箱詰倶楽部の社長詰め おわり
Added 2022-02-11 14:21:41 +0000 UTC■ 箱詰倶楽部社長ファンの方、お待たせしました!0w0クワッ! いつもは管理側に回る箱詰倶楽部の社長が、箱詰めされる話です! ちょっと時期外れ? むしろ時期通り?なお話です!0w0クワッ!
■ この作品には箱詰め、呼吸制御、完全拘束などの描写が含まれます。苦手な人は回避をお願いします。
■ なお、箱詰倶楽部でのプレイは謎の技術で安全に配慮が成されています。真似をすると死ぬので真似しないでくださいーw-ペコリ
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「ん……」
最高の箱詰めプレイを経て、微睡みの中にあった社長が目を覚ます。
頬に当たる新鮮な風を感じた彼女は、最初朦朧としている間に箱詰めプレイが終わったのだと解釈した。
(もう少し味わっていたかったけれど……仕方ないわよね……ん?)
箱詰めプレイに傾倒している彼女だが、一生それで過ごすことは出来ないことも理解している。
プレイにはメリハリが大事な要素であるとも考えており、ある程度楽しんだあとはまた日常に戻ることが必要だ。
だからプレイが終わることに寂しさは感じても、文句はなかったのだが――
(……顔の向きが、違う?)
箱から出されて寝かされているのであれば、普通は仰向けにするだろう。それがもっとも自然な体位だからだ。
しかし現在、社長は顔がまっすぐ前を向いていることを感覚で理解した。
椅子に座って作業をしている時に、居眠りをして目が覚めた時のような感覚だった。
どうなっているのかと、社長はゆっくり目を開く。
その視界の半分が、無機質な板で遮られていた。
普段彼女が目線を下に堕とした時、彼女の視界には自分自身の乳房が入り込む。
彼女は度を超えた巨乳というわけではないが、一般平均に照らせば「ある」方であり、体勢によっては足元が見えづらいこともあった。
だが現在の彼女の視界を遮っているのは、その見慣れた乳房ではなく、無機質な平たい板であった。
(これ、って……)
首を動かそうとした社長は、首が緩く締め上げられているような感覚を覚える。
彼女の首は板に空いた穴に通すような形で固定されていた。首輪に板の穴がしっかりと噛み合い、ほとんど動かせないようになっている。
板の上の晒し首になっているような感覚だ。首から上には全頭マスクを始めとした拘束具が一切ついておらず、綺麗な状態に整えられているのがなんとなくわかった。
「ん……っ」
首から下の感覚はまだいまいち掴めない。
社長が意識をはっきりさせるために呻くと、その呻き声に反応する物がいた。
「おっ、社長! 目を覚ましたのかい! 体の不調はないと思うけど、大丈夫かな!」
ずんずん、と巨人の技技名が社長のすぐ傍にやってくる。
社長はその技技名を、かなり苦労して見上げなければならなかった。どうやら、社長の首は床に直接座っているような高さになっているようだ。
元々見上げなければならないほどの巨体な技技名であるため、見上げるのも苦労するのは当然であった。
「意識は割とはっきり、してるけど……体の方はいまいち、どうなってるかわからないのだけど……どうなってるの?」
「もちろん箱詰めにしてあるのさ! いつもとちょっと詰め方は違うけれどね!」
こともなげにそういった技技名は、社長の目の前に大きな姿見を持ってくる。
横にも広いその鏡には、社長の全身がしっかり映し出されていた。
「……わぉ」
そう社長が呟いたのは、そこに映っていた自分の姿が、予想よりも遥かに『箱詰め』な状態にあったからだった。
まず社長の首は、彼女自身の始点でもわかっていたように、穴の開いた板に通すような形で固定されていた。
ちょうどまっすぐ前を向いて顎が板に着くかつかないか、というところまでが固定されており、ある程度左右に曲げたり、傾げたり、見上げたりは出来るようになっていた。頷くのは顎が板に当たってしまうので難しいが、一応浅くならできなくはない。
傍から見ると本当に晒し台に置かれた生首、という風情だった。
ただしもちろん、その板の下に彼女の体は続いている。
板の下は、四角く透明な箱になっていた。そこに彼女の体が収まっている。
ただし、ただ収まっているのではなく――非常に変わった体勢になっていた。
まず全体は相変わらず黒いラバースーツに覆われていた。ちょうど首を固定している場所の上下で湧かれており、肌の色がそこから変わってしまっているようにも見えた。
背筋はピンとまっすぐ伸びている。そして、両足が、足首を体の前でクロスを組むような形にされていた。太いベルトのようなものが十字に巻き付けられており、そのベルトが胴体にも回されて、しっかり体に沿うように引きつけられている。
結果、社長の乳房は両足によって押し潰されるような形で圧迫され、その足自身、全く動かせないようになっていた。
両腕はというと、肘は体に沿うように固定され、両手の先は股間を覆うように前に出すように股間の前でクロスを組まされていた。手首にも十字のベルトが掛けられており、動かせないようになっている。
手の先は丸いミトン状の手袋が被せられており、拳を握り込んだ状態で動かせないようになっている。
(なにか……握り込まされてるわね……?)
それをすぐ理解出来たのは、箱詰めプレイに理解の深い彼女だからこそだろう。
何かスイッチに触れているような感覚があったが、とりあえず動かすことはせずに技技名の説明を待つ。
窮屈に折りたたんだ体には四方から圧力がかかっており、ぎゅうぎゅうとした箱詰めの感覚を余すことなく感じることが出来た。
なお、股間部分は腕が交差していて見えにくくなっていたが、何やら管が飛び出しているのが見えたため、何かされたままだということは簡単に想像することが出来た。
全体としては、こじんまりとした箱に頭以外の体が収まっている形だ。
眼で見てそれを認識したことにより、社長は自身の体の状態をはっきり理解することが出来た。
「首から上に関しては、しずながしっかり整えてくれたよ!」
「ああ、道理で……やけに普段通りの化粧とかされてると思ったわ」
なお、技技名は手先は器用でなんでもできるタイプだが、化粧の類だけはあまり得意としていない。本人が最低限のメイクで済ませているので、単純に経験値が低いのである。
一方のしずなは、たまに社長が箱詰めプレイに疲れ果てている時に、外向けの体裁を整えなければならない時、彼女が化粧を代行することがあるため、意識のない社長に化粧をするのも手慣れたものだったりする。
「そこまでして外見を整えたということは……つまりそういうことね?」
「そう! 社長には暫くその状態で仕事を含めた生活をしてもらうってことさ!」
技技名の宣言に、社長は予想していたように苦笑した。
「前にしずなちゃんにやってもらったみたいな形式じゃ駄目だったの?」
「それも考えたんだけど、やっぱり社長は顔を見せないといけないからさ!」
そう技技名は言ってから、まてよ、と呟く。
「顔にセンサーを取り付けた仮面を張り付けて、それを画面に表示した立体映像に反映させれば……」
新たなアイデアが湧いたのか、メモを取り出す技技名。
「これは……行けるかも! 社長! あたしは早速試作に入るよ!」
「はいはい。動かし方はしずなちゃんの時と同じでいいのかしら?」
握り込まされていたものについて、社長は手探りで感覚を掴む。
彼女が握らされているものは、某ゲームのコントローラーのように、スティックとスイッチがついていた。
試しにそのスティックを社長がゆっくり倒してみると、彼女が詰められた箱が前方へと移動する。
動けることを確認した社長は、壁や物にぶつからないように注意しつつ――ゆっくりと技技名の研究室から出て行こうとした。
技技名の研究室の扉は自動扉だったため、そのままそこを潜り、廊下に出る。
「さて……と。まずはどこに行きましょうか」
首から上は自由な感覚なのに、首から下は常に圧迫されているような感覚がある。
箱詰めの感覚を味わいながら、社長はまずエレベーターホールへと向かった。
(確かしずなちゃんの時は……どれかのスイッチがエレベーターのスイッチと連動してたのよね)
適当なスイッチを押してみる社長。押した瞬間、彼女の股の間の機械が動き出した。
「んぁっ。……こ、こっちのスイッチだったのね」
思わず声をあげてしまった社長。
いまさら恥じらうのもどうかと彼女自身思うものの、普段は顔まで箱詰めされた状態であるため、そういう反応を表に出せること自体が珍しい。
少し恥ずかしく感じつつ、次のスイッチを押す。
するとエレベーターのボタンが点灯し、エレベーターがやってきた。
その中に滑り込むと、今度は回数ボタンだ。
(いまのが開くボタンとして……それなら、こっちかしら?)
そう考えながら別のボタンを押す。
すると回数ボタンの中で、一階の表示が点灯した。
「……誰かいるかしら」
ドキドキしながら降りて行く社長。
果たして、一階でドアが開いた。
そして、目をまん丸に見開いた会員の女性と目が合ってしまう。
「――きゃぁっ!?」
思わず悲鳴をあげて、後退りする会員に社長は謝る。
「驚かせて申し訳ありません。箱詰倶楽部へようこそ」
にっこりと笑顔で――若干頬が朱に染まっていたのはご愛敬だ――社長はそう呼びかけるのであった。
その後、その会員はその時の社長の箱詰め姿が忘れられず、ぜひ倶楽部のプランに組み込んで欲しいと熱烈な要望を送ってくるのだった。
なお、いきなり現れて会員を驚かしたことに関して、社長がしずなにこってり絞られたのは、また別の話だ。
その後数日の間、首から下が箱詰め状態で仕事をした社長は、とても活き活きとしていたという。
箱詰倶楽部の社長詰め おわり