼女は満足してくれなさそうだった。
(やれば満足するでしょうし……嫌だけど、ここはこれ以上状況が悪化しないうちに、言うことを聞いておいた方がよさそうね……!)
私はさっさと済ませるつもりで、その子の股間へと改めて視線を向けた。
そして、すぐに後悔した。
彼女が身に着けている装飾品は、全頭マスク以外は私とほぼ同じだ。
全身は黒くぴっちりとしたラバースーツに覆われ、大きな尻尾飾りが肛門辺りから生えているように見える。
それはつまり、その子の姿はいまの私を外から見た姿でもあるわけだ。
自分がいまどういう姿と格好をしているのか、ハッキリと見せつけられる形になってしまっている。
そしてその様子は――改めてみると、とても恥ずかしい姿だった。
(ぴっちりスーツのせいで……あそこがどんな形をしているのか、わかっちゃってるじゃない……!)
体にぴったり張り付いているスーツは、自分の体の感覚だけでも結構恥ずかしい物だとわかってはいたけれど、傍から見るとそれがどれくらい体のラインを明らかにしているかがよくわかってしまい、余計に恥ずかしく感じられてしまった。
常連であろう彼女が着ているラバースーツは特別製で、私の見た目は彼女ほどではないかもしれないけれど、似たようなものではあるはずだ。
ぴったりと張り付いたラバースーツは、股間のわずかな盛り上がりも完璧に露わにしてしまっている。
ふっくらとした恥丘の形状や、そこに割れ目が存在することもハッキリと目で見て取れてしまっていた。
それは当て布をせずに薄い布地の水着を着用するのとほとんど変わらず、もしも普通の場所でそんな服を着ていたら、それはもう痴女以外の何者でもないだろう。
そんな状態の股間を、間近に見せつけられて何も感じないほど、私の羞恥心は枯れていなかった。
加えて、私を恥ずかしい気持ちにさせているのは、肛門の方の様子にもあった。
もちろん尻尾飾りが穴を完全に塞いでいるので、外から肛門が見えているわけではない。
ただ、それでも肛門に何かされている、というのは明らかで、かなり恥ずかしい状態であることに変わりはなかった。
それを見せつけられ、私は顔から火が出るほど恥ずかしい思いをする。
(うぅ……と、とにかく『挨拶』して……この場をどうにか凌ぐしか……)
私はゆっくりと顔をその子の肛門に近づけていく。
ラバースーツが覆っているから、特に彼女自身の匂いはしない。それは少し安心材料ではあった。
ゆっくりと鼻を近づける。ここで想定外のことが起きた。
本来の私の鼻よりも、当然だけどマスクの方がかなり高くなっている。
そのため、距離感を見誤ってしまった。まだ当たらないだろうと思っていたのに、彼女の股間に私の鼻先がぶつかってしまったのだ。
「ぶっ!?」
マスクによって衝撃が分散されたとはいえ、私の顔全体に衝撃が走る。思わず目を瞑って体を固くしてしまった。
「フギュゥッ!♡」
一方、股間に私の鼻先が強くぶつかってしまったその子は、大きく声をあげて体を捩った。
彼女のあそこにぶつかった私の鼻先から、ぐちゅっ、という何とも言い難い感触が走る。
汗なのか、それとも全く別の液体なのか。少なくとも彼女の股間はそんな音が立つ程度には濡れているようだ。
「ン、ュゥッ……ッ♡」
刺激が気に入ったのか、彼女はくるくると喉を鳴らしつつ、さらに私の顔に股間を押し付けてくる。
体を固くしていた私は、その彼女の動きによって、私の鼻先が当たっているところから、激しい水音が聞こえるのを実感させられた。
(へ、変な気分に……なっちゃう……っ)
ぐちゅぐちゅと激しい水音が響く。
徐々に彼女の様子はより強い快感を得ている様子に変わっていき、目をとろんとさせ、フゥフゥと荒い呼吸をしていた。
「くぅん……♡ きゅるぅぅ……♡」
とにかく気持ちよさそうだ。そんな風に感じる暇なんてなかったから、私には彼女の気持ちはわからない――はずだった。
だけど、人の股間に鼻先を突っ込み、刺激を加えているという倒錯的に過ぎる状況が、私の頭を奇妙に痺れさせた。
「フゥ……フゥ……フゥ……っ」
思わず止めてしまっていた呼吸を、再開する私。
その鼻腔に、匂わないはずの彼女のそういう匂いが入り込んで来たような気がした。
頭が変にくらくらする。
(ウゥ……変な、気持ちに……っ)
ふと、視線を感じた。
見ると、男性のヒトイヌが私の方を見て、目を丸くしていた。
それはまるで、普通の人が変態行動を取る変人を見て、驚いているかのような目で――薄れかけていた私の羞恥心を、この上なく煽って来た。
「フグぅっ……!」
反射的に強い呼気になってしまった。
「ハフゥッ!♡」
それがさっき私が彼女にやられたように、女の子のヒトイヌの股間を直撃したようで、女の子の方も体を捩って反応する。
正気に戻った私は、慌てて二人から距離を取る。
女の子のヒトイヌの方は少し残念そうだったけれど、それ以上しつこく追いかけてはこなかった。
「くぅん♡ くぅん♡」
人懐っこい声をあげ、その子が私に擦り寄ってくる。肩口に頭を摺り寄せてくる程度なら、私もそう慌てずに受け止めることが出来た。
男性のヒトイヌの方は少し距離を置いたところで、そんな私たちのやりとりを見つめていた。
その目は、常に女の子のヒトイヌの方を向いている。
(この人たち……もしかして、恋人だったりするのかしら?)
そうだとすると、さっきのヤクザみたいな二人組は、この二人のパートナーではないことになるのだけど。
この二人も含めて、一体どういう関係の四人組なのか、非常に気になった。
暫く普通に女の子のヒトイヌとじゃれていると、例の二人組に連れられて、田中が遊技場の中に入ってくる。
私は思わず、田中の足元に駆け寄った。
「だ、大丈夫でしたか? せんぱ……っと、とっ。ち、ちーちゃん……」
「ウーッ……」
自分でつけた癖に、恥ずかしがらないで欲しいものだ。
私がそういう意図を込めて唸ると、田中は「すみません」と反射的に謝ってしまっていた。
そんな私たちの関係を、微笑ましいもので見る目で見つめていた例の二人組が、とんでもない提案をしてきた。
「そうだ、せっかく遊技場に来たのだから……君もその子と遊んであげたらどうだい?」
そういってその男が示したのは、壁にずらりと並べられた玩具の類だった。
「『そういう用途』のものも色々と揃っているから――楽しめるよ?」
言いながら彼が棚から取り出したのは、玩具は玩具でも。
ローターやバイブと言った『大人の玩具』だった。
つづく
Comments
果たして純情ボーイ田中は思い人をどう責めるのか!0w0クワッ! その筋の人に見えるベテラン勢に見守れながらの素人プレイとか、なんかもう完全にそういう筋の人に捕まった若夫婦の、哀れな強制AVデビューの絵に見えなくもないーw-ウム
夜空さくら
2021-12-09 13:25:53 +0000 UTCここはそういうプレイを元にパートナーと触れ合う公園ですもんね。 つまりやらない場合は何しにここに来たの?って疑問に思われるので、ここは一つ田中君の天然サディスティックに期待したい所ですね~ がんばれ田中君!取材の成否は君のパートナーっぷりにかかっているぞ! ちーちゃんことちぐささんは遊ぶことを受け入れるのか?それとも拒否るのか?次回が楽しみです♪
ミズチェチェ
2021-12-07 14:53:23 +0000 UTC