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夜空さくら
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【バレンタインネタ】羽桜ちゃんはチョコにもシテくれる【状態変化】

■ 異世界から転生してきた元魔王にして覇王である『万江刃羽桜』は前世の力をほぼそのまま振るえます。それを用いて彼女がしているのは――周囲の変態的な願い事を叶えること。人間の性的多様性と限りない欲望を、時にドン引きしながらも叶えてあげているお話しです。

■ 今回はバレンタインネタです!0w0クワッ! 「私を食べて♡(物理)」を願う女の子と「食べた彼女を出産したい」と願う男の子の話です。……前半はともかく後半はどうしてこうなった? ワタシニモワカランーw-;


■ コメントなどで「羽桜ちゃんにシテ欲しいこと」を書き残していただけると、場合によっては羽桜ちゃんが叶えます。緩いリクエスト受付みたいなものですが、必ずしも採用されるわけではないので、そこはご了承ください。羽桜ちゃんに関してはツイッターでも色々呟いていますのでそちらもどうぞ→twitter/yozorasakura

■ このシリーズは支援者様のみの公開になったり、全体向けに公開したり、その時の内容によって変えようと思っていますので、あらかじめご了承くださいーw-ペコリ

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 余が魔法を唱えて掌を向けると、その先に立っていた女子(おなご)の体が縮んでいく。

「むぎゅ……っ♡ ふぎいぃいぃ……ッ♡」

 魔法による影響とはいえ、身体が圧縮されていく感触は凄まじいものだ。

 プレス機に挟まれてゆっくり圧をかけられているような感覚に陥っているはずだった。

 徐々に小さくなっていく女子の身体は、手足が複雑に折れ曲がり、より小さく丸まった形になるように変形していく。

 両足は頭の後ろで足首が交差するように持ち上がり、両手は背中側で組んでいる。

 四角い盾のような形になった身体はさらに縮小され、机のうえの箱の中に収まっていく。

 箱の中には身体の形に合うようにクッションが敷かれており、隙間なく綺麗に収まった。

「お、おぁ……♡ あっ♡ おっ♡っ……ぉ………………」

 気持ちよさそうに喘いでいたその者の声が聞こえなくなる。

 箱を覗き込んで見れば、そこには茶色い塊になった女子の形をしたものが鎮座している。

 近付いた拍子に、ふわりと甘いチョコレートの香りがした。

 特別甘いような気がするのは、気のせいではない。

 この女子の持つ感情を甘さに変換したらこのようになるのだ。

 箱に蓋をし、綺麗なリボンを使ってラッピングを行う。

 余はこういった物の機微に疎いのだが、本人が自分で選んだだけあって、中々いい見栄えになったのではなかろうか。

 しっかりラッピングを済ませた後、余はすぐ傍で待ち構えていた其奴にその箱を渡した。

「ほれ。心して受け取るがいい。お主の恋人のチョコだ」

 普通の意味とは違い、本当に『恋人が』チョコなわけだが。

 其奴は嬉々として余の差し出したチョコを受け取り、大事そうに胸に抱えた。

「羽桜ちゃん、ありがとう! 大事に食べるよ!」

「……そうするがいい」

 どう考えても、恋人が目の前でチョコになった男の子(おのこ)のいう台詞ではない。

 だが、この二人に関してはその反応で正しいのだ。


 なにせチョコになって食べてもらいたい、と言ったのはチョコになった女子――翠本人の希望なのだから。





 バレンタインというイベントが存在すること自体は、この世界のこの日本で十数年女子として暮らしていれば、当然理解している。

 配下の女子どもが特別なイベントとして見ていることは当然余も心得ている。

 このイベントに合わせて余からの『ご褒美』を授かろうという者も多いからだ。

 男の子どもは余からのチョコを所望することも多いが、女子どもの場合、自身が思い人に贈ろうとしているチョコについて相談してくることも多かった。

 中には直球に『贈った相手と両思いになれるチョコ』を望むような俗な願いの者も当然いたが、余の配下には相当な変わり種の願いを持つ者も多くいた。

 特に今目の前にいる女子――川島翠の願いは相当な変わり種だった。


「私を食べて♡(物理)がやりたいの!」


「やりたいの、ではないが?」

 遠慮せず願いを言えとは言ったが、少しは遠慮というか、配慮というものを余の配下どもには覚えて欲しいものである。

「一から詳しく説明せよ」

「だからね、バレンタインって特別な日でしょ?」

「まあ、そうだな」

「だから贈るチョコも最高に特別なものにしたいじゃない」

「まあ、わかる」

「だから私自身がチョコになれば最高に特別じゃない!」

 お主は何を言っているのだ。

 そうツッコミを入れてやりたくなったが、本気で言っているのが余にはわかるので、いまさらではある。

 余は溜息を吐きつつ、再度口を開く。

「つまりお前はチョコになって、思い人に食されたい、というのだな?」

「うん! あ、でもそれで人生終わりっていうのは……惜しくはないけど……味気ないから、しっかり消化吸収されたあとで復活出来るようにして欲しいな♡」

「欲しいな♡ ではないが」

 というか、惜しくはないのか。

 元々食べられて終わりにするつもりはなかったから、それはいいのだが――いや良くないが――覚悟が決まりすぎてはなかろうか。

「そこで、提案なのだけどね」

「いたのか、お主」

 ひょっこりと口を挟んで来たのは、いままさに目の前の翠が食べてもらいたいと口にしていたその男子――中村英之であった。

 ちなみにこの二人、とっくの昔に付き合っている。

 だから今回のバレンタインのチョコのやりとりは、愛の確認作業であって告白ほどの重要性はない。

 それでも普通にチョコを送り合うだけでは満足出来ぬあたり、余の配下らしい強欲さというかなんというか。

 ちゃんと『ご褒美』を得るだけの成果は出しているから、そこに問題はないのだが。


「食べた後のみっちゃんを、ボクが出産するような形に出来ないかな?」


「お主は何を言っているのだ」

 しまった、つい安易なツッコミが口に出てしまった。

 余からすればごく普通のツッコミであったのだが、其奴は意外なツッコミを受けた、とばかりにきょとんとした顔をする。

「え? だって普通に考えるとその方が自然とは言っても……みっちゃんを嘔吐したり、排泄したりするような形で体の外に出すのは嫌だもの」

「そういう問題ではないと思うのだが……そもそもお主、男子(おのこ)であろう」

 余の配下の中には同性愛者も割と多く存在するのだが、この二人に関しては異性愛者である。

 つまりチョコを贈られる此奴は男の子であるわけだ。

 それが出産したいなどという願いをしてこようとは、一体余の配下どもの思考はどうなっているのか。

 時々余は配下のことを何もわかっていないのではないかと、遠い目になってしまうことがある。

 そんな余の想いなど知らぬ様子で、其奴は応えた。

「だからチョコのみっちゃんを食べたら、一時的に女体化するようにして欲しい。そしてお腹にみっちゃんを宿して、生んであげるんだ」

「りっくん……! 私、嬉しいよ!」

 余が目の前にいるにも関わらず、熱烈な抱擁を交わす二人。

 なぜだろう。

 余はまだチョコを一つも食べていないはずなのに、胸焼けがする。

「はぁ……まぁ、そういう形に出来なくはないから、してやろう……」

 余は深々と溜息を吐きつつ――二人の望みを叶えるために、それを実現するための魔法を編み上げたのであった。





 そうして『食した物を女体化させ、自身を妊娠・出産させるチョコに変えてしまう魔法』を翠にかけてやり、英之に渡したのであった。

「早速食べてもいいかな?」

 ウキウキと嬉しそうに箱を手にしている英之。

 余は溜息を吐きながらも、好きにせよ、と投げやり気味に許可を出した。

 英之は喜び勇んでラッピングを解き、箱の蓋を開ける。

「わぁ……! 本当に、みっちゃんがチョコになってる……! 可愛い……!♡」

 無機質なチョコとなった翠の方は何も応えない。

 ただチョコになった時の格好と表情のまま、食べられる瞬間を待っている。

 英之は両手を使って、チョコの翠を大事そうに持ち上げた。

「へぇ……かなり細かいところまで残ってるんだね……」

 英之が注目していたのは、股間部分だ。

 翠は人並み程度に恥毛が生えているので、そこの部分に注目しているのだろう。恥毛もチョコになって残っている。

「ぺろっ……わっ。甘い……♡」

 舌を伸ばして、その股間部分を舐めあげる。チョコになった恥毛が溶け、英之の舌に絡みついて口の中に飲み込まれていった。

 甘みに関しては、翠がどれくらい英之を思っているかで違ってくる。

 もの凄く甘く感じるということは、それだけ良好な関係を築けているということだ。

 どちらも余にとっては等しく大事な配下である。

 そんな相手と出会うことが出来たこと自体は祝福してやらねばならない。

 その結果が「チョコになって相手に食べられたい」と「チョコとして食べた相手を出産したい」という願望というのは、いささか思うところもあるのだが、いまこの場で指摘するのは無粋というものだろう。

 独り納得して頷いていると、英之はチョコになった翠の胸を舐めた。

 翠の胸部は年相応の膨らみを有している。

 十分隆起しているのがわかる程度には膨らんでいるわけだ。

 英之が舐めていると、その乳房は先端からとろりと白い液体を――ホワイトチョコを滲み出し始めた。

 それを英之はますます美味しそうに舐め取る。

「んー♡ 美味しい……♡ みっちゃん、どこ舐めても美味しい……♡」

 嬉々として舐めていた英之は、幸せそうにそう呟いていた。

 その身長が若干縮み、筋肉質だった身体が丸みを帯び始める。喉仏が小さくなり、髪の毛が少しだけ伸びた。

 そのチョコは食べ進めれば食べ進めるほど女体化するようにしてある。英之は食べるのに夢中で気付いていないようだ。

「ちょっともったいない、かもだけど……あーん♡ んぅっ♡」

 大きく口を開けた英之が、チョコとなった翠の股間部分をまるごと口の中に含んだ。

――パキッ。

 そして、その勢いのまま、翠の下半身辺りを割ってしまう。

「んぅっ!♡ うわっ、これ、すご……っ! 美味しい! めちゃくちゃ、美味しい!」

 チョコを口に頬張りながら、感激した様子で打ち震える英之。語彙力が死んでいる。

 食レポとは言わないが、もう少し美味しい以外の語彙力を身につけさせるべきだろうか。

 その身長が一気に縮み、着ていた学生服がダボダボに緩んだ。

 ただ、胸の辺りだけは内側から押し上げるように乳房が存在を主張しており、結構な巨乳女子に成りつつあった。

 長い髪がさらさらと伸びるのも構わず、英之は口に含んだチョコをごくりと飲み込む。

「ん~! 美味しい! みっちゃんチョコ、最高!」

 さらに残った上半身から上のチョコに、再び齧りつく。

 今度は上半身、胸の辺りまでを口に含み、パキッと割ってしまう。

 それで英之の手の中に残ったのは、翠の首と足先の部分だけになった。

「ん~♡ チョコの中からとろとろのホワイトチョコレートが滲み出して来てるぅ……♡ ずっと舐めていたい……♡」

 ウイスキーボンボンじゃあるまいし、酔う要素は微塵もないはずなのだが、英之はすっかりとろんとした目つきになり、幸せそうにチョコの翠を味わっていた。

 よっぽど相性がいいのか、多幸感に酔っているようだ。

 その体つきはすっかり女子のものとなっていた。

 身体の大きさがそのままであれば、骨格の違いでそうはならないはずだが、英之の場合、かなり体格の差が出る変化になったようだ。

 履いていたズボンがずり落ち、足下に落ちてしまっていた。その際にパンツも一緒にずり落ちる。下半身裸になってしまっていたが、幸いというべきか、オーバーサイズになった学生服が太股辺りまで覆って股間部分は隠せていた。

 本人はチョコに夢中になっているため、気付いていないようだ。

 口の中のチョコを飲み込む頃には、英之はすっかり女子の身体になっており、さらりと流れる長い髪が少々鬱陶しそうですらあった。

 女子になった英之は、手に残った翠の頭を名残惜しそうに見つめる。

「もう、これだけになっちゃった……美味しかったよ、ありがと♡」

 翠の口に優しくキスをした後で、英之は口の中にそれを放り込んだ。

 ころころ、と暫く口の中で転がした後、ぐちゃり、という音を立てながら翠の頭部をしっかりと咀嚼する英之。

 翠がどんな感覚を抱いているかは、余にもわからない。

 ただ、チョコになっているから、食われることがとても嬉しく感じていることだろう。

 チョコの翠を平らげてしまった英之。満足そうにチョコ臭い息を吐いたところで、ようやく自分の体の変化に気付いたようだ。

「うわっ。いつのまに……!? わぁ……なんか、スースーする……」

 少し慌てた様子で股間を抑えている。下半身裸であることに少々羞恥を感じているのか、頬が若干赤くなっていた。

 英之はしばらくの間、変わってしまった自分の体を興味深そうに感じていたが、その余裕はそう長く続かなかった。

 その息遣いが徐々に荒くなり、全身が火照ったように熱くなって、大量の汗を掻き始める。

「はぁ……はぁ……はぁ……ッ、羽桜、ちゃ……これッ……うっ!」

 英之がその場に膝を突く。手でお腹を押さえ、苦しそうに唸った。

 その腹部が、徐々に膨らんでいく。

「あぅ……っ。えっ、こんな、急に……!?」

 どうやらもう少し緩やかな変化を想像していたようだ。

「当然であろう。そう何か月もお主の腹の中に其奴を入れておくわけにもいくまい」

「ぼ、ボクはそれでも……良かったんだけどな、ぁ……ッ!」

 ムクムク、と英之の腹部が大きくなって、元々着ていた服がパツパツになってしまう。

 締め付けられるのが苦しかったのか、英之は服の裾を捲り上げ、大きく膨らんだ腹部を露わにした。

「はー……っ、はー……っ、はー……っ!」

 ぜえぜえと苦し気に息をする英之。そうしている間にも彼の腹部は更に膨らみ、双子か三つ子でも入っていそうな膨らみ方になっていた。

「ふむ、そろそろだな。横になっていた方が良いぞ」

 余がそう進めると、英之は重くなった腹部を抱えつつ、なんとか仰向けにその場に寝転んだ。

「ふぎ……ッ、あひぃっ!?♡」

 どうやら、お産が始まったようだ。

 最も本来感じるであろう陣痛は全て快楽に転化しているので、実際の出産よりはだいぶ楽なはずではある。

 お産の苦しみ――今回は悦びだが――に藻掻く英之。そんな彼の様子を見ながら、余はしみじみと昔のことを思い返していた。

 昔というのは、覇王であった前世のことだ。

(……懐かしいな)

 余もかつては一匹の魔物として、出産に挑んだことがあったのだ。

 その時のことを思い返し物思いに浸っている間に、英之のお産は進んでいた。

「あひいいっ!♡ からだぁっ、さけるぅっ!♡」

 痛みはなくとも、感覚としてはそうなるのだろう。

 大股開きになった英之の股間の割れ目は、内側から徐々に広がっていた。

 ただしその割れ目から見えるのは、胎児の頭ではない。色は茶色で、完全な丸みを帯びたフォルムをしている。

 それは言ってしまえば、巨大なチョコボールだった。

 英之の産道を無理矢理広げながら、そのハンドボールレベルの大きさのボールは外に出てこようとしていた。

 普通の女子なら、文字通り体が裂けてしまいかねないレベルの大きさだから、彼が悲鳴をあげるのも無理もない。

 だが英之は悲鳴をあげて泣き叫びながらも、決して足を閉じようとはしない。それだけはしないようにか、渾身の力を込めて足を広げ続けている。

 その状態で暫く英之は喚いていたが、ひと際大きな悲鳴をあげた。

 とうとう、大きなチョコボールが完全に外に転がりでた。

「~~~~~~ッ♡♡♡」

 ボールが出る寸前、英之は激しく体を痙攣させ、何度も絶頂に脱したようだった。

 精魂尽き果てたとった様子で力尽きる英之。

 余はそんな英之をひとまずそっとしておいて、転がり出たボールのを方を見た。

 ボールは最初ハンドボール大の大きさだったが、その体積は徐々に増えていった。

 ハンドボールからバスケットボール、バスケットボールからさらに大きく、そのチョコボールは大きさを変えていく。

 そして両手で抱えてやっと運べるほどの大きさになった時――それの表面がひび割れ、中からチョコ塗れになった翠が現れた。

「ゲホッ、ゴホッ! ウー……あうぅ……」

 泥沼から這い出した時のように、翠は呻きながらその場に転がった。

 ボールの中にぎゅうぎゅう詰めになっていた状態だったらしく、かなり苦しかったようだ。

 だが、苦しそうに息はしていたものの、その顔にはどこか満足そうな表情を浮かべていた。

 それは変則的な形とはいえ、翠を出産した英之も同じで、力なくその場に倒れていながらも、その表情はどこか満足そうだった。

 一応これで、二人の願いは叶えたことになるだろうか。

「やれやれ……全く、愛い奴らよ」

 余は配下である二人の幸せそうな様子を見て、そう呟くのであった。


 なお、女の体になっていた英之は、その夜には女子から男の子の姿に戻った。

 ただ――出産の経験があまりにも強烈すぎたせいか、英之の物腰がどことなく女子よりになってしまい、後に悩み事として相談を受けることになる。


おわり

Comments

人間の業には羽桜ちゃんもびっくり0w0; このシリーズはいかに羽桜ちゃんをドン引きさせられるかで面白さが決まるなと思っていますーw-ウム 今回も傍で見守りながら、羽桜ちゃんはドン引きしてたと思います^w^;

夜空さくら

すげえ、どうしたらこんなエロの常識を超えた発想が飛び出るのか(誉め言葉) 女の子からチョコ化を希望してチョコになったあげく食べられるまでは、まあ、いるだろうな~レベルだったんだけど、食べて女体化して出産したいというさらに上?斜め?それとも谷底に堕ちる?レベルの変態プレイを希望する男子が居ようとは。 命の保証付きならばどんな変態プレイも出来る。 人間とは実に恐ろしき業の深さを持つ生き物だなぁと再認識してしまいましたw そして久しぶりの羽桜ちゃんシリーズ最高だった! 業の深さ的にも、エロさ的にも、とても良かったです!

ミズチェチェ


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